「エントリーシートって、手書きかパソコンかどちらで書くべきなのだろうか?」「エントリーシートは手書きで書くべきって聞いたけど面倒だな…でも間違ったら落とされるんじゃないだろうか…」など、エントリーシートを手書きで書くかどうかで悩む就活生は多いです。

この記事では、エントリーシートを手書きで作成する時の6つのコツを解説しています。
併せて、エントリーシートを手書きで作成するメリット・デメリットも紹介しています。
この記事を読めば、「エントリーシートを適当に手書きで提出してしまい、企業から連絡がなかった…」なんて失敗も避けられます。
「エントリーシートを手書きで上手に作って、その後の選考に繋げたい!」そんな就活生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エントリーシートは手書きとパソコンどちらで書くべき?

「人事に気持ちを伝えるために、エントリーシートは手書きで作成した方が良い」「エントリーシートはわざわざ手書きでなくても良い」など、エントリーシートの提出形式については議論されがちです。

そこではじめに、エントリーシートは手書きとパソコンどちらで書くべきかについて解説していきます。

企業から指定された形式で提出すれば良い

結論から言うと、エントリーシートは企業から指定された形式で提出するのが良いです。

企業の選考を受けていれば、エントリーシートを手書きで提出すべきなのか、WEB上で提出すべきなのか等、基本的には提出形式を指定されます。

「手書きで提出してください」と指定された場合、企業から専用のフォーマットが配布されるはずなので、エントリーシートを印刷して手書きで記入しましょう。

また「WEB上で提出してください」と指定された場合は、パソコンを使ってエントリーシートを書けば良いです。

指定がない場合はパソコンがおすすめ

企業から指定がない場合は、パソコンで作るのがおすすめです。

エントリーシートで大切なのは形式よりも内容。内容さえきちんと書けているのであれば、パソコンで作ったからといって手抜きだと思われることはありません。

また、パソコンの場合は骨格を使い回せるのが大きなメリットです。手書きの場合は選考を受けるたびに書き直す必要がありますが、パソコンなら一度骨格を作っておけば作り直す必要がありません。

氏名や所属などの個人情報はそのままに、志望動機や自己PRを各企業に合わせた内容にするだけでエントリーシートを作れます。

業界・職種によっては手書き推奨

ただし、業界・職種によっては手書きのほうが適切な場合があります。

例えば、人と直接関わる機会の多い業界・職種は、手書きのエントリーが推奨される傾向にあります。

【手書きが推奨される業界・職種】

  • ホテル・旅行業界
  • ブライダル業界
  • 飲食業界
  • アパレル業界

企業から指定がない場合は、志望業界・職種の特徴に合わせて手書きかパソコンで作るかを判断しましょう。

さて、エントリーシートは手書きとパソコンどちらで書くべきかについて理解できましたね。

エントリーシートを手書きで提出するよう指定されている就活生の中には、「手書きのエントリーシートって、どのように書けば良いのだろうか…」と悩む人も多いかと思います。

そこで次は、エントリーシートを手書きで作成するメリットを解説します。

エントリーシートを手書きで作るメリット

エントリーシートを手書きで作るメリットは、次の3つです。

  • メリット1. 熱意を伝えやすい
  • メリット2. 手書きの文字で人柄を伝えられる
  • メリット3. 他の就活生と差別化しやすい

それでは、エントリーシートを手書きで作るメリット3つをそれぞれ解説していきます。

メリット1. 熱意を伝えやすい

エントリーシートを手書きで作るメリット1つ目は、「熱意を伝えやすい」です。

エントリーシートを手書きで丁寧に、且つ長時間かけて書いたことが人事に伝われば、その熱意を理解してもらえるはずです。

就活生の熱意が知りたいという理由から、エントリーシートを手書きで提出するよう求める企業もあります。

エントリーシートの提出形式を指定されておらず、どうしても熱意を伝えたい就活生は、手書きで提出してみましょう。

メリット2. 手書きの文字で人柄を伝えられる

エントリーシートを手書きで作るメリット2つ目は、「手書きの文字で人柄を伝えられる」です。

丁寧で几帳面な性格や、考えてから行動をする性格など、手書きの文字には人柄が表れると言われています。

パソコンで入力した文字以上に人柄が表れやすいため、人柄をみてほしい場合は、エントリーシートを手書きで提出してみても良いでしょう。

メリット3. 他の就活生と差別化しやすい

エントリーシートを手書きで作るメリット3つ目は、「他の就活生と差別化しやすい」です。

手書きでの提出を指定されない限り、エントリーシートはパソコンで提出する場合が大半を占めます。

周りの就活生がパソコンでエントリーシートを提出している分、手書きのエントリーシートを提出した就活生は目立ちやすく、差別化できるでしょう。

さて、ここまでエントリーシートを手書きで作るメリット3つを紹介しました。

  • メリット1. 熱意を伝えやすい
  • メリット2. 手書きの文字で人柄を伝えられる
  • メリット3. 他の就活生と差別化しやすい

これら3つのメリットを見れば「エントリーシートはパソコンよりも手書きで作った方が良いんじゃないか」と思う就活生も多いかと思います。

しかしエントリーシートを手書きすることには、もちろんデメリットも存在します。

そこで次は、エントリーシートを手書きで作るデメリットを紹介します。

エントリーシートを手書きで作るデメリット

エントリーシートを手書きで作るデメリットは、次の3つです。

  • デメリット1. 時間と手間がかかる
  • デメリット2. ミスをしたら一から書き直す必要がある
  • デメリット3. 読みづらくなりやすい

エントリーシートを手書きで作成するかどうかは、メリットとデメリットを踏まえたうえで判断しましょう。

それでは、エントリーシートを手書きで作るデメリットをそれぞれ解説していきますね。

デメリット1. 時間と手間がかかる

エントリーシートを手書きで作るデメリット1つ目は、「時間と手間がかかる」です。

一般的に、エントリーシートは設問1つにつき400字〜800字程度を書く必要があり、設問は3問〜5問程度が課されます。

これらすべてを手書きで書こうとすれば、最低でも3時間はかかるでしょう。

さらに他社のエントリーシートも手書きで作成しようと考えたら、かなりの時間を確保する必要があります。

そのため、時間に余裕のない就活生や、エントリーシート作成に長い時間をかけたくない就活生には、手書きでエントリーシートを作ることはおすすめしません。

デメリット2. ミスをしたら一から書き直す必要がある

エントリーシートを手書きで作るデメリット2つ目は、「ミスをしたら一から書き直す必要がある」です。

当たり前のことですが、エントリーシートは正式な書類のため、ミスをしても修正液や修正テープは使えません。

もし手書きのエントリーシートを間違えてしまった場合、新しい用紙に初めから書き直す必要があります。

書き間違えないか心配な就活生は、パソコンでエントリーシートを作成したほうが良いでしょう。

デメリット3. 読みづらくなりやすい

エントリーシートを手書きで作るデメリット3つ目は、「読みづらくなりやすい」です。

手書きの文字は一列にまっすぐ書くことが難しく、斜めにずれてしまいがちなもの。

また文字の大きさを均一に書くことも簡単ではないため、印刷と比べるとどうしても見栄えが悪くなる可能性がありますりがちです。

見栄えが悪いと、その分悪い意味で目立ってしまい、最後までエントリーシートを読んでもらえない可能性もあります。

エントリーシートを手書きで書く際には、客観的に読みやすいかどうかを心がけることが大切です。

さて、ここまでエントリーシートを手書きで作るデメリットを紹介してきました。

  • デメリット1. 時間と手間がかかる
  • デメリット2. ミスをしたら一から書き直す必要がある
  • デメリット3. 読みづらくなりやすい

先述した通り、エントリーシートを手書きで作成することにはメリットもデメリットも存在します。

エントリーシートを手書きで提出するかパソコンで提出するかは、メリットとデメリットの両方を踏まえて決めましょう。

エントリーシートを手書きする際の書き方のコツ

エントリーシートを手書きで作る時のコツは次の6つです。
これらのコツを踏まえて書けば、手書きでも読みやすいエントリーシートになりますよ。

  • コツ1. ボールペンで書く
  • コツ2. 文字を丁寧に書く
  • コツ3. 文字の大きさを統一する
  • コツ4. 改行を使う
  • コツ5. 罫線を引く
  • コツ6. 鉛筆で下書きする

それでは、エントリーシートを手書きで作る時のコツ6つをそれぞれ解説していきますね。

コツ1. ボールペンで書く

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ1つ目は、「ボールペンで書く」です。

ビジネス文書はボールペンで書くのが基本です。エントリーシートもビジネス文書の一種ですから、鉛筆やシャーペンではなくボールペンを使いましょう。

ビジネス文書でボールペンが推奨されるのは、鉛筆やシャーペンだと摩擦で文字が消えてしまったり、第三者によって書き換えられたりする危険性があるためです。

そういった危険性を考慮し、エントリーシートのような重要書類では簡単に消せないボールペンで書くことが求められています。

当たり前ですが、そうした理由で摩擦で消せるタイプのボールペンは使用NGです。

コツ2. 文字を丁寧に書く

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ2つ目は、「文字を丁寧に書く」です。

大切なことなので繰り返しますが、エントリーシートを手書きで作る場合、文字は丁寧に書くよう心がけましょう。

自分では文字を丁寧に書いているつもりでも、他人が見れば汚いと感じる可能性も十分にあります。

エントリーシートを書く際には、一文字一文字を綺麗に書き、丁寧な印象を与えることが重要です。

文字自体の美しさよりも、雑に書いたのか、それとも丁寧に書いたのかを見ている企業は多いです。

コツ3. 文字の大きさを統一する

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ3つ目は、「文字を同じ大きさで揃える」です。

文字の大きさがバラバラな場合、読み手に乱雑な印象を与えてしまうため、エントリーシートを最後まで読んでもらえない要因にもなり兼ねません。

エントリーシートを手書きする場合には、なるべく文字の大きさを揃えるように意識しましょう。

コツ4. 改行を使う

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ4つ目は、「改行を使う」です。

改行を使うことで、文章の区切りが視覚的にわかりやすくなるため、読み手も意味を理解しやすくなります。

一方で、改行のない文章はメリハリがなく、冗長に見えてしまいがちです。

手書きのエントリーシートで改行を入れてしまうと、文字を書けるスペースが少なくなるのも分かりますが、それ以上に改行を入れて読みやすくすることが大切です。

この時「意味の切れ目」「単語の切れ目」などで改行を使うことが、手書きのエントリーシートを綺麗に見せるためのコツです。

コツ5. 罫線を引く

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ5つ目は、「罫線を引く」です。

定規と鉛筆を使って薄く罫線を引くことで、文字をまっすぐ書けるようになり、丁寧な印象を与えられます。

ただし、文字を書き終わった後は、罫線は見えないように消しておきましょう。

文字を簡単にまっすぐ書けるようになるので、エントリーシートを手書きする際には、鉛筆で薄く罫線を引くようにしましょう。

コツ6. 鉛筆で下書きする

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ6つ目は、「鉛筆で下書きする」です。

初めからボールペンでエントリーシートを書き始めて、途中でミスをしてしまい、初めから書き直す羽目になる就活生は本当に多いです。

また上手に書けたと思っていても、後で見直した際に誤字や脱字を見つけて、結局最初からやり直すことに…なんて失敗をする就活生も一定数存在します。

エントリーシートを手書きで作る際には、まず鉛筆で下書きをするようにしましょう。

面倒でも鉛筆で下書きをしてから清書をすることで、ミスなく書けるようになりますよ。

さて、ここまでエントリーシートを手書きで作成する時の6つのコツを解説してきました。

  • コツ1. ボールペンで書く
  • コツ2. 文字を丁寧に書く
  • コツ3. 文字の大きさを統一する
  • コツ4. 改行を使う
  • コツ5. 罫線を引く
  • コツ6. 鉛筆で下書きする

これら6つのコツに沿ってエントリーシートを作ることで、読みやすい綺麗なエントリーシートに仕上がります。

手書きしたエントリーシートの提出方法

ここではエントリーシートの提出方法をご紹介します。提出の仕方を間違えないように、郵送する場合とWeb提出する場合の両方の正しいやり方を知っておきましょう。

郵送する場合

エントリーシートを郵送する場合は、基本的には企業側から指定があるはずです。
もし特に指定がない場合は、以下の物を用意しましょう。ビジネスシーンでは書類を郵送する際に茶色の封筒を使うため、他の書類にまぎれないよう白色の封筒を使うのがおすすめです。

  • A4サイズで白色の封筒
  • 送付状
  • 油性ボールペン
  • クリアファイル

また、郵送方法は「普通郵便」が一般的です。受取時に受領印や署名が必要になる「簡易書留」は企業への負担が増えるため、できるだけ避けましょう。

封筒や送付状の書き方については以下の記事を参考にしてください。
【宛名や色は?】エントリーシート郵送時の封筒の書き方 | 準備物,確認事項も
【例文あり】エントリーシートの送付状の書き方 | 郵送時のポイント,注意点も
就活の返信用封筒の返し方|送り方や添え状の書き方など紹介

PDF化してWeb提出する場合

パソコンで作成したエントリーシートをWeb提出するのは簡単ですが、手書きで作ったものをWeb提出するのはやや複雑です。自宅にスキャナー付きのプリンターがあればそれを使い、PDF化してから提出しましょう。

自宅にない場合は、大学やコンビニにあるマルチコピー機でスキャン可能です。一例として、セブンイレブンのマルチコピー機で、USBメモリにスキャンしたPDFを保存する手順をご紹介します。

  • 1.タッチパネルで「スキャン」を選択
  • 2.USBメモリをセットし「USBメモリへ保存」を選択
  • 3.保存方式で「PDF」を選択
  • 4.エントリーシートをセットして「原稿を読み取る」を選択
  • 5.読み取った画像を確認して「これで決定 読み取り終了」を選択
  • 6.「コインでお支払い」か「nanacoでお支払い」を選択して保存スタート

エントリーシートの手書きに関するよくある質問

最後に、エントリーシートの手書きに関するよくある質問にお答えします。

就活の場にふさわしくないエントリーシートを提出して印象を悪くしないよう、以下のポイントを抑えておきましょう。

色や見出しなど文字装飾してもよい?

基本的に使うべきではありません。

アピールしたいポイントを強調したい気持ちは分かりますが、採用担当によっては、ビジネス文書での文字装飾がふさわしくないと考える人もいます。装飾しなくても内容がしっかりしていればアピールできるので、無理に装飾するのはやめましょう。

企業側から「(空白スペースに)自由に書いてください」といった指定がある場合は、装飾も含めて、学生の個性をみたいと考えていることがあります。そうした場合は、自分が思うように記載をしましょう。

イラストや絵は使ってもよい?

企業から特別な指定や、上記のような自由記載の指定がない限りは使うべきではありません。イラストや絵も文字装飾と一緒で、エントリーシートには特に必要のないものです。

文字以外の方法でアピールするのではなく、志望動機や自己PRなどの内容でアピールしていきましょう。

シャーペンや修正液は使ってもよい?

シャーペンを下書きに使うのは問題ありませんが、そのまま提出するのはNGです。きちんとボールペンで書き直し、ボールペンの文字が乾いてから残ったシャーペンの跡を消して提出しましょう。

また、修正液は見栄えが悪くなるので使うべきではありません。エントリーシートは自分の第一印象を形成する大切な書類ですから、修正だらけの不格好な状態は避け、可能な限り綺麗な状態で提出しましょう。

まとめ:エントリーシートは指定の様式でより伝わりやすいものを選ぼう

この記事では、エントリーシートを手書きで作成する時のコツ6つを解説しましたが、いかがだったでしょうか。

併せて、エントリーシートを手書きで作るメリット・デメリットも紹介しました。
この記事の内容をまとめると、以下の通りです。
========================================
エントリーシートは手書きとパソコンどちらで書くべき?

  • 企業から指定された形式で提出すれば良い

エントリーシートを手書きで書く時のコツ

  • コツ1. ボールペンで書く
  • コツ2. 文字を丁寧に書く
  • コツ3. 文字の大きさを統一する
  • コツ4. 改行を使う
  • コツ5. 罫線を引く
  • コツ6. 鉛筆で下書きする

エントリーシートを手書きで書くメリット

  • メリット1. 熱意を伝えやすい
  • メリット2. 手書きの文字で人柄を伝えられる
  • メリット3. 他の就活生と差別化しやすい

エントリーシートを手書きで書くデメリット

  • デメリット1. 時間と手間がかかる
  • デメリット2. ミスをしたら一から書き直す必要がある
  • デメリット3. 読みづらくなりやすい

========================================
基本的にエントリーシートは、企業から指定された形式で提出するようにしましょう。

もしエントリーシートの提出形式を指定されていない場合は、手書きでも、パソコンで提出してもどちらでも大丈夫です。

そもそも企業は、エントリーシートの形式だけで合否を判断している訳ではありません。

手書きのエントリーシートだから採用する、パソコンで書いたエントリーシートだから落とす、なんてことはありません。

「自社で活躍してくれそうな学生だから」「どうしても入りたいという熱意を感じたから」など、学生の人柄や熱意を見て採用するかを判断しています。

それを理解したうえで、どうしても熱意を伝えたい、丁寧な印象を与えたいという就活生は、エントリーシートを手書きで提出するようにしましょう。

「エントリーとプレエントリーの違いがよく分からない」
「どれくらいエントリーするのが正解なの?」

就活を進めるなかで、このような悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。本選考に進むためには避けては通れないエントリーですが、エントリー数の目安やプレエントリーとの違いなど、分かりづらい点も多いですよね。

そこでこの記事では、エントリーの定義からその方法まで解説していきます。エントリーに関するよくある質問についてもお答えするので、疑問点がある人はぜひ記事の内容を参考に、不安を解消してから就活を進めてください。

就活の「エントリー」とは

まずはエントリーの定義について確認しましょう。エントリーとよく似た概念にプレエントリーがありますが、両者には以下のような違いがあります。

エントリー:求人への申し込み

エントリーは求人への申し込み、すなわち本選考への応募を表します。選考に進むため必要な個人情報を提供するのがエントリーの目的です。
ES・履歴書を提出するタイミングが企業によって異なりますが、志望動機や自己PRなどを詳しく記入しなければならないのがエントリーの特徴です。
基本的な情報を入力するだけで簡単にできるプレエントリーに対し、エントリーでは選考の判断材料となる情報の記入も求められます。

プレエントリー:興味がある旨の申し出

就活ナビサイトで「プレエントリー」という概念を見かけることがあると思いますが、これは興味を持っている意思を企業に伝えるだけのもの。本選考に進むための応募にはなりません。
プレエントリーの目的としては、その企業の情報を手に入れるのが主です。プレエントリーをすると、企業説明会の日程やエントリー期限などのさまざまな情報が発信され、自分の就活に役立てられます。

経団連加盟企業へのエントリーは大学3年3月1日以降

経団連では、就活は大学3年生(大学院1年生)の3月1日から解禁と定めているため、経団連加盟企業のエントリーの受付開始も3月1日からです。受付開始してスムーズにエントリーまで進めるよう、業界研究や企業研究を通じて志望企業を絞っておきましょう。

一方、経団連に加盟している企業はほんの一部です。マスコミ業界や外資系企業など、経団連に所属していない企業では、3月より早い時期に締め切られる企業も存在します。こうした業界に興味がある場合は、エントリーを忘れないよう、事前にしっかりとスケジュールを確認しておくべきです。

また、2025年卒からは、3月1日以前に参加したインターンシップの情報がそのまま選考情報として活用できるようになったため、エントリー時期も少し変化する可能性があります。急な変更があっても臨機応変に対応できるよう、早めの準備を心がけましょう。

直近の就活の詳しいスケジュールと流れの記事も参考にしてください。
【27卒・28卒】就活はいつから?スケジュールとやるべき準備を解説

就活で何社にエントリーすればよい?

就活を進めるにあたって、「どれくらいの企業にエントリーするのが適切なのだろうか…」というのは多くの学生に共通する悩みです。他の学生の平均的なエントリー数を参考に、自分に合うエントリー数を考えてみましょう。

学生の平均的なエントリー数は26.9社

就職関連サービスを提供する株式会社ディスコが実施した、「2023年卒学生の7月1日時点の就職活動調査~キャリタス就活2023 学生モニター調査」によると、学生の平均的なエントリー数は26.9社でした。
エントリー後の数字は、ES提出した企業数は平均15.2社、筆記試験に進んだ企業数は平均10.7社と前年同期と比較して減少しています。この数字から、学生はエントリーする企業を絞り込む傾向が強くなっていると考えられます。

また、面接に進んだ企業数は9.2社とエントリー・ES提出した企業数よりも少ないことから、「エントリーしたからといって、多くの学生は必ずしもすべての企業の選考に進んでいるわけではない」ということを頭に入れておきましょう。

「何社エントリーすればよい」という基準はない

学生の平均的なエントリー数を紹介しましたが、結局のところ何社エントリーすれば就活がうまくいく、という基準はありません。自己分析・業界研究・企業研究がよく進んでいれば少なく済むケースもありますし、反対に平均より多くなるケースもあります。

また、なるべく多くの企業を受けたい人がいれば、数を絞って就活を進めたい人もいるように、最適なエントリー数は人によって異なります。そのため、エントリー数だけにとらわれすぎず、自分の性格や希望を考慮したうえでエントリーする企業を選んでください。

エントリー数をむやみに増やしたからといって、内定をもらえる企業の数が増えるわけではありません。1社あたりに割ける準備時間がその分減ってしまうからです。

自己分析・業界研究・企業研究の進め方については以下の記事を参考にしてください。
就活の自己分析のやり方|ツールやシート、アピール例も解説【ダウンロード可】
【就活の業界研究の目的ややり方】よくある質問にも回答
就活における企業研究のやり方を徹底解説!まずは何から始めるべき?

企業からオファーをもらって就活を進める方法

ここまでは自分から企業にエントリーする場合の流れについて解説しましたが、反対に企業からオファーをもらう就活の進め方もあります。

例えば新卒オファー型就活サイトの「OfferBox」では、プロフィールを入力することによって、自分に興味を持った企業からオファーが届きます。

自分からエントリーする場合はどうしても元から興味のある業界に目が行きがちなのに対し、さまざまな業界からオファーをもらうことで、就活の可能性が広がるのがOfferBoxの魅力です。

また、自己分析に役立つツール「AnalyzeU+」を無料で利用できる点も大きな特徴です。まだ志望企業が定まっていない人や、就活の進め方がよく分からない人はぜひ活用してみてください。
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就活のエントリー/プレエントリーに関するよくある質問

最後に、就活のエントリー/プレエントリーに関するよくある質問にお答えします。勘違いでエントリーを忘れるようなリスクを避けるためにも、以下の内容をチェックしておきましょう。

プレエントリーしたら説明会に行かなくてはならない?

プレエントリーは「興味がある」旨の意思表示でしかないので、説明会への参加は強制ではありません。企業研究を進めた結果、興味を持ったのであれば説明会に参加してもいいですし、そうでないのであれば他の企業に切り替えるのもひとつの方法です。

また、プレエントリーはキャンセルの意思をわざわざ伝える必要がありません。実際にエントリーした場合に限り、キャンセルの手続きや連絡が必要になると覚えておきましょう。

プレエントリーに期限はある?

プレエントリーに期限はありません。就活ナビサイトでプレエントリーが解禁されて以降であれば、自分の好きなときにいつでも登録可能です。

ただし、エントリーに関しては期限が設けられています。エントリー期限や説明会日程などの重要な情報を見逃さないためにも、プレエントリーが解禁されたらなるべく早く登録するのがおすすめです。

何社くらいプレエントリーするべき?

プレエントリーもエントリー同様、何社登録すればOKというものではないため、登録社数は人それぞれです。あまりに多すぎては情報がごちゃ混ぜになって混乱する危険性があるので、自分が情報を管理しきれる程度の数に留めるのが無難です。

また、興味のある企業をなかなか見つけられない場合は、OfferBoxのような逆オファー型の就活サイトを活用する方法もあります。志望企業がまだ固まってないせいで自分からプレエントリーするのが難しい人は、ぜひ活用してみてください。

エントリーしたら選考を受けなくてはならない?

エントリーは求人への申込みを意味するので、基本的に選考を受けなければなりません。

プレエントリーのように気軽に登録するのではなく、きちんと先のことを慎重に考えてからエントリー先を選びましょう。エントリーはプレエントリーと違い、キャンセルの手続きや連絡が必要になります。

エントリーには期限がある?過ぎたら?

プレエントリーと違ってエントリーには期限があります。期限を過ぎてしまった場合は基本的に選考を受けられません。

採用担当者の計らいで受けさせてもらえる可能性も0ではありませんが、就活では応募締め切りや提出期限の厳守が基本です。エントリーに限らず、期限が設けられているものはきちんと守るようにしましょう。

エントリーしたけど選考を辞退したい場合は?

エントリー後に選考辞退をすることは可能です。その際は、企業への辞退連絡が必要です。筆記試験や面接を無断で欠席するような、常識に欠ける行動をとらないよう注意してください。

連絡が遅くなればなるほど企業にかける迷惑が大きくなるため、辞退を決めたら速やかにその旨を伝えることが大切です。

辞退の具体的な方法はこちらの記事にまとめています。
就活の選考辞退メールの送り方|例文や電話での断り方も紹介

まとめ

以上、就活におけるエントリーの定義やその方法について紹介しました。

エントリーとよく似た概念としてプレエントリーがありますが、エントリーは求人への申し込み、プレエントリーは興味がある旨の申し出という違いがあることを覚えておきましょう。

また、何社エントリーすれば就活がうまくいくという基準はありません。エントリー数にとらわれすぎず、自分の性格や希望を考慮したうえでエントリーする企業を選んでいくことが大切です。

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「将来のことなんか全然イメージできない」
「企業は何のために将来の目標を聞くのだろう?」

就活を進めるなかで、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

就活中は目の前のことだけで精一杯なのに、10年後や20年後の将来をイメージするのは難しいですよね。なんとなくイメージできたとしても、ありきたりな回答になってしまい、評価されるのか不安に感じている人も少なくないはずです。

そこで今回は「将来の目標」の回答に悩んでいる人向けに、企業が質問する意図や、見つからない場合の対処法を解説します。ES・面接での答え方のポイントと例文も紹介するので、参考にしてみてください。

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就職活動における「将来の目標」とは?

質問の意図に沿った回答をするため、まずは「将来の目標」の定義について理解しましょう。

面接ではたいてい面接官から具体的な説明がなされますが、質問の前提がよくわからない場合は、きちんと確認してから答えるのがベストです。

仕事を通じて10〜20年先で達成したいこと

具体的な時期を指定される場合もありますが、「将来の目標を教えてください」というように、時期の指定が特にない場合があります。その際は、仕事を通じて10〜20年先で達成したいことを聞かれていると考えましょう。

5年程度先の目標は、今現在の自分にできることや企業の設定しているキャリアステップの範囲を超えて考えるのが難しいです。一方で、30年〜40年先となると遠すぎて、ぼんやりしすぎてしまいます。

そうした背景もあって、就活で「将来の目標」を聞かれる場合は、10〜20年先を指しているケースが多いです。

「将来の目標」と「将来の夢」の違い

「将来の目標」と似たような質問として「将来の夢」がありますが、これらの質問は微妙にニュアンスが異なります。具体的には、目標と夢には以下のような違いがあります。

【将来の目標】

  • 計画性が伴う将来の願望
  • 仕事に関連した内容にする必要がある
  • 短期的な目標の先に長期的な目標がある

【将来の夢】

  • 漠然とした将来の願望
  • 目標ほど具体性を問われにくく、プライベートな内容が許容される場合も
  • 具体的な計画や行動に移すことで目標へと変わる
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「将来の目標」を企業が聞く理由

将来の目標の定義について理解したところで、次は企業が質問する意図を把握しましょう。質問の意図がわかれば、ESや面接での回答も考えやすくなります。

将来の方向性が合致しているか知るため

将来の目標を企業が聞く理由の一つは、方向性が会社の目指すものと学生のものとで合致しているかを知るためです。

たとえば同じ業界の企業にも、幅広い職務知識を身につけることを重視する「ジェネラリスト志向」の企業と、専門性を重視する「スペシャリスト志向」の企業が存在します。

スペシャリスト志向の目標を持った学生がジェネラリスト志向の企業に入社しても、能力を十分に活かせなかったり、環境に不満を持ったりする可能性が高まります。

そのため、企業は自社と学生の方向性が合っているかを確かめているのです。

希望のキャリアステップを用意できるかすり合わせるため

学生が希望するキャリアステップを自社で用意できるか、すり合わせるのも将来の目標を聞く理由の一つです。

具体的には、あらかじめ大まかなキャリアステップが決められている影響で自由な選択ができなかったり、一定の地位に就任するためには時間がかかってしまったりすることが、キャリアステップにおける問題として挙げられます。

たとえ会社の方向性と学生の方向性が一致していても、希望のスピードのキャリアステップが用意できなければ早期退職のリスクが高まるため、将来の目標の質問を通じて事前に確かめています。

目標に向かって努力できる人材か確かめるため

将来の目標を聞く理由には、目標に対して自分でステップを設定し、努力していける人材か確かめる意味合いもあります。

目標がきちんと定まっている学生は入社後の成長を期待できる一方、将来について深く考えていない学生は入社後の仕事ぶりにも不安が残ります。

不確かな将来について論理的に説明できれば、その目標に向かってコツコツ仕事こなしてくれる可能性が高いため、企業は選考で将来の目標を質問するのです。

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「将来の目標」回答のポイント

将来の目標を答える際は、ただ目標を伝えるだけでは不十分です。論理的思考力や計画性が備わっていることをアピールするため、その目標を設定している理由と達成までのステップを詳しく説明しましょう。

目標に具体性があること

将来の目標では、「◯◯になりたい」「◯◯を実現したい」という思いに具体性を持たせなければなりません。具体性に欠ける目標はぼんやりとした「夢」と捉えられてしまうため、相手を納得させる論理的な説明が必要です。

たとえば、どのような経験からその目標を持つに至ったのか、目標達成のためには何をする必要があるのかを説明すれば、ぼんやりとした夢ではなく具体性のある目標になります。

短期的な目標と長期的な目標が紐付いていること

短期的な目標と長期的な目標を紐付いていることも、将来の目標を掲げるうえで重要です。

仮に「話題になるようなヒット商品を開発したい」という長期的な目標を持っていたとしても、実現に向けたプランをまったく考えていないのであれば単なる願望にしか過ぎません。

しかし、ヒット商品を開発するためにどんな能力・知識を身につけ、どんな行動を取るつもりなのかを説明できれば、その願望は具体性のある目標になります。

このように将来の目標を答える際は、長期的な目標を伝えるだけでなく、そのステップとなる短期的な目標も伝える必要があります。

会社のビジョンや仕事と関連性が高いこと

会社のビジョンや仕事との関連性をアピールするのも、将来の目標を答える際の重要なポイントです。

「企業に貢献してくれる人材」を求めている点はどの企業の採用活動にも共通して言えますが、掲げるビジョンや業務内容は企業によってさまざまです。

そのため、どれだけ具体性のある魅力的な目標を伝えても、それが企業のビジョンや仕事と関連したものでなければ企業の利益に繋がりません。

だからこそ、将来の目標を答えるときは、企業と関連する内容にすることが重要になります。

現在の行動と合致していること

将来の目標は、現在の行動と合致した内容にするとより効果的です。目標達成のための行動を既に起こしているのであれば、その目標に説得力が生まれるうえ、実現したいという熱意が伝わります。

例)
「企業が上場するサポートをできるようになるため、新規上場企業の有価証券報告書を読み、ノートにその財務戦略をまとめています」

将来の目標に向かって学生時代から行動を起こしている人は少ないと思いますが、もし既に始めていれば大きな強みになります。志望している業界・企業で活かせるような努力をしている場合は、積極的にアピールしましょう。

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「将来の目標」がない場合の考え方・見つけ方

「将来の目標を設定する大切さは分かったけど、やっぱり先のことはイメージしにくい」と悩む人も多いと思います。まだ働き始めてもいないのに、10年~20年先の目標を考えるのは難しいですよね。

そこで、考えてみても将来の目標が見つからない人向けに、おすすめの対処方法を紹介します。4つのパターンをご紹介するので、自分に合った方法で目標を考えてみてください。

近い将来から考えてみる

先のことがイメージしにくい場合は、近い将来から考えていく方法がおすすめです。

10年~20年先のことはイメージできなくても、1年後、3年後、5年後といった近い将来であればイメージが湧きやすいはずです。入社してから何を実現したいのかを段階的に考えていき、最終的にどんな目標を達成したいのかを考えてみてください。

ただし、この方法は今時点の自分にできることから考えてしまい、目標のスケールが小さくなりやすい点に注意が必要です。

近い将来の目標を達成することで、そこからどのような可能性が開かれるのか、広げて考えてみましょう。

目標となる人を設定してみる

目標となる人を設定するのも、将来の目標を考えやすくする方法の1つです。

インターンシップやOB・OG訪問などを通じて、「この人の仕事に対する考え方はカッコいい」と感じる人に出会ったら、具体的にどんな部分に惹かれたのかを考えてみましょう。

魅力的に感じる他人のスタイルを参考にすることで、自分ならではの目標が見えてくるケースもよくあります。

1人の仕事観だけを参考にすると客観的な評価がしづらくなるので、複数人の仕事観を参考にしながら将来の目標を考えるのがおすすめです。

過去の自分から理想像を導き出す

目標となる人が周りにいない場合は、過去の自分から理想像を導き出していきましょう。

将来の目標が見つからないのは仕事観を持っていないからではなく、自分でも自分の考え方と価値観を理解し切れていないだけかもしれません。過去の自分から、どんな場面で幸福感や満足感を得られるのかを考えていけば、将来やりたいことが見つかるはずです。

過去の自分から導き出していく際、ただ頭の中で考えるだけでは過去の出来事を細かく思い出しづらいため、「自分史」を作成して考えるのがおすすめです。

自分史とは、自分が経験した過去の出来事を時系列に書き出していく方法のこと。視覚情報をもとに分析していくことで、自分でも気づいていない特徴を発見しやすくなります。

自分史については、こちらの記事で詳しく解説しています。
自分史の作り方|テンプレートや作り方・例文を紹介

ツールで自分の特徴から考えてみる

自分で考えてみても自分の特徴がよく分からない人には、自己分析ツールがおすすめです。

自己分析ツールは自己分析を深めるために役立つツールで、客観的なデータをもとに自分の特徴を明らかにできます。

自己分析ツールで分かること

  • 自分の強みと弱み
  • 価値観の傾向
  • 向いている業界と職種
  • モチベーションが高まる場面
  • 得意なこと、苦手なこと

OfferBoxで利用できる自己分析ツール「AnalyzeU+」では、計251の質問に答えることで非常に詳細なデータを得られます。データで分析した自分の強みや特徴をもとに、強みを活かせる環境と行動特性を明らかにし、将来像を描いてみてください。

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「将来の目標」のESでの書き方・面接での答え方

ESや面接で将来の目標について答える際は、内容だけでなく話の構成にも気を配る必要があります。最も伝えたい部分を面接官に正しく理解してもらうために、以下の構成を心がけながら回答を考えていきましょう。

①将来の目標を一言で

どんな質問に答えるときもまずは結論から答えましょう。

「私は将来◯◯を実現したいです」などと簡潔に結論を伝えてから、その目標を掲げる理由や達成までの具体的なプランを話してください。

ESや面接の質問への回答で結論ファーストを心がけるのは、話の内容を相手に理解してもらいやすくするためです。話の冒頭でこれから何について話すのかを宣言することで、相手は話を聞く準備ができます。

例)
私は貴社の財務コンサルタント職として、企業成長に財務の面から貢献したいと考えています。

②なぜその目標を掲げているか

次にその目標を掲げている理由を述べましょう。

なんとなく思い描いているだけでは単なる夢にしかすぎないので、どんな背景があってその目標を掲げるに至ったのかをきちんと話す必要があります。

また、「プログラマーという職種を究めたい」といったように目標が抽象的な場合は、達成したといえる基準を掲げなければなりません。

例)
ゼミのOGで経理職で活躍している方の所属する企業が新規上場したときのお話を聞き、企業が急成長していく過程を財務の面から支援していきたいと考えるようになりました。

③具体的にどんなステップで達成するか

将来の目標に説得力を持たせるためには、達成までのプランを伝えることが大切です。具体的にどんなステップで達成していくつもりなのかを、短期的な目標とあわせて説明しましょう。

目標を漠然としたイメージで終わらせず、きちんとしたプランを説明することで計画性が備わっているとアピールできます。

例)
これから成長する企業に適切なアドバイスをするためには、過去に成長を遂げた企業の事例をよく理解する必要があると考えています。そのため、まずは大企業の財務コンサルティングに従事し、どのような仕組みを整える必要があるのかを学習したいです。

 

そのうえで、スタートアップ企業・ベンチャー企業に上場するための財務戦略のコンサルティングができるようになりたいです。現在も、新規上場企業が出るたびに、有価証券報告書を読んで自分なりのレポートを作成しています。

④なぜこの企業だと考えたのか

最後に、将来の目標を実現するために、なぜその企業を選んだのかを伝えましょう。

自分なりのプランを実行するにあたって、なぜその企業が最適だと考えたのかを論理的に説明できれば、オリジナリティのある志望動機にもなります。

例えば、企業独自の取り組みや業務を引き合いに出して自分の目標を伝えれば、企業を選んだ理由に説得力が生まれるでしょう。

例)
貴社では、大手企業のコンサルティングのプロジェクトに若手のうちから携われると聞き、興味を持ちました。さらに、スタートアップ・ベンチャー企業への支援にも力を入れていることから、私の将来の目標を達成するために最適な企業であると考えています。

「将来の目標」の例文

IT・Webやアパレル、建築・不動産などの業界別に、将来の目標の例文を6つ紹介します。
これまでに紹介してきた答え方のポイントを踏まえ、自分なりの回答を考えてみてください。

例文1. IT・Web

私の将来の目標は、新しい価値を持ったWebサービスを創造することです。

 

Webサービスに興味を持ったのは、自分でブログを運営している経験がきっかけです。小銭稼ぎのつもりで始めたブログでしたが、ユーザーが求める情報を考えながら運営するうちに少しずつPV数が増えていき、自分の発信した情報が求めているユーザーに届く感覚がやりがいになっていきました。

Webサイト制作会社は数多くありますが、その中でも貴社は大企業のサイト開発案件を多数手がけており、自分もそのような大きな仕事に携わってみたいと思いました。新しい価値を持ったWebサイトを作るにはまだまだ力不足なので、まずはマーケティングの知識やHTML/CSS/ワードプレスといった実践的なスキルを身につけるつもりです。

【ポイント】
「ブログを運営している」という経験から目標設定の説得力が生まれています。今の時点でどんなスキルを持っているのかも伝えられると、より魅力的な回答になるでしょう。

例文2. アパレル

私の将来の目標は、お客様から信頼されるアパレル販売員になることです。

 

アパレル業界に興味を持つようになったのは、高校生の頃に貴社のブランドを偶然利用したのがきっかけです。デザインの良さはもちろんのこと、人体や環境にまで配慮した洋服に惹かれました。

それ以降、将来はアパレル業界で働きたい気持ちが強くなり、大学に入学してからは販売員のアルバイトを始めました。お客様一人一人の要望に沿った製品を提案するのは非常に大変ですが、自分の提案で相手に喜んでもらえたときの充実感はこの仕事ならではの魅力だと思います。

入社後は接客が上手な人を参考にしながらスキルを身につけていき、最終的には「困ったらあの人に聞けば間違いない」とお客様に思ってもらえるような販売員になりたいです。

【ポイント】
このような抽象的な目標では、目標を達成したといえる基準を具体的に述べる必要があります。例文でいえば、「困ったらあの人に聞けば間違いない」という点が、お客様から信頼されるアパレル販売員の基準になっています。

例文3. 建築・不動産

私の将来の目標は、人々が思わず1軒ずつ足を止めてしまうような魅力を持つ建物や街を計画することです。

 

私は街歩きを趣味にしており、色々な建物を見ながら散歩するうちに自分でも建物を設計してみたいと思うようになりました。それ以来、目標達成に向けて、印象に残った建物を写真に残したり、必要な知識を身につけるための資格勉強に励んだりしています。

入社後は、貴社の建物の特徴である、人を中心とした建物設計を身につけていきたいです。ゆくゆくは街づくりに関わるような大きなプロジェクトを通して、都市計画・デザインにも取り組んでいきたいと考えています。

【ポイント】
将来の目標達成に向けて努力していることが述べられている例文です。志望企業の特徴・強みと絡めることで、会社の方向性とも目指す方向性が合致していることが伝わります。

例文4. ホテル・サービス

私の将来の目標は、自分に会うために泊まりに来る宿泊客がいるような、おもてなしのスペシャリストになることです。

 

ホテルマンの仕事に興味を持ったのは、洋食レストランのホールスタッフのアルバイトで、さまざまなお客様と出会った経験がきっかけです。自分の対応によってお客様を満足させられたときには強いやりがいを感じ、より高度なコミュニケーションが必要となるホテルマンの仕事が自分に合っていると考えるようになりました。

目標達成のために、先輩たちの働きぶりを見ながら洞察力とコミュニケーション力を養うことはもちろん、外国人観光客にもおもてなしできるよう語学力を身につけたいと思います。アルバイトのおかげでひと通りの接客英語は身についたので、入社後は英語力をさらに向上させ、いずれは中国語やスペイン語も学ぶつもりです。

【ポイント】
具体的な経験に基づいた説得力ある目標です。英語だけに留まらず、ほかの言語の学習にも意欲を見せている点が好感を持てます。

例文5. 医療・介護

私の将来の目標は、在宅介護の負担を軽減する新しい介護ロボットを開発することです。

 

私の実家では祖父と祖母2人の介護をしており、私自身も手が空いているときには手伝っているのですが、まだ若い自分にとっても介護の負担は少なくありません。例えば、ベッドから車椅子に移乗するだけでも、息が上がるほどの負担があります。こうした介護の経験から、少しでも家族の負担を減らせるような介護ロボットを作りたいと思うようになりました。

高齢者向けの服薬支援装置に代表されるように、貴社は介護業界の数ある企業の中で先進的な装置や介護ロボットを続々と開発しています。貴社ならではの技術を学びつつ、現場でのニーズや導入にあたっての課題を分析し、自分の力で便利な介護ロボットを開発したいです。

【ポイント】
この例文では、企業の特徴と関連させながら自分の目標をアピールできています。うまく企業と絡めながらアピールできれば、企業研究を深くおこなっていると判断されるでしょう。

例文6. デザイナー

私の将来の目標は、人をワクワクさせるようなパチンコ台をつくることです。

 

元々はゲーム制作に関わる仕事に興味を持っていたのですが、大学2年生の頃にパチンコという娯楽に出会い、パチンコ台の開発設計に惹かれるようになりました。中でも貴社の開発設計部門は、勤務歴にかかわらず全社員が自由に意見を伝えられる環境が整っており、入社後すぐにでも開発設計に携われる点が魅力的に映りました。

特にパチンコの映像や演出のデザインに興味があるので、現在はゲーム・アニメの幅広い知識を身につけたり、UIデザインについて学んだりしているところです。

【ポイント】
目標を設定したきっかけと、達成に向けて現在取り組んでいることを具体的に伝えています。既に行動に移しているとアピールすることで、絶対に実現したいという熱意が読み取れますね。

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「将来の目標」一覧

他にも将来の目標には以下のようなものがあります。自分ならではの将来の目標を考える際の参考にしてみてください。

  • 会社で一番売上を上げる営業チームのリーダーになりたい
  • お客様だけでなく同僚からも信頼される社会人になりたい
  • コンピューターの扱いが苦手な人でも使いやすいWebサイトをつくりたい
  • 組織人事担当として働きやすい会社を作りたい
  • 全国の店舗を統括するマネージャー職を目指したい
  • 全国トップクラスの営業成績をおさめたい
  • 1級施工管理技士を取得して工事現場全体のまとめ役になりたい
  • 入社後15年以内に最高マーケティング責任者になりたい
  • セキュリティ分野の知識に長けたスペシャリストを目指したい
  • 新規事業立ち上げ組織のマネージャーとして仕組みづくりをしていきたい
  • ITをうまく活用した新しい営業手法を考案したい
  • お客様1人1人に満足してもらえる接客のプロになりたい
  • 30歳までに社内ベンチャー制度に応募してリーダーを務めたい

「将来の目標」の注意点

将来の目標を設定できた人は、以下の注意点に自分の回答が当てはまっていないかチェックしてみましょう。企業に寄り添った回答を心がけた結果、むしろ印象を悪くしてしまう場合もあります。

自信がなくても変に予防線を張らない

目標を達成する自信がなくても、変に予防線を張ってはいけません。自信がなさそうな回答は説得力が弱くなり、面接官に不信感をもたれる原因となってしまいます。

社会に出てから目標が変わるのは珍しいことではありません。「〜できたらいいなと思っています」「難しいかもしれませんが…」などのように、自信がないと見受けられる予防線を張るのは避けましょう。

就活ではあくまでも現時点での目標を伝えることが目的です。能力が足りないと感じているのであれば、目標達成のためにどんなことが自分に必要だと考えているのかを伝えましょう。

プライベートな目標は避ける

就活で伝える目標は、志望企業や実際の業務と関連性のあるものにしましょう。

プライベートな目標を伝えても、就職活動におけるアピールにつながりません。「プライベートな目標」という指示がない限りは、仕事関連の目標を伝えるべきです。

【プライベートな目標の例】

  • 30歳までに結婚する
  • マイホームを建てる
  • お金を貯めて世界一周旅行をしてみたい
  • 老後は田舎で暮らしたい

面接用に取り繕った答えを設定する

会社のビジョンや業務との関連性を意識しながら目標を考えることは大切ですが、取り繕った答えを設定するのはおすすめしません。

例えば「10年以内に売上規模を倍増させる」という目標を企業が掲げているからといって、「売上トップの営業マンになりたい」などと思ってもいないような答えを用意するのはNGです。

企業の考えと自分の考えが一致しているのであれば問題ありませんが、無理に企業に寄せた答えは自分を苦しめることになります。運よく採用されても入社後のミスマッチのリスクが高まるので、自分の本音と合う企業を選ぶことが大切です。

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「将来の目標」に関するよくある質問

最後に、将来の目標に関するよくある質問にお答えします。質問の意図に合わない的外れな回答をしないためにも、以下の内容をチェックしておきましょう。

インターンシップの場合は違う質問意図がある?

インターンシップで将来の目標について聞かれた場合も、質問の意図は本選考のときと同じです。目標を掲げている理由や、達成のためにどんな計画を立てているのかを伝えましょう。

その際、インターンシップの内容と関連させながら伝えられると、より効果的です。インターンシップの内容が将来の目標と合っていれば、志望度の高さが伝わります。

「英語を使った仕事をしたい」は将来の目標になる?

英語を使った仕事をするのは手段なので、将来の目標にはなりません。英語を使って何を実現・達成したいのかを伝えましょう。

具体的には、「海外支社の立ち上げに携わりたい」「海外向けの販売・マーケティングを強化したい」など、の目標が例として挙げられます。

将来の目標は面白い必要がある?

インパクトのある回答にしたいからといって、無理に面白い回答をする必要はありません。変に奇をてらうのではなく、自分にとって魅力的な目標を掲げましょう。

ありきたりな目標だとしても、目標を掲げている理由や、達成のための計画が具体的であればきちんと評価してもらえます。

「決まってない」というのはアリ?

基本的にはNGです。せっかく自分を売り込むチャンスをみすみす逃すことになってしまいます。

10〜20年先の将来を想像するのは難しいかもしれませんが、しっかりと目標を立てることは自分のキャリアを考えるうえでも大切です。

どうしても決まらない場合でも、「まだ決まっていません」の一言で終わらせるのではなく、今後どのように目標を見つけ、達成していくつもりなのかを伝える必要があります。

まとめ

以上、将来の目標を企業が質問する理由や、見つからない場合の対処法を解説しました。

将来の目標は、企業と学生の方向性が合致しているか、長期に渡って活躍できる環境かをお互いに確かめる、重要な質問です。面接向きの取り繕った回答をするのではなく、自分が本心から達成したいと思える目標を掲げましょう。

まだ働き始めてもいない段階で将来のことを考えるのは難しいですが、目標を見つけるためには色々な方法があります。

どうしても将来の目標が見つからない人は、自分史や自己分析ツールも活用しながら、自分に合った方法を探してみてください。

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株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

 

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※セミナー開始5分前より開場します。

 

【参加対象者】

2024年 卒業見込み学生

 

【登壇者の紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

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※ZOOMでのライブ配信です。
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世の中には実に多くの会社があります。就職情報サイトにも、万単位の採用情報が掲載されています。
その中から自分に合った1社を選ぶために大切なのが、自己分析で「自分なりの企業選びの軸」を複数見つけることです。
今回は、「社風」「働きやすさ」を軸とした企業選びを紹介します。

会社との相性が大切

企業選びの重視点を考えたとき、事業内容、企業規模や年収、成果主義、福利厚生の充実など、さまざま出てくることでしょう。何を重視するかは人それぞれです。しかし、どんな人も共通して重視したいのが「社風」「働きやすさ」です。
社風はいわゆる会社の「性格」のようなもので、企業体質などとも呼ばれています。
人との付き合いにおいても性格が合わない人とは長く続きません。会社と自分が合うということはとても大事です。

社風は目に見えるものではないので捉えるのは難しいですが、会社の掲げる「企業理念」や「行動指針」などを、会社のウェブサイトなどで見るといいでしょう。会社にとっての企業理念は、社会に対しての姿勢を示すとともに、社員の考え方や行動の方向性を示すものです。会社の存在意義や、今後の方向性も企業理念から始まっています。

 

特に近年は、「自社は何のために存在するのか」という存在意義(「パーパス」とも呼ばれています)を明確に示す会社が増えています。例えば、キリングループはCSV※パーパスのなかで酒類メーカーとしての責任を示し、「全ての事業展開国で、アルコールの有害摂取の根絶に向けた取り組みを着実に進展させる」としています。また、ソニーも「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」をパーパスとして掲げています。

こうした会社の掲げる価値観のどんなところに共感するのか、そのために自分は何ができるか・していきたいのかを考えてみるといいでしょう。自分とマッチする面が見えてきます。
※CSV:「Creating Shared Value」の略で「共通価値の創造」のこと。

そして、社員の生の声を聞いてみてください。複数の社員に企業理念や会社の方向性などについて質問したとき、同じような回答が返ってくれば、社員に会社の価値観などが浸透し、それに基づいた行動を取れていると予測できます。企業理念が生きているということです。

社員も顧客も社会も全てよくなることを目指す

企業選びの際、同じ業界の企業同士を比較することが多いですが、就職人気の高い総合商社を例に、企業理念と、その価値観を共有し一緒に働きたい人として掲げる「求める人材像」を挙げてみました。

 

 

3社の企業理念などにはいずれも、社会の持続可能な発展への貢献、社員のあり方が込められていますが、文字や意味からどこか社風が垣間見られます。

求める人材像については、行動力などはどの会社でも求められる能力ですが、三菱商事の「倫理観」、伊藤忠商事の「でっかい夢に情熱を燃やせる人」、三井物産の「協働」「思いやり」など、各社違ったキーワードが見られます。

このように表にして比較してみると、「自分に合いそうだ」と思える何かが見えてくるでしょう。

 

「働きやすさ」の指標も要チェック

企業選びの重視点として、もう一つ忘れてはならないのが「働きやすさ」です。その指標の一つとして、休暇の取得状況や残業時間を見るとよいでしょう。

長時間労働のうえ、休暇がなかなか取れない状況を想像してみれば、その大切さが分かります。長く働ける環境かどうかという視点では、勤務年数も参考になります。

「年次有給休暇の取得率」「1カ月当たりの労働者の平均残業時間」「平均継続勤務年数」は、厚生労働省のウェブサイト「女性の活躍推進企業データベース」で、約1万3000社の情報が検索できます。

こうした指標も、表などにして比較してみると各社の違いが見えてきます。
先に挙げた総合商社3社で見比べてみましょう。

 

 

3社とも社員の働きやすさに配慮しており大差は見られませんが、3社の中だけで見ると、三井物産は有給休暇の取得率が高く残業時間は少ないですが、女性の勤務年数は短めです。
また、伊藤忠商事は、残業が他の2社より多いことなども分かります。同社は朝型勤務制度を取り入れることで生産性を向上させ、20時以降の残業を原則禁止するなど残業の削減を進めています。
各指標に対して、どんな取り組みがなされているかを確認することも大事です。

ベンチャー企業の場合は経営層を知る

ベンチャー・スタートアップ企業の場合は、これまで紹介した大手企業ほど情報が公開されていない可能性があります。自分に合ったベンチャー・スタートアップ企業を見つけるには、経営者の取材記事やSNSなどを調べて、人物像を知ることが重要です。

また、経営者だけでなく、経営メンバーが強みを活かして役割分担している企業は、成長する可能性が高いと言えます。興味を持ったベンチャー・スタートアップ企業を見つけたら、経営者・経営メンバーの発言を調べて、力強さや魅力を感じられるかどうかを考えてみましょう。

なお、会社のさまざまな情報を表やグラフで視覚化すると、少しの違いや自分との相性などが見えてくるのでお勧めです。実際に「その会社の社員になった場合の生活」をイメージして企業選びをしてください。

【監修】株式会社キープレイヤーズ(https://keyplayers.jp/
代表取締役 高野 秀敏さん

自分史 就活

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「就活の自己分析で活用する自分史の作り方を知りたい」

「そもそも就活における自分史とは?」

「自分史の例文やテンプレートはないかなぁ?」

就活において自分史の有効な活用方法が分からず、このような疑問や悩みを抱えている就活生が多いのではないでしょうか。

自己分析は自分の強みをアピールするだけではなく、根拠を持たせる具体的なエピソードが必要になります。

自分史を作成して過去の出来事や経験を振り返ることで、就活における企業選びや自己分析の深掘りに役立てられるメリットがあります。

また、自分史を作成することで自分の新たな価値感に気づき、就活のモチベーションアップにつなげられる可能性もあるでしょう。

この記事では、自分史の作り方にくわえ、ESにも活用できる具体的な自分史の例文や面接でのアピール方法まで学んでいきます。本記事を読めば、自分史について網羅的に理解できるはずです。これを機にぜひ自分史を作成してみましょう。

新卒逆求人サービス OfferBoxの自己分析ツール「AnalyzeU+」では、約100万人のデータに基づいて、客観的な自分の強みや弱み、社会で活かせる力を診断できます。
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就活で作成すべき「自分史」とは

まずは自分史とは何か、就活においてどのように活用するのかを解説します。

自分史は過去の出来事や経験をより深く振り返ることができ、自己分析を進める上で有効なツールの一つになるので、ぜひ作り方の基本を理解して丁寧に作成していきましょう。

生まれてから現在までの自分の半生を書いたもの

自分史とは、「自分の半生を時系列に整理してまとめたもの」のことです。

半生というと難しく思えるかもしれませんが、自分が経験してきたことを一覧化するだけなので、身構える必要はありません。

自分がこれまで生きてきた中で、努力したことや好きなもの、目標などを洗い出しましょう。

自分史を作成する際は、要所やターニングポイントなどがわかりやすいようにまとめられると良いでしょう。

就活で作成する自分史では、小学校から大学までを時代ごとに区切って作成する場合が多いです。

就活の自己分析で活用できる

自分史はESや履歴書と異なり応募書類ではないので、就活において企業への提出は必須ではありません。そのため、忙しい就活の合間を縫って自分史を作成する必要があるのか、目的をイマイチ理解できない就活生も多いでしょう。

しかし、幼少期を含め自分が経験した過去の出来事を時系列でまとめることで、自分の強み・価値感や行動タイプをより正確に分析できるメリットがあります。

エピソードごとに感情やモチベーションの変化、取ってきた行動などを当時の出来事や環境と照らし合わせて振り返ることで、より深く自分について理解できるでしょう。

自己分析がしっかりできていれば、仕事で壁にぶつかった際も状況を客観視でき、冷静に対応できる人材と捉えられるメリットもあります。

自己分析ツールの活用もおすすめ

自分史を作成して自分自身で過去を振り返るのもおすすめですが、自己分析ツールを活用して客観的な視点で分析してみるのもよいでしょう。

OfferBoxに登録することで使用できる「AnalyzeU+」は、251の質問に答えるだけで社会人基礎力や次世代リーダー力など計28項目もの診断結果が得られます。

営業職や事務職など計6つの職種領域に分類した適性も可視化されるので、自分の強みが活かせる仕事の方向性を理解できるのが強みです。

累計100万人の結果にもとづいている正確な診断結果で、利用者からも好意的な口コミも多数寄せられているので、この機会にぜひ利用してみましょう。

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就活で自分史を作成するメリットとは?

自分史 作成 メリット

自分史を作成するメリットは、幼少期から過去の出来事や経験を時系列で整理する過程で、自分への理解がより高められることです。

自己理解が高いほど、ESや面接時にアピール内容を自信を持って伝えられるようになるだけではなく、企業選びに失敗するリスクも軽減できます。

自己分析の質を上げ、就活を成功に導くためにも、自分史の作成は重要といえるでしょう。

自分への理解が高まる

自分史の強みは、自分の内面を正確に把握でき、より自己理解を高められる点です。

自分の言葉で分かりやすく表現し、グラフやデータも用いながら視覚的にまとめているので、何度も見返すことで気づきを得やすいといえるでしょう。

幼少期からの出来事や経験、その時の感情の変化を改めて振り返る中で、自分自身の新たな一面や働く上での課題を発見できる可能性があり、自己理解を高めるには最適です。

自分史の中身を充実させるにはネガティブなエピソードも振り返る必要がありますが、前向きな気持ちで作成していきましょう。

過去の経験を思い出し整理できる

ESや面接では、一方的に自分の強みを伝えるだけではなく、アピール内容を裏付けるエピソードも必要になります。

自分史を時系列に沿って作成する中で、忘れた過去も流れに合わせて思い出すことができ、これまでの人生で印象に残ったエピソードをしっかり整理できます。

頭の中でおぼろげに記憶しているだけでは、面接の緊張感がある中で過去にあったことを瞬時に思い出しスラスラ伝えるのは難しいものです。

選考に臨む前に自分史を作成するというアウトプットの過程を経れば、自分の強みや仕事に対する想いとともに、それを裏付けるエピソードも適切に伝えられるようになります。

ESや面接での自己PRで説得力が増す

自己分析の質が高まれば、自己PRがより具体的になり、ESや面接でのアピールに説得力が増します。

企業側は選考での回答内容よりも物事を論理的に伝える能力を重視し、入社後の成長性を判断しようとしています。

アピール内容を論理的に伝えるには明確な根拠が必要になるため、一次情報となる自分が実際に経験したエピソードを整理することは非常に有効です。自分史を作成することで、より詳細に過去の出来事とその時々の感情や考えを整理できるでしょう。

冒頭にも書いたように、自己理解が高まれば企業選びの失敗も減らせるため、選考にも自信を持って臨めます。

このように、自分史の作成によって就活全体が好循環になる効果があるでしょう。

ダウンロード_自分史Excelテンプレート_OfferBox

自分史の作り方と例文

自分史 作り方

ここからは、自分史の作り方を手順別に紹介します。例文も交えて解説するので、どのように進めて良いかわからない場合は是非参考にしてみてください。

  1. 各年代の自分のキャラクターを書く
  2. 実際のエピソードを時系列でなるべく多く書く
  3. 当時のモチベーションをグラフ化する
  4. 当時考えていたことをなるべく多く書く
  5. 振り返ると学びになったことをなるべく多く書く
  6. 全体の流れを見て自分の特徴をまとめていく

1. 各年代の自分のキャラクターを書き出す

まずは、各年代における自分のキャラクターを書き出しましょう。

具体的に自分のキャラクターとは、以下の例にあるように自分自身の性格や行動パターンを指します。

【キャラクターの例】

  • クラスのお調子者
  • 委員長を務めるクラスのリーダー
  • 自分の考えを持って突き進む猪突猛進タイプ
  • 部活に打ち込む野球少年
  • 友達やアルバイト先で天然だとよく言われた
  • 何かと相談されやすい中立ポジション
  • 常に一歩引いてその場の空気を俯瞰していた
  • 場面に応じて喜怒哀楽を適切に表現してきた
  • 勉強熱心で真面目な性格
  • 周りに左右されず自分らしさを大切にしてきた
  • マイペースで一人の方が気が楽
  • 一人で行動することが多い など

言葉は選ばなくていいので、思い出せることをなるべくたくさん書き出してみましょう。

テンプレートを使用する場合は、C列に年代ごとに取り組んだ活動を、D列には組織の中での自分の立ち位置を記入してください。「活動」の欄には大学以外に所属した学校、部活、地域活動、その他自分自身が影響を受けた環境などを記入しましょう。

そして、一つ一つの活動の中で、自分はどういうキャラクターで、どのような立ち位置だったのかを考えます。リーダー的存在だったのか、中継ぎ役だったのか、周囲についていくタイプだったのかなど、上記【キャラクターの例】も参考にしながら思いつくだけ書き出してください。

2. 実際のエピソードを時系列でなるべく多く書く

年代ごとに自分のキャラクターを思い出せる限り書いたら、実際のエピソードを時系列で書き出していきましょう。

ここでも、まずは内容を精査せずに記憶を便りに思い付くまま書き出してみることが大切です。些細な出来事であっても深掘りする過程で自己理解のヒントを得られたり、他のエピソードとの共通点や何かしらの意味を見出せたりする可能性があります。

エピソードの書き方がイメージできない場合は、以下の例文を参考にしてみてください。

  • 友だちとケンカして3日間引きずっていたことがある
  • 外遊びが好きすぎて帰り際にまだ遊びたいとよく泣いていた
  • 学校が楽しくて学期末にはいつも皆勤賞を受賞していた
  • 部活のことしか思い出せないくらいサッカーに夢中だった
  • 数学が苦手だった
  • 自転車でよく転んでいた
  • 宿題はいつも後回しにしていた最後に慌てていた

このように簡単で構わないので、1つ2つではなく可能な限り多くのエピソードを書き出すことで自分史の内容が充実します。

自分をよく知る友達や家族など周りに聞いてみても、さらに多くのエピソードを思い出せる可能性があるので、時間を見つけて相談してみましょう。

3. 当時のモチベーションをグラフ化する

続いて、当時のモチベーションをグラフ化しましょう。

書き出した過去の出来事をもとに、「その中でもモチベーションが上下した出来事」をピックアップしていきます。

ピックアップした出来事に関しては「何故この時モチベーションが上がったんだろう」
「この時落ち込んだのをどう克服したか」などと振り返ってみましょう。

テンプレートを使用する場合は、「ライフラインチャート」の欄を使用すると便利です。

C列からD列まで記入したことを元に、当時のモチベーションをI列に記入します。その年ごとにもっとも印象深かったできごとをピックアップし、当時のモチベーションが低ければ左寄り、高ければ右寄りにポイントを打っていきましょう。

それぞれのポイントをつなげてラインを書くと、曲線グラフが出来上がります。PC上での作成が難しい場合にはプリントアウトして手書きで作成しても問題ありません。

グラフにして可視化することで、過去のモチベーションの波がひと目で分かるようになります。

4. 当時考えていたことをなるべく多く書く

エピソードに続き、当時の感情や考えていたことを「年代別に整理しながら」できるだけ多く書き出していきましょう。

テンプレートを使用する場合は、F列に記入していきます。

これまでと同様に、難しい言葉で表現する必要はありません。

表現の拙さや文章の体裁は後で修正していけばよいので、過去のエピソードを思い出しながら、以下のイメージで簡単に書き出していきましょう。

  • クラスが大好きで、毎日が楽しくて仕方ない
  • 人見知りが激しく、部活仲間でも話すのに苦労した
  • すぐに挫折してしまう人や諦めてしまう人の気持ちが全くわからない
  • 部活動の先生は厳しかったが、自分にはこのくらいビシバシ指導してもらえる方がモチベーションが上がった

このように、自分の感情や考え方に焦点を当て、できるだけ数多く書き出しましょう。

5. 振り返ると学びになったことをなるべく多く書く

感情や考え方を記入し終えたら、最後に当時の出来事や経験から得た振り返りと学びを記入しましょう。1~4まででまとめた内容を自分の中にしっかり落とし込める上に、自己PRの大まかな方向性を固めることができます。

テンプレートを使用する際は、G列の欄に当時の学びを書き出してみてください。

また、振り返ってみて特に人生のターニングポイントになった年代には、H列に*印をつけておきましょう。*印は1ヶ所だけでなく複数ヶ所に入れてかまいません。

当時の出来事や経験からの学びは、以下のイメージで記入します。

  • 仲の良いクラスメイトを通じて他クラスの友人とも和が広がるようになった。人と関わる楽しさを知った
  • 人見知りは克服できなかったが、時間をかけて仲良くなることで自分自身の人柄を理解してもらい、深い関係性を築くことができた
  • 厳しい環境に身を置いたり、高すぎるくらいの目標を掲げたりすることで成長できるとわかった

6. 全体の流れを見て自分の特徴をまとめていく

年代ごとの立ち位置、エピソード、モチベーション、感情、学びをすべて書き終えたら、最後に全体の流れをみて自分の特徴をまとめていきます。

書き出した自分史の中から、年代に関わらず共通する点や傾向をピックアップしていきましょう。自ずと特徴が見えてくるはずです。

特徴をまとめる際は、別のフォルダや紙に整理すると、後から見返しやすくなります。

また、完成したシートをほかの人と共有したり、見せ合ってみるのもよいでしょう。自分だけでは得られない気付きがうまれるかもしれません。

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自分史の書き方のポイント

自分史 書き方 ポイント

ここまでは、自分史の具体的な作成方法についてご紹介しました。

最後に、自分史の書き方のポイントをご紹介します。これから自分史を作成する方はぜひ参考にしてみてください。

しっかり事実を書き出す

自分史を作成する上で特に注意したいのが、自分を大きく見せようとせずに、ありのままの事実を書き出すことです。

内容に少しでも噓が含まれていても適切に自己分析ができず、会社選びに失敗する可能性もあります。面接にも自分を偽った状態で臨むことになりかねず、その場を何とかしのぐことにエネルギーを費やす感覚になってしまうでしょう。

また、希望職種や業界がある程度固まっていると、自分史の中身を全体的にやりたい仕事に寄せてしまう傾向があります。過去の出来事や経験をピックアップする際も、狭い視野で選びがちになり、似たような話ばかりになる場合も少なくないので注意が必要です。

自分史はESや面接の土台になるので、作成する時は素直な気持ちで記入しましょう。

ささいなこともなるべく多く書き出す

ささいなできごとやエピソードであっても、思い出せるものはすべて書き出してみましょう。

一度すべて書き出してみることで、自分の行動や考え方を可視化することができます。

また、一見就活や自己分析には関係ないように思える事柄も、自分の行動や価値観について考えるきっかけとなる可能性もあります。

「これはいらないかな?」と思うような小さなエピソードであっても頭の中で選別せず、まずは書き出してなるべく多く洗い出してみましょう。

「なぜ始めたか」振り返る

部活動や習い事など、何かの活動を始めるタイミングが誰でも一度はあったかと思います。

何かを始めるということは、数ある中からその活動を選んだということです。活動を始めた理由を振り返ることで、自分の目標意識や価値観の洗い出しにつながります。

たとえば、バスケ部に入った理由が「県大会に出場するくらい強い部活だったから」であれば、「自分は高い目標に向かうことがモチベーションにつながるタイプ」であると分析できます。

活動を振り返るときには、「なぜ始めたか」に着目してみましょう。

「なぜやめたか」振り返る

始めた理由を洗い出すのと同様に、その活動を「なぜやめたか」についても振り返ることが大切です。

たとえば、「テニスをしたくて入部したのにもかかわらず、悪口を言い合うようなノリが合わなかった」「ピアノを習っていたが、毎日の練習が苦になり1年ちょっとでやめてしまった」など、活動ごとにやめることになった原因を見つけてみましょう。

就職して長期的に活躍することを考えた際に、自分がどのようなポイントでやめたいと感じるのかを知っていることは重要です。自分にあった企業を探すヒントにもなるでしょう。

他者にも意見を聞いてみる

自分史に記入するエピソードを思い出す際も、周囲の友人や家族に聞いてみるのも大切であることはすでに説明しました。

他者にしか見えていない自分のキャラクターや行動パターンは、思っているよりたくさんあります。親しい間柄であるほど本音を言ってくれるので、自分という人間をより正確に知るためにも、家族や友人に意見を聞いてみるのはおすすめです。

また、作成した自分史はそのままにせず、他者から添削してもらうなどアドバイスをもらいましょう。

自分史を添削する中で指摘された箇所や質問された内容は、採用担当者も気にしたり疑問に思ったりする可能性があるので、フィードバック内容をしっかり反映させてください。

自分史の作成に迷った時こそ、一人で抱え込まず周囲に相談しましょう。

就活の自分史作成を目的化しない

就活において自分史は確かに大切ですが、作成すること自体が目的なのではありません。

自分史はあくまでも就活を成功に導くための有効なツールという立ち位置です。

一度作成して満足せず、自分の言葉で説明できるレベルまでインプットを繰り返し、ESや面接対策にしっかり活かせるようにしましょう。

また、会社説明会やOB・OG訪問、選考後など、新たな気づきや学びがあれば定期的に内容をブラッシュアップさせることも必要です。

人の考えは物事の影響を受け、日々変わっていくものなので、それに合わせて自分史の中身も更新して最新の状態に保っておきましょう。

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就活で自分史を作成してみよう!

今回は自分史の作成方法や書き方のポイント、テンプレートの記入方法を中心にご紹介しました。

自分史を作成する際は嘘や誇張を避け、素直な気持ちで事実のみを記入しましょう。

自分史の中身と現実との乖離が少ないほど、正確な自己分析が可能になります。

また、アピール内容の根拠となる自分が経験した過去のエピソードを振り返る場合は、些細な出来事にも目を向け、何でも書き出してみることがポイントです。

自分がこれまで経験したことを洗い出していくイメージで行い、要所となるエピソードやターニングポイントごとに自己分析を行っていきましょう。

本記事で紹介したOfferBoxの「AnalyzeU+」なら、251の質問に答えるだけで100万人以上のデータにもとづいた自己分析ができます。診断結果は視覚的に5段階レベルで表示され、結果に対して詳しい解説文もあるので、少し手を加えれば自己PR文を簡単に作成することも可能です。

自分史を作成する前や作成中に迷ったら、まずAnalyzeU+を利用してヒントやアイディアを得てもよいでしょう。自分史のテンプレートも用意しているので、ぜひ活用してみてくださいね。

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Webテストを受験する際に、そのWebテストの形式が何か確認しておきたいと感じたことがある学生は多いのではないでしょうか。

思うように解けなかったWebテストは特に対策をしておきたいですよね。特に、短い制限時間内に処理能力や言語能力が試されるWebテストでは、苦手分野の練習に取り組むなどの事前準備が不可欠です。

この記事では、15種類のWebテストの見分け方に加えて、Webテストの種類別に概要と出題傾向、そのWebテストを採用している主な企業を紹介します。

テストセンターの場合に、試験の形式を予測する方法についても紹介するので、これからWebテスト、テストセンターを受ける方は参考にしてみてください。

新卒逆求人サービス OfferBoxの自己分析ツール「AnalyzeU+」では、約100万人のデータに基づいて、客観的な自分の強みや弱み、社会で活かせる力を診断できます。
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Webテストの見分け方

Webテストの見分け方は難しくありません。

WebテストのURL一覧

Webテストは受験手続きの案内に記載されたURLを確認することで見分けることができます。WebテストそれぞれのURLには下記の法則があります。

URLWebテスト名
「arorua」を含むSPI/ENG
「e-exam」
「nsvs」
「tsvs」を含む
玉手箱
WebGAB
C-GAB
TG-WEB
CAB
「c-personal」
「e-gitest」を含む
TG-WEB
「cservice」
「web-cubic」を含む
CUBIC
「gps-cbt」を含むGPS
「gate.web-cbt」を含むCBTS
「tal-sa.jp」
「talsqi」を含む
TAL
「aip.armg.jp」を含むAIP
「tracs.jp」を含む不適性検査スカウター
「generator.cbt.jp」
「cbt-s.jp」を含む
BRIDGE
「empweb21」を含むTAP
「ef-1g」を含むeF-1G
アプリのためURLはなしGROW

テストセンター・筆記は過去の口コミやOB訪問で事前確認

Webテストの種類は過去の口コミから知ることもできます。ほとんどの企業では毎年、同じWebテストを実施しているからです。

就活情報の口コミサイトを確認して、志望企業が導入しているWebテストを確認してみましょう。この方法を使えば十分な余裕を持って事前対策できます。

ただし、必ずしも毎年同じWeb テストが実施されるとは限りません。これまでとは違うWebテストが実施されることもあるため、URLから見分ける方法と組み合わせるのがおすすめです。

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主要な7種類のWebテストの見分け方と概要

ここからは、Webテストごとの概要や出題傾向を紹介します。

Webテストにはさまざまな種類があり、知名度や受験方法はWebテストごとに異なります。特に多くの企業で導入されている7種類のWebテストの概要は以下のとおりです。

  • 言語:語句の意味・文の完成・内容把握など
  • 数理:四則演算・単位の変換・データや図表の読み取りなど
  • 図形:図形列の把握・図形の分割と構成・立体図形の展開図
  • 論理:国語・数学両方の要素を含んだ推理問題
  • 英語:基礎的な英単語・英熟語の理解・長文読解
    • 思考力+基礎能力+性格検査/li>
    • 思考力+性格検査/li>
    • 思考力
Webテスト名出題内容
SPI言語
非言語
性格
ENG英語
玉手箱/言語
非言語
英語
性格
WebGAB/C-GAB言語
計数
英語
パーソナリティ
TG-WEB言語
計数
英語
CUBIC言語
数理
図形
論理
英語
GPS思考力
性格検査
基礎能力

SPI:URLに「arorua」が含まれる

URLに「arorua」が含まれるのはSPIです。

SPIは数多くの企業で導入されているメジャーなWebテストです。社会人として求められる性格・能力を測定するための適性診断であり、総合的な学生のポテンシャルを測ることができます。

SPIの概要

SPIはリクルート社が提供している適性診断です。初期バージョンの「SPI」からバージョンアップが繰り返され、2013年以降は最新バージョンの「SPI3」が導入されました。

SPIのテスト形式は以下の通りです。

  • テストセンター形式(専用会場で受験)
  • Webテスト形式(自宅などのパソコンから受験)
  • ペーパーテスト形式(用意された会場で紙ベースによる試験を受験)

学生はエントリーした企業から指定された形式を受験する仕組みです。

時間配分は形式別に異なります。それぞれの章ごとで回答時間が決められているため、時間配分に注意しましょう。詳細な時間配分は、以下の記事を参考にしてください。

SPIの出題傾向

SPIは次の3つのパートで成り立っています。

  • 言語(国語):語句の文法、多義語、空欄補充、長文読解など
  • 非言語(数学):四則計算、推論、部分集合(包含関係)など
  • 性格:自分の性格が当てはまると思う項目を選択する

言語では「言葉の意味」と「使い分け」を問う問題が多く、熟語の意味を覚えるなどの対策が必要です。

非言語では公式を覚えただけでは解けない問題も出題されるため、参考書などを何度も解くなどして対策しましょう。

さらなる対策や勉強法は、以下の記事が参考になります。

ENG:基本筆記試験のため口コミで確認

ENGは基本的に筆記試験なので、口コミで確認を行うようにしましょう。

ENGは英語力検査です。SPI受験時に英語の問題が出題されたら、ENGだと判断しましょう。英語力を必要とする外資系企業などで、学生の英語能力を測る目的で実施されることがあります。

ENGの概要

ENGはリクルート社が提供する、英語力を測るためのWebテストです。英検では準2級程度、中学・高校の学習範囲から大学受験レベルまでの問題が出題されます。

ENGのテスト形式は「テストセンター形式」や「Webテスト形式」が一般的です。30分間の試験時間のうち、40問の筆記テストが出題されます。

ENGの出題傾向

ENGで出題される問題はすべて英語で、リスニングはありません。長文読解や同意語、反意語、空欄補充、英英辞書、誤文訂正、和文英訳を中心とした問題が出題されます。

出題されるのは英単語を暗記しただけでは解けない問題や、読解スピードや読解力を求められる問題ばかりです。

そのため、対策本で問題を繰り返し解くようにするなど、日頃から英語力を高めておくことが対策となります。

玉手箱:URLに「e-exam」「nsvs」「tsvs」が含まれる

URLに「e-exam」「nsvs」「tsvs」が含まれるのは玉手箱です。

玉手箱は自宅受検型の適性テストでトップシェアを誇ります。SPIと同じように、知的能力や性格適性を測定する目的で導入されています。

問題集が数多く出回るSPIは対策されやすいことから、SPIではなく玉手箱を実施している企業もあります。

玉手箱の概要

玉手箱の提供元はGABやCABなどを提供する日本エス・エイチ・エル(SHL社)です。そのため、GAB・CABと同じ形式の問題も出題されます。

SPIに次いで有名なWebテストで、難易度はSPIよりも高めです。また、回答時間が短く、問題数が多くなっています。1問あたりにかけられる時間が短いので、素早く正確に回答しなければいけないことが特徴です。

そのため、金融・コンサル業界など、業務に正確性やスピードを求められる業界の採用試験で導入されることが多くなっています。

玉手箱のテスト形式は「テストセンター形式」と「Webテスト形式」が一般的です。
玉手箱に関するさらなる詳細は、以下の記事を参考にしてください。

玉手箱の出題傾向

玉手箱は次の4つのパートで成り立っています。ただし、企業によっては英語を実施しないことがあります。

  • 言語(国語):論理的読解/GAB形式、趣旨判定/IMAGES形式、趣旨把握
  • 非言語(計数):四則演算、図表の読み取り、表の空欄推測
  • 英語:GAB形式の英語、IMAGES形式の英語
  • 性格テスト

出題範囲の広い玉手箱では、要点を絞って効率的に対策しましょう。まずは出題傾向を知るために、過去問を繰り返し解きます。その上で、素早く解答できるように制限時間内に解く練習をしましょう。

GAB,C-GAB,CAB:URLに「e-exam」「nsvs」「tsvs」が含まれる

URLに「e-exam」「nsvs」「tsvs」が含まれるのはGABもしくはCABです。

GAB、CABは新卒総合職向けの能力適性テストです。いくつかのテスト形式があり、テストセンター形式で受験するものは「C-GAB」「Web-CAB」と呼ばれています。
知的能力・能力特性・将来のマネジメント適性・職務適性などを測れることが特徴です。

GAB,C-GAB,CABの概要

GABの提供元は、玉手箱と同じ日本エス・エイチ・エルです。グローバル企業の採用試験でも実施できるよう、日本語だけではなく英語によるバージョンも用意されています。

GABのテスト形式は、もともと「ペーパーテスト形式(GAB)」のみでした。しかし、今では「テストセンター形式」や「Webテスト形式(C-GAB)」もあります。

約45〜90分間の試験時間のなかで、長文の読解や図表の読み取りなどの問題に回答しなければなりません。短時間で解く能力が求められ、最も難しいとされる適性試験です。

CABもWebテスト形式とペーパーテスト形式があります。GABやC-GABと同様に難易度が高い適性検査です。

GAB,C-GAB,CABの出題傾向

以下のとおり、GAB,C-GABはテスト形式ごとに出題されるパートが異なります。

  • ペーパーテスト形式(GAB):言語、計数、パーソナリティ(所要時間90分)
  • テストセンター形式(C-GAB):言語、計数、英語、パーソナリティ(所要時間45分)

CABは

  • ペーパーテスト形式(CAB):暗算、法則性、命令表、暗号、性格検査(所要時間85分)
  • テストセンター形式(Web-CAB):四則逆算、法則性、命令表、暗号、性格検査(所要時間72分)

言語や計数、英語などの知的能力検査の対策は、問題集などで出題形式に慣れることです。

そうすれば、本番でもスムーズに解きやすくなります。また、同じ問題形式を使用している「玉手箱」で実践練習しておくのも有効でしょう。

TG-WEB:URLに「c-personal」「e-gitest」が含まれる

URLに「c-personal」「e-gitest」が含まれるのはTG-WEBです。

TG-WEBは難易度が高いことで有名な適性診断です。近年は、有名企業の採用試験で実施されることが多くなっています。

学生の能力や性格を把握した上で、採用後のパフォーマンスの良し悪しを判定するために実施されます。

TG-WEBの概要

ヒューマネージ社が提供する「TG-WEB」は、ほかの適性診断よりも問題数が少なく、比較的難易度の高い問題が出題されます。

TG-WEBのテスト形式は「テストセンター形式」「Webテスト形式」「ペーパーテスト形式」です。また、問題形式には「従来型(難易度が高いタイプ)」と「新型(比較的簡単で問題数が多いタイプ)」の2パターンがあります。

現状では、難易度が高めの「従来型」が主流です。

回答時間はパターン別に異なり、従来型は1問当たりの時間が長く、新型は1問当たりの時間が短くなっています。TG-WEBのさらなる詳細は以下の記事を参考にしてください。

TG-WEBの出題傾向と対策ポイント

TG-WEBのパターン別に出題されるパートと解答時間は以下のとおりです。

  • 従来型:言語(12問/12分)、計数(9問/18分)、英語(10問/15分)
  • 新型:言語(34問/7分)、計数(36問/8分)、英語(10問/15分)

従来型は難易度が高く、ほかの適性診断では出題されない問題もあるため、あらかじめ問題集を解いておき対策しましょう。一方、新型は短時間で解くことが求められるため、スピード感を重視して解く練習をします。

CUBIC:URLに「cservice」「web-cubic」が含まれる

URLに「cservice」「web-cubic」が含まれるのはCUBICです。

CUBICは高い信頼性を誇る適性診断です。事前対策や嘘の回答ができない仕組みになっています。回答に正解はなく、学生の性格や適性、社会性などを見極めることが目的です。

CUBICの概要

株式会社AGPが提供しているCUBICは、嘘の回答が見抜かれる仕組みになっています。意図的に良い回答ばかりするのは避けたほうがいいでしょう。

Webテストのなかでも試験範囲が広く、テストの難易度は「基礎」「応用」「総合」と段階別に分かれています。企業がどれを実施するかにより、難易度が異なります。

CUBICのテスト形式は「Webテスト形式」と「ペーパーテスト形式」が存在します。解答時間は約20分間あり、123問の全問回答が必須です。

CUBICの出題傾向と対策ポイント

CUBICは次の5つのパートで成り立っています。

  • 言語:語句の意味・文の完成・内容把握など
  • 数理:四則演算・単位の変換・データや図表の読み取りなど
  • 図形:図形列の把握・図形の分割と構成・立体図形の展開図
  • 論理:国語・数学両方の要素を含んだ推理問題
  • 英語:基礎的な英単語・英熟語の理解・長文読解

主に、中学・高校で習ったレベル感の内容が出題されます。CUBIC対策としては、基礎的な学習内容を見直すことです。

GPS:URLに「gps-cbt」が含まれる

URLに「gps-cbt」が含まれるのはGPSです。

ややマイナーな適性診断であるGPSには、ほかにはない2つの特徴があります。1つが思考力に関する設問があること、もう1つが音声や動画を使用した問題があることです。

出題形式が特殊なので事前対策が欠かせません。

GPSの概要

ベネッセコーポレーションが提供するGPSは、主に人材業界の採用試験で導入されています。テスト形式は「Webテスト形式」のみです。

GPSは「能力検査(思考力、基礎能力)」と「性格検査」で構成されています。思考力のテストでは、音声や動画を使用した問題が特徴的です。

思考力で45分間、基礎能力で25分間、性格検査で10分間の解答時間が設けられています。意外と時間が足りないことが多く、迅速かつ正確に解く必要があります。

GPSの出題傾向と対策ポイント

GPSの受験パターンは以下の3種類で、企業がいずれかを選んだ上で実施されます。

  • 思考力+基礎能力+性格検査/li>
  • 思考力+性格検査/li>
  • 思考力

また、出題される内容は以下のとおりです。

  • 思考力:短音声問題、動画・音声、テキスト問題で構成
  • 基礎能力:言語・数理処理能力を測る問題で構成

このうち、ほかのテストでは出題されない「思考力」の対策は難しいでしょう。問題解決能力が試される設問のため、ロジカルシンキングできるように思考力を鍛える必要があります。また、長文問題を読む必要があるため、速読ができるように準備しておくことです。

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その他のWebテスト8種類の見分け方と概要

ここからは、その他のWebテスト8種類の見分け方と概要をご紹介します。

先に解説した主要なWebテストと比べると出題頻度は少ないですが、就職活動を進める中で、ここでご紹介するWebテストを採用している企業の選考を受ける可能性もあるので、概要を押さえておきましょう。

CBTS:URLに「gate.web-cbt」が含まれる

URLに「gate.web-cbt」が含まれるのはCBTS社のWebテストサービスです。

CBTSはWebテストをパッケージで提供しているのではなく、企業ごとにアレンジされているのが特徴です。そのため、出題される内容や形式は企業ごとに異なります。

CBTSの概要

CBTSは、専用の会場へ行ってパソコンからテストを受けるテストセンター形式のWebテストです。

しかし、WebテストがCBTSであるとわかっても、企業ごとに出題される内容や形式が異なるため、事前の対策が取りにくいところが難点です。

とはいえ、各企業の採用するWebテストはそう頻繁には変わりません。他のWebテストにもいえることですが、OB訪問を行ったり、過去の出題傾向を調べたりすることで、対策のヒントがみつかる可能性も十分考えられます。

TAL:URLに「tal-sa.jp」「talsqi」が含まれる

URLに「tal-sa.jp」「talsqi」が含まれるのはTALです。

TALでは能力検査は実施されず、性格検査のみのテストとなります。

実績数はさほど多くはありませんが、実際にTALを採用している企業も存在します。能力検査はありませんが、他のWebテスト同様に足切りとして実施されるケースが多いため油断せずに臨みましょう。

TALの概要

TALは脳科学・統計学系の適性検査です。上述のとおり、TALでは能力検査は実施されず、性格検査のみのテストとなります。

TALの出題形式は以下のとおりです。

  • 質問回答形式
  • 図形貼付形式

TALはあくまで適性検査であり、企業ごとに求めている人材や適性は異なるため、これといった対策方法はありません。

ただし、矛盾した回答をすると落とされる可能性があるため、できるだけ一貫した回答をするように心がけましょう。聞かれた質問に対して素直に答えるのがポイントです。

また、自分をよく見せようとして嘘の回答をしてしまうと入社後のミスマッチにもつながってしまう可能性もあります。

TALを受ける場合、誠実に回答するのが一番良い方法といえそうです。

AIP:URLに「aip.armg.jp」が含まれる

URLに「aip.armg.jp」が含まれるのはAIPです。

正確には「アドバンテッジインサイト」という名称で、メンタルヘルス業界のトップ企業であるアドバンテッジリスクマネジメント社が提供するWebテストです。

AIPの大きな特徴は、「ストレス耐性」にフォーカスした採用適性検査である点です。

AIPの概要

AIPでは、ストレス耐性やEQ能力(感情をコントロールする能力)など、メンタルヘルスの観点から適性チェックが行われます。

AIPでは、以下の内容が出題されます。

  • EQ能力テスト
  • ストレス耐性テスト
  • 知的能力テスト

知的能力テストでは主要なWebテストと同じような内容が出題されるので、他のWebテストの対策を行っていれば問題なく解くことができるでしょう。

EQ能力テストとストレス耐性テストでは、企業の求める適性に近いかどうかが重要視されます。

そのためこれといった対策方法はありませんが、企業研究などをしっかり行うことで、企業の求める適性人材を知るヒントにつながるかもしれません。

不適性検査スカウター:URLに「tracs.jp」が含まれる

URLに「tracs.jp」が含まれるのは不適性検査スカウターです。

スカウター社が提供する不適性検査スカウターでは、能力検査と適性検査が実施されます。

不適性検査スカウターの概要

不適性検査スカウターでは、以下の4種類の問題が出題されます。

  • 資質検査「SS」
  • 精神分析「SB」
  • 定着検査「TT」
  • 能力検査「NR」

NR検査はいわゆる能力検査になりますが、それ以外はすべて適性検査です。

どの問題が出題されるかは企業によって異なり、1種類のみ出題されるケースもあれば、4種類すべての問題が出題されるケースもあります。

OB訪問で情報収集したり、過去の出題パターンを調べたりするなど、志望企業の過去の実績から予測しておくと準備しやすいかもしれません。

BRIDGE:URLに「generator.cbt.jp」「cbt-s.jp」が含まれる

URLに「generator.cbt.jp」「cbt-s.jp」が含まれるのはBRIDGEです。

BRIDGEも採用実績はさほど多くありませんが、大手企業でBRIDGEを採用している企業もあります。BRIDGEでは玉手箱やTG-WEBと似た問題が出題されるので、これらの対策を行っていれば問題なく解くことができるでしょう。

BRIDGEの概要

BRIDGEはリンクアンドモチベーション社が提供している適性診断です。BRIDGEのテスト形式は以下の通りです。

  • 能力テスト
  • 性格テスト

能力テストは、計数分野のみで構成されています。制限時間に対して難しい問題が出題される傾向にあるのでやや注意が必要です。具体的には「図表の読み取り」「推測」「推論」「集合」などが出題されます。不安がある場合は対策を行うようにしましょう。

TAP:URLに「empweb21」が含まれる

URLに「empweb21」が含まれるのはTAPです。

TAPは日本文化科学社が提供している適性検査です。能力検査と性格検査にわかれており、認知度はさほど高くないものの、難易度が高いのが大きな特徴です。

TAPの概要

TAPのテスト形式は以下の通りです。

  • 能力検査
  • 性格検査

TAPでは、主に能力検査の対策が必要となります。数学の問題が多く、具体的には「四則計算」「損益算」「n進法」「論理・暗号解読」「三角比」などから出題されます。

難易度が高い傾向にあるため、不安を感じる場合は似た形式のWebテストの練習問題などを解いて準備を行うことをおすすめします。

eF-1G:URLに「ef-1g」が含まれる

URLに「ef-1g」が含まれるのはeF-1Gです。

eF-1Gは株式会社イー・ファルコンが提供する適性検査で、一般的なWebテスト同様に能力検査と性格検査にわかれています。

eF-1Gのテストは、問題数に対して制限時間が短い点が特徴です。

eF-1Gの概要

eF-1Gのテスト形式は以下の通りです。

  • 能力検査(言語/非言語)
  • 性格診断

能力検査では、言語問題と非言語問題が両方出題されます。問題数が114問あるのに対して制限時間が30分しかないため、スピード感を持って解答していく必要があります。

考えても分からない問題や難しい問題には時間を使いすぎないようにするのがポイントです。

性格診断については、他のWebテスト同様に素直に答えていくのが良いでしょう。

GROW:アプリをインストールして実施

GROWでは、アプリをインストールして適性検査を受検します。

GROWは最新のAIを用いて作られた適性検査であるため、嘘や過大評価が通用しない点が大きな特徴です。また、GROWでは自己評価だけでなく、他者5人の評価をあわせて送信しなければなりません。

GROWの概要

GROWは最新のAIを用いて作られた適性検査です。受験はスマートフォンなどにアプリをインストールして行います。実施時間は約1時間程度です。

GROWの出題形式は以下の通りです。

  • 気質診断
  • 自己評価
  • 他者評価

気質診断では、「繊細性」「外向性」「開放性」「協調性」「自律性」の観点から診断を受ける形式です。

また、自己評価だけでなく、他者5人の評価をあわせて送信する必要があるため、受検することがわかったタイミングで依頼する人の目星をつけておくようにしましょう。依頼する他者は友人、家族など、誰でも構いません。

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まとめ

以上、Webテストの見分け方や種類別の概要や出題傾向を解説しました。

企業側は学生の基礎能力を測り、面接可能な人数まで絞り込むためにWebテストを実施します。そのなかで内定に近づくためには、数あるWebテストを見分けた上で、必要な対策をおこなうことが大切です。

これまで解説したように、Webテスト別に特徴や出題内容は異なります。すべてのWebテスト対策は難しくとも、エントリーした企業が実施するWebテストだけでも対策しておきましょう。

しっかりと対策した上でWebテストに臨めば、スピードと正確性が求められる内容でも、落ち着いて解答できるはずです。Webテストごとに適切な問題集を選び、練習を繰り返すことで高得点を狙ってくださいね。

AnalyzeU
こんにちは、採用コンサルタントの高橋です。

第1弾第2弾、 に続く第3弾として、今回は実際にグループディスカッション対策についてお伝えします。

初めてのグループディスカッション前に、この記事を読んでいただける方も、グループディスカッションを何回も経験されている方もいるかと思いますが、どちらの方にとっても、学びあるように、【人事コンサルタント】の目線でお伝えします。

この記事では、グループディスカッションで評価されているポイントから、実際の進め方や役割、注意点などを解説しています。対策におすすめの本なども紹介しているので、参考にしてみてください。

グループディスカッション対策の前に|落ちる原因

グループディスカッションでは評価を得ることも大切ですが、まずは落ちないようにすることが重要です。グループディスカッションの対策を行う前に、落ちてしまう原因を押さえておきましょう。

具体的には、以下の項目が挙げられます。

  • 議論に参加できていない
  • 関係のない内容や的外れなことを発言してしまう
  • ネガティブな意見ばかり言っている・他人を否定している
  • 人の意見に耳をかさない
  • 企業の求める人物像ではなかったケース

グループディスカッションが苦手だという人は、まずは自分がこれらに当てはまっていないか注意してみてください。

グループディスカッションで評価されるポイント

続いて、グループディスカッションで評価されるポイントについてご紹介します。

  • コミュニケーション能力
  • ロジカルシンキング能力
  • 組織における立ち振る舞い

それぞれみていきましょう。

コミュニケーション能力

1つ目のポイントは「コミュニケーション能力」です。

グループディスカッションでは、基本的に初対面の相手と議論を行うことになります。その際、ただ単に発言をしたり打ち解けたりするだけでなく、自分の意見を発言して相手に聞き入れてもらえるようなコミュニケーション能力が問われます。

また、周囲と衝突を起こすことなく円滑にコミュニケーションをとることができているかも見られます。

「自分はコミュニケーション能力がある方ではない」と不安に思う人もいるかもしれませんが、ある程度までは訓練次第で身につけられます。事前の対策をしっかり行うようにしましょう。

ロジカルシンキング能力

2つ目のポイントは「ロジカルシンキング能力」です。

ディスカッションで自分の意見を述べる際、周囲の人に納得してもらうためには論理的な説明が不可欠です。

もちろん発言内容だけでなく協調性や人柄などもみられているケースが多いですが、「説得力のある説明の仕方ができているか」という点は常に意識しておくようにしましょう。

正解がないなかでも仮説を立てて、正しい方向に進められるかどうかが問われます。

組織における立ち振る舞い

3つ目のポイントは「組織における立ち振る舞い」です。

グループディスカッションでは、チームプレイで他のチームと競い合うパターンも多いです。発言内容だけでなく、組織として成果を上げるために個人がどのような立ち振る舞いをしているかもチェックされます。

企業によっては論理的思考よりも協調性を評価する場合もあるので、自分がどのような役回りをするとスムーズにことが進むか意識してみるようにしましょう。

グループディスカッションのテーマ例

グループディスカッションといっても内容や形式はさまざまです。ここでは、よくあるグループディスカッションの具体例をさまざまなテーマからご紹介します。

  • 「自由に使える1,000万円があったら何に使うべきか」など、発想力が問われるテーマ
  • 「成長できる企業の特徴を5つあげてください」など、ビジネスに関わるテーマ
  • 「終身雇用制度に賛成か反対か」など、討論した上でチームの意見をひとつにまとめることが必要なテーマ
  • 「地方における人口減少を止めるための施策を考えてください」など、課題解決力が問われるテーマ
  • 「(お金)か(愛情)なら、どちらの方が大切だと考えますか?」など、二者択一型のテーマ
  • 「人生における幸せとは何ですか?」など、定義付けから意見のまとめ上げまでが必要なテーマ

テーマごとに進め方は異なりますが、次の項では全般に共通する対策のポイントをご紹介します。

グループディスカッション対策のポイント

ここからは、グループディスカッションを対策する際に押さえておきたいポイントやコツについてご紹介します。

進め方について全員の合意を得る

まずは進め方について全員の合意を得て、どのタイミングで何についての議論をするのかを予め決めておくことが大切です。

基本的には、以下の順番で議論を展開していくとスムーズです。

①時間配分の決定…与えられた時間に対して1)どのような議論が必要なのか?、2)それぞれに割くべき時間はどのくらいか?を決定する
②課題/目的の定義づけや整理…与えられたテーマについて目線合わせを行う
③解決策の議論…課題を解決するためのアプローチについて話し合う
④結論…過程を整理して、結論づけを行う

発表がある場合は、発表の役割や進め方についても時間内に決めておきましょう。

①時間配分の決定

与えられた時間に対して、1)どのような議論が必要なのか?、2)それぞれに割くべき時間はどのくらいか?を話す時間になります。

②課題/目的の定義づけや整理

与えられたお題について目線合わせをする時間です。

〈定義づけの例〉
「日本の社会課題を一つ選んで、その解決策を考えろ」
▶︎「日本の社会課題を一つ」定義するので、「少子高齢化」「都市一極集中」というものが抑えられると良く、「少子高齢化によって何が課題になるのか?」「都市一極集中により何が課題になるのか?」まで定義できるとより課題が鮮明になるので、良い議論になるでしょう。

③解決策の議論

課題や定義が定まれば、あとはその課題を解決するためにどのようなアプローチがあるのかを考えるのみです。

④結論

筋の良い解決策が見えれば、②▶︎③の過程を整理して、論理的な破綻や、考える余地があるのに考えきれていないところがないかを整理するとよいでしょう。
時間があれば、より論を強められる補強をするのがベストです。

⑤発表(ないケースも)

最後に発表の準備です。選考官が議論過程をしっかり見ている場合などは、発表がないケースもあります。

必要な役割を分担する

スムーズに議論を進めるために、以下のような役割を担うメンバーがいると良いとされています。

①進行役

議論を引っ張っていく進行役。議論が筋を外れないようにするファシリテーション能力がある人が担うととても良いでしょう。

②書記

議論の過程を残しておく役割です。議論に必死になって、考えていたことをメモし忘れてしまい、大事な話を忘れてしまうこともあるので、それを防ぐために配置されることがあります。

③タイムキーパー

議論の初めで決めた時間配分を管理する役割です。

否定ではなく前向きな意見を

グループディスカッションとなると、意見をぶつけ合うことに気が向いてしまうかもしれません。しかし、グループディスカッションは勝ち負けを競うものではないので、相手を否定するのではなく、相手の発言を元にいかに議論を前進させるかに焦点を充てることがとても大切です。

意見を求められたときは、否定するよりもできるだけ前向きな意見の発言や、ポジティブな提案を行うように心がけるとよいでしょう。

グループディスカッション対策の注意点

ここからは、グループディスカッション対策の注意点についてご紹介します。

  • 発言すればするほどいいわけではない
  • 役割で評価は決まらない
  • 多数決は使わない
  • 議論を1から覆すクラッシャーにならない

それぞれみていきましょう。

発言すればするほどいいわけではない

グループディスカッションで自分の考えを伝えられることはとても大切ですが、発言すればするほどいいというわけではありません。

グループディスカッションはチームプレイの要素も強いため、他のメンバーの意見をうまく引き出し、全体で納得できる結論を導くことが重要です。

グループが結果を出すために、自分がどのような立ち回りをするのがスムーズかを意識して発言するように心がけてみてください。

役割で評価は決まらない

就活生から「どの役割だと受かりますか?」たまに聞かれることがありますが、。「役割で評価が決まることはない」と返しています。

進行役だから有利、書記だと不利だということは関係ありません。

あくまで大事なのは以下の3点です。

  1. 選考官にとって納得感ある答えを導き出すこと
  2. 参加者の納得感と合意形成を得ること
  3. 時間内に議論を終えること

多数決は使わない

時間が足りない場合などは、どうしても多数決で解決したくなることも多いでしょう。

しかし、グループディスカッションではチーム全員が納得できる形で議論を終えることも重要なので、できる限り多数決は行わないようにしましょう。

お互いが納得できるような打開策を出すなど、できるだけ合意形成できた状態で終了できると評価につながりやすいです。

議論を1から覆すクラッシャーにならない

議論を1から覆すクラッシャーにならないように注意しましょう。議論を進めていると、途中で「このままでよいのか?」と疑問を持つケースもあるかもしれません。

しかし、グループディスカッションの時間は限られているので、後から議論を蒸し返すのは基本的にNGです。疑問に思ったことや不明点はそのときに発言するようにし、議論が進んでから覆すことのないように注意しましょう。

どうしても後から議論を戻したいときは、他のメンバーが納得できる理由を説明すると良いでしょう。

グループディスカッションの役割は兼任も複数人で分担してもOK

役割は、最初の役割と変わっていっても問題ないですし、役割が不要なケースの方が実は多いと、たくさんの選考を見て感じています。

進行役は進めていくうちに、議論の進め方の改善が必要になり、他の人に変わることは往往にしてあります。つまり、議論を進めていけば自然と進行役は決まっていきます。

また、書記についても、進行役がメモをしながら進めることや、全員がメモをしながら進めるケースもあり、必要であるかと言われれば役割として必ずしも必要とは言えないです。

そして、タイムキーパーも、スマホでタイマーをつければ終わる話なので、あまり役割として意味がないかもしれません。

「役割」にこだわるあまり、議論が滞っては本末転倒です。その場の状況で、最適な役割分担をしましょう。

グループディスカッション対策で事前にできること

ここまでグループディスカッションの概要や背景を、人事コンサルタント目線でお伝えしてきました。その上で、グループディスカッションで自分の力を発揮するためには、準備が必要です。

ここでは、おすすめの事前準備の方法をお伝えします。

①論理的思考力を鍛える

仕事においても重要な論理的思考力。特に就職活動において、「ロジックツリー」を作る力はとても役立つので作れるようにしておくのがおすすめです。

例)収益を上げる

②グループディスカッションの練習をたくさんする

友達同士やエージェントが主催しているグループディスカッション練習会に参加して、たくさん練習するのはとても効果的だと思います。

その際に、今回の記事で書いた内容をもとに振り返りをしたり、フィードバックを受けるなどすると、自分自身の強みや弱みが見えてくるでしょう。

また、練習会に出るのではなくて、実際の選考を経験するのも良いと思います。特に短期インターンの選考は、本選考への影響も少なく、良い経験になります。

練習をしてから選考を受ける余裕があまりない方は、実際の選考で力を伸ばすという方法もあります。

③オンラインツールの使い方をマスターする

オンラインツールの使い方をマスターすることも効果的です。近年では、グループディスカッションがオンラインツールで行われることも少なくありません。

たとえば共有ドキュメントで書記を取れるようになるなど、積極的にツールを駆使することができれば、グループディスカッションも有利に進められる可能性が高いでしょう。

ツールの使用はグループディスカッションだけでなく仕事をする上でのスキルにもなるので、早いうちからマスターしておいて損はありません。

グループディスカッション対策に関するよくある質問

これまでグループディスカッションのコツや対策方法についてご紹介しましたが、まだ不安が拭えないという人向けに、グループディスカッション対策に関するよくある質問をご紹介します。

対策なしでも大丈夫?

場合によっては、対策なしでグループディスカッション当日に臨もうと考えている人もいるかもしれません。

日常からディスカッションする機会がある人は対策なしでもいい場合もあるかもしれませんが、就活ならではの進め方やコツがあるのも事実です。

時間が取れるのであれば、基本的には対策しておくことをおすすめします。

対策はいつからするべき?

対策は早ければ早い方が良いですが、遅くとも選考が始まる1ヶ月前頃までには始めることをおすすめします。

ただし、選考対策が必要なのはグループディスカッションだけではないので、他の対策とのバランスも考えながら進めていきましょう。

おすすめの対策本はある?

グループディスカッションの対策には『東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート: 「2ステージ、6ポジション」でつかむ「話し合い」の新発想!』がおすすめです。

グループディスカッションの基礎から、実際に使えるフレームワークまでわかりやすく紹介されているので、何から手をつけてよいかわからない人は参考にしてみてください。

まとめ

以上、グループディスカッションで評価されているポイントから、実際の進め方や役割、注意点などを解説しました。

グループディスカッションは面接とともに、就活生から評価軸が見えにくいため、誤った対策がされていることを目にします。

今回の記事を元にして、自分自身の力をしっかりとグループディスカッションで出し切れるようになれば幸いです。

新卒での就職活動は初めての経験であり、またほとんどの人は1度きりで終わります。だからこそ、正しい情報をしっかり集めながら、自分で考えて行動し、自分が納得できる就活の終わりを迎えていただければと思います。

書いた人:高橋 奎
Twitter:https://twitter.com/_keitakahashi_?lang=ja
人事コンサルティング会社、「STARMINE株式会社」にて、新卒採用コンサルタントとして、多くのベンチャー企業の短期インターンシップを軸とした採用を支援。
その後独立し、場創りプロデュース会社である「NO WALLs株式会社」を創業。オンライン/オフライン問わずさまざまな企業支援行いつつも、就活生への支援も引き続き行なっている

就活中、企業の採用担当に聞きたいことがあっても、質問メールや回答へのお礼メールの正しい書き方、送り方が分からず困っている学生も多いのではないでしょうか。

就活では、メールの内容や書き方が「失礼にならないか…」「うまく伝わるか…」など不安や悩みがつきないですよね。

就活をしていると、企業へのメールが必要になるケースは少なくありません。また、質問に対する回答への、お礼メールを送る必要もあります。これらのメールは書き方・送り方のマナーやポイントを押さえれば、難しいことではありません。

この記事では、就活の質問メールに含めるべき内容や送る際のポイントなどを解説します。

ケース別の質問メールや回答へのお礼メールの例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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就活メールで質問やお礼、返信する際のマナー

はじめに、就活メールで質問やお礼、返信する際のマナーをご紹介します。マナーに従っていれば、大きく印象を損なう可能性は低いので、確実に押さえておきましょう。

ビジネスメールのルールに従う

就活メールで質問やお礼、返信する際のマナーとして、ビジネスメールのルールに従いましょう。

就活でおこなうメールのやりとりは、ビジネスメールのやりとりと同じです。まだ就活生ではありますが、社会人としてビジネスメールのルールを調べて理解しているかどうか、仕事に向き合うスタンスとしてメールのやりとりから見られていることもあります。

ビジネスメールには一定の型や決まった言い回しがあるので、今のうちから覚えておくことで、入社後メールのやりとりの際に役に立ちます。

誤字脱字など初歩ミスは0に

誤字脱字など初歩ミスは0にしましょう。誤字脱字があるメールは、相手に悪い印象を与えます。

誤字脱字は、送信前に入念な確認をしておくことで防ぐことのできる初歩ミスです。誤字脱字があるだけで、注意力が不足している、集中力がないという悪い印象を採用担当者に与えてしまう恐れがあります。

特に企業名や人物名の誤字脱字は失礼に当たります。見返すだけで防ぐことができるようなミスをしないよう、送信前に誤字脱字がないかを必ず確認しましょう。

返信の際は件名を変更しない(Re:のみ追加)

返信の際は件名を変更せずに返信するようにしましょう。

返信のたびに件名を変更してしまうと、何の件のメールなのか一目で判断がつかなくなり、現在おこなっているメールのやりとりの内容がわからなくなってしまいます。また、過去のメールの検索がしにくくなり、相手に手間をかけてしまうことがあります。

使用するメールアプリによっては「Re:」が冒頭に追加される場合がありますが、その場合はRe:を追加したままで問題ありません。

メールへの返信は1日以内に返す

メールへの返信は1日以内に返しましょう。迅速な返信は、相手に好印象を与えます。メールを受け取ったらできるだけ早く返信するようにしましょう。

ビジネスでは、メールへの返信はたいていの場合1日以内に返すのが理想とされています。特に、日程調整のメールなどの場合、返信が滞っている期間、相手はスケジュールを空けたままにしなくてはなりません。

確認事項があるメールの場合は、相手を不安にさせる要因にならないよう、メールへの返信は1日以内に返しましょう。

就活で質問メールに含めるべき内容

就活で質問メールに含めるべき内容は以下のとおりです。

  • 件名
  • 宛名と簡単な挨拶文
  • 簡単な自己紹介や前回会ったときのこと
  • 質問内容を簡潔に記載する
  • 終わりの挨拶文
  • 署名

それぞれの内容について解説します。

件名

まず件名を入れます。

件名を入れ忘れたり一目で分からないものだったりすると、後回しにされたり開かれなかったりするので注意しましょう。

ただし、企業から受け取ったメールの内容について質問するときは、件名は変更せずに返信しましょう。メールのスレッドが分かれてしまい、質問の内容が分かりづらくなります。

宛名と簡単な挨拶文

宛名と挨拶文を入れます。ポイントは宛先の敬称を正しく入れることです。

宛名は、以下のように入れます。

  • 採用担当の名前と役職が分かる場合:〇〇株式会社 総務部人事課 〇〇 〇〇 部長
  • 採用担当の名前が不明な場合:〇〇株式会社 総務部人事課 ご担当者 様
  • 部署しか分からない場合:〇〇株式会社 総務部人事課 御中

間違えやすいのは二重敬称、「役職と様」「御中と様」などの併用です。部長など役職を添えた場合は「様」はいりません。「〇〇 〇〇 部長 様」は二重敬称になります。

また、会社や部署に使用する「御中」と、人に対して使用する「様」の併用も二重敬称です。「〇〇株式会社 御中 〇〇 〇〇 様」は二重敬称なので、相手の名前が分かるときは「様」か「役職」だけ入れます。

御中の使い方に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。

挨拶文は以下の定型文を記載しましょう。

お世話になっております。

簡単な自己紹介や前回会ったときのこと

簡単な自己紹介を入れます。

〇〇大学〇〇学部の〇〇 〇〇(氏名)です。

採用担当には日々多くのメールが届くので、フルネームを入れましょう。

また面識のある人なら、以下のように前回会ったときのことにも触れましょう。

〇〇大学〇〇学部の〇〇 〇〇です。

 

〇月〇日に〇〇で開催された会社説明会で質問させていただいた者です。
その節はありがとうございました。

メールの送り主を思い返しやすくなるので、ちょっとした配慮にもなります。採用担当は日々、多くの相手と接しているので、自分のことを覚えている前提でメールを送るのは避けましょう。

質問内容を簡潔に記載する

質問内容は、相手がすぐに何のことなのか分かるように記載するのがマナーです。

会社説明会の日時について、お伺いしたくご連絡いたしました。

まず、何の質問なのか結論を書きます。その後に質問内容を簡潔に入れましょう。

以下、会社説明会の日時の日付と曜日が合っていなかった場合に質問する例を記載します。

会社説明会の日時に、
3月2日(水)13:00-15:00と記載されていたのですが、
3月2日(火)13:00-15:00と
3月3日(水)13:00-15:00どちらが正しいでしょうか。

終わりの挨拶文

最後に挨拶文を入れます。

ご多用のところ恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。

 

よろしくお願い申し上げます。

「ご連絡いただければ」や「ご返信いただければ」など内容に合わせるのもポイントです。何かお願いするなら「ご検討いただけますよう」、何か対応してもらうなら「ご対応いただければ」など調整しましょう。

結び・締めの言葉については、こちらの記事も参考にしてください。

署名

署名には以下の内容を入れます。

  • 区切り線始め(例:———————————————)
  • 大学名・学部・学科・学年
  • フルネーム
  • メールアドレス
  • 連絡が取れる電話番号
  • 区切り線締め(例:———————————————)

就活メールの署名は、こちらの記事も参考にしてみてください。

就活で質問メールを送る上での4つのポイント

就活で質問メールを送る際は、以下4つのポイントや注意点を意識しましょう。

  • 件名だけで内容が把握できるようにする
  • 宛名と署名を忘れずに記載する
  • 質問は分かりやすくシンプルな文章を心がける
  • 企業の営業時間内に送る

件名だけで内容が把握できるようにする

件名は、簡潔に一目で分かる内容にするのがマナーです。

【ご質問】会社説明会の日時について

上記のように、一目で相手が内容を把握できるようにするのがポイントです。件名だけで理解できないものや長すぎるものは、相手がすぐに理解できず、配慮に欠けているので避けましょう。

宛名と署名を忘れずに記載する

宛名と署名を入れるのはマナーです。

宛名や署名を忘れると、受け取った相手が「自分が対応する必要があるのか」「誰からのメールなのか」判断することができません。正しく質問への回答をもらえるよう、宛名と署名は確実に入れましょう。

宛名や署名がなくても、何のメールか分かるケースもあるかもしれませんが、メールに宛名と署名を入れるのはビジネスマナーです。忘れずに記載しましょう。

質問は分かりやすくシンプルな文章を心がける

質問は分かりやすくシンプルにすることもマナーです。

結論から述べて、質問は「何についてなのか」「知りたいことは何なのか」、シンプルな文章を心がけます。

分かりづらい内容やボリュームのあるメールは、読み進めたり内容を理解したりする際に時間がかかります。

採用担当は1日に多数のメールへ対応するため、分かりやすくシンプルな文章を心がけることが重要です。

企業の営業時間内に送る

メールは、企業の営業時間内に送るのもマナーです。メールは電話のように本人を直接呼び出すものではないので、送る時間帯を気にしない学生も多いでしょう。

しかし、会社員はメールをスマホに転送していることもあるので、深夜や早朝に送ると迷惑をかけてしまいます。メールは、あなたのタイミングではなく企業の営業時間内に送りましょう。

【ケース別】就活の質問メールの例文

ここからは、ケース別で就活の質問メール例文を紹介します。

提出書類に関する質問メール

エントリーシートについて質問するメール例文です。

質問メールの例文

件名:選考に進む際のエントリーシートに関するご質問

 

〇〇株式会社
総務部人事課
〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇 〇〇(氏名)です。

◯月◯日◯◯:00〜の会社説明会に参加させていただきました。

選考に進む際の提出書類について、
お伺いしたいことがありご連絡いたしました。

先ほどいただいたメールのなかに、次回選考時の持ち物として
「説明会で配布したエントリーシート」と記載がありましたが、
当日、該当の書類は配布されなかったと記憶しています。
こちらはどのように対応したらよろしいでしょうか。

送信専用メールアドレスからのご連絡で直接返信できなかったため、
◯◯様にお問い合わせさせていただきました。

ご多用のところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

———————————————
〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
———————————————

質問メールのポイント

件名や内容から「選考に参加したい学生からのエントリーシートに関する質問」と、一目で分かるメールです。質問も簡潔なので、何を知りたいのか明確になっています。

また、参加した会社説明会の日時も記載しているので、誰からのメールなのかイメージしやすいこともよいポイントです。

服装に関する質問メール

会社説明会に参加する前に、服装や持ち物などについて質問するメール例文です。

質問メールの例文

件名:会社説明会の服装などについて

 

〇〇株式会社
総務部人事課
〇〇 〇〇 様

はじめまして。
〇〇大学〇〇学部〇〇 〇〇(氏名)と申します。

◯月◯日開催予定の会社説明会について、3点質問があり連絡させていただきました。

①服装についての記載はありませんが、スーツで問題ないでしょうか。
②持ち物は学生証と筆記用具以外に必要なものはありますか。
③エントリーシートの提出が必要とありますが、提出のタイミングは当日でしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

———————————————
〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
———————————————

質問メールのポイント

複数の質問があるときは、質問ごとに番号を振るなど箇条書きにするのがポイントです。番号を振ることで、メールを受け取った側は見やすく答えやすくなります。

また、「服装はなんですか?」「持ち物はなんですか?」としてしまうと、回答する側はすべての情報を入れなくてはいけません。例文のように「スーツで問題ないか」「〇〇と〇〇以外で何が必要なのか」とすれば、相手の負担を減らせます。

会社説明会後の質問メール

会社説明会参加後に当日のお礼を伝えつつ、説明を受けた内容や次回選考ステップなどに対して質問するメール例文です。

質問メールの例文

件名:貴社のキャリアパスについて

 

〇〇株式会社
総務部人事課
〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇 〇〇(氏名)です。

本日は貴社の会社説明会にてご対応いただき、ありがとうございました。

会社説明会では、求められる人物像や今後の採用選考についてもご説明いただき、貴社への理解を深めることができました。
特に、◯◯様からお話いただいた内容は最も印象に残っており、貴社に入社したい気持ちが一層強くなりました。

1点、
貴社においてシニアマネージャーに昇進する際の平均年齢を追加でお伺いできますでしょうか。

説明会の折にお伺いできず申し訳ありません。
なるべく早く管理職として会社に貢献したいと考えているため、
お手すきの際にご回答いただけますと幸いです。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

———————————————
〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
———————————————

質問メールポイント

会社説明会のお礼と具体的な印象を記載することで、相手にお礼の気持ちを伝えられています。メールの目的は質問ですが、直前に会ってお世話になった人へお礼を入れないのは不自然ですしマナー違反です。

また、会社説明会時に質問できたことをメールで質問するのは、相手に手間をかけさせる結果になります。質問できなかったことへ謝罪を入れるのもポイントです。

インターンシップ・座談会後の質問メール

座談会後に説明を受けた内容に対して質問するメール例文です。

質問メールの例文

件名:座談会の回答内容に関する質問について

 

〇〇株式会社
営業部営業一課
〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇 〇〇(氏名)です。
本日は、貴社の座談会に参加させていただき、ありがとうございました。

座談会を通じて、業界全体への理解が深まり将来的な動きや課題についても学ぶことができました。

特に〇〇についての質問に具体的な話を伺うことができ、業務内容に魅力を感じました。

1点〇〇について、貴社が求める〇〇をお伺いできますでしょうか。
座談会の折に質問することができず、申し訳ございませんが、ご回答いただけますとありがたく存じます。

もし、お電話のほうがご都合がよろしければ、
以下の時間であれば受電することができます。
・◯月◯日(火)13:00-20:00
・◯月◯日(水)8:00-13:00
・◯月◯日(目)14:00-21:00

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

———————————————
〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
———————————————

質問メールのポイント

座談会では、採用担当以外の社員の方とお話するケースもあると思います。採用担当は採用することが仕事なので、メールにも丁寧に返信してくれますが、採用担当以外は普段別の業務にあたっています。

そのため、時間を提示してお手すきで電話してもらうのも1つの手です。ただし、業務時間外に業務にあたってもらう前提で依頼するのはNGです。

担当の方の状況によっては、通常業務が始まる前、もしくは終わった後の時間に対応したい場合もあるので、業務時間外も良識の範囲内で提示することは問題ありません。

面接の日程調整の質問メール

面接の日程調整の質問メール例文です。

質問メールの例文

件名:面接日程のご調整のお願い

 

〇〇株式会社
総務部人事課
〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇 〇〇(氏名)です。

面接日程のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
希望日程を下記に記載いたします。日程のご調整の程、何卒よろしくお願いいたします。

①〇月〇日(〇)〇時開始~〇時終了
②〇月〇日(〇)〇時開始~〇時終了
③〇月〇日(〇)〇時以降、いつでも調整可能

上記でのご都合はいかがでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認・ご検討いただければ幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
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面接の日程調整の質問メールのポイント

日程調整で時間帯を提示する場合、面接を開始する時間なのか、面接が終わる時間なのかを明確にしましょう。「〇時開始~〇時終了)」と記載しましょう。

例えば、10時開始〜14時終了と記載する際は、10時が最も早い面接開始時間、14時が最も遅い面接終了希望時間になるよう記載してください。

面接後の質問メール

面接後のお礼メールで、面接後に発生した疑問を解消する質問メール例文です。

質問メールの例文

件名:面接内容についての質問について

 

〇〇株式会社
総務部人事課
〇〇 〇〇 部長

本日〇時より面接をしていただきました、〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇(氏名)です。

本日はお忙しいなか面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。

〇〇部長のお話を通じて貴社の社風についての理解が深まり、貴社で仕事をしたい思いが一層強くなりました。
また、活躍するために必要なスキルが明確になり、さらに具体的に働く姿をイメージすることができました。

1点、活躍するために必要なスキルのなかでも、特に入社までに身に付けておくべきものがあればお聞かせ願えますでしょうか。
面接の折にお伺いできず申し訳ありません。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

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〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
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質問メールのポイント

ここでも、お礼内容には具体的に何を理解することができたかなどを簡潔に盛り込みます。面接内で質問できなかったことを詫び、質問しましょう。

面接では、様々な立場の人と話す機会があると思いますが、相手に合った内容の質問をするように心がけましょう。

内定通知への質問メール

内定通知のメールへのお礼と質問を返信するメール例文です。

質問メールの例文

件名:Re:内定通知

 

〇〇株式会社
総務部人事課
〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇 〇〇(氏名)です。

このたびは内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。 謹んでお受けしたいと存じます。
入社後に1日も早く活躍できるよう、残りの学生生活を大切に過ごしたいと思います。

1点、入社までにやっておくべきことがあればお聞かせください。
入社後、スタートダッシュが切れるように、準備をしていきたいと考えております。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

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〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
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質問メールのポイント

メールで届いた内定通知への返信なので、件名は変えず返信(Re)のまま送りましょう。一目で内定通知に関するメールだと、相手に伝わります。メール以外の内定通知にお礼メールを送るなら、件名は「内定のお礼」などにするといいでしょう。

本文ではまず内定のお礼から伝えましょう。選考が終わったとはいえ、一緒に働く可能性もある目上の方です。失礼のないよう、変わらず丁寧な文章を心がけましょう。

回答が来たらお礼メールを返信しよう

質問メールに対する回答は、採用担当が時間を割いて返信したメールです。回答が来たらお礼メールを送りましょう。ここでは回答へのお礼メールの注意点や例文を紹介します。

返信は24時間以内に送る

回答メールへのお礼メールは、基本的に回答メールが届いてから24時間以内に返信しましょう。できれば当日中、遅くても翌日中に返信するのがマナーですが、注意すべきは返信する時間帯です。

自分のタイミングで返信するのではなく、なるべく企業の営業時間に送るようにしましょう。メーリングリストでメールが担当部署に一斉送信されてしまうケースもあるので、深夜や早朝に送ると迷惑をかけてしまう可能性があります。

企業からの回答に対するお礼メール返信例文

回答メールに対するお礼メールの例文です。

回答のお礼メールの例文

件名:Re:Re:会社説明会の日時について

 

〇〇株式会社
総務部人事課
〇〇 〇〇 部長

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇 〇〇(氏名)です。

この度は、急な質問にもかかわらず、
ご対応をいただき誠にありがとうございます。

会社説明会が、〇月〇〇日〇〇時に開催されること、承知いたしました。

取り急ぎ、回答のお礼を申し上げます。
当日はよろしくお願いいたします。

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〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
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回答のお礼メールのポイント

お礼を入れつつ「〇〇の件、承知いたしました」と、回答内容が確認できたことを伝えるのがポイントです。回答メールに対するお礼メールは、「回答へのお礼」と「質問の回答を理解したか」を伝えることを意識しましょう。

自分からイベントのお礼メールを送る場合

自分から説明会などのイベントのお礼メールを送る場合は、参加後1日以内にできるだけ早く送りましょう。また、イベント参加の感想を添えて送ると好印象を与えることができます。

せっかくお礼メールを送るのであれば、ただお礼を記載するのではなく、イベント参加の感想を添えて熱意をアピールするとよいでしょう。

イベントのお礼メールは、だらだらと長いメールにならないよう注意が必要です。多くの学生のメール対応をしている採用担当者の手間にならないためにも、用件は簡潔に短くまとめましょう。

各種イベント参加後のお礼メールの書き方については、以下の記事でそれぞれ解説しています。

会社説明会のお礼メールの書き方・例文
インターンシップ参加前後のお礼メールの書き方・例文
会社訪問・見学後のお礼メールの書き方・例文
面談のお礼メールの書き方・例文
面接のお礼メールの書き方・例文

まとめ

以上、就活の質問メールと回答に対するお礼メールに含める内容や送るときのポイントを解説し、例文を紹介しました。

就活メールは企業に送る性質上、不安を感じる学生も多いでしょう。しかし、就活の質問やお礼メールは、含める内容がほぼ限られる定型文です。

ポイントを押さえれば難しく考える必要はありません。メールを送る時間帯や簡潔な文章を心がけるなど、ここで紹介したマナーを押さえれば問題ありません。

質問メールと回答に対するお礼メールは、難しく考えず例文を参考にして送りましょう。

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