内定者フォローは何をやるべき?企画例や便利なツールを紹介

内定者フォロー
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内定者フォローは、内定者の不安・悩みの解消やスムーズな入社・活躍につなげるための取り組みです。新卒採用は内定(内々定)通知から入社まで半年以上の期間が空くこともありますが、近年は売り手市場で学生側が企業を選びやすい状況が続いており、内定辞退を避けるためにはこの期間のフォローが欠かせません。

とはいえ、内定者フォローの方法が分からず、「苦労して採用しても内定辞退が発生している」「内定辞退を防ぐための内定者フォロー強化を実施したい」「内定者の満足度が高いフォロー企画が知りたい」とお考えの人事採用担当者の方も多いのではないでしょうか。本記事では、内定者の悩み・不安を紹介したうえで内定辞退を防ぐために有効な内定者フォローの企画例やポイントを紹介します。

人事ZINEでは、人事・採用担当者の方に向けて「【内定者フォロー編】人事なら知っておきたい 採用基礎知識まとめ」をご用意しております。内定者フォローの概要や実践的なフォロー施策をまとめております。内定者フォローの企画をご検討する際はぜひご活用ください。

【内定者フォロー編】人事なら知っておきたい 採用基礎知識まとめ
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内定者フォローとは?

内定者フォローとは?

内定者フォローとは、内定を通知した学生が内定辞退することなく、自社に入社してくれるために企業側が行うフォローのことです。

企業側は、自社が求める人材を人員も予算も割いて募集・選考したなか内定者全員が入社してもらうのが理想ではありますが、一方で学生は内定が出た後も「本当に入社しても大丈夫か」と不安を感じたり、他社からも内定が出て迷ったりしている可能性があります。

そこで、内定者の不安を解消して入社してもらい、また入社後もスムーズに業務についてもらうための取り組みが内定者フォローです。

内定者フォローの重要性

内定者フォローの重要性

採用戦略のなかで内定者フォローを重視する企業は多くあります。ここでは内定者フォローが重要な理由を見ていきましょう。

内定辞退の防止

近年の就職状況は超売り手市場と言われているなか、内定辞退を防止するのが内定者フォローの重要な役割です。

リクルート就職みらい研究所「就職プロセス調査(2025年卒)」(2024年7月1日)によると、2025年卒の新卒採用において、就職内定辞退率は2024年6月12日時点で61.4%でした。これは多くの学生が複数社から内定を獲得し、最終的に1社を選別するなかで他社を辞退する結果、このような高い水準になっていることが考えられます。

企業にとって、人員・予算を割いてせっかく採用した内定者に辞退されるのは大きな損失です。自社が求める人材を確保できなければ、企業の成長の足枷になってしまう可能性もあるでしょう。

自社が求める人材を着実に確保するうえで、丁寧なフォローが重視されているのです。

出典:リクルート 就職みらい研究所調べ「就職プロセス調査(2025年卒)」(2024年7月発行)

早期離職の防止

さらに、採用した人材の早期離職も問題になっていますが、内定者フォローによって人材の流出を防止したいと考える企業は多いようです。

新入社員の離職率は「3年3割(入社後3年のうちに3割が辞める)」と言われることもありますが、原因としては入社前に持っていたイメージと現実が違っていたと感じる人が多いと考えられています。

そこで、新入社員と企業側双方の認識相違がないか、確認する方法として内定者フォローは活用されます。

内定者の悩み・不安と必要なフォロー方法

内定者の悩み・不安と必要なフォロー方法

株式会社ディスコのキャリタス就活「6月1日時点の就職活動調査」によると、内定者フォローによって4割の学生が志望度(入社意欲)が上がったことがあると回答していました。特に内定後にメンターから連絡を受けたことや、オンライン面談に大学OBも含め複数の社員が参加したことなどが、好印象の出来事として挙げられていました。

ここでは多くの内定者が抱える悩み・不安と、必要なフォローを紹介します。

社会人になることにプレッシャーがある

多くの学生にとって会社で働くことは初めてであり、社会人になるにあたってプレッシャーを感じるものです。長年の学生生活から一転して、多様な世代と関わり合う「会社」という環境は未知の世界であり、どのように適応すればよいか分からないと感じるのはごく自然なことと言えます。

内定者が「社会人としてやっていけるのか?」という漠然とした不安を抱えている場合は、具体的な業務内容や職場のサポート体制を詳しく説明し、メンターを配置するなどの支援が効果的でしょう。また、定期的なカジュアル面談の場で悩みがないかヒアリングすることも有効です。

会社の人間関係・雰囲気が分からない

内定者は、会社の人間関係や職場の雰囲気が見えないために不安を感じることがあります。学生に限らず職場の人間関係は多くの働き手にとって主な関心事です。まして最初の職場に就職しようとする学生の場合は、人間関係や雰囲気が分からなければ無闇に不安が積もって神経質になる可能性があります。

このような場合、内定者が自分の目で会社の雰囲気を確認できるような施策が有効でしょう。例えば、社内見学や交流会の機会を設けて実際のオフィス環境や社員に触れてもらう取り組みが考えられます。

仕事内容・キャリアパスに不安がある

入社後の仕事内容やキャリアパスに対する不安も考えられます。特に、内定を獲得しても「入社後にどのような仕事を任されるのか」が分からないと、入社後に自分が働くイメージがつかめず、自分の活躍の可能性や、学生時代にしておくべき準備も見通せないものです。

また、近年は高度デジタル化が進むなかで、「将来的に役立つスキルを身につけたい」と考える学生も増えており、「自分がどのような仕事を経験し、どのようなスキル・知識を獲得できるのか」を知りたいと考える学生も多い傾向にあります。

そこで企業側は具体的な仕事内容や実際のキャリアパスなどを紹介するのも手です。

会社の環境・条件が最適か分からない

会社の環境や働く条件が自分にとって理想的かどうかを改めて悩む内定者もいます。多くの学生が複数の内定を得るなかで、学生は自分に最も合った職場を慎重に比較検討しやすい状況です。

内定者フォローでは、勤務条件や福利厚生などの魅力をできるだけオープンに伝えることが有効です。特に、内定者が比較検討している可能性のある業界・企業も踏まえて、自社の魅力を明確に伝えると、選ばれる可能性を高めることができます。

効果的な内定者フォローの例5選

効果的な内定者フォローの例5選

①内定者懇談会

内定者同士コミュニケーションが取れる内定者懇談会は、同期を知りたいという内定者のニーズに応えるもっとも効果的なイベントです。

長く就職活動を続けてきた学生にとって、同じ会社から内定を得た同期は特別な存在です。同じ時期に就職活動をし、同じ企業から内定を得たという部分では内定者同士で多くの共通点が見られます。

さらに、共有できるものが多ければ、初対面であっても仲間意識は芽生えやすいです。「一緒に頑張っていこう」という気持ちが内定辞退につながるので、内定者たちが交流できるイベントは積極的に実施していきたいところです。

ただし、内定者同士の密なコミュニケーションを望まない学生もいることは留意しなければいけません。最初からリーダーシップを発揮する学生もいれば、人見知りで関係を構築するまでに時間がかかる学生もいます。

それぞれの個性を尊重し、内定者間の温度差が大きくなりすぎないように配慮しましょう。

②座談会

先輩社員と交流できる座談会は、内定者が会社の雰囲気や実際の業務内容を知ることができる絶好のイベントです。

入社間もない新人社員は、先輩社員のサポートを受けながら日々の業務を遂行します。内定者の気持ちとしては、自分の教育係となる先輩がどのような人柄か、困った時に頼れる人かを見極めたいという思いがあるはずです。

会社で活躍する先輩たちの姿を見ることで、「自分もこうなりたい」という社会人としての理想像が確立します。また、より多くの社員と交流することで会社に親しみを感じるようになる学生もいます。

先輩社員が「あなたの入社を心待ちにしている」と伝えることで、内定者の漠然とした不安を大きく解消できるでしょう。

配慮すべき点としては、学生と抵抗なく話ができる社員の人選です。年齢や個性などを考慮し、良き盛り上げ役となってくれる社員を選びたいところです。

③内定者面談

面談は、一人ひとりの内定者とじっくり話をするのに活用したい企画の一つです。

内定者の中には、人見知りで人と打ち解けるのに時間がかかる人もいます。懇親会で同期と親睦を深めることは大きなメリットですが、その一方で周囲になじめないことを不安に感じる内定者がいるのも事実です。

内定者の本音を聞き出すには、同期が全員揃っている場よりも個別面談の方が有利です。また、住まいが遠方の内定者は自宅で面談ができれば移動の負担を軽減できます。

Zoomなどを活用したオンライン面談も当たり前という状況なので、内定者1名につき1回は面談の機会を設けるとよいでしょう。日程を決める際は、いくつか候補日を出して内定者が自由に選択できるよう配慮することも大切です。

④内定者研修

内定者の中には、入社前から実務に活かせるスキルを身に付けたいと思う学生がいます。

向上心の高い内定者は入社後すぐに即戦力となれる可能性があるので、現場で役立つ知識やスキルを手ほどきましょう。

具体的な研修の例としては、

  • 社会人としての心得
  • ビジネスマナー
  • OA研修
  • チームワーク

などがおすすめです。

内定者研修を実施する際は、内定者が知識やスキルがないことを不安に感じないよう配慮が必要です。研修で厳しい評価づけをすると、自分に自信がなくなったりモチベーションが低下する内定者が出てくるでしょう。

内定者研修は、あくまで内定者をフォローするための施策です。研修が内定者の不安を助長することのないよう注意しましょう。

⑤社内イベント

内定者を社内イベントに招待すると、内定者は会社の雰囲気や社員の素の一面を知ることができます。

社会人になることへ漠然とした不安を感じている内定者は、先輩に対して怖い・厳しいといった先入観を抱きやすいです。実務で厳しい指導が必要な場面もあるかと思いますが、それはずっと先のことです。

まずは、会社全体がリラックスした状態を見てもらい、内定者が肩肘張らず楽な気持ちで参加できる場を用意しましょう。

社内イベントの具体例としては、

  • 新年会・忘年会
  • 花見
  • バーベキュー
  • スポーツイベント(草野球・フットサル・マラソンなど)
  • 記念イベント(誕生日・周年など)
  • 展示会
  • ビアガーデン

などがあります。

社内イベントは、新たに企画するというよりも毎年実施しているものに内定者を招待するというスタンスが望ましいです。

1点気をつけたいのは、イベントの内容を問わず参加することに抵抗を感じる学生がいるという点です。社内イベントはあくまで社内イベントであり、内定者に強制すべきではありません。

社員と交流が持てるというメリットを提示した上で、基本的には自由参加であることを伝えてください。また、不参加だった内定者が不公平と感じないよう別のフォローも求められます。

内定者フォローで内定辞退を防ぐための4つのポイント

内定者フォローで内定辞退を防ぐための4つのポイント

内定者フォローを実施するそもそもの目的は、内定辞退を防ぐことです。

内定者が求めるフォローを実現すれば内定辞退の確率は下がります。とはいえ、内定者フォローを企画する段階で具体的にどのような施策を取るべきか悩まれる方もいるかと思います。

ここからは、内定辞退を防ぐために採用担当者に意識してほしい4つのポイントをご紹介します。

①学生の入社意欲を高める内定通知を出す

入社意欲を高めるために、内定の通知にも工夫をするとよいでしょう。内定通知はなるべく早く出すのはもちろん、まずはメールよりも電話をかけたほうが企業側の真剣度が伝わります。

メールを送る際にもひと目でテンプレートだとわかるものではなく、個性を出すのが有効です。他社との差別化を図るだけではなく、学生に「受け入れられている」と感じてもらうことも重要です。例えば「評価したポイント」や「どのような業務を任せたいのか」など、内定者への期待を伝えてみてください。

内定のお知らせの電話を、人事担当者ではなくマネジメント層・経営層の人物がかけてみても、企業側の熱意が伝わります。

②入社後の具体的なイメージを伝える

「ここでなら働いていけそう」と思ってもらうために、入社後の具体的なイメージを伝えるのも効果的です。

内定者が職場で働く姿をイメージできるように、会社見学や一日業務体験、インターンシップなどの機会を作るのは有効と言えます。

また、一緒に働く同期や先輩社員とのつながりを深めるための、内定者研修やイベントの場を設けるのもよいでしょう。Zoomなどで社内の様子やお知らせなどを定期的に配信するのもおすすめです。

③連絡が取りやすい環境を整える

内定者がフォローを求める背景には、会社の雰囲気や具体的な業務内容を知りたいというニーズがあります。こういったニーズに応えるには、さまざまなイベントも有効ではありますが、まず人事担当者や先輩社員と気軽にコミュニケーションをとりやすい仕組みがあるとよいでしょう。

内定者のフォローにあたっては担当者を立てたうえで、連絡の窓口を学生に分かりやすく通知しておくことが大切です。また内定者が次の連絡を待つ間の不安を和らげるために定期的に連絡を取り合うようにしたり、次回の連絡予定時期をあらかじめ共有したりするのも有効な可能性があります。

④内定者フォローの仕組みを作る

また、内定者フォローの全体的な仕組みをあらかじめ設計しておくことも重要です。

新卒採用において、担当者は採用業務にリソースが割かれることが多く、実際に内定が出揃う秋頃は次年度の採用活動の企画や準備も始まるため、内定後のフォローは手薄になりやすい点でもあります。また内定者フォローと言えば「つなぎとめ」というよりも「入社前研修」といった教育寄りな考え方の現場もあり、その場合は人材開発部門に委ねたいという意見もあるでしょう。

しかし、ここまで紹介してきたように、売り手市場のなかで学生側は不安を感じたり辞退する理由ができたりしやすいのも事実です。そこで内定辞退を防いだり、入社後にスムーズに活躍してもらったりするためには、内定後のフォローの仕組みを、あらかじめ制度として整える必要があります。

【内定者フォロー編】人事なら知っておきたい 採用基礎知識まとめ
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内定者フォローを企画・実施する際の注意点

内定者フォローを企画・実施する際の注意点

ここからは、内定者フォローを企画・実施する際の注意点を紹介します。

①内定者フォローに合う人選を意識する

内定者と社員が直接関わる企画を行う場合、参加する社員を慎重に選ぶ必要があります。

内定者にとって、内定先の社員は会社のイメージそのものです。快活に楽しく仕事をしている先輩社員を見れば、「自分もこんな風に活躍したい」と前向きな気持ちになれます。

一方、先輩風を吹かせたり高圧的な態度を取る社員は、内定者に「この人の下では働きたくない」と思わせてしまう可能性があります。

とくに気をつけたいのが、食事をしながらの交流会です。お酒の席で気持ちが大きくなりやすい社員は、内定者フォローの参加候補者からは外しておくのが賢明です。

参加を依頼する社員にも、暴言や連絡先交換を強要することのないよう念を押して注意しましょう。

②カジュアルな相談もできる場を検討する

内定者フォローを企画する際、個人もしくは少人数のイベントも検討してください。

内定者の中には、人前でうまく発言できない学生もいます。またフォーマルな場では、突っ込んだ質問がしにくいと感じる学生も多いでしょう。このような場合、学生は疑問や不安を解決できず不満を抱えた状態で時間を過ごすことになりかねません。

少人数のカジュアルなイベントなら、人見知りな学生の不安を解消することができます。うまくフォローできれば入社意欲を高めることもできるので、一人ひとりの内定者と向き合う機会は積極的に実施していきましょう。

③内定者の都合に配慮する

卒業を控えている学生は、卒業論文や卒業研究などで多忙な毎日を送っています。

内定者フォローを実施するのはとても大切なことですが、フォローのためのイベントが学生の負担となるのは好ましいことではありません。

学業の妨げとならないよう、ハードな研修や長時間に及ぶイベントは避けるのがベストです。また、内定者フォローの日程が決定したらできるだけ早く連絡をしてあげてください。

内定者フォローに使える便利なツール5選

忙しい人事担当者の手間を軽減し、企業と内定者のコミュニケーションに役立つツールを5つ紹介します。

Chaku2 NEXT

Chaku2 NEXT」は、母集団を形成し内定者の辞退防止を目指すSNS型フォローツールです。一般的なSNSと同じ要領でコメントを付けたり、いいねスタンプを押したりできるので、親しみやすいのが魅力です。

内定者と先輩社員が互いのプロフィールを確認し、内定者は先輩のさまざまな画像や投稿を閲覧することが可能。ターゲットを絞ってダイレクトメッセージも送れます。さらに入社までのスケジュール管理ができ、内定者アンケートも実施できます。

Schoo for Business

Schoo for Business」は、eラーニングによる内定者サポートツールです。体系的な社員研修のほか、学びのマインド熟成に役立つ自己啓発学習プログラムを提供しています。講師は業界の第一線で活躍する専門家を多く揃え、100種類以上の研修パッケージを有しています。

OAスキルやビジネスマナー研修まで幅広いプログラムが揃っているので、これから社会人となる内定者にも最適です。自社に合ったパッケージも作れます。

内定者パック

内定者パック」は、オンラインでコミュニケーションがとれるほか、仕事の基本を身に付けたり、オンライン内定式を行ったりもできます。

情報共有SNSではお互いのコメントにいいねやコメントを付けられ、内定者同士のつながりも深められます。人事担当者から連絡事項を一斉配信する機能もあり便利です。内定者向けのeラーニングはタイピングの練習から、Excel講座、Power Point講座、社会人になるための心構えを学べる講座などが受け放題となっています。導入実績は3,200社以上とのことです。

エアリーフレッシャーズクラウド

エアリーフレッシャーズクラウド」は、SNSとeラーニングがセットになって、総合的に内定者フォローを行えます。SNS上でグループワークや、動画やファイルの投稿などが可能で、先輩社員から会社の様子を配信することもできます。

さらに、SNSのログイン頻度などから辞退の可能性がある学生を割り出してくれるため、先回りしてサポートができるのも嬉しい機能ではないでしょうか。

アンケートや提出物の管理機能もあり、一方的な情報発信ではなく、内定者の動向を知ることもできます。累計利用社数は5,000社を超えるとのことです。

MOCHICA

MOCHICA」は、応募者や内定者との連絡効率が向上する管理サイト型のツールです。スケジュールの調整や1対1のトーク機能、情報の一括送信機能、内定者向けのコンテンツや動画を共有する機能などがあります。

LINEと連携し、スケジュールや連絡事項も効率的に共有できます。内定者に対して社内の情報を発信する際も、1人ひとりのメールアドレスを入力する手間が省け、これまで連絡の際に発生していた手間を大幅に軽減できます。

内定者フォローに役立つ動画コンテンツ

当社はYouTubeで「OfferBox(オファーボックス)_採用担当者向け」チャンネルを開設し、採用担当者さま向けにお役立ち情報解説動画を配信しています。

新卒採用で役立つコンテンツを中心に用意しており、今回のテーマである内定者フォローに関する解説動画も公開中。内定者フォローのそもそもの目的や事例なども会話形式で率直に解説しています。お気軽にご覧ください。

まとめ

本記事では、内定者フォローが内定者の不安や疑問を解決し、内定者が自社に入社してスムーズに活躍できるようにするための取り組みであることを紹介しました。近年は売り手市場が続くなか、内定辞退率も約60%と高い水準にあり、内定者フォローの必要性が高まっています。

内定者は社会人になることに対して漠然とした不安を抱え、また人間関係や仕事内容についてさまざまな疑問や負担を感じることが多いものです。今回紹介した内定者フォローの方法はいずれも大きな予算をかけずに始められるものばかりです。長期的に内定辞退率を抑えるには、学生のニーズを踏まえて最適な内定者フォローの仕組みを整備することが大切です。

人事ZINEでは、人事採用担当者の方に向けて「【内定者フォロー編】人事なら知っておきたい 採用基礎知識まとめ」をご用意しております。内定者フォローを行うにあたって知っておくべき全体像や、内定者の不安を踏まえたフォロー施策をまとめており、すぐに実践できる内容になっています。フォローの企画をご検討する際はぜひご活用ください。

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人事ZINE 編集部

人事ZINE 編集部

人事・採用担当者の悩みに寄り添うメディア「人事ZINE」の編集部です。 新卒採用オファー型サイト「OfferBox(オファーボックス)」を提供する株式会社i-plugが運営しています。