この記事では、就活メールでの「御中」の正しい使い方を解説します。

「就活でメールを書いたことがなくて、企業の人に対してどんな言葉遣いをすれば良いのかわからない…」
「御中って手紙でよく見るけど、メールではどうやって使えば良いんだろう?」など、メールを書く時に悩む就活生は多いです。

間違ったビジネスマナーのメールを送っても、大幅に減点されたり、急に選考を落とされたりすることは基本的にはありません。しかし「御中」「様」などを正しく使える就活生は、メールで企業に好印象を与えられるでしょう。
当然ながら、就職後は当然のように使うものになりますので、しっかり覚えておいて損はありません!

この記事では、就活メールでの「御中」の正しい使い方を解説しています。
合わせて、「御中」の意味や、就活メールでよくある「御中」の間違った使い方「御中」「様」「行」の違いも紹介しています。

この記事を読めば、「就活でメールを上手に書けなくて、恥をかいてしまった…」なんて失敗も避けられますよ。
「ビジネスマナーに沿ったメールを書いて、人事に礼儀正しさをアピールしたい!」そんな就活生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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そもそも「御中」とは?

まずは結論として、御中の意味と使い方を簡単に説明していきます。

「御中」と似た意味で使われる、「様」「行」との違いも合わせて解説していきますね。

  • 御中:宛先が個人でない場合に添える宛名
  • 様:個人名の後に添える宛名
  • 行:返信用の宛先で、自分に向けて使う宛名

御中:宛先が個人でない場合に添える宛名

「御中」とは、会社名や部署名のように、宛先が個人でない場合に添える宛名です。

宛名がわからない場合、誰が読んでも良いように「御中」を使います。
「御中」の他にも、宛名に添える言葉には「様」「行」など、様々なものが存在します。

様:個人名の後に添える宛名

「様」は個人を宛先とした際に使う、目上の人、目下の人に関わらず使える宛名です。

「◯◯株式会社 総務部長 田中様」のように、個人名の後に「様」をつけましょう。

行:返信用の宛先で、自分に向けて使う宛名

郵便物など、返送用の封筒を同封する必要がある際に、自分の名前の後につける宛名です。
メールで「行」を使うことはありませんが、手書きの書類を郵送する際に、返送用の封筒を用意しないといけない企業もあります。

「〒160-×××× 東京都新宿区◯◯◯◯ 田中太郎 行」のように、返送用封筒の自分の名前の後には「行」をつけましょう。
就活中から「御中」などの宛名を理解して正しく使えると、ビジネスマナーを知っていることを人事に伝えられます。

さて、「御中」の意味についてわかりましたね。
しかし就活生の中には、メールで「御中」をどのように使えば良いのかイメージできていない人も多いと思います。

そこで次は、メールでの「御中」の正しい使い方を紹介します。

就活メールでの「御中」の正しい使い方

メールでの「御中」の正しい使い方例を2つ紹介します。

  • 正しい使い方①:◯◯株式会社 御中
  • 正しい使い方②:◯◯株式会社 △△事業部 御中

「御中」を正しく使えるようになると、人事に好印象を与えられるようになります。
就活メールで宛名に悩んでいる就活生は、「御中」の正しい使い方を真似してみてください。

それでは、就活メールでの「御中」の正しい使い方をそれぞれ解説していきますね。

正しい使い方①:◯◯株式会社 御中

メールでの「御中」の正しい使い方1つ目は、「◯◯株式会社 御中」です。
会社名のみわかっており、事業部や部署名がわからない場合は、会社名の後に「御中」を使いましょう。

正しい使い方②:◯◯株式会社 △△事業部 御中

メールでの「御中」の正しい使い方2つ目は、「◯◯株式会社 △△事業部 御中」です。
事業部や部署までわかっており、担当者の名前がわからない場合は、事業部の後に「御中」を使いましょう。

他にも、

  • 「◯◯株式会社 総務課 御中」
  • 「◯◯株式会社 人事部 人材採用チーム 御中」

のような使い方もあります。

さて、ここまで「メールでの御中の正しい使い方」を紹介してきました。

  • 正しい使い方①:◯◯株式会社 御中
  • 正しい使い方②:◯◯株式会社 △△事業部 御中

この記事を読んでいるみなさんは、もう「御中」を正しく使えることでしょう。
しかし、メールや郵便物で「御中」を間違って使ってしまう就活生が多いのも事実です。

そこで次は、メールでよくある「御中」の間違った使い方を紹介します。

就活メールでよくある「御中」の間違った使い方

メールでよくある「御中」の間違った使い方3つを紹介します。
「御中」を間違って使っていると、人事に悪印象を与えかねないので注意しましょう。

  • 間違った使い方①:個人名に「御中」をつける
  • 間違った使い方②:「御中」「様」を併用する
  • 間違った使い方③:メールの件名・タイトルに「御中」をつける

それでは、メールでよくある「御中」の間違った使い方をそれぞれ紹介していきますね。

就活メールでよくある間違った使い方①:個人名に「御中」をつける

メールでよくある「御中」の間違った使い方1つ目は、個人名に「御中」をつけるです。
先述した通り、「御中」は会社名や部署名のように、宛名が個人でない場合に添える言葉です。

また一般的には、個人名に宛名をつける場合は「様」をつけます。
よくやってしまいがちなミスですが、個人名に「御中」をつけるのは間違っています。

就活メールでよくある間違った使い方②:「御中」「様」を併用する

メールでよくある「御中」の間違った使い方2つ目は、「御中」「様」を併用するです。
「御中」「様」はともに敬語なので、併用すると二重敬語になり、文法的におかしくなってしまいます。

「◯◯株式会社 御中 △△様」のように、「御中」「様」を併用しないよう気をつけましょう。

就活メールでよくある間違った使い方③:メールの件名・タイトルに「御中」をつける

メールでよくある「御中」の間違った使い方3つ目は、メールの件名・タイトルに「御中」をつけるです。

メールの件名・タイトルは、件名だけで内容を理解できるように書くのが一般的です。
そのため、メールの件名・タイトルに「御中」をつけるのは間違っています。

さて、ここまで「メールでよくある御中の間違った使い方」について解説してきました。
もしこれらのように「御中」を間違って使っていた場合は、すぐに直すよう気をつけましょう。

  • 間違った使い方①:個人名に「御中」をつける
  • 間違った使い方②:「御中」「様」を併用する
  • 間違った使い方③:メールの件名・タイトルに「御中」をつける

まとめ:就活メールで「御中」を正しく使って、人事に好印象を与えよう!

この記事では、メールでの「御中」の正しい使い方を解説しましたが、いかがだったでしょうか。
合わせて、「御中」の意味や、就活メールでよくある「御中」の間違った使い方「御中」「各位」「様」の違いも紹介しました。

この記事で学んだ内容をまとめると、以下の通りです。

========================================

そもそも「御中」とは?

  • 御中:宛先が個人でない場合に添える宛名
  • 様:個人名の後に添える宛名
  • 行:返信用の宛先で、自分に向けて使う宛名

メールでの「御中」の正しい使い方

  • 正しい使い方①:◯◯株式会社 御中
  • 正しい使い方②:◯◯株式会社 △△事業部 御中

メールでよくある「御中」の間違った使い方

  • 間違った使い方①:個人名に「御中」をつける
  • 間違った使い方②:「御中」「様」を併用する
  • 間違った使い方③:メールの件名・タイトルに「御中」をつける

========================================

お礼メールや出席・欠席連絡など、就活中に企業とメールでやりとりをする機会は非常に多いです。
企業とメールでやりとりをする際には、「御中」「様」などを正しく使って、ビジネスマナーを知っていることを人事にアピールしましょう。

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「ガクチカでサークルについて話す際のポイントが分からない…」
「特別な役職がないけど、このまま話していいのだろうか?」

ガクチカに関して、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

就職活動をしていて、大きな結果を残している人に遭遇すると、自分のエピソードはインパクトに欠けているように感じて、不安を覚える人も多いです。

ただ、企業がガクチカを聞く理由やサークルの話をするメリットを理解できれば、人並み外れた結果を残す必要はないと理解できるでしょう。

この記事では、ガクチカでサークルのことを使ってよいかという点から、企業がガクチカを聞く理由、サークル活動でアピールするメリット、例文などを紹介します。

ガクチカでサークルについてアピールする際によくある疑問にもお答えしているので、エピソードをどう話すか悩んでいる人は参考にしてください。

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ガクチカでサークル活動はアピールしやすい!

まず、ガクチカでサークル活動についてアピールしてよいか気になる人もいると思いますが、アピールして問題ありません。多くの人がサークル活動のエピソードを用いて、アピールしています。

自分の意思で選んで入ったサークルは、思い入れが強く活動に力を入れた方も多いはずです。本当に力を入れたエピソードを選ぶことで、ガクチカの内容も濃く深くなります。

「このエピソードのほうが企業受けしそうだ」という考えで、思い入れの少ない活動を選ぶよりも、本当に力を入れたサークル活動のほうがアピールしやすいでしょう。

企業がガクチカを聞く理由

そもそも企業がガクチカを聞くのはなぜか、確認しましょう。主に以下の3つの理由があります。

  • 企業にマッチしているか知りたい
  • どのような行動特性があるか知りたい
  • わかりやすく話す力があるか知りたい

企業にマッチしているか知りたい

企業がガクチカを聞く1つ目の理由は、企業にマッチしているか知りたいからです。企業はガクチカを通して、学生が企業にマッチしているか、入社後活躍してくれそうか、評価しています。

ただ、マッチしているかどうかを企業が見ているからといって、無理に合わせる必要はありません。無理に合わせてしまうと、どこかで矛盾が発生します。

選考に通過して入社できたとしても、入社後にミスマッチに気づくことになり、早期離職してしまう可能性もあります。

自分に合った企業に入社して活躍するためにも、正直に話すようにしましょう。

どのような行動特性があるか知りたい

ガクチカを通して、企業はどのような行動特性があるか知りたいと考えています。

行動特性とは、学生がある状況に直面した際にとる行動の傾向です。例えば、困難に直面した際に、自分で解決しようとするのか、人の協力を仰ぎながら解決しようとするのか、などに人の行動特性の違いが現れます。

「どちらが正解」ということはなく、企業が求める人物像と合致しているかどうかが重要です。もがいてでも自分で解決して成長して欲しい企業もあれば、なるべく他の人に頼って解決して成長して欲しい企業もあります。

サークル活動で困難に直面したエピソードを話せば、自分にどんな行動特性があるか面接官に伝わります。当時の状況を面接官がイメージしやすくするためにも、自分が直面した事態やそれに対した行動を伝えるようにしまそう。

わかりやすく話す力があるか知りたい

わかりやすく話す力があるかどうかも、ガクチカの話す内容や話し方から評価しています。

企業に入社したあと、社内外問わず他人に分かりやすく情報を伝えることが求められます。そのため企業は面接を通して、他人に分かりやすく伝える素養があるかを確かめようとしています。

分かりやすく伝えるためには、内容ももちろんですが、話の構成や話し方も評価されています。面接の前にはある程度ガクチカで話す内容を構成し、準備しておきましょう。

ガクチカでサークルについて話すメリット

続いて、学生がガクチカを話す際にサークルのエピソードを採用する3つのメリットを紹介します。

自分が力を入れた活動を本心でアピールできる

ガクチカでサークルについて話すメリットとして、自分が力を入れた活動を本心でアピールできることが挙げられます。

サークルは、自分が面白い・楽しいと感じたものを選んで入っていることが多いですよね。もし、サークルに入ったきっかけが「誘われたから」だとしても、その後続けている理由があるはずです。

自分で継続して取り組んだ活動は、他の活動を選ばなかった理由が裏側にあることが多いです。特に、自分ですすんで選んだ活動の場合は、熱意をもって話すことができますし、深堀りにも対応できることが多いです。

企業にとっても、学生がどのようなことに興味を持ち、力を入れるのかが分かるので、自社とのマッチ度を測りやすくなります。

組織における役割や行動をアピールできる

組織における役割や行動をアピールできることも、ガクチカでサークルについて話すメリットの1つです。

サークルは基本的に複数の人が集まって構成されていますよね。無意識のうちに、自分なりの立ち位置・役割に立って行動していることが多いです。

そのため、サークルをエピソードとして取り上げると、組織内でどのように振る舞うのか、役割や行動をアピールしやすいです。

企業はサークル内での組織における役割や行動を聞くことで、入社後企業で活躍するイメージを膨らませやすくなります。

面接官もイメージしやすい

また、面接官も大学時代にサークルに入っていたケースは多く、状況をイメージしやすいこともメリットとして挙げられます。

他人の話を聞くとき、自分も経験のあるできごとだと、イメージがスムーズに湧きますよね。面接官自身も同様で、経験のあるようなエピソードだと、当時の状況が頭に浮かびやすいです。

当時の状況をより具体的にイメージしてもらえると、伝えたい内容や強調したいポイントが印象に残りやすくなります。

ガクチカでサークルについて伝える構成

前述の評価ポイントやメリットを踏まえて、ガクチカを構成していきましょう。

ガクチカでサークルについて伝える際は、以下の順番で話しましょう。

  1. 結論
  2. 理由・学び
  3. 当時のエピソード
  4. サークル活動で学んだこと

それぞれ具体的に解説します。

結論

まずは結論を伝えましょう。結論はなるべくシンプルに伝えることが大切です。

くどくなると、何が伝えたいのか伝わりにくくなるため、端的に要点を絞って結論を伝えましょう。

【例文】

私はテニスサークルの活動に力を入れました。

理由・学び

結論に続いて、理由を伝えましょう。結論を話したあとに、なぜそれに力を入れたと言えるのかを伝えます。

理由が思い浮かばない場合は、学んだことをここで伝えることも可能です。活動を通して何を学んだのかが伝わることで、間接的ですがサークルに力を入れたことに説得力が出ます。

【例文】

テニスサークルの活動を通して、本当のリーダーシップとは何かを学びました。

当時のエピソード

理由を伝えたあとは、面接官は当時の状況を知らないので、当時のエピソードを伝えましょう。当時のエピソードは、長くなりすぎない程度に具体的に伝えることが大切です。

当時のサークルの状況

まずは前提となる状況を伝えましょう。あなたが目標を掲げて取り組む前の状態をありのまま伝えることがポイントです。

【例文】

テニスサークルは100人近い人数がいましたが、元々ゆるい雰囲気のサークルだったこともあり、私が幹部学年になったときのメンバーの参加率は10%ほどでした。

あなたが掲げた目標

当時の状況を改善するためにどのような目標を掲げたのかを伝えましょう。目標が当時の状況から考えて、どれほどの距離感にある目標だったのかも伝えられるとよいです。

【例文】

私は目標に向かって全員で取り組めるサークルにしたいと考えて、大学内の大会で優勝することを目標に掲げようとサークル長に提案しました。いつも予選で負けていた私達のサークルにとっては高い目標でしたが、サークル長も同意してくれました。

あなたがとった行動と結果

あなたが掲げた目標を説明したうえで、実際にとった行動と結果を話しましょう。面接で話す時間やESのスペースが十分に用意されている場合は、「やってみたがうまく行かなかった」挫折経験なども織り交ぜましょう。

【例文】

それから、メンバーにうまくなってもらうために、活動のたびに指導・鼓舞していましたが温度感の違いから参加者は余計に減ってしまいました。

そこで私は各メンバーがサークルで活動するモチベーションと、大会で優勝するという目標を結びつけるために、一人ひとりと話す時間を設けました。その結果、毎回の活動に参加してくれるメンバーが、全体の30%まで増えました。

サークル活動で学んだこと

最後にサークル活動で学んだことでまとめ、深い学びが得られるほど力を入れて取り組んでいたことを伝えましょう。

【例文】

大会で優勝することはできませんでしたが、この経験を通じて、本当のリーダーシップとは、フォロワーを獲得することだと学びました。

社会に出てからも、ただ周囲を引っ張ろうとするのではなく、自分についていきたいと思ってもらえるよう、信頼を積み重ねていきたいです。

ガクチカでサークルについて伝える例文

ガクチカの構成方法について理解してもらったところで、サークルのエピソードを用いたガクチカの例文を5つ紹介します。

例文を参考に、自分のサークルでの経験を文章でまとめてみましょう。

スポーツサークルの代表の例

【ガクチカの例文】

私はフットサルサークルの活動に力を入れました。サークルに加入したときは弱小チームでしたが、このサークルメンバーで大会で優勝する夢を叶えたいと強く感じたからです。

このサークルでは代表を務めていました。地区のサークルの大会で優勝することが毎年の目標でしたが、5年以上優勝できていませんでした。

私は、練習をより効率的に行うことが重要だと考え、練習を時間で細かく管理することにしました。その結果、1つ1つのプレーを大切にする意識が芽生え、緊張感のある練習ができるようになりました。

最終的には、チーム全体のレベルが上がり、地区大会で優勝することができました。この経験を通して、ただの声掛けではなく目的に合った仕組みを作ってチームを動かすこともできることを学びました。

【ポイント】
代表として、チームを仕組み化して引っ張ったことが伝わる内容になっています。

「5年以上優勝できていなかった」「練習を時間で細かく管理する」などの具体的な内容が含められており、目標達成の難しさや実施した内容がわかりやすいこともポイントです。

文化系サークルの副代表の例

【ガクチカの例文】

私はオーケストラサークルの活動に力を入れました。サークルでは副代表を務めて、サポートする立場から組織を動かす力が身についたと感じています。

当時私たちのサークルは、オーケストラのコンサートが年に1回しかなく、コンサートが遠い時期は活動がだらけてしまっていました。メンバーからも不満が出ていました。

そのため、発表の場を増やすために代表やメンバーの伝手を頼りつつ、学校や商業施設にアプローチして発表の場を年に3回に増やすことができました。発表の場が増えた結果、年間を通して熱心に練習に取り組むメンバーが増え、コンサートの来場者満足度も高めることができました。

この経験を通して、周囲の人の力を借りながら、組織を動かす力が身についたと感じています。

【ポイント】
当時のサークルがだらけた様子が「コンサートが年に1回しかなく」と具体的に紹介されており、イメージしやすい例文になっています。

自分だけで解決するのではなく、周囲の助けも借りることができるのも好印象を持つ企業が多いです。

イベントサークルの広報係の例

【ガクチカの例文】

私はイベントサークルの活動に力を入れました。マーケティングやPRに興味があったため、広報係としての活動に特に力を入れました。

私の所属しているイベントサークルは、イベントに来場してくれる人数を増やすことで、サークル費用を賄っています。そのため、イベントの来場者を増やすことが広報係のミッションでした。

私は例年以上に参加者を増やすため、集客のためのチラシ・フライヤーを刷新しました。SNS上でも拡散しやすいように、用途に合わせたものを作成しました。

その結果、メンバーの協力もあり、来場者数を例年の1.2倍に増やすことができました。目的に合わせた行動をとることが私の持ち味だと思うので、企業に入ってからも目的立脚で貢献していきたいと考えています。

【ポイント】
イベントの来場者を増やすことがサークルにとってどんな意味を持つのか、を説明することで、自分の役割がどういったものなのか、面接官がイメージしやすくなっています。

企業にどう貢献していきたいかは無理に入れる必要はありませんが、ここではサークル活動で発揮した強みになぞらえてアピールすることができています。

学祭実行委員会の会計係の例

【ガクチカの例文】

私は学祭実行委員会の活動に力を入れました。会計係としての活動を通して、会計が組織運営に大きな影響を与えられることを学びました。

私の大学の学祭では、毎年、有名人を呼ぶことで外部の人を多く集めようとしていました。しかし、私が1年次の学祭では思うように人が集まらず、赤字になってしまいました。

私は2年次に、会計係に立候補し、支出と収入を見直しました。そこで、起用している有名人のイベントの料金相場と比較して、入場料の設定が割安になっていること、それによって有名人起用のコストを回収できていないことに気づきました。

私は入場料を値上げすることを提案しました。値上げすることには反対の意見もありましたが、学祭当日は入場者数が減ることなく、無事黒字で終えることができました。

この経験から、会計という立場からでも組織の収入を増やすことに貢献できること、会計の重要性を学びました。社会人になってからも、事務職として組織に対してよい影響を及ぼせるように積極的に取り組みたいと思います。

【ポイント】
入場料が割安だと考えた理由などが詳細に述べられており、面接官も納得できる内容になっています。

このガクチカの場合は、「反対意見に対してどう対処したのか」という点が深堀りされる可能性が高いです。深堀りされた場合にも答えられるように準備しておきましょう。

サークルメンバー役職なしの例

【ガクチカの例文】

私はテニスサークルの活動に力を入れました。テニスサークルの活動を通して、本当のリーダーシップとは何かを学びました。

テニスサークルは100人近い人数がいましたが、元々ゆるい雰囲気のサークルだったこともあり、私が幹部学年になったときのメンバーの参加率は10%ほどでした。

私は目標に向かって全員で取り組めるサークルにしたいと考えて、大学内の大会で優勝することを目標に掲げようとサークル長に提案しました。いつも予選で負けていた私達のサークルにとっては高い目標でしたが、サークル長も同意してくれました。

それから、メンバーにうまくなってもらうために、活動のたびに指導・鼓舞していましたが温度感の違いから参加者は余計に減ってしまいました。

そこで私は各メンバーがサークルで活動するモチベーションと、大会で優勝するという目標を結びつけるために、一人ひとりと話す時間を設けました。その結果、毎回の活動に参加してくれるメンバーが、全体の30%まで増えました。

大会で優勝することはできませんでしたが、この経験を通じて、本当のリーダーシップとは、フォロワーを獲得することだと学びました。

社会に出てからも、ただ周囲を引っ張ろうとするのではなく、自分についていきたいと思ってもらえるよう、信頼を積み重ねていきたいです。

【ポイント】
役職がなくても、アピールすることは十分に可能です。むしろ、役職がなくても組織に積極的に働きかける姿勢は高く評価されることが多いです。

また、必ずしも掲げた目標が達成できたエピソードである必要はありません。当時の状況を理解してもらうために、ありのままの言葉で伝えましょう。

ガクチカでサークルをアピールする際のよくある疑問

ここで、ガクチカでサークルをアピールする際のよくある疑問にお答えします。

特別な役職がないとだめ?

前述のとおり、ガクチカでサークルをアピールする際、特別な役職はなくてもいいです。役職よりも、掲げた目標や行動、学んだことが重要です。

企業が見ているのは役職だけではなく、学生がどのような目標を掲げ、どのように行動したのか、サークル活動のなかで何を学んだのかを見ています。

そのため、役職にこだわらず、サークル活動で得た経験や学びをアピールしましょう。

嘘や話を盛るのはOK?NG?

ガクチカでアピールする際に、嘘をついたり、話を盛ったりするのはNGです。

面接中に話をしているなかで、どこかで辻褄が合わなくなる可能性が高いです。また、それが面接官にバレた場合には基本的に不合格になってしまいます。

もしその場をやり過ごせたとしても、選考過程のどこか、あるいは入社後に無理が生じてしまうことが多いです。入社後にミスマッチに気づくことがないよう、嘘をついたり、話を盛ったりするのは避けましょう。

辞めたサークルの話でもいい?

「辞めたサークルの話だと話すのがはばかられる…」という方もいますが、在籍していた間、力を入れて活動していたのであれば問題ありません。

サークルは辞めているから…と、他の力を入れていないエピソードを話しても、面接官にあなたの魅力は伝わりづらいです。熱意を持って話せるエピソードを選びましょう。

ただ、早めに辞めている場合は、すでに辞めていることをあわせて伝えておきましょう。辞めた理由も深堀りされる可能性が高いので、事前に考えておくことをおすすめします。

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まとめ

以上、ガクチカでサークル活動を用いる際のポイントや例文を紹介しました。

企業は学生がどのような活動をおこなってきたかを聞くことで、学生の性格や適性を把握し、自社にマッチしているかを判断します。自分に合った企業に入社して、長く活躍するためにも、あなたが学生時代に一番力を入れた活動をテーマにガクチカを考えましょう。

サークルに力を入れてきた方は、ぜひサークルのエピソードを取り上げてください。自分の価値観が表現しやすかったり、面接官もイメージしやすかったりと、メリットが多くあります。

ご紹介したガクチカの構成方法や例文を参考に、自分らしさをアピールできるガクチカを考えましょう。

この記事では、自己PRで「チームワーク」を上手に話すポイントを解説します。

「チームワークって、自己PRでどうやって話せば良いかわからない…」「自己PRでチームワークを話せば、協調性をアピールできるかな…?」そんな悩みを抱える就活生も多いと思います。

自己PRでチームワークを話す時には、ポイントをうまく押さえて話せば、面接官に好印象を与えられますよ。

この記事では、自己PRで「チームワーク」を話す時の例文、ポイント、注意点を解説しています。

合わせて、自己PR「チームワーク」を通して企業が知りたいことも紹介しています。

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自己PRで「チームワーク」を話すのは、面接官から好印象

まず大前提ですが、統率力、向上心など、アピールできる項目は様々ある中で、自己PRの「チームワーク」は面接官から好印象をもらいやすいです。

なぜなら、基本的に企業では他人と一緒に働く必要があり、社内では必ずチームワークを求められるからです。

学生のうちからチームワークがあることを企業にアピールできると、入社後に活躍できそうなイメージを与えられます。

自己PRでチームワークを話すためのポイントを押さえて、面接官に好印象を与えることが大切です。

しかし自己PRでチームワークを話す時に、どうやって話せば良いかわからない就活生もいると思います。

そこで次は、自己PRで「チームワーク」を話す時の例文を紹介します。

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自己PR「チームワーク」を話す時の例文

面接でいきなり自己PRで「チームワーク」を話そうと思っても、あらかじめ考えておかないと、うまく話せませんよね。

例文を読むことで、自己PRで「チームワーク」を話す時のイメージを掴めます。

それでは、自己PRで「チームワーク」を話す時の例文を読んでいきましょう。

自己PR「チームワーク」の良い例文

私の強みは、チームワークができるところです。
大学時代にしていたカフェのアルバイトから、私は協調性と、相手に合わせて行動できる力を身につけました。
私はバイトリーダーを担当していた経験から、後輩を教育しながら、社員さんの仕事をサポートするなど、相手に合わせて活動できる力を持っています。
この強みを活かして、貴社では先輩や同期とチームになって、営業目標を達成できるよう尽力します。

まずこのチームワークの例文は、結論から話しているので、内容が理解しやすくなっています。

また、その強みが「入社後にどう活かせるか」も伝わってきて、入社後どのように働いてくれるかがイメージできて好印象です。

自己PRを面接で話す時は、簡潔に短く話すことを意識しましょう。

僕の経験上、面接では「30秒程度で自己PRをしてください」「簡単に自己PRをお願いします」のように言われることが多いです。

もし何も言われなかった場合も、面接官の気持ちを考えて、自己PRは30秒程度に収めましょう。

では次に、自己PRで「チームワーク」を話す時のNG例文を読んでいきましょう。

先ほどの例文と、どこか違うのかを考えながら読んでみてください。

自己PR「チームワーク」のNG例文

私の良いところは、チームワークができて、周りの人のことを考えられるところです。
また私にはリーダーシップもあるので、チームワークをする時には、必ずリーダーをするようにしています。
「統率力があって、リーダーに向いているね」と、周りの人からもよく褒められます。
普段から相手のことを考えて行動するようにしているので、私にはチームワークがあります。

この「チームワーク」の例文では、複数の強みを同時に話しているため、結局のところ何をアピールしたいのかが伝わってきません。

自己PRを話す時には、複数の強みを同時に話すのではなく、1つの内容に絞って話すことで、あなたの魅力を企業にアピールできます。

したがって、自己PRで「チームワーク」を話す時には、アピールしたい強みを1つに絞って簡潔に話すようにしましょう。

さて、自己PRで「チームワーク」を話す例文を紹介しましたが、どのように話せば良いのかイメージはついたでしょうか。

「何となくはわかったけど、具体的にどうやって自己PRを話せば良いのかわからない…」そんな就活生もいるかもしれません。

そこで次は、自己PRで「チームワーク」を話す時のポイントを紹介します。

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自己PR「チームワーク」を面接で話す時のポイント

自己PRで「チームワーク」を話す時には、次の3つのポイントを意識しましょう。

これら3つのポイントを踏まえて「チームワーク」を話せば、あなたの強みをうまく面接官にアピールできます。

  • ポイント①:結論から話す
  • ポイント②:チームにおけるあなたの役割を話す
  • ポイント③:強みを入社後に活かせることを話す

それでは、自己PRで「チームワーク」を話す時のポイントをそれぞれ解説していきますね。

ポイント①:結論から話す

自己PRで「チームワーク」を話す時のポイント1つ目は、結論から話すです。

結論から話すことで、あなたの強みを面接官にうまくイメージさせられます。

例えば、「私の強みは、チームワークができるところです。」のように、あなたの強みを始めに話すようにしましょう。

反対に結論から話さないと、「何の話をしているんだろう…?」と、面接官を混乱させてしまいます。

自己PRで「チームワーク」を話す時には、結論から話すことを心がけましょう。

ポイント②:チームにおけるあなたの役割を話す

自己PRで「チームワーク」を話す時のポイント2つ目は、チームにおけるあなたの役割を話すです。

チームにおけるあなたの役割を話すことで、あなたが入社後にどのような働き方をしてくれそうかを面接官にイメージさせられます。

例えば、「後輩を教育しながら、社員さんの仕事をサポートするなど、相手に合わせて活動できる力を持っています。」のように、チームにおけるあなたの役割を話しましょう。

ポイント③:チームワークを入社後に活かせることを話す

自己PRで「チームワーク」を話す時のポイント3つ目は、チームワークを入社後に活かせることを話すです。

チームワークを入社後に活かせることを話せば、入社後に活躍する姿を面接官にイメージさせられます。

例えば、「この強みを活かして、貴社では先輩や同期とチームになって、営業目標を達成できるよう尽力します。」のように、あなたを採用するメリットを話しましょう。

さて、ここまで自己PRで「チームワーク」を話す時のポイントを紹介してきました。

これら3つのポイントを踏まえて、自己PRで「チームワーク」を話せば、あなたの強みを面接官にうまくアピールできます。

  • ポイント①:結論から話す
  • ポイント②:チームにおけるあなたの役割を話す
  • ポイント③:強みを入社後に活かせることを話す

しかし自己PRで「チームワーク」を話す時には、絶対にやってはいけない注意点も存在します。

注意点を知っておかないと、「熱意はあるけど、何が言いたいのかわからないな…」と面接官に悪印象を与えかねません。

そこで次は、自己PRで「チームワーク」を話す時の注意点を紹介します。

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自己PR「チームワーク」を話す時の注意点

自己PRで「チームワーク」を話す時は、次の3つに気をつけましょう。

これら3つの注意点を踏まえて、自己PRで「チームワーク」を話せば、面接官にネガティブなイメージを与えることもありません。

  • 注意点①:主観的に話さない
  • 注意点②:エピソードを長く話さない
  • 注意点③:複数の強みを同時にアピールしない

それでは、自己PRで「チームワーク」を話す時の注意点を、それぞれ解説していきますね。

注意点①:主観的に話さない

自己PRで「チームワーク」を話す時の注意点1つ目は、主観的に話さないです。

主観的に話してしまうと、「君が思ってるだけで、周りの人はそう思ってないんじゃない?」と、あなたの強みである「チームワーク」が面接官にうまく伝わりません。

自己PRで「チームワーク」を話す時には、客観的な目線で話すよう心がけましょう。

注意点②:エピソードを長く話さない

自己PRで「チームワーク」を話す時の注意点2つ目は、エピソードを長く話さないです。

エピソードをだらだらと長く話してしまうと、せっかくあなたの「チームワーク」が発揮されていても、面接官は話を聞き飽きてしまいます。

長くつまらない話の内容を覚えている人は、なかなかいませんよね。

あなたの強みである「チームワーク」をきちんと理解してもらうためには、面接官に話を聞いてもらう必要があります。

自己PRで「チームワーク」を話す時には、エピソードを簡潔にまとめて話すようにしましょう。

注意点③:複数の強みを同時にアピールしない

自己PRで「チームワーク」を話す時の注意点3つ目は、複数の強みを同時にアピールしないです。

「チームワーク」以外の複数の強みを同時にアピールしてしまうと、話にまとまりがなくなるため、何の話をしているのかわからなくなります。

例えば、「私はチームワークができて、あとコミュニケーション力もあって、何事にもチャレンジできるのが強みです。」のように、複数のことをまとめて話されても、何が伝えたいのかはっきりしません。

自己PRで「チームワーク」を話す時には、1つの強みに絞って話すよう心がけましょう。

さて、ここまで自己PRで「チームワーク」を話す時の注意点を紹介してきました。

これら3つの注意点を踏まえて、自己PRで「チームワーク」を話せば、面接官に悪印象を与えずに済みます。

  • 注意点①:主観的に話さない
  • 注意点②:エピソードを長く話さない
  • 注意点③:複数の強みを同時にアピールしない

ここまで、自己PRで「チームワーク」が好印象な理由をお話してきましたが、そもそもなぜ「チームワーク」は面接官からの評価が高いのかを知りたい就活生もいると思います。

そこで最後に、自己PRの「チームワーク」を通して企業が知りたいことを紹介します。

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自己PR「チームワーク」を通して企業が知りたいこと

自己PRで「チームワーク」を通して企業が知りたいことは、次の3つです。

これら3つの内容についてうまく話せていれば、面接官に好印象を与えられます。

  • 知りたいこと①:チームにおけるあなたの役割
  • 知りたいこと②:チームワークで大切にしていること
  • 知りたいこと③:あなたにとってチームワークとは

それでは、自己PRの「チームワーク」を通して企業が知りたいことを、それぞれ解説していきますね。

知りたいこと①:チームにおけるあなたの役割

自己PRの「チームワーク」を通して企業が知りたいこと1つ目は、「チームにおけるあなたの役割」です。

チームには、全体をまとめるリーダー役、意見を提案する役、対立した意見をまとめる役など、様々な役割があります。

チームにおけるあなたの役割を知ることで、企業はあなたが入社後にどのような働き方をしてくれそうかを考えています。

自己PRでチームワークを話す時には、例えば「私は統率力があるので、チームワークをする時には、リーダーを務めています」のように役割を話すと、面接官に良いイメージを与えられますよ。

知りたいこと②:チームワークで大切にしていること

自己PRの「チームワーク」を通して企業が知りたいこと2つ目は、「チームワークで大切にしていること」です。

チームワークで大切にしていることを知ることで、企業はあなたのチームとしての価値観を知ろうとしています。

あなたがチームワークで大切にしていることを具体的に話しましょう。

例えば、「私はチームで良い雰囲気を保つことを大切にしています。雰囲気が良いと、より良い成果が出せると確信しているからです。」などです。

知りたいこと③:あなたにとってチームワークとは

自己PRの「チームワーク」を通して企業が知りたいこと3つ目は、「あなたにとってチームワークとは」です。

チームワークと一概に言っても、「仲間と一緒に協力すること」「個々人が全力で貢献して、チームとして結果を出すこと」など、人によって様々な考え方があります。

チームワークに対するあなたの考え方を聞くことで、企業はあなたのチームでの性格を知ろうとしています。

例えば、「私にとってチームワークとは、目標を達成するために、仲間と協力することです。」のように、チームワークに対するあなたの考えを述べるようにしましょう。

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まとめ:自己PRで「チームワーク」をアピールして内定につなげよう

この記事では、自己PRで「チームワーク」を話す時のポイントを解説しましたが、いかがだったでしょうか。

合わせて、自己PR「チームワーク」の例文や、話す時の注意点も解説しました。

この記事で学んだ内容をまとめると、以下の通りです。

========================================

◆自己PR「チームワーク」を話す時のポイント

  • ポイント①:結論から話す
  • ポイント②:チームにおけるあなたの役割を話す
  • ポイント③:チームワークを入社後に活かせることを話す

◆自己PR「チームワーク」を話す時の注意点

  • 注意点①:主観的に話さない
  • 注意点②:エピソードを長く話さない
  • 注意点③:複数の強みを同時にアピールしない

◆自己PR「チームワーク」を通して企業が知りたいこと

  • 知りたいこと①:チームにおけるあなたの役割
  • 知りたいこと②:チームワークで大切にしていること
  • 知りたいこと③:あなたにとってチームワークとは

========================================

自己PRで「チームワーク」があることをアピールできれば、面接で好印象を与えられます。

エントリーシート(ES)の自己PR欄に書く場合でも、「チームワーク」は非常に評価が高いです。

今回説明したポイントや注意点を踏まえて、自己PRで「チームワーク」を話して、自分らしさをアピールしましょう!

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面接で好印象を与える話し方のコツは?例文や練習方法も紹介!

「面接でどういった話し方をすれば好印象を与えられるのか、悪い印象を与える話し方で気を付けなければいけないポイントはどういった点なのか」と思っている就活生もいますよね。

特に初めての就活は不安で、どのような話し方をしたらいいのか気になるところです。実際のところ、話し方の印象は合否の判断にも影響します。

この記事では現在、社会人として活躍する方の実体験を基に、面接で好印象を与える話し方のコツを例文も添えながら語ってもらいました。

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「を」が抜けて カタコトのような 日本語に

はじめまして!
私は就職活動をする上で、多くの企業にエントリーし面接を受けました。

面接で好印象を与えるための話し方には、たくさんの注意点があります。面接を受け始めた当初は、緊張して思うような受け答えができず、最終面接まで進めませんでした。

しかし、どうしても入社したいという気持ちから面接の練習を積極的にするうちに、話し方のコツやポイントが分かってきました。

OfferBox就活カルタで「を」が抜けて カタコトのような 日本語に」という句があるように、緊張して変な話し方にならないためにはコツがあります。

変な話し方になると面接官の印象が悪くなってしまうので、好印象を与える話し方について例文を交えて説明していきます。

面接官に好印象を与える話し方のコツは?

面接官に好印象を与える話し方のコツは?

そもそも、好印象を与えるためには最も意識すべきは「相手ファースト」であることです。

「相手ファースト」を意識する!
社会人になると、上司に報告をし、会議で意見を求められます。
営業として客先で打ち合わせをすることもあるでしょう。
いずれのケースも、主役は上司やお客様であり、自分ではありません。
あなたは「相手が求めること・知りたいこと」に対して、簡潔に説得力を持って答えなくてはいけません。面接においても、仕事においても、「相手ファースト」で話すことが重要です。

 

出典:就活塾 キャリアアカデミー『「納得の内定」をめざす 就職活動1冊目の教科書』

具体的には、面接官に好印象を与える話し方には以下4つのコツがあります。

  1. 面接ではまずは結論から話す
  2. ゆっくりした話し方を意識する
  3. 話し方に抑揚をつける
  4. 語尾までしっかり聞こえる話し方をする

これらのコツを具体的に説明していきましょう。

1.面接ではまずは結論から話す

面接では時間が限られているので、普段より簡潔にわかりやすく話を伝えることが重要です。私はこの話し方ができていなかったため、面接官に言いたいことが伝わらず、ただ長々と話を進めるだけになりました。

面接では結論から話し始めることで、どんな内容を話すのかが伝わりやすくなります。その後に「その理由は~」と続けてから、より詳細な理由を説明するようにしましょう。

2.ゆっくり話すことを意識する

いざ面接の場となると、どうしても緊張してしまい早口になるため、ゆっくり話すことが重要です。なぜなら、早口で喋ることで、面接官が聞き取りづらくなったり、落ち着きのない印象を与えたりしてしまいまうからです。実際に私も面接では緊張してしまい、面接官に何度も内容を聞き返されました。

その場では意識していませんでしたが、改めて面接の内容を振り返ると「緊張していて早口になっていた」ことに気付きました。
緊張すると誰しもが、気付かぬうちに早口になってしまうものです。そのため、自分が思っている以上にゆっくり話すことを意識し、話をする前に一度内容を整理した上で、話す練習をしましょう。

3.話し方に抑揚をつける

抑揚がないと棒読みで話している印象を面接官に与えてしまい、言葉に感情がないと捉えられてしまいます。あなたの感情が見えないと、どんなに企業に対して熱意があっても、面接官に入社に対する意欲が伝わりづらくなります。

特に、営業や接客といった職種は、お客様に対し物事を正確に、且つ熱意をもって伝える能力が重要です。対人能力を必須とする職種を志望する就活生は、抑揚をつける話し方を勉強してみましょう。

4.語尾までしっかり聞こえる話し方をする

語尾の「です」「ます」まで、はっきりと発音しないと、自信がないような印象を与えてしまいます。そのため、どんなに良い内容の話をしても、自信がない印象を面接官に持たれてしまい、好印象を与えることはできません。

面接では「です」「ます」まで気を抜かずにはっきりと発音しましょう。

面接で印象が悪くなる話し方は?

面接で印象が悪くなる話し方は?

ここまでは面接官に良い印象を与える話し方を説明してきました。逆に、面接官に悪い印象を与えてしまうのは、どのような話し方でしょうか。

私の経験をもとに、面接官に悪い印象を与えてしまう「3つの話し方」を紹介します。

面接のときは語尾の言葉に注意する

「~なんですよ」や「~ですぅ」などの言葉遣いは、親しみを込めて話しているつもりでも、面接官に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
実際に私も面接官との距離を近づけようと思い、「そうなんですよ」という言葉遣いをしていました。しかし、このような言葉遣いを面接でしたときには、落とされてしまうことが多かったのです。

面接はあくまでもビジネスの場だと捉え、しっかりとした言葉遣いをするように気をつけましょう。

面接官の言葉に対し相槌をは適切に行う

面接で相槌を適度に行うことは、相手の話をしっかり聞いているという印象を与えるためにとても重要です。しかし、相槌が単調になりすぎたり、バリエーションが少なかったりした場合、「話を聞いていないのだろうか」と悪い印象を与えてしまいます。

「はい」「そうです」などのバリエーションをつけて、面接官の目を見てはっきりと相槌を行いましょう。

話し始める前のくせに気を付ける

多くの就活生が、話し始める前の口癖があると思います。私の場合は「そうですね」が口癖になっており、面接官の質問に対して「そうですね。私の志望動機は~」という言葉遣いをしていました。そのような、話し始める前の口癖は、面接官に悪い印象を与えかねません。

自分の口癖を認識する方法としては、親や友達と面接の練習をする際に、口癖を指摘して貰うという方法があります。また、話し方を録音して聞き返してみるのも効果的です。自分でも認識していなかった口癖に気づくことができます。

特に「えー」や「んーっと」などの口癖は、面接官が聞きづらくなるので気をつけましょう。

面接での話し方の例を紹介

ここからは、「具体的に、面接のときにどのような話し方をすればいいのかを知りたい」と思っている就活生に、例文を紹介していきます。

自己PRの話し方の例文

結論「私の長所は目標を定めて、その目標をやり遂げるまで諦めない姿勢です。」

理由「なぜなら私は幼い頃から、目標をやりとげることが、自分の成長にもつながると思っているからです。」

事実「例えば、私は高校2年生の夏休みに大学の体験授業に参加し、そこでの学びに感銘を受けました。そして、その大学へ入学することを目標に掲げ、高校2年生の秋から1日15時間の勉強を続けました。部活動との両立は難しくもありましたが、朝時間など限られた時間を有効に使うことで、志望大学に現役で合格することができました。この経験を通じて、スケジュールを管理し物事を効率的に進める重要性を学び、その後は時間管理を意識して行動するようにしています。」

志望動機の話し方の例文

結論「私は御社の技術職を志望しています」

理由「なぜなら、極限環境下で活躍するロボットを開発する御社の高い技術力、そして「人と共存するロボットの開発」という御社の掲げる方向性に強く共感したからです。」

事実「幼少時代に参加したロボット教室での経験を通じ、「強いロボット」を作ることに興味を持ちました。以来、大学においても「社会貢献×強いロボット」をキーワードにロボットの研究を行ってきました。
御社の技術は、人間が立ち入ることのできない極限環境下で作業をするロボットに応用され、世界の至る所で活躍していると聞いています。
先日、御社で技術職としての活躍されている方のお話をお伺いし、その高い技術力だけでなく「●●」という点が、まさに私が目指すエンジニアの姿と合致し、非常に感動いたしました。
御社に入社した際は、更なるロボットの可能性を生み出すべく、貪欲に学び、貢献出来るように仕事と向き合っていきたいと考えています。」

面接の話し方のコツをつかむための練習方法は?

面接の話し方のコツをつかむための練習方法は?

面接官に好印象を与えるためには、面接での話し方に慣れることが大事です。ここでは話し方の練習方法を紹介していきます。

誰かに協力してもらい本番に近い形で練習する

面接の練習方法として一番効果的なのは、やはり、親や友人に協力してもらい本番に近い練習を行うことです。その際は「これは面接の本番なんだ」という気持ちで取り組むようにしましょう。

面接では想定外の質問をされることがあるため、「自分を動物に例えると、何の動物ですか?」というような、独自の質問内容を協力者に用意してもらいましょう。

話し方を録音して聞き返してみる

自分がどういった話し方をしているのかを知るために、録音・録画することも大切です。私はこの方法で、自分の口癖や話し方に抑揚がないことに気付きました。

最近ではスマホの動画撮影を使って、話し方の他に、自分の表情を確認す見ることもできます。やってみると、思っている以上に良い話し方ができていないことに気づくかもしれません。
最初は恥ずかしく感じるかもしれませんが、録音や動画撮影を上手く活用して、気付いていない自分の「癖」を認識するようにしましょう。

想定される質問はスムーズに答えられるように練習する

面接官に聞かれる想定内の質問は、スムーズに答えられるように練習しておくと良いでしょう。私は何社も面接を受けているうちに、絶対に聞かれる質問がわかりました。
そのため、事前に答えを考えておくことで、緊張せずにハキハキとした受け答えができました。

質問内容は企業によって違いますが、「自己PR」と「志望動機」は必ず聞かれます。相手を納得させられる答えと、その答えに対してさらに質問された場合の対策をあらかじめ用意し、自信をもって答えられるように練習しておきましょう。

まとめ

面接において、「話し方」は面接官のあなたに対する印象に大きな影響を与えます。そのため、以下のポイントに気を付けるようにしましょう。

  1. 結論から話す
  2. 抑揚を付けて話す
  3. 語尾はしっかりと発音する
  4. 口癖を意識する

話し方は、意識することでいくらでも上達することはできます!
この記事を参考に、あなたの「話し方」に気を配ってみましょう。そうすることでより、あなたらしさを面接官に伝えらやすくなるでしょう。

AnalyzeU

※記事協力:就活塾 キャリアアカデミー
キャリアアカデミーは、就活生一人ひとりが自分にとっての「納得の内定」を獲得できるようにサポートする東京・池袋の就活塾。
元人事・採用経験者や、国家資格キャリアコンサルタント保有者など約20名の講師を揃え、就活のノウハウを伝えるだけにとどまらず、「社会人として求められる能力や考え方」の向上をめざした指導を目指す。

強みが伝わる自己PR例文12選!わからない場合の対処法も紹介

「自己PRでアピールすべき強みがわからない」「ありきたりな内容で、採用担当者に響くか不安…」と悩んでいる就活生もいるのではないでしょうか?

この記事では、就活で評価されやすい12種類の強みと、魅力的に伝えるための例文を紹介します。論理的な自己PRを作成できるフレームワークも紹介しますので、ぜひお役立てください。

もし自分の強みの見つけ方がわからないなら、オファー型就活サービス「OfferBox」を始めるのがおすすめです。プロフィールや自己PRに興味を持った企業から、「会いたい」というオファーが届く仕組みで す。

OfferBoxにはメーカーやIT、商社など、さまざまな業界や職種の企業が21,280社以上(※)登録しています。各企業のオファー文面から、それぞれどのような強みが評価されるのかがわかりますので、ぜひ以下からご利用ください。

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自己PRとは?

就活における自己PRとは、自分の強みや長所を企業にアピールすることです。採用担当者は就活生の自己PRを見て、自社が求める人材かどうかを評価します。

そのため、自己PRを作成するときは、企業から、面接の場合はに「採用したい」、ES(エントリーシート)の場合は「面接で詳しく話を聞きたい」と思ってもらうための工夫が必要になります。

自分の強みや長所が具体的に伝わるエピソードを入れて、あなたの人柄が想像できるような自己PRを作成しましょう。

企業の社風や業務内容、求める人物像などを理解し、自己PRの中なかに盛り込むことも大切です。自分が企業やチームに貢献できることを具体的に伝えられるので、好印象を与えられます。

自己PRと強みや長所の違いは?

「強み」と「長所」には、以下のような違いがあります。

  • 強み:仕事に活かせる能力やスキル
  • 長所:正確や人柄の中で優れているところ

たとえば、「誰とでも打ち解けられる」は性格や人柄を表す表現のため、長所です。長所は強みを生み出しているケースが多くあります。そのため、「誰とでも打ち解けられる」長所を持つ人は、「相手の懐に入る営業力」という強みがあると言えるでしょう。

強みと長所に関連性・一貫性があると両方の説得力が増し、採用担当者に魅力的な人材だと思ってもらいやすくなります

自己PRを作成する際には、自分の強みと長所の関連性・一貫性をもたせるようにしましょう。

>>「OfferBox」なら企業に刺さる自分の強みがわかる

【強み一覧】就活で使える自己PRの例文12選

自己PRでアピールできる強みが見つからず、悩む方も多いのではないでしょうか?ここでは企業に評価されやすい12個の強みを、具体的な例文とともに紹介します。

自分に当てはまる強みがあるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 課題解決力
  • 論理的思考力
  • 計画性
  • 主体性
  • 継続力
  • 責任感
  • 協調性
  • コミュニケーション能力
  • 傾聴力
  • 向上心
  • 真面目さ
  • 好奇心
  • 巻き込み力

強み1:課題解決力

【例文】

課題解決力は、現状を分析し、問題の根本原因を特定して解決策を実行する力を指します。

問題の裏側にある原因を探り、解決への道筋を考えられる力が私の強みです。

アルバイト先の飲食店で、新人スタッフの定着率が低いという課題がありました。私は原因を探るために、アルバイト仲間にヒアリングをしました。すると、「業務マニュアルが文字ばかりでわかりにくく、実践で活かしにくい」ことが新人の不安につながる根本原因だと特定しました。そこで自主的に、写真や図を多用した簡易マニュアルを作成しました。

その結果、新人の質問が減り、スムーズに業務を覚えられるようになったことで、半年間の間新人スタッフの退職を0にすることに成功し ました。この経験から、表面的な問題だけでなく、当事者の視点に立って根本原因を探ることの重要性を学びました。

この課題解決力を活かして、貴社でも、社内やクライアントの本質的な解決策を見つけ出し、事業の課題解決や発展に貢献したいです。

強み2:論理的思考力

物事を体系的に整理し、筋道を立てて考える力が論理的思考力です。

【例文】

私の強みは複雑な情報から本質を見抜き、誰にでもわかりやすく説明できる力です。

ゼミのレポート作成時に、膨大な情報の中から論点を整理するため、まず情報を「背景」「現状」「課題」「提案」の4つに分類しました。そのうえで、それぞれの因果関係を明確にしながら筋道を立てて記述し、主張がわかりやすい構成にしました。

その結果、教授からは「論理展開が明快で説得力がある」と高く評価していただき、クラスで唯一の最高評価を得ることができました。この経験を通じて、複雑な問題も分解・整理することで、本質を捉え、他者にわかりやすく伝えられることを学びました。

貴社に入社後も、この論理的思考力を活かしてさまざまな課題を的確に分析し、事業成長に貢献していきたいです。

強み3:計画性

計画性は、目標達成までのプロセスを逆算し、具体的なタスクとスケジュールを立てて実行する力です。

【例文】

私の強みは、目標から逆算して必要なタスクを分解し、優先順位をつけて実行できる計画性です。

大学の〇〇サークルのイベント企画で「参加者50名」という目標を立て、半年前から準備しました。まず「予算管理」「広報」などタスクを細かく分け、担当と期限を設けた表で管理しました。そして週次で進捗を確認し、遅れが出ている場合は対策をすることで、すべての準備を計画通りに完了させました。

当日は目標を上回る60名の参加者を集めて、イベントを成功させました。この経験から、事前の綿密な計画と進捗管理が、予期せぬトラブルを防ぎ、チーム全体のパフォーマンスを向上させることを学びました。

この計画性を貴社の業務内でも、プロジェクトマネジメントの領域で発揮し、着実に成果を上げていきたいです。

下記の記事では、ほかにも計画性をアピールする例文を5つ紹介しています。ぜひご覧ください。

強み4:主体性

指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ、解決のために率先して行動する姿勢が主体性です。

【例文】

現状に満足せず、常に改善点を見つけて自分から行動できる力が私の強みです。

たとえばカフェのアルバイトでは、繁忙時間帯にお客様を長時間お待たせすることが課題でした。私は指示される前に、行列ができ始める時間帯の傾向を分析し、その時間に合わせて事前にカップを準備したり、オーダーを聞くスタッフを増員したりすることを店長に提案・実践しました。

その結果、お客様の待ち時間が大幅に短縮され、お客様へのアンケート調査結果で、満足度の向上に成功しました。この経験を通じて、役職や立場に関わらず、当事者意識を持って行動することが、チーム全体の課題解決と成果につながることを学びました。

貴社でも当事者意識を持って課題解決に向けて主体的に行動することで、組織や事業の成長に貢献したいです。

強み5:継続力

継続力は一度決めた目標に対し、困難があっても諦めずに粘り強く取り組む力です。

【例文】

私の強みは、物事が計画通りに進まないときでもモチベーションを維持し、地道な努力を継続できる力です。

大学入学時に「TOEICのスコアアップ」という目標を立て、毎日30分の学習を半年間続けました。モチベーション維持のため、通学中の電車では単語アプリ、夜はリスニング問題など、学習を生活の一部として習慣化しました。思うようにスコアが伸びない時期もありましたが、学習方法を見直しながら粘り強く続けた結果、最終的にスコアを250点向上させています。

この経験から、大きな目標も日々の小さな工夫と努力を継続することで、達成できると自信を持てるようになりました。長期的な視点が必要な社会人においても、この継続力を発揮し、粘り強く取り組むことで成果を上げていきたいです。

強み6:責任感

与えられた役割や仕事を最後までやり遂げる強い意志が、責任感です。

【例文】

私は任された仕事を「自分ごと」として捉え、最後までやり抜く力があります。

ゼミのグループ発表では、書記を担当しました。書記というとただメモを取るだけの役割だと考える人が多いですが、私は、ただ議事録を取るだけではなく、毎回の議論の最後に「決定事項」と「次のアクション」を全員で確認する時間を設け、全員の認識を揃えることを実践しました。

これを徹底した結果、認識のズレがなくなって作業効率が向上し、発表は教授から最高評価をいただきました。この経験を通じて、地味な役割であっても責任を持ってプラスアルファの工夫をすることが、チーム全体の成果を大きく向上させると学びました。

貴社に入社後も任された仕事は最後までやり遂げることで、周囲からの信頼を獲得し、プラスアルファの価値を生み出すことで、社内に貢献していきたいです。

責任感をアピールしたい方は、こちらの記事の例文もチェックしてみてください。

「責任感」の自己PR|エピソード別の例文や納得させる伝え方

強み7:協調性

協調性は、チームの中で異なる意見を持つメンバーと協力し、目標達成に向けて貢献する力です。

【例文】

私の強みは多様な意見を尊重し、チームの目標達成に向けて協力体制を築く協調性です。

大学のグループワークで意見が対立し議論が停滞した際、まず双方の意見を丁寧にヒアリングしました。「より良いものを作りたい」という共通の想いを確認したうえで、双方のメリットを組み合わせた折衷案を提示し、議論を再開させました。

その結果、チームは一丸となって質の高い成果物を完成させ、教授から高い評価を得ることができました。この経験から対立意見の中にも共通の目的を見出し、全員が納得する着地点を探ることが、チームの成果を最大化させると学びました。

この協調性を活かし、貴社でも多様なメンバーと協働して、チーム全体の成果に貢献したいです。

強み8:コミュニケーション能力

相手の意図を正確に理解し、自分の考えをわかりやすく伝える力がコミュニケーション能力です。

【例文】

私の強みは相手の立場に立って考え、信頼関係を築くコミュニケーション能力です。 塾講師のアルバイトでは、内向的で質問が苦手な生徒を担当することがありました。その生徒は、質問ができないことで、わからない問題をやりっぱなしにする課題がありました。

私はまず、授業後に趣味の話をする時間を設けて、生徒が話しやすい雰囲気作りを心がけました。信頼関係を築いたことで、徐々に生徒のほうから勉強の悩みを打ち明けてくれるようになり、積極的に質問してくれるようになりました。

結果的に生徒の苦手科目だった数学の成績を30点向上させることができました。この経験から一方的に教えるのではなく、まず相手が安心して話せる関係性を作ることが、課題解決の第一歩となると学びました。

このコミュニケーション能力を活かし、貴社でもクライアントやチームメンバーと真摯に向き合い、深い信頼を得ることで貢献したいです。

コミュニケーション能力は多くの学生がアピールする強みなので、他の学生に埋もれないように差別化をするためには、伝え方に注意が必要です。下記の記事で注意点を解説していますので、参考にしてみてください。

強み9:傾聴力

傾聴力とは、相手の話に真摯に耳を傾けて、その裏にある本音や感情まで深く理解する力です。

【例文】

私は相手の話を丁寧に聞いて、言葉になっていない想いを引き出し、課題解決につなげられる強みがあります。

アルバイト先で、ミスが多く落ち込んでいる新人スタッフがいました。私は「何か困っていることはない?」と声をかけ、じっくりと話を聞きました。彼の話から、単なる不注意ではなく「業務の全体像が掴めていないことへの不安」がミスの根本原因だとわかり、作業の目的や流れを一緒に再確認し、周りのメンバーにもフォローをしてもらえるように、根回しをしました。

結果として彼の不安は解消され、ミスを大幅に減らすことができました。この経験から、相手の話を深く聞くことで初めて課題の本質が見え、的確なサポートができると学びました。

貴社でも傾聴力を発揮し、クライアントも気づいていない課題やチームの課題を的確に汲み取って、適切な対策を通して、課題解決に貢献していきたいです。

傾聴力をアピールする際は、押さえるべきポイントがあります。こちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

強み10:向上心

現状に満足せず、常により高い目標を掲げて成長しようと努力する姿勢が向上心です。

【例文】

現状に甘んじることなく、常に学び続けて自分をアップデートできる力が、私の強みです。

カフェのアルバイトでは、お客様に付加価値を提供したいと考え、勤務時間外にコーヒー豆の種類や美味しい淹れ方を自主的に勉強しました。その知識を活かし、お客様の好みを伺いながらおすすめの豆を提案したところ、「選ぶのが楽しい」「また今度もおすすめを選んで欲しい」と喜んでいただき、店舗のファン獲得に貢献できました。

この経験からただ業務をこなすことに満足せず、自ら学び行動を起こすことが、顧客満足と組織への貢献につながることを学びました。貴社でも常に自身のスキルアップに努め、現状維持に甘んじることなく、業務に取り組んでいきたいです。

強み11:真面目さ

真面目さは、一つひとつの物事に誠実に向き合い、地道な努力を続けられる姿勢を指します。

【例文】

私の強みは、目標達成のために必要な地道な努力を、自ら進んで継続できる真面目さです。

大学の講義で、毎回、授業内容をまとめたレポートの提出が求められました。多くの学生が数行で済ませる中、私は「講義内容の要約」だけでなく「自分なりの考察」を記述することを徹底しました。

結果的にその姿勢を教授から高く評価され、最高評価の成績を収めることができました。この経験を通じて、誰が見ていなくとも一つひとつの業務に誠実に向き合う姿勢が、最終的に大きな信頼と成果につながると学びました。

貴社でも日々の業務に誠実に取り組むことで、着実に知識と経験を積み重ね、信頼される人材として貢献したいです。

真面目さをアピールするエピソード作りに悩む方は、下記の記事をご覧ください。

強み12:好奇心

未知の物事に対して興味を持ち、積極的に知識や経験を吸収しようとする力が好奇心です。

【例文】

専門分野に関わらず、知らないことであれば何でも貪欲に学ぶ姿勢が、私の強みです。

たとえば書店のアルバイトで、担当の文芸書だけではなく、ビジネス書など他ジャンルの売れ筋にも興味を持ちました。休憩時間に各売場を観察し、売れている理由を社員の方に質問して知識を吸収しました。

その結果、担当外の書籍について尋ねられた際も的確に案内できるようになり、お客様から「詳しいね、助かったよ」と感謝される機会が増えました。この経験から自分の領域に閉じこもらず、好奇心を持って視野を広げることが、より高い顧客満足と自身の成長につながると学びました。

貴社でも幅広い知識を積極的に吸収して、多角的な視点から業務改善や新しい企画の提案をしていきたいです。

強み13:巻き込み力

巻き込み力は、自分の目標や想いに共感してもらい、周囲の人々を協力者として巻き込んでいく力です。

【例文】

私の強みは、目標達成に向けて周囲を巻き込み、1つのチームとして推進していく力です。

サークルのライブ企画で、私は「観客も一体となって楽しめる参加型のイベントにしたい」という想いを熱意を持って仲間に伝えました。当初は消極的だったメンバーも私の想いに共感し、観客向けの企画を一緒に考えてくれるようになりました。

その結果、役職のないメンバーも主体的に動いてくれるようになり、イベントは過去最高の動員数を記録しました。この経験を通じて、役職や立場に関係なく明確なビジョンと熱意を共有することが、チームの結束力を生んで大きな成果につながると学びました。

貴社に入社後は、困難なプロジェクトでも周囲と協力体制を築きながら、目標達成に向けて進んでいきたいです。

就活で使えるほかの強みも知りたい方は、こちらの記事をご一読ください。

>>「OfferBox」なら企業に刺さる自分の強みがわかる

強みをもとに自己PRを作成する方法

自己PRで強みを伝えるには、話の構成が重要です。誰でも論理的に自己PRが作れるフレームワークを紹介します。

  1. 結論:強みを一言で表す
  2. 具体例:強みを裏付けるエピソードを紹介する
  3. 結果・学び:行動した結果と学んだことに触れる
  4. 将来の展望:入社後にどのように活躍したいか伝える

結論:強みを一言で表す

自己PRの冒頭では、あなたの強みをキャッチコピーのように、一言で端的に述べましょう。採用担当者は多くの学生のESをチェックするため、最初に話の要点を示せば、あなたの魅力が記憶に残りやすくなります

たとえば、OK例の「困難な状況を打開する」のように、修飾語を加えるのが、オリジナリティが増すため、おすすめです。

【NG例】
私の強みは課題解決力です。

【OK例】
私の強みは、困難な状況を打開する課題解決力です。

まずは自分の強みを単語で書き出し、次にどのような場面で役立つかを考えてみましょう。

具体例:強みを裏付けるエピソードを紹介する

強みを伝えた後は、それを裏付ける具体的なエピソードをストーリー仕立てで語ります。採用担当者はこのストーリーを通じて、あなたが入社後に活躍する姿を具体的にイメージします。

次の3点に分けて、経験を箇条書きで整理してみましょう。

  • 状況(どのような状況だったか)
  • 課題(そのときに直面した課題は何か)
  • 行動(課題解決のためにどのように行動したか)

とくに「行動」の部分は、「〇〇という役割で、〇〇を工夫した」のように、あなたの主体的な動きを具体的に記述するのがコツです。

エピソードを構造的に整理することで、あなたの強みを論理的かつ魅力的に伝えやすくなります。

結果・学び:行動した結果と学んだことに触れる

エピソードの締めくくりには、行動がもたらした「結果」と、そこから得た「学び」を必ずセットで加えましょう。採用担当者はあなたが経験から学び、次に活かせるスキルを身につけているかを見ています。

以下が結果や学びを書く手順です。

  1. 結果を具体的に書く(例:〇〇が改善された、〇〇を達成できた)
  2. 自分の成長を書く(例:この経験から、〇〇の重要性を学びました)

手順1は「お客様に感謝された」など定性的な変化で構いません。このように、結果と学びを明確に語ることで、あなたが成長し続ける人材であることを示せます。

将来の展望:入社後にどのように活躍したいか伝える

自己PRの最後は、あなたの強みを入社後にどう活かして企業に貢献したいかという「将来の展望」で締めくくりましょう。自分の経験と企業の未来を結びつけることで、採用担当者にあなたを採用するメリットをアピールできます。

以下が具体的な手順です。

  1. 企業の採用サイトやOB・OG訪問、企業説明会などで で、事業内容や求める人物像を知る
  2. あなたの強みがどう活かせるかを考える
  3. 「私の〇〇という強みを活かし、貴社の〇〇事業の成長に貢献したいです」のように結びつける

具体的な貢献イメージを伝えて、「一緒に働きたい」と思われる魅力的な締めくくりに仕上げましょう。

なお、自己PRがどうしても浮かばない人には、共通点があります。下記の記事でよくある傾向を知って、改善してみてください。

>>【無料】「OfferBox」で自己PRを磨く

自己PRや強みがわからない場合の5つの見つけ方

自己PRの作成に特別な経験は必要ありません。あなたに眠っている本当の強みを見つける、5つの具体的な方法を解説します。

  • 効率的に自己分析ツールを活用する
  • 弱みをポジティブな表現に言い換える
  • 過去の経験を洗い出す
  • 親しい友人や家族に聞く
  • 志望企業の求める人物像を参考にする

対処法1:効率的に自己分析ツールを活用する

自己PRや強みが思い浮かばないときは、自己分析ツールを使ってみましょう。最近では無料で使えるものが多く出ているので、気軽に活用できます。

OfferBoxの「AnalyzeU+」も無料で使える自己分析ツールです。AnalyzeU+は100万人のデータをもとに、28項目の診断結果から、自分の強みや弱みを詳しく分析してくれるのが特徴です。

診断結果のアドバイスから自己PRの作成の参考になるので、ぜひ使ってみてください。

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対処法2:弱みをポジティブな表現に言い換える

長所と短所は表裏一体です。自分が短所と思っていることでも、捉え方を変えれば長所としてアピールできるケースは多々あります。以下が言い換えの一例です。

  • 短所:心配しやすい
  • 長所:物事を慎重に進められる

このように、まずは短所を洗い出してみて、長所や強みに言い換えられないか考えてみてください。

具体的にどのような長所に言い換えられるか知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

対処法3:過去の経験を洗い出す

自分がこれまでどのような経験や行動をしてきたか、その結果どうなったのかなど、過去を振り返ってみましょう。自分の過去を洗い出すことで、自分の特徴や強みを見つけるきっかけになります

どのように進めたらいいかわからない人には、「自分史」の作成がおすすめです。

自分史は、小学校・中学校・高校・大学といった年代別に過去の経験を振り返る方法です。紙やデータに書き出して視覚的に自分の過去を振り返ると、自覚していなかった特徴や強みを見つけやすくなります。

自分史のワークシートは、こちらのリンク先でダウンロードできるので、ぜひご活用ください。

対処法4:親しい友人や家族に聞く

4つ目は「家族・友人に聞く方法 」です。周囲の人から見た自分を知ることで、客観的な視点で自分の特徴と向き合えるようになります

家族や友人に聞く場合は「ジョハリの窓」を活用してみましょう。ジョハリの窓とは、自分の特徴を以下4象限のマトリックスにまとめたものです。

「盲点の窓」という自分が知らなかった強みに気づけるため、自己理解を深めやすいのがメリットです。

ジョハリの窓のワークシートはこちらからダウンロードできます。作り方の手順も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

対処法5:志望企業の求める人物像を参考にする

志望企業が求める人物像を見て、自分に当てはまる強みがないか考えるのもひとつの方法です。

企業の公式サイトや募集要項を見てみましょう。それぞれの下記の内容がわかります。

  • 企業理念・や企業の行動方針(バリュー):企業の方向性
  • 募集要項:求める人材像(能力や経験など)
  • 社員・経営者のインタビュー記事:活躍する人材、重視する価値観

もし企業の求める人材が自分と当てはまらなくても、無理に企業に合わせた強みを書く必要はありません。

あくまで自分の強みを考える参考にするつもりで、企業の求める人材を見るようにしましょう。

就活の自己PRで強みを聞かれる3つの理由

採用担当者の質問の意図を知ることで、相手に響きやすいアピールができます。自己PRで強みを聞かれる3つの理由を見ていきましょう。

  • 客観的な自己分析ができているかを確認するため
  • 企業が求める人材にマッチするかを確認するため
  • 行動特性・思考性を確認するため

理由1:客観的な自己分析ができているか確認するため

企業が自己PRで強みを聞く理由のひとつは、就活生が客観的に自己分析ができているかを確認するため です。

自己PRで自分の強みをうまくアピールできているかを見て、「就活生が自分を客観的な視点から分析し、理解できているか」を判断しています。

自己分析は就活の基礎になるため、自己分析ができていないと就活に真剣に取り組んでいないと思われる可能性が高いです。その結果、採用担当者に志望度が低い就活生だと判断され、マイナスの評価になりかねません。

自己分析に困ったらツールの活用がおすすめ

採用担当者にマイナスの印象を与えないためには、自己分析を丁寧に行う必要があります。しかし、イチから自己分析をするのは大変です。

自己分析をしてみたものの、客観的に分析できているかわからず悩むう方も多いでしょう。

そのようなときは、OfferBoxの適性分析ツール「AnalyzeU+」がおすすめです。「AnalyzeU+」は累計100万人の診断結果にもとづいて分析してくれる適性診断ツールで、28項目の診断結果で自分を分析できます。また、組織の中での役割を8つの動物に分類しており、得意分野や組織における立ち位置などもわかります。

診断結果のアドバイスから自己PR文も作成できるので、ぜひ以下から無料で活用してみてください。

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理由2:企業が求める人材にマッチするか確認するため

企業が就活の自己PRで強みを聞くのは、応募してきた就活生が企業の求める人材にマッチするかを確認するためでもあります。

どれだけ魅力的な強みを持った就活生でも、その強みを自社で活かせなければ採用する必要がありません。もちろん、就活の場で仕事の役に立たない強みをアピールする就活生はほとんどいませんが、企業が必要としている強みをアピールできていないケースは多く見受けられます。

たとえば、営業職を募集している企業で「裏方の仕事を率先してできる」ことをアピールするなどです。 それより「相手の役立つ提案ができる」「高い目標を掲げて確実に達成できる」強みをアピールする就活生のほうが、企業が求める人材にマッチする可能性が高くなります。

理由3:行動特性・志向性を確認するため

行動特性・志向性を確認することも、企業が自己PRで強みを聞く理由です。それぞれ下記を意味する言葉です。

  • 行動特性:「行動や思考のパターン」を指す
  • 志向性:「就活生がどう働いていきたいか」を指す

行動特性は、入社後のミスマッチを減らすために採用面接で利用されます。志向性は採用だけではなく、入社後の配属先や研修、教育方法を判断するためにも活用されます。

自己PRで強みを聞くと、就活生が自分の強みに気づいたきっかけになるエピソードを知れるので、就活生の行動特性と志向性がわかります。

似たようなエピソードが出たとしても、就活生の行動パターンや価値観に違いが出るからです。

企業は自己PRを聞いて、就活生の行動特性と志向性が自社の求める人材にマッチするかや、入社後の配属などの判断材料にします。

>>「OfferBox」で企業に刺さる自分の強みを見つける

OfferBoxなら企業の反応を見て自分の強みをブラッシュアップできる

自己PRは、志望している企業や業種に合わせてアピールする強みを変える必要があります。

もちろん自分の中にある強みをアピールするので、自分とかけ離れた人物を演じるわけではありません。 しかし、「自分の強みを見て評価してくれる企業で働けたらいいのに…」と思うときもあるのではないでしょうか?

「OfferBox」は登録してプロフィールを作成すると、それを見て興味を持った企業からオファーが来る仕組みの新卒オファー型就活サービスです。

大手からベンチャーまで21,280社以上(※1)の企業が登録しているため、さまざまな業界からオファーが届く可能性があります。また、学歴によるオファー受信の偏りもありません(※2)。

オファーをもらえる企業を知ることで、業界や職種ごとに、どのような自分の自己PRが響くのかがわかります。 オファーがなかなかもらえなければ、自己PRを見なおすきっかけにもなるでしょう。

実際に、OfferBoxを利用した学生から以下のような声が届いています。

Y.Mさん

「あらかじめ記入したプロフィールを企業が見るため、ありのままの自分を見てもらいやすい」

引用:OfferBox「就活ボイス」Y.Mさん

N.Nさん

「企業が自分のプロフィールのどこを評価してくれたか記入してくれるため、自分の強みを発見できる」

引用:OfferBox「就活ボイス」N.Nさん

自信を持って自己PRできるようになるためにも、ぜひ以下から無料で活用してみてください。

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(※2)OfferBox 2023年卒利用実績データより

「最終面接の結果連絡がなかなか来なくて不安」
「電話にどう受け答えすればいいのかわからない」

最終面接が終了して結果連絡が来るまでの間、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

電話の対応によって結果が変わることはありませんが、入社後に良好な関係を築くためにも相手になるべくいい印象を与えておきたいですよね。仮に内定辞退を考えている場合でも、相手に不快な思いをさせないよう丁寧な対応を心がけたいものです。

そこで今回は、最終面接結果の電話の対応方法についてご紹介します。伝えるべき内容を例文を交えながら紹介していきますので、電話の受け答えに不安のある人はぜひ参考にしてください。

(※1) OfferBox 2026年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年8月時点)

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最終面接結果は電話で通達される?

最終面接結果は電話で通達されるケースが多いです。これはなるべく早く結果を伝え、学生の意思確認をスムーズにおこなうためです。

内定辞退が発生した場合、採用人数に合わせて選考活動を再開する必要に迫られることもあります。そのため、すばやく意思確認ができる電話で結果を通達する企業が多くなっています。

非通知での電話が多い

最終面接結果の通達は、非通知での電話が一般的です。これは電話がつながらなかった場合、企業に学生からの折り返し電話が殺到するのを避けるためです。非通知設定にして折り返し電話ができないようにし、回線の混乱を避ける狙いがあります。

特に、エントリーする学生の数が多い大手企業の場合、選考活動に使用する専用の回線を引いているケースがほとんどです。選考活動終了後に、専用の回線に学生が誤って折り返し電話をかけてしまうのを防ぐことも、企業が電話を非通知設定にする理由の一つです。

期限がない場合、面接から約1週間が目安

結果通達の期限が設けられていない場合は、最終面接の実施日から約1週間が目安になります。最終面接の当日から約1週間の間に、結果を通達する企業がほとんどです。

ただし、約1週間というのはあくまでも目安に過ぎません。慎重に選考している、選考を受けている人数が多い、といった理由で連絡が遅れることもよくあります。

なかなか連絡が来ないと不安になる気持ちはわかりますが、結果を気にしても合否が変わるわけではないので、過度に気にしすぎず気長に待ちましょう。

時間帯は企業によるため気にしない

一般的には、授業などで受電できない時間帯を避けるために、お昼休憩の時間や夜間にかけてくるケースが多いと言われています。

とはいえ、連絡がくる時間帯についても企業によってさまざまです。午前中にかけてくる企業もあれば、夜にかけてくる企業もあるため、あまり気にせずに過ごすことをおすすめします。

あまりよくないのは、連絡を気にしすぎて生活に支障が出てしまうこと。結果が気になってソワソワするのは仕方がありませんが、期待しすぎては不採用だったときに気持ちの切り替えが難しくなります。

不安で過度なストレスを抱えないためにも、不採用となった場合の次の行動について考えつつ、普段通りの生活をして連絡を待ちましょう。

不採用の場合はメール連絡が多い

不採用の場合は電話での連絡ではなく、メール連絡が多い傾向にあります。電話での連絡だと、選考に参加した学生1人1人に結果を通達するのに非常に手間がかかるためです。

例えば、留守電の場合はわざわざかけ直したり、折り返し電話に対応したりしなければならないなど、電話での連絡にかかる手間は少なくありません。

選考に参加した学生の数が多ければ多いほど、採用担当の負担がさらに大きくなります。このような理由から、定型文で済ませられるメールで不採用を通知する企業が多いです。

最終面接結果の電話への対応方法

最終面接結果の電話は、内定承諾をする場合、内定保留する場合、内定辞退する場合のケースごとに対応方法が異なります。いざ連絡がきたときに落ち着いて対応できるよう、ケース別に受け答えの仕方を確認しておきましょう。

1. 内定承諾する場合

まずは内定承諾する場合の対応方法についてご紹介します。

内定承諾するということは今後も関わっていくことになるのですから、少しでも相手に好印象を与えられるような対応を心がけたいところです。内定承諾の旨を伝えるのと合わせて、入社に向けての意気込みを伝えましょう。

感謝の気持ちと意気込みを簡単に伝える

まずは内定の連絡に対し感謝の気持ちを伝えましょう。「丁寧な人」「マナーが備わっている人」という印象を与えられます。

内定承諾する場合は、感謝の気持ちと合わせて今後の意気込みを簡単に伝えるのがポイントです。「この人を採用してよかった」と相手に思ってもらうことで、双方ともに気持ちよく内定式や入社式を迎えられます。

【例文】

内定のご連絡ありがとうございます。御社が第一志望ですので、ぜひ入社させていただきたいです。入社日までにしっかりと必要な準備を済ませ、早くから貢献できるよう力を尽くすつもりです。

今後やるべきことや流れを確認する

最終面接結果の電話の際には、今後の流れを説明されることがほとんどですが、相手から説明がないようなら自分から確認しておきましょう。必要な準備の見落としや、提出書類の出し忘れを防げます。

【確認しておくべきこと】

  • 今後の流れ
  • 提出書類の送付先、期限
  • 入社までの連絡先

【例文】

万全の準備をして入社の日を迎えたいので、今後の流れとやっておくべきことがあれば教えていただけますか。

改めて感謝の気持ちを伝える

会話の締めとして、改めて感謝の気持ちを伝えるとより丁寧です。会話の始めだけでなく終わり際にも感謝の気持ちを伝えると、お礼を言われたという印象が相手に強く残ります。

【例文】

今後の流れと入社までにやっておくべきこと、承知いたしました。改めまして、内定承諾のご連絡ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

2. 内定保留する場合

続いて内定保留する場合の対応方法についてご紹介します。この場合は、きちんと待ってほしい期限を伝えるのがポイント。曖昧な返事で相手に迷惑をかけないよう注意しましょう。

感謝の気持ちを伝える

まずは内定承諾する場合と同様、内定の連絡に対し感謝の気持ちを伝えましょう。どんな状況でも、常に相手を配慮した対応を心がけることが大切です。

【例文】

内定のご連絡ありがとうございます。評価していただき、非常に嬉しいです。

今の状況を正直に伝える

感謝の気持ちを伝えた後は、なぜ内定保留したいのかを正直に伝えましょう。相手に不快感を与えたくないばかりに、取り繕ったような理由を述べるのはかえって失礼にあたります。他の企業と悩んでいるのであれば、その旨を正直に伝えて問題ありません。

【例文】

実はまだ選考の結果待ちの企業があり、その結果をみて慎重に判断したいと考えております。

承諾を待ってほしい期限を伝える

いつまでも待たせるのは相手に迷惑をかけてしまうため、承諾を待ってほしい期限を自分から伝えましょう。当然のことながら、企業側が待てないケースもあるので、自分の要望を受け入れてもらえない可能性があります。

【例文】

大変身勝手なお願いで申し訳ありませんが、◯月◯日まで返事を待っていただけないでしょうか。考えがまとまり次第、私のほうから◯◯様に連絡いたします。

3. 内定辞退する場合

最後に内定辞退する場合の対応方法をご紹介します。基本的に一度内定辞退してしまえば取り消せないため、本当に正しい決断なのか慎重に検討しましょう。最終面接結果の電話の段階ではいったん内定保留し、後日改めて返事をするのも一つの手です。

感謝の気持ちを伝える

内定辞退する場合も、まずは内定の連絡に対し感謝の気持ちを伝えましょう。採用に至るまでの段階において多大な労力と時間をかけてくれた企業に対し、感謝の気持ちと誠意をもって話すことが大切です。

【例文】

内定のご連絡ありがとうございます。評価していただき、非常に嬉しいです。

辞退したい旨を伝える

感謝の気持ちを伝えた後は、内定辞退したい旨を伝えましょう。内定辞退の旨を伝えるのは気が進まないと思いますが、誠意をもって丁寧な対応を心がければ、相手もあなたの選択を支持してくれるはずです。

【例文】

自身の適性を改めて熟考した結果、別の企業とのご縁を感じ、内定辞退させていただきたいと考えております。選考のために多大な労力と時間をかけていただいたにもかかわらず、ご期待に添えず申し訳ございません。

自分から連絡しなかったことを謝罪する

最後に自分から連絡しなかったことを謝罪しましょう。本来であれば、内定辞退を決めたのなら一刻も早く連絡するべきところです。相手から連絡がくるまでに内定辞退の旨を伝えそびれたのなら、そのことに対し謝罪の言葉を伝えましょう。

【例文】

また、本来ならば私のほうから内定辞退の連絡をしなければならないところ、このようにご報告が遅れてしまったことをお詫び申し上げます。

連絡先が分かる場合はお礼のメールをするのも可

相手のメールアドレスが分かる場合は、電話での連絡がきた後に改めてメールで気持ちを伝えるのも効果的です。文章として感謝の言葉と意気込みを伝えることで、より自分の正直な気持ちを伝えられます。

最終面接結果が出る時期は採用担当も忙しいため、電話ではあまり長く話せない可能性があります。気持ちを伝えようとしすぎて話が長くなれば相手の負担は大きくなるので、電話では簡単に話をまとめ、メールで具体的に伝えるのがおすすめです。

【例文】

件名:【内定のお礼】◯◯大学◯◯学部◯◯
◯◯株式会社
◯◯部 ◯◯様

お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部の◯◯です。

内定のご連絡ありがとうございます。心より感謝申し上げます。
貴社が第一志望でずっと就職活動をしてきたので、
評価していただけたことが非常に嬉しいです。

採用に至ったことだけに満足せず、
入社日までにしっかりと必要な準備を済ませ、
早くから貢献できるよう力を尽くします。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

—————————————-
◯◯大学◯◯学部
◯◯ ◯◯
TEL:080-xxxx-xxxx
mail:xxxx@xxxx.com
—————————————-

最終面接結果の電話に出られなかった場合の対応

タイミングによっては最終面接結果の電話に出られない可能性もあります。大切な電話を取り損ねると焦ってしまうと思いますが、一度出られなかったからといって結果が変わるわけではありません。以下の方法を参考に、落ち着いた対応を心がけましょう。

番号が通知されていた場合は折り返し電話する

相手の番号が通知されていた場合は再度の連絡を待つのではなく、こちらから折り返し電話をかけましょう。騒がしい場所からの電話は避けつつ、なるべく早いうちに折り返すことが重要です。

電話を折り返す際は、氏名と所属を伝えた後で担当者に取り次いでもらいましょう。担当者に変わったら再度名乗り、電話に出られなかったことを謝罪するのがポイントです。

【例文】

お忙しいところ恐れ入ります。◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。先ほど採用担当の◯◯様から連絡いただき、折り返しの連絡をいたしました。◯◯様に取り次いでいただけますでしょうか。

(採用担当が電話口に出る)

先ほど連絡いただきました◯◯大学◯◯学部の◯◯です。電話に出られず申し訳ありませんでした。よろしければ、お電話のご用件をお伺いできますか。

非通知の場合は再度の連絡を待つ

相手の番号が非通知の場合は、こちらから折り返す必要はありません。焦って採用担当以外の番号に闇雲に連絡するのではなく、再度連絡がくるのを待ちましょう。

また、メールで連絡がきていないか、留守電が残されていないかも忘れずにチェックしておきましょう。電話を取り損ねた場合は、「明日の午前中に改めて電話でご連絡します」といったように留守電を残してくれる企業もあります。

最終面接結果の電話は遅い場合もある

最終面接結果の電話は気長に待つことが大切ですが、目安の1週間を過ぎても連絡がないと、「連絡なしで不採用なのではないか」と不安になってしまいますよね。連絡が遅れるのには企業のさまざまな事情がありますが、特によく見られるのは以下のような理由です。

  • 慎重に選考しているため
  • 順番に電話しているため

慎重に選考しているため

参加者を慎重に選考しているため、時間がかかっている場合があります。一次面接や二次面接であればともかく、最終面接結果は内定に直結する重要な局面です。本当に自社に必要な人材なのかを判断するため、それまでの選考段階以上に時間がかかっていると予想されます。

また、最終面接まで残っている学生は優秀な人材が多く、企業の評価は拮抗しがちです。同じくらいの評価であっても、採用人数次第では片方しか採用できないケースもあるため、どちらの学生を採用するか慎重に考えている可能性もあります

順番に電話をしているため

順番に電話をしている場合も連絡は遅くなりがちです。選考をした順番や評価の高い順、五十音順などの順番で電話をかけているため、たまたま自分への連絡が遅れている可能性があります。

特に、選考の参加者が多い大企業の場合は、1人1人に最終面接結果の電話をかけるのは当然手間がかかります。場合によっては期限を過ぎても連絡がこないケースもあるため、そのような場合はこちらから結果について問い合わせてみましょう。

最終面接結果が来ないときの問い合わせ方

最終面接結果を伝えないメリットが企業にないため、基本的には企業からの連絡を待つことをおすすめします。連絡が来ない場合でも、採用人数が埋まらない限りは合格になる可能性があります。

もし事前に伝えられた期日を過ぎても連絡が来ない場合は、こちらから問い合わせても問題ありません。他の企業の内定承諾の期限が来ているが、第一志望が別の企業の場合はその旨を伝えて選考結果を聞くのも問題ないでしょう。

問い合わせをする前には、再度自分のメールボックスと留守電をチェックし、企業からの連絡を見落としていないか確認することをおすすめします。

問い合わせる場合はメールで

最終面接結果を問い合わせる場合は、メールでの連絡がおすすめです。電話だとどうしても相手の時間を拘束してしまいますが、手の空いた時に確認できるメールであれば相手の邪魔をしなくて済みます。連絡した内容も形に残るため、何かあった時のエビデンスになります。

また、相手の本音を聞き出しやすいのもメールのメリットです。直接会話する電話だと最終面接結果の連絡が遅れている理由をはぐらかされてしまう場合がありますが、じっくりと内容を考えてから送信できるメールであれば本当の理由を教えてもらいやすくなります。

メールで問い合わせる場合の例文

用件を伝える際は面接の結果を直接聞くのではなく、いつ頃連絡がもらえるのかを問い合わせるようにしましょう。直接結果を問い合わせてしまうと、まだ検討中だった場合に心証を悪くします。

【例文】

件名:【面接結果について】◯◯大学◯◯学部◯◯
◯◯株式会社
◯◯部 ◯◯様

お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部の◯◯です。
先日はお忙しいところ面接のお時間をいただきありがとうございました。

◯月◯日の面接結果につきまして、
いつ頃連絡いただけるか伺ってもよろしいでしょうか?

ご多忙のところに催促の連絡を差し上げて誠に恐縮ですが、
お手すきの際に連絡いただけますと幸いです。

お手数をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。

—————————————-
◯◯大学◯◯学部
◯◯ ◯◯
TEL:080-xxxx-xxxx
mail:xxxx@xxxx.com
—————————————-

まとめ

以上、最終面接結果の電話の対応方法についてご紹介しました。

電話の受け答えによって結果が変わることはありませんが、対応の仕方がその後の関係性に影響するのは確かです。入社後に双方が気持ちよく仕事に臨めるよう、最終面接結果の電話は誠意をもった対応を心がけましょう。

また、内定承諾をする場合、内定保留する場合、内定辞退する場合のケースごとに対応方法は異なります。仮に内定辞退する場合でも、相手に不快感を与えてしまわないよう、きちんと感謝の気持ちと謝罪の言葉を伝えることが大切です。

自分がどんな選択をするかによって受け答えの準備をしっかりとしておけば、いざ電話が来た時に慌てることなく落ち着いて対応できます。

この記事では、エントリーシート/履歴書の送付状の書き方について解説します。

「送付状って書いた方がいいのかな…」「送付状が必要って聞いたけど、どのように書けばいいの?」このように悩む就活生は多いです。

実は、履歴書やエントリーシートに限らず、書類を企業に郵送する時は送付状(添え状)を同封するのが一般的です。

しかし学生のうちから送付状を扱ったことのある人は少なく、書き方がわからない人も多いでしょう。

採用担当者に好印象を与えるためにも、エントリーシートの送付状(添え状)はルールを守って丁寧に書く必要があります。

この記事では、新卒の就職活動における履歴書・エントリーシートの送付状(添え状)の書き方について解説します。
併せて、ダウンロード可能な送付状のテンプレート手書きかパソコンのどちらを使うべきか送付状を郵送する時のポイントについても紹介します。

ダウンロード可能な送付状では、自分の名前や送付書類リストなどを編集すれば、そのまま使用することができるので、ぜひご活用くださいね。

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履歴書・エントリーシートの送付状(添え状)とは?

新卒の就活生の中には、そもそも「送付状(添え状)」が何なのかを知らない人も多いと思います。

そこで、送付状(添え状)について以下2つの観点から解説します。

  • 送付状(添え状)とは?
  • 送付状は合否に影響するのか、いつ必要なのか

社会人になると送付状を使う機会が増えるため、就活生のうちから理解を深めておきましょう。

送付状とは、封筒の中身を書いた書類のこと

送付状(添え状)とは、封筒内の書類について記した紙のことです。

送付状を書くことで、誰が、誰に宛てた、何の書類を、何枚送ったのかがわかります。

一般的に送付状では、下記6点を書きます。

  • 宛名
  • 日付
  • 自分の所属大学、名前、連絡先
  • 件名
  • 本文
  • 同封する書類名、部数

新卒の就職活動で履歴書やエントリーシートを郵送する時、送付状も作成して郵送できる学生は少ないです。

だからこそ、エントリーシートに加えて送付状も郵送できる就活生は好印象を与えやすくなるのでおすすめです。

送付状が必要な場面

送付状は履歴書・エントリーシート以外でも、郵送する際は基本的に必要なものと考えましょう。

学生から企業に書類を郵送する必要がある新卒の就職活動の場面としては、以下の場面が挙げられます。

  • 内定承諾書を郵送する場合
  • 入社必要書類を郵送する場合

なお、手渡しやWebで書類を提出する場合は必要ありません。

送付状は合否に影響しない

実際のところ、エントリーシートに加えて送付状を郵送したかどうかは、合否にほとんど影響しません。

先述した通り、学生時代から送付状を書き慣れている学生は少なく、大半の学生が送付状の書き方を知らないからです。

しかし送付状を書くことは社会人として当たり前のことなので、エントリーシートを送付する際は送付状を入れることをおすすめします。

さて、ここまでエントリーシートの送付状について説明しました。
送付状は合否への直接的な関係はありませんが、入れておいた方が印象良くできるでしょう。

しかし具体的に、送付状をどのように書けば良いのかわからない就活生もいますよね。
そこで次は、エントリーシートの送付状のテンプレートを紹介しますね。

エントリーシートの送付状(添え状)の例文・テンプレート

ここからは、どのような構成で送付状を作成すべきなのか、エントリーシートの送付状のテンプレートを紹介します。

エントリーシートの送付状を書く時は、下記のような内容で作りましょう。

送付状(添え状)の例文


エントリーシートの送付状は、A4のコピー用紙が最も適しています。

もしエントリーシートの送付状を作る時は、上記のテンプレートを参考にしながら作ってみてください。

送付状(添え状)テンプレート

そのままダウンロードして使える、新卒の就活用の送付状のテンプレートも作成しました。このあと説明する書き方にならって、入力内容を確認したうえで作成・送付してくださいね。

履歴書・エントリーシートの送付状テンプレート

エントリーシートの送付状(添え状)の書き方6STEP

エントリーシートの送付状は、以下の6STEPで作成できます。

  • STEP①:日付を書く
  • STEP②:宛先を書く
  • STEP③:差出人の連絡先を書く
  • STEP④:タイトルを書く
  • STEP⑤:頭語と本文を書く
  • STEP⑥:在中書類を書く

それでは、エントリーシートの送付状の書き方6STEPをそれぞれ解説していきます。

STEP1.日付を書く

エントリーシートの送付状の書き方STEP1は「日付を書く」です。
日付は、送付状の投函日を記載するようにしましょう。

なお、同封するエントリーシート/履歴書に書いた日付と揃えることがポイントです。

西暦と和暦はどちらで書いても問題ないですが、エントリーシート/履歴書ともに表記を統一するようにしましょう。

STEP2.宛先を書く

エントリーシートの送付状の書き方STEP2は「宛先を書く」です。

送付状の宛先を書く時は、次のように書くのが一般的です。

  • 担当者がわかる場合:会社名 + 部署名 + ◯◯様
  • 担当者がわからない場合:会社名 + 部署名 + ご担当者様

送付状で宛先を書く際には、左詰めで記載するのが一般的です。
また、部署名や担当者名は会社名と同列にならないよう、改行して記入しましょう。

「御中」「様」などの宛名については、こちらの記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてくださいね。

例)
株式会社◯◯◯◯
総務部人事課
◯◯ ◯◯様

STEP3.差出人の連絡先を右揃えで書く

エントリーシートの送付状の書き方STEP3は「差出人の連絡先を右揃えで書く」です。

差出人の連絡先には、具体的には下記6点を書きます。

  • 自分が所属している大学名
  • 学部名・学科名・学年
  • 名前
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

新卒の就職活動の場では、大学名や学部・学科名は省略せず、正式名称で書きましょう。

また電話番号やメールアドレスは、日中連絡が取れるものにしましょう。

例)
◯◯大学◯◯学部◯年
(名前)◯◯ ◯◯
〒◯◯◯-◯◯◯◯◯
東京都◯◯区◯◯1-2-3
電話:080-0000-0000
mail:◯◯@◯◯◯◯

STEP4.タイトルを書く

エントリーシートの送付状の書き方STEP4は「タイトルを書く」です。
タイトルは中央揃えで書くことで、送付状のタイトルが目立ち、内容が一目でわかるようになります。

送付状のタイトルは様々ですが、「選考応募書類の送付につきまして」にするのが無難で良いでしょう。

STEP5.頭語と本文を書く

エントリーシートの送付状の書き方STEP5は「頭語と本文を書く」です。

送付状は企業へ向けて書く書類なので「拝啓」などの頭語「敬具」などの結語が必要になります。

拝啓から敬具までは、以下の流れで書きます。

  • ①:拝啓
  • ②:時候挨拶
  • ③:本文
  • ④:敬具

時候挨拶では「貴社におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。」のように書くと良いでしょう。

本文を書く時には、書類の送付について簡潔に書くことのがおすすめです。

例)
拝啓 

 

時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

◯◯大学◯◯学部◯◯学科◯年の就活太郎と申します。

つきましては、下記の書類を送付させていただきます。ご査収くださいますようよろしくお願い申し上げます。

敬具

STEP6.在中書類を書く

エントリーシートの送付状の書き方STEP6は「在中書類を書く」です。
在中書類を書く時には、以下のポイントを意識しましょう。

  • ポイント①:箇条書きで書く
  • ポイント②:書類名は正式名称で、部数も書く
  • ポイント③:右下に「以上」を書く

在中書類を書くことで、書類の中身に間違いがないことを伝えられます。自分自身で送付内容に漏れがないかチェックすることもできますし、採用担当がチェックする際にも役立ちます。

例)
・エントリーシート 1部
・◯◯◯◯◯    1部
             以上

さて、ここまで新卒の就職活動における「エントリーシートの送付状の書き方6STEP」を解説しました。

  • STEP①:日付を書く
  • STEP②:宛先を書く
  • STEP③:差出人の連絡先を書く
  • STEP④:タイトルを書く
  • STEP⑤:頭語と本文を書く
  • STEP⑥:在中書類を書く

これら6STEPの順番に書いていくと、失敗しないエントリーシートの送付状が出来上がります。

送付状の書き方がわからない就活生は、ぜひこの内容を参考にして送付状を作成してみてくださいね。

エントリーシートの送付状(添え状)を書く時の注意点

エントリーシートの送付状を書く時の注意点は、以下の3つです。

  • 注意点①:誤字脱字に気をつける
  • 注意点②:自己PRなどは書かない
  • 注意点③:色や柄のある用紙は使わない

それでは、エントリーシートの送付状を書く時の注意点について、それぞれ解説していきますね。

誤字脱字に気をつける

エントリーシートの送付状を書く時の注意点1つ目は「誤字脱字に気をつける」です。

履歴書やエントリーシートと同様で、誤字脱字があると不注意な印象を与えてしまいます。

また誤字脱字は「準備不足」「志望度が低い」とネガティブに捉えられやすいため、送付状を書いた後は何度も見直すよう気をつけましょう。

自己PRなどは書かない

エントリーシートの送付状を書く時の注意点2つ目は「自己PRなどは書かない」です。

送付状の役割は送付する書類の内容をわかりやすくするものなので、自己PRを記載する必要はありません。

送付状に不必要な内容を書いていると「非常識な人だ」と思われ、せっかくの送付状が逆効果になってしまう可能性があります。

そのため、エントリーシートの送付状には必要事項だけを書くよう気をつけましょう。

色や柄のある用紙は使わない

エントリーシートの送付状を書く時の注意点3つ目は「色や柄のある用紙は使わない」です。

送付状を作成する時のマナーとして、色や柄のある用紙、縁取りのある用紙は使うべきではありません。

エントリーシートの送付状を書く時は、無地で白色のコピー用紙を選ぶようにしましょう。

もし手書きで作成する場合は、罫線だけが入った白色のコピー用紙を使ってみてください。

さて、ここまでエントリーシートの送付状を書く時の注意点を解説してきました。

エントリーシートの送付状を書いた後は、郵送で送る必要があります。そこで次は、エントリーシートの送付状を郵送する時のポイントを解説しますね。

エントリーシートの送付状(添え状)郵送時の入れ方

エントリーシートの送付状を郵送する時のポイントは、以下の3つです。

  • ポイント①:封筒に入れる順番は上から「送付状⇒ES⇒履歴書」にする
  • ポイント②:A4サイズのクリアファイルに入れる
  • ポイント③:角2サイズの封筒に入れる

①封筒に入れる順番は「送付状⇒ES⇒履歴書」にする

エントリーシートの送付状を郵送する時のポイント1つ目は「封筒に入れる順番を、上から送付状⇒ES⇒履歴書にする」です。

送付状を一番上に入れることで、封筒の中に入っている書類が何なのかをすぐに確認できます。

ちなみにエントリーシートと履歴書は面接対策のためにも、郵送前にコピーして残しておくのがおすすめです。

②A4サイズのクリアファイルに入れる

エントリーシートの送付状を郵送する時のポイント2つ目は「A4サイズのクリアファイルに入れる」です。

書類をA4サイズのクリアファイルに入れることで、雨で文字が滲んだり、書類が折れ曲がることを避けられます。

ちなみにクリアファイルは無地で、透明で、新品のものが望ましいです。
細かいことですが、少しでも良い印象を持ってもらうために、クリアファイル1つにも細心の注意を払いましょう。

③角2サイズの封筒に入れる

エントリーシートの送付状を郵送する時のポイント3つ目は「角2サイズの封筒に入れる」です。

封筒を選ぶ際には、A4サイズのクリアファイルに対応した角2サイズを使うのがベストです。

さて、ここまでエントリーシートの送付状を郵送する時のポイントについて説明しました。
これら3つのポイントを実践するだけで、人事に好印象を与えられること間違いなしです。

  • ポイント①:封筒に入れる順番は「送付状⇒ES⇒履歴書」にする
  • ポイント②:A4サイズのクリアファイルに入れる
  • ポイント③:角2サイズの封筒に入れる

エントリーシートを郵送する際には、封筒に宛名を書く必要があります。

しかし普段から郵送する習慣がない場合は、封筒の宛名の書き方がわからないこともありますよね。

そこで最後に、エントリーシートを郵送する封筒の書き方を解説しますね。

エントリーシートと送付状(添え状)を郵送する封筒の書き方

エントリーシートを郵送する封筒は、次のように書くのが一般的です。

  • 表面:送付先の住所・宛先・会社名を縦書きで書く
  • 裏面:自分の名前・住所を縦書きで書く

それでは、エントリーシートを郵送する封筒の書き方をそれぞれ説明しますね。

表面:送付先の住所・宛先・会社名を縦書きする

エントリーシートの送付状を入れた封筒の表面は「送付先の住所・宛先・会社名を縦書き」します。

封筒の表面を書く時には、以下4点に気をつけましょう。

  • 送付先の住所・宛先・会社名を略さず書く
  • 会社名は「株式会社」まで正式に書く
  • 会社や部署宛ては「御中」個人宛ては「様」と宛名を書く
  • 表面の左下に赤字で「応募書類在中」と書く

当たり前のことですが、エントリーシートの送付状を入れた封筒を書く時は、綺麗な字で書くよう心がけましょう。

裏面:自分の名前・住所を縦書きする

エントリーシートの送付状を入れた封筒の裏面には「自分の名前・住所を縦書き」します。

封筒の裏面を書く時には、表面よりも小さい字で書きましょう。

また封筒をのり付けした後は、誰にも開封されていないことを示すために、フタの境界面に「〆」を書きましょう。

これら2つのポイントに沿って封筒を書けば、「エントリーシートが入った封筒が、◯◯さんから届いたんだな」と人事もすぐに理解できます。

  • 表面:送付先の住所・宛先・会社名を縦書きする
  • 裏面:自分の名前・住所を縦書きする

送付状から封筒までマナーに沿って書くことで、あなたの印象も良くなります。

エントリーシートの送付状や封筒を書く際は、上記2点のポイントを踏まえつつ、誤字脱字がないよう細心の注意を払って書きましょう。

送付状(添え状)を入れる封筒のテンプレート

そのままダウンロードして使える、新卒の就職活動で送付状を入れる封筒のテンプレートも作成しました。角2サイズで作成しているので、角2封筒に印字できるプリンターが必要になります。その点は注意してください。

企業送付封筒テンプレート

エントリーシートの送付状(添え状)に関するよくある質問

ここからは「送付状は本当に必要?」「手書きとパソコンどっちがいい?」など新卒の就職活動における、送付状に関するよくある質問にお答えします。不安を解消して就職活動を進めるためにも、チェックしておいてください。

送付状(添え状)は正直いらない?

合否に関わるものではないのでなくても問題はありませんが、やはり入れたほうが好印象なのは確かです。ビジネスマナーが備わっていることをアピールできるうえ、採用担当者が書類を確認しやすくなるメリットがあります。

また、送付状は就活に限らず、実際の仕事で作成する機会に出会う可能性があります。入社後の仕事を先に勉強しておくという意味でも、作成方法を習得しておいて損はありません。

エントリーシートの送付状(添え状)は手書き/パソコンどっち?

送付上の書き方は理解しても、手書きとパソコンどちらで作成すべきか悩んでいる学生もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、エントリーシートの送付状はパソコンを使って書くことをおすすめします。

送付状を書く上で大切なのは、誰が読んでもわかる内容で、綺麗な見た目にすることです。

手書きは字の上手さに個人差があったり、まっすぐ書けなかったりして読みにくくなりやすいので、送付状の作成には適していません。

送付状を綺麗に作成するには、パソコンのWord等を使って作成するのが良いでしょう。

もちろん、どうしても手書き文字で自分の性格を伝えたい場合等は、手書きで送付状を書いても構いません。

さて、エントリーシートの送付状を作成する際には、パソコンで作成するのが良いことがわかりましたね。

しかし送付状を作成する際には、他にも注意点が存在します。

そこで次は、エントリーシートの送付状を書く時の注意点を解説しますね。

入れ忘れてしまったときの対処法は?

入れ忘れてしまった場合は、わざわざ書類を送りなおしたり連絡したりする必要はありません。

先に述べたように、送付状は採用担当者が書類を確認しやすくするために入れるものです。

わざわざ書類を送りなおしたり連絡したりすれば、余計な手間を相手にかけさせてしまうので、入れ忘れてしまった場合は何もしなくて問題ありません。

次回以降、送付状が必要になった場合は忘れずに入れるようにしましょう。

まとめ

この記事では、新卒の就職活動における履歴書・エントリーシートの送付状(添え状)の書き方を解説しましたが、いかがだったでしょうか。

併せて、履歴書・エントリーシート送付状のテンプレート手書きかパソコンのどちらを使うべきか送付状を郵送する時のポイントなども紹介しました。

みなさんが企業に就職して働くようになると、書類を郵送する時には必ずと言って良いほど送付状を書くようになります。

新卒の就職活動のうちから送付状を書けるようになって、ビジネスマナーを身につけておくのも良いでしょう。

履歴書・エントリーシートの送付状を書く際、特に指定がない限りは見本を参考にしながらパソコンで作成すれば大丈夫です。

送付状を作成した後は「送付状⇒ES⇒履歴書」の順番で封筒に入れて、封筒のフチに「〆」を書けば完成です。

細かいマナーかと思われるかもしれませんが、そんなマナーを守れてこそ好印象を与えられます。

もし履歴書・エントリーシートを郵送で提出する場合は、今回紹介した手順をもとに送付状を作成してみてくださいね。

この記事がみなさんの就職活動に役立てば幸いです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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就活面接の全体の流れとマナー

はじめに、就職活動における面接の基本的な流れとマナーをご紹介します。
面接の流れはおおまかに以下のとおりです。

  • ①受付
  • ②待機室
  • ③入室(ノック・お辞儀)
  • ④面接
  • ⑤退室

それぞれみていきましょう。

①受付

ここからは、面接会場に到着してから受付までの、基本的なマナーを紹介します。

面接会場の到着:10分前がオススメ

面接会場には、早めに到着することが大事ですが、早すぎても良くありません。

なぜなら、別の面接がスケジューリングされている可能性があり、指定時間の30分前などに到着してしまうと、受付の人も「どこで待ってもらおうか」と対応に困るからです。

10分前くらいの到着を心掛ければ、企業に迷惑をかけることは少ないでしょう。

受付での振る舞い

受付に向かい、面接の件で来社した旨を伝えます。
主に以下のことを伝えましょう。

  • 大学名
  • 氏名
  • 受けにきた選考が何か(一次面接、説明会など)
  • 約束の時間

②待機室

直接応接間に通されることもありますが、企業や面接の形式によっては待合室で待機するよう指示を受ける場合があります。

長時間待つことも考えられますので、お手洗い等は事前に済ませておくといいでしょう。

また、待合中にスマートフォンを触ったり、他の応募者と雑談したりするのはNGです。

③入室

次に、入室時のマナーについてご紹介します。入室時に気をつけるべきポイントは「ノック」と「お辞儀」です。

ノック

面接室へ入室するときも、いきなりドアを開けるのではなく、入る前にノックしましょう。
ノックは3回、心を落ち着けてゆっくりと行いましょう。

「どうぞ」や「お入りください」などと声をかけてもらえたタイミングで扉を開けて入室します。

お辞儀

特別な指示がない限り、入室したら扉を閉めます。

その後面接担当者の方を向き、まずは「失礼いたします」と一礼して椅子へ向かいます。
「〇〇大学の▲▲です」と名乗り、「よろしくお願いいたします」と再度お辞儀しましょう。

面接官が「おかけください」と声をかけてくれたタイミングで着席します。

④面接

面接中は背筋を伸ばして、はきはきと、面接官の目を見て話すことが大切です。

しかし、完全に目が合った状態では緊張してしまいますよね。

面接官と距離がある時にはネクタイの結び目を、面接官と少し近い時は相手の鼻か眉間当たりを見るようにすると、比較的リラックスした状態で受け答えすることができるでしょう。

⑤退室

ここからは、面接会場から退室し帰るまでの、基本的なマナーを紹介します。

退出時はドアで再度挨拶

面接が終わったら、「本日は貴重なお時間いただきありがとうございました」といってから、席を立ちます。

部屋を出る前に、もう一度面接官に向かって「本日はありがとうございました。失礼いたします。」と言っておくと「失礼だ」と思われることはないでしょう。

最寄り駅まで油断しない

面接会場によっては、社員の方とすれ違う可能性があるので、部屋から出てもスマートフォンは触らない方がいいです。

常に見られているかもしれないという気持ちをもって、面接会場の最寄り駅で電車に乗るまでは、油断せずに帰るようにしましょう。

企業によっては、基本的な就活面接マナーだけでは何とかならない場合もある

企業の体質や規模によっては、要点を押さえるだけでは通用しない場合もあります。

例えば、銀行などの保守的な金融業界では、マナーに対しての要求水準が高いため、上記で紹介した要点を押さえておくだけでは、少し浮ついていると思われてしまうかもしれません。

また航空業界などの高度な接客スキルを問われる業界も、マナーを厳しく見る傾向があるようです。

自分が行きたい業界をしっかりと研究し、どんな人材が求められているのかを把握しておくようにしましょう。

就活面接のマナー【言葉遣い編】

続いて、面接時の言葉遣いについて押さえておくべきポイントをご紹介します。

ここではよく使う敬語表現と気をつけるべき敬語表現をチェックしていきましょう。

よく使う敬語表現

敬語には大きく分けて「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。場面ごとに、この3つを上手く使い分けるようにしましょう。

尊敬語…相手を敬うときに使う表現
【よく使う表現】おっしゃる、いらっしゃる、くださる、お読みになる…など

謙譲語…自分がへりくだることで相手を敬う表現
【よく使う表現】拝見する、伺う、存じ上げる、いただく、申し上げる…など

丁寧語:相手と自分の立場にかかわらず言葉を丁寧にする表現
【よく使う表現】します、わかりました、読みます、いきます…など

気をつけるべき敬語表現

敬語表現の中には間違いやすいものもあります。特に二重敬語には注意しましょう。

二重敬語とは、同じ種類の敬語を重複して用いることを指します。
よくある間違いの例として、次のようなものがあげられます。

・おっしゃられる→尊敬語「おっしゃる」と「られる」の二重敬語。正しくは「おっしゃる」

・〇〇社長様→役職は地位を表すため敬語にあたり二重敬語。正しくは「〇〇社長」

「お伺いする」「お召し上がりになる」なども厳密には二重敬語にあたりますが、現代で使用が定着してきていることから容認されているケースもあります。

就活面接のマナー【服装編】

続いて、就職活動の面接における服装のマナーについてご紹介します。

ここではスーツ、私服、コート・上着、マフラー、かばん、腕時計などについてみていきましょう。

スーツ

リクルートスーツは、自分の体のサイズにあったものを選ぶようにしましょう。可能であれば、スーツ専門店で就活用に新調するのがおすすめです。デザインは流行りのものや奇抜なものは避け、シンプルなタイプのものを選ぶとよいでしょう。

着用の際は、メンズジャケットは基本的に1番下のボタンを外しておき、座るときにすべてのボタンを外します。ただし、面接時は時間のないケースも多いので、1番下のボタンを外しておくだけでも特に気にされないでしょう。一方、レディースジャケットはすべてのボタンを留めて着用します。

また、もしも企業からスーツに関して何かしらの指示がある場合は、素直に従うようにしましょう。

私服

企業によっては、当日の服装が私服指定の場合もあります。

「本当に私服で行って大丈夫なのか」と心配になるかもしれませんが、この場合も素直に指示に従いましょう。スーツを着ていて悪印象になることは少ないですが、場合によっては会場内で浮いてしまう場合もあります。

私服は、オフィスカジュアルのものを選びましょう。TPOをわきまえて、企業の雰囲気にあったものを着用してください。清潔感も心がけるとなお良いです。

コート・上着

寒い季節は、スーツの上にコートを着て面接に行くことがほとんどだと思います。

コートは、基本的に企業の玄関の外で脱ぐようにしましょう。少なくとも、受付をする前には脱いでおくのがビジネスマナーです。

複数の企業が入っているビルなどの場合は、屋内のエントランスで脱いでも大丈夫です。

面接会場では、コートは軽く折りたたんで、就活かばんの上に置きましょう。

もし、ハンガーラックや椅子にコートをかけることを勧められたら、お礼を伝えて、利用させてもらいましょう。勝手に使うのはNGです。

マフラー

冬場にはマフラーを着用することもあるかもしれません。着用する場合は、華美すぎるものは避け、落ち着いた色でコンパクトなものを選ぶようにしましょう。

また、マフラーもコートと同じタイミング(企業の玄関の外)で外すようにしましょう。面接後もすぐに着用せず、建物を出てから着るようにするのが基本的なマナーです。

かばん

面接時、かばんは基本的に椅子に座るタイミングで椅子の横に置くようにします。なるべく音を立てないよう心がけましょう。隣に空いている椅子がある場合でも、面接官から特に指示がなければ勝手にかばんを置かないようにしましょう。

床に置くときに倒れてしまわないよう、かばんを選ぶときは自立するタイプを選ぶと面接時に便利です。自立しないかばんを使用する場合は、椅子の脚に立てかけるようにして置くとよいでしょう。

腕時計

時間を確認するための腕時計もマナーのひとつです。

就活用の腕時計を選ぶときは、カジュアルすぎるものや派手なものは避け、なるべくシンプルなデザインのものを選ぶようにしましょう。時間を確認しやすいように、文字盤もわかりやすいものにすると良いです。

ベルト部分は革なら黒か茶色のもの、金属の場合はシルバーのものがベターです。

就活面接のマナー【持ち物編】

基本的な就活面接の中でのマナーは上記で説明しましたが、気候や天気によって会場に持ち込むものが変わるケースもあります。

ここでは、持ち込むことが多い「傘、マスク」の扱い方のマナーについてお伝えします。

雨の日に面接に向かう際に気をつけたいのが傘のマナーです。

大切なのは、企業のある建物や面接会場を水で濡らさないことです。傘立てや傘袋がある場合は、必ず使うようにしましょう。

もし、面接会場に傘を持ち込まなければならない場合は、いすの横に置いた就活かばんと並行になるようにして、邪魔にならないように置きましょう。

おすすめは、カバンに入る大きさの折りたたみ傘を入れておくことです。濡れた折りたたみ傘を入れるためのビニール袋も持参しておけば、使用後の傘も就活かばんに入れることができます。

出かける時の雨の強さに応じて、長傘にするか折りたたみ傘にするかは選びましょう。
なお、傘は派手なものは避けた方が無難です。フリルや装飾のついていないものを選びましょう。

マスク

2023年3月13日以降、マスクの着用は個人の判断に委ねられるようになりました。

新型コロナウイルスの流行以前は、面接の際はマスクを外すことがマナーでしたが、現在は着用したままで問題ないケースが多いようです。
しかし、面接は本来お互いについて詳しく知り合うことが目的です。

各社ごとに、考え方が異なる可能性がありますので、マスク着用に関しては、その都度確認をするようにしましょう。
もし、ご自身がマスクを着けていたい場合も、希望を伝えて問題ありません。

タイミングとしては、入室後の自己紹介で名乗った後などが良いでしょう。「マスクは着けたままでもよろしいでしょうか?」と確認しましょう。

なお、マスクの素材や色柄については、はっきりしたルールはありませんが、服装と同様、最も大切なのは清潔感です。白や水色、薄いグレーで単色のものが無難です。

かばんに入れておくと印象がよいもの

面接には、指定された持参物を持っていくのが大前提ですが、もしもの時のためや、持っておくと便利なアイテムもあります。いくつかご紹介します。

  • 履歴書作成キット
  • A4サイズのクリアファイル
  • シンプルな筆記用具

履歴書作成キット

万が一、履歴書を忘れてしまったり、汚して提出できなかったりした場合、面接を受けることができなくなる可能性が高いです。

出発前にしっかり確認することが大前提ですが、いざという時のために作成キットを就活かばんに入れておくと安心です。

履歴書を忘れてしまった時に、あると便利な「のり・ハサミ・USB」

履歴書の証明写真を忘れてしまった場合に対応するために、「のり・ハサミ」はカバンの中に常に入れておくと便利です。

さらに履歴書のデータが入ったUSBがあれば、近くのコンビニで即席の履歴書を作成することができます。

かさばることもないので、万が一のために就活用のかばんに入れておくことをおすすめします。

A4サイズのクリアファイル

就活面接では、面接前後で、会社資料をもらえることがあります。また、次回持参が必要な書類を渡されることもあります。

書類をそのままかばんに入れると、グシャグシャになってしまうので、A4サイズの書類が入るクリアファイルがあるといいでしょう。

シンプルな筆記用具

服装はしっかり清潔感があるのに、カバンから派手なキャラクターもののペンが出てきたら、悪目立ちしてしまう可能性があります。

営業職など、社外のお客様に対応する仕事では、持ち物も含めて、お客様から評価を受けます。持参物もビジネスマナーの1つとなりますので、メモを取る際に使う筆記用具は、シンプルなものを選ぶことをおすすめします。

就活面接のマナー【オンライン編】

続いて、就活面接におけるオンライン時の場合のマナーをご紹介します。

  • 静かな場所で
  • 背景はきれいに
  • 映像とマイクは事前にチェック
  • 集団面接で指示があった場合はミュートを使う

それぞれみていきましょう。

静かな場所で

オンライン面接を受ける際は場所選びも重要です。できるだけ静かな場所で受けるようにしましょう。周囲がうるさくなく、音声が鮮明に聞こえる場所であることがポイントです。
基本的には、自宅や大学などからの参加がよいでしょう。

また、どうしても外出先から受けなければならない場合は、改札外にリモート用の貸し出し個室が用意されている駅もあるので利用を検討してみてください。

背景はきれいに

背景もオンライン面接で気をつけるべきポイントのひとつです。

使用するツールによってはバーチャル背景を設定できるものもありますが、できるだけバーチャル背景は使わないようにし、白い壁など落ち着いた雰囲気の場所が映るように配慮しましょう。見える部分に余計なものや人が入らないようにすると良いです。

相手も自分も集中して面接ができるよう、自宅や大学で受ける際も雑多でない環境で行うことをおすすめします。

映像とマイクは事前にチェック

面接時にいきなりパソコンを立ち上げると、通信トラブルがあった場合に相手を待たせてしまう可能性があります。準備の一環として、使用するデバイスの映像とマイクは事前に必ずチェックを行うようにしましょう。

万が一映像やマイクに不具合があった場合、対処に時間を要してしまう可能性もあるため、目安として面接1時間前までにはチェックすることをおすすめします。土壇場になって慌てることのないよう、しっかり準備を行いましょう。

集団面接で指示があった場合はミュートを使う

近年では、集団面接をオンライン上で行うケースも増えています。

集団面接では複数人が参加するため、声が重なってしまわないようにミュートを使うことも多いです。面接官から他の人が話す場合はミュートするなどの指示があった場合、必ず指示に従いましょう。

ミュートに限らず、使用しそうな機能は一度操作をチェックしておくとスムーズです。

また、万が一ミュートが外れてしまっても進行の妨げにならないよう、静かな環境を準備することも大切です。

就活での面接マナーは基本を押さえればOK

マナーを意識するあまり、面接の回答がうまくできなかったり、本来の力が発揮できなかったりする場合は、「守るべきマナーの優先順位」を決めてみることをおすすめします。

マナーは、検索すればいくらでも出てきますが、滅多に使う機会がないものや、それをする理由が不明瞭なものは、マナーの優先順位が低いケースがほとんどです。

一方で、多くのマナーに関するサイトでも伝えていることは、一般的に共通認識である可能性が高いため、押さえておくようにしましょう。

就活面接のマナーに関するよくある質問

最後に、就職活動の面接におけるマナーに関するよくある質問にお答えします。

マナーはどこまで守るべき?

マナーは明確な線引きがあるわけではないので、どこまで守るべきか難しいところもあります。

しかし、本来マナーとは、「お互いが気持ちよく過ごすための振る舞い」のことです。

例えば、ドアをノックせず、突然知らない人が「こんにちは!」と入室してきて自己紹介を始めたら、面接官でなくても困惑してしまいますよね。相手を困惑させてしまっているため、これはマナー違反です。

一方で、敬語を少し間違えてしまったからといって、相手を怒らせてしまう事はめったにないと思います。なぜなら、前後の文脈から伝えたい内容の大半は伝わっていますし、わざと間違えたと思われることは基本的にないからです。

このように、多少マナーを誤っても問題にならないこともあります。

受付は何分前に済ませるべき?

受付は遅すぎず早すぎないタイミングで行いましょう。

具体的には10分前を目安に済ませるのがベストです。遅刻はもちろん厳禁ですが、逆に早すぎる場合も迷惑がかかってしまう可能性があるため注意しましょう。

面接の部屋では下座に座るべき?

面接室に入室するとき、上座や下座が気になってしまうかもしれません。

しかし、企業側から指示がある場合がほとんどですので、基本的には気にしすぎずに案内された場所に座れば問題ありません。もし自分から座る場合は、なるべく入り口に近い席(下座)から座るようにしましょう。

まとめ

以上、面接のおおまかな流れと受付から退室までのマナーや、当日までに準備しておくべき持ち物について、解説しました。

マナーは社会に出るうえで最低限身に着けておく必要があります。

しかし、テンプレとして型枠にはめてしまうと、本来の自分が表現できず、言いたいことが伝わらなかったり、ぎこちなさだけが相手に伝わってしまいます。

今回紹介したことを踏まえて、友達や家族とリハーサルをしながら、自然体で受け答えができるようになっておくと良い結果につながるでしょう。

学生の皆さん、就活の状況はいかがでしょうか?

各社の選考が進み、自分の進みたい方向やなりたい社会人像がしっかりと見えてきたとき、「この会社は自分の方向性と違うし、選考を辞退しても良いかな…」と思うことも出てくるのではないでしょうか。
入社できるのは1人につき1社なので、選考を辞退しなければならないタイミングというのは、必ず訪れます。

しかし、具体的に選考を辞退する場合、何をどうすれば良いのかは、難しいところもあり判断しにくいところだと思います。
そこで今回は、選考を辞退する場合における注意点や連絡方法、具体的なメール例文について、解説します。
連絡を入れておくことの重要性、メリットも紹介いたしますので、「選考辞退の際の連絡」について悩まれている学生は、是非参考にしてみてください。

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選考辞退メール・電話連絡なしの選考ブッチはNG!

選考辞退の連絡を入れるのはどうしても気が重くなってしまいますが、一番良くないのはメールや電話連絡をせずに無断辞退となってしまうことです。

企業に迷惑がかかってしまう上、マイナスのイメージを与えてしまうため注意しましょう。

「どうせ入社しないから」と思うかもしれませんが、他の会社に入社した後も取引先として関わる可能性もあります。選考を辞退する際は、必ず前もって連絡を入れるようにしましょう。

辞退することは仕方のないことですが、辞退する際のマナーが重要です。

選考辞退メール・電話に企業が抱く印象

選考を辞退すると決めても、「連絡を入れたら怒られるのではないか」「せっかく選考を進めてもらったのに申し訳ない」と不安に思ってしまう人も多いでしょう。

ここでは、就活生からの選考辞退の連絡に対して、企業がどのような印象を抱くのか紹介します。

「選考辞退を決めているなら仕方ない」

企業側も、ある程度は選考辞退を想定したうえで採用活動を行っています。そのため、選考辞退を決めているなら仕方ないと受け取られることも多いです。

そもそも、選考辞退をすること自体は悪いことではありません。「連絡すると怒られるのではないか」「せっかく選考を進めてもらったのに申し訳ない」と不安な気持ちになるのはわかりますが、必要以上に考えなくても良いでしょう。

大切なのは、辞退を連絡するときの伝え方や対応です。

「選考辞退はできる限り早めに知りたい」

企業側はスケジュールや採用枠の調整上、就活生の辞退の連絡をできるだけ早めに知りたいと思っています。

企業は採用枠を調整しながら選考している

企業はその年に採用する人数を常に調整しながら選考を進めています。

企業側があらかじめ選考辞退の想定をしていたとしても、辞退連絡を入れるのが遅れてしまえば採用計画や事業計画に支障を与えてしまう可能性があります。連絡が遅くなればなるほど、企業からの印象が悪くなってしまうでしょう。

辞退連絡を入れると企業からの印象が悪くなってしまうのではないかと思いがちですが、早い段階での連絡であれば今後の調整がききやすく、企業や採用担当者へ与える影響が少なくて済むことになります。

現場社員の時間を無駄にすると損失が発生する

もし直前の辞退や無断欠席をした場合、面接を予定してくれていた採用担当者の時間を奪ってしまうことになります。

選考を担当してくれる社員の時間を考えると、1時間無駄にさせてしまうだけでも、会社にとって大きな損失となります。

採用担当者に迷惑をかけてしまわないよう、選考辞退を決断した段階で、できるだけ早めに連絡を入れるようにしましょう。

早ければ早いほど良いですが、遅くとも前日中には連絡を入れるようにし、当日の連絡や無断欠席とならないよう注意が必要です。

「辞退を覆せる可能性があるなら機会を作りたい」

選考が進んでいたのであれば、企業側は採用したいと評価してくれていることになります。辞退されてしまうのは仕方ないと考えている一方で、もし辞退を覆せる可能性があるなら、別途機会を作りたいとも考えています。

そのため、面接日程を引き延ばそうとしてきたり、他社への応募状況を詳しく聞いてくる可能性もゼロではありません。

しかし、ズルズルと選考を進めてしまうのはお互いのためになりません。その場合は、辞退理由を明確に伝えるとよいでしょう。

選考辞退はメールと電話どちらがいい?

選考辞退はメールと電話どちらがいい?

続いて、選考辞退をする際の「連絡手段」について解説します。
ネット記事などでは「連絡手段」について、どちらのほうが良いのかという話題が、よく取り上げられています。

メールと電話のそれぞれに、良い部分と悪い部分があります。
ここからは、メールと電話によるメリットの違いを見ていきましょう。
 

確実なのはメールと電話の両方で連絡しておくこと

「メール」と「電話」のメリットについて紹介しましたが、それぞれに良い部分があり、悪い部分もあります。
そのため、より確実な対応を行うためにも「メールと電話、両方で連絡をしておく」ことをおすすめします。
 

例えば、
電話を先にした場合には「先ほどはお電話にてご対応いただきありがとうございました」と文頭に入れてメールを送る。
メールを先にした場合には「先ほどメールをお送りさせていただいたのですが…」と、一言添えて電話をすることで、採用担当者もどの用件で連絡してきたのかがわかりやすくなります。

さらに、自分の中でも「絶対に連絡をした」と、確信を持つことも出来るので、「言った言わない」の水掛け論になってしまうこともありません。
より確実性を高める上記のような連絡方法は、社会人になっても使える「大切なコミュニケーションの基本」ですので、この機会に是非覚えておきましょう。
 

しっかり連絡をしておくことでその後も就活に関するサポートをしてもらえる可能性がある

面倒見のよい採用担当者に出会えると、仮に選考を辞退したとしても、就活や、その後働いていく中で困ったときに相談できる関係性を続けられることもあります。
また、社会人になってから、何かの巡り合わせで、一緒に仕事をすることだってあるかもしれません。

お互いにとって、もやもやした気持ちを抱えたまま終わってしまうのは、非常にもったいないことです。
選考を辞退する場合でも、まずは面接を準備してもらったことに対する感謝の気持ちを伝えましょう。
そして、お互いに良い関係で終わるためには、何よりもまず連絡することが大切なのです。
 

メールのメリット:相手のタイミングで対応でき、連絡をしたという事実が残る

メールのメリットは、相手のタイミングに対応を委ねられることです。採用期間中の採用担当は多忙であることが多いです。

そのなかで「辞退」をしようとしているので、対応のタイミングを相手に委ねることをおすすめします。

また、連絡をした事実が残ることもメリットです。
電話の場合、録音でもしていない限り「言った言わない」の水掛け論に発展することがあります。
前日に電話していたはずなのに、当日になって「連絡いただいてませんが…」と電話がかかってくることも、絶対ないとは言い切れません。
 

電話のメリット:スピーディかつお互いに声色などの表情が伝わること

電話を好む人の多くは、「そのほうが早いから」と考えていることが多いです。
実際、メールのデメリットとして、「届いたことに気づかない」「返答するための文章を考えるのにも時間がかかる」などがあります。

電話の場合ですと、メールで数分かかっていたことを、もっと短い時間で簡潔に伝えることが可能になります。
また、お互いに声色や話し口調から相手の表情や姿勢が伝わるので、急ぎの連絡手段として「電話」は有効といえるでしょう。

選考辞退メール・電話での断り方

選考辞退連絡には、メールと電話それぞれのメリット・デメリットがあるという話をしました。

ここからは、選考辞退メール・電話での具体的な断り方について紹介します。

選考辞退でよくある理由

そもそも、どんな理由で選考や面接を辞退するケースが多いのでしょうか?
学生によって辞退理由は様々ですが、一般的によく聞く辞退理由は以下のようなものです。
【一次面接前の選考辞退理由】

  • 他社の選考と予定が被ってしまったから
  • Webサイトや企業HPなどを調べて、自分の希望と異なると感じたから
  • Webサイトなどの評判を見るうちに、不安を感じるようになったから
  • 他社で内定が出て、就職活動を終了する、もしくは活動量を減らすことにしたから

たしかな企業情報を得るためには、実際に話を聞いてみるのも1つの方法ではありますが、就職活動の時間も無限ではありません。
効率的に就職活動を進めるために、選考辞退の判断をするケースが多いようです。

【一次面接以降の選考辞退理由】

  • 仕事内容や条件が、自分の希望と異なると感じたから
  • 面接官や社内の雰囲気が、自分と合わないと感じたから
  • 他社で内定が出て、就職活動を終了する、もしくは活動量を減らすことにしたから

実際に話を聞いた上で選考辞退をする場合、明確な辞退理由があるケースが多いようです。
特に、希望条件に関しては、仕事内容、給与、勤務地など、人それぞれ大切にしているポイントがあるため、その希望がかなわない場合は選考辞退するという判断になるようです。
 

メールで送るのは曖昧な理由でOK

辞退連絡をメールで送るにしても、本当の理由を伝えるべきか迷いますよね。

しかし、メールの目的は選考辞退を伝えることであり、まずはその旨を端的に連絡するようにしましょう。初めにこちらから辞退連絡を入れる際は、曖昧な理由で構いません。

採用担当者側からも、案外すんなり了承してもらえることも多いです。

もちろん具体的な理由を記載しても良いですが、まずは辞退したい旨をわかりやすく伝えることを優先する方が無難でしょう。

返信や電話対応用に具体的な理由を整理しておく

こちらからの辞退連絡では曖昧な理由の記載で問題ありませんが、中にはメール返信や電話で辞退する理由を聞いてくる採用担当者もいるかもしれません。

辞退する理由を詳しく伝えなければならないときのために、具体的な理由も整理しておくと安心です。自分自身で気持ちの整理もつくでしょう。

「他社に決めたため」「会社と方向性が違うため」「就職をしないことにした」など、簡潔に考えておくと良いでしょう。

どのような理由であっても、選考に時間を割いてくれた相手に感謝して、失礼のない回答を心がけましょう。

選考辞退メールを送る際の注意点

選考辞退メールを送る際の注意点は以下の3つです。

・件名に選考辞退する旨・氏名を明記
・選考キャンセルが必要な日程を明記
・メールは簡潔に分かりやすく

それぞれ見ていきましょう。

件名に選考辞退する旨・氏名を明記

件名に用件を記載することはビジネスマナーの基本です。辞退メールの件名には、選考辞退する旨と氏名を明記するようにしましょう。

採用担当者は1日に何十通、何百通ものメールを受け取ります。件名に選考辞退と氏名が書いておくことで、採用業務に重要な選考辞退のメールであるとすぐにわかってもらえるでしょう。

忙しい採用担当者が優先度を上げて対応できるよう、件名だけで辞退がわかるように簡潔に記載するようにしましょう。

選考キャンセルが必要な日程を明記

選考の途中で辞退すると、今後に予定されていた面接などの選考キャンセルが発生するケースがあります。

こちらが辞退することで、採用担当はスケジュールを組み直す必要が出てきます。

選考がキャンセルになる場合は、採用担当がその日程を確認する手間を省くために、辞退メール内でこちらから提示するようにしましょう。

辞退による影響が出てしまうのは仕方のないことですが、できるだけ相手に迷惑のかからないよう気配りが大切です。

メールは簡潔に分かりやすく

メール本文では、辞退の意思がはっきりとわかるよう明記しましょう。

辞退に気が引けてしまうかもしれませんが、気を遣って遠回しな言葉を選んでしまうと、結局何を言いたいのか相手に伝わらず、逆に迷惑をかけてしまう可能性もあります。

まずは簡潔に辞退することを伝えることが重要なため、内容は簡潔にまとめるように心がけましょう。

より丁寧にお詫びや感謝を伝えたい場合は、メールで一報を入れたあとに電話するのも良いでしょう。

選考辞退メールの例文サンプル

選考辞退メールの例文

件名:1次面接辞退のご連絡(○氏名○)
□□株式会社
人事部 ○○様
お世話になっております。○○大学の、○氏名○です。
先ほどはお電話にてご対応いただきありがとうございました。

 

○月○日○○時より、1次面接のお時間をいただいておりましたが、
一身上の都合により、辞退をさせていただきたく、ご連絡いたしました。

選考のお時間をいただいていたにも関わらず、大変申し訳ございません。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

———————————————
〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
———————————————

選考辞退メールを送る際のポイント
まずは、メール件名に選考を辞退したい旨を簡潔に記載しましょう。
その上で、何次選考を辞退するのか、日時が決まっているのであれば、いつの面接なのかを記載しましょう。

採用担当は複数の学生の面接をセッティングしているため、記載がある方が親切です。
また、選考の時間をいただいた感謝と、辞退に対するお詫びを記載しましょう。

メールの署名に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。

【コピペでOK!】就活メールの署名テンプレート3選

選考辞退電話の例文サンプル

選考辞退電話の例文

<就活生>お世話になっております。
○月○日に面接のお時間をいただいている○○大学の○氏名○と申します。
人事部の○○さんはご在席でしょうか。

 

================
担当者が電話に出る
================

<就活生>お世話になっております。
○月○日に面接のお時間をいただいている○○です。
先日は、面接日時のご連絡をいただき、ありがとうございました。

お時間をいただいておきながら大変申し訳ないのですが、一身上の都合で、面接を辞退したくご連絡いたしました。

<担当者>そうなんですね。
差し支えなければ、辞退理由を教えていただいてもよろしいですか?

<就活生>御社について詳しいお話を伺う中で、実際の業務内容が自分自身がイメージしていたものと乖離があり、改めて自分自身がやりたいことを考えてみたのですが、御社で貢献していくのは難しいと考え、辞退させていただくこととなりました。

<担当者>そうなんですね。かしこまりました。

<就活生>お忙しい中、お時間をいただいていたにも関わらず、申し訳ありません。
失礼いたします。

<担当者>ご連絡ありがとうございました。失礼します。

選考辞退の電話のポイント
メールと同様に、電話の際も選考辞退の意思を簡潔に伝えることが重要です。

ただし、電話の場合メールと異なり、担当者から引き留めを受ける可能性があります。内定に近い選考フェーズの場合は、特にその可能性が高くなります。
そのため、辞退理由をどのように伝えるか、電話する前にしっかり考えてから連絡するようにしましょう。
誤った辞退理由が伝わってしまうと、話がこんがらがってしまったり、印象が悪くなってしまう可能性があります。

また、電話したものの担当者が出ないというケースもあります。
その際は、電話を取っていただいた方に選考辞退の意思を伝え、担当者に言付けを頼みましょう。
また、前述したように、メールも必ず送り、連絡した事実を残すようにしましょう。

選考辞退メールに返信がない場合

選考辞退メールが無い場合は、自分からメールを送っている場合は追撃する必要はありません。もし電話を入れているのであれば、直接伝えるため着信を残した旨も連絡すると親切です。

メールを送っている場合は追撃せずOK

担当者が忙しくメール返信が追いついていない場合や、返信を忘れているなどの理由でメールに対して返信が返ってこないこともあります。

しかし、一度辞退するメールを送っているのであれば、こちらに非はありません。

選考辞退メールを送ってから数日経っても連絡が返ってこない場合は、念のため送付先のアドレスや宛名が間違っていないか再確認しておきましょう。

きちんと担当者へメールを送ることができていれば、何度も辞退連絡を入れ直す必要はありません。

直接伝えるため着信を残した旨も連絡すると親切

電話を入れた場合は、その旨を連絡しておくと親切で丁寧な印象になります。

着信を残した旨の例文

件名:1次面接辞退のご連絡(○氏名○)
□□株式会社
人事部 ○○様
お世話になっております。○○大学の、○○です。
先ほどお電話差し上げましたが、繋がらなかったためメールでのご連絡失礼いたします。

 

説明会や日程調整の際は、親切にご対応いただきましてありがとうございました。
選考のお時間をいただいていたにも関わらず、辞退させていただく運びとなり大変申し訳ございません。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

まとめ:選考辞退メールは社会人になるためのけじめ!

今回、就活中の「選考辞退」における注意点と連絡の方法、そして連絡をすることの大切さについて紹介しました。
その中でも、以下の点は特に気をつけるようにしましょう。
 

  • 選考辞退そのものは悪いことではないが、連絡は必ずする
  • 電話・メールの両方で連絡すると良い
  • 連絡をすることは、その後の関係を良いものにする上で重要

「就職することがゴール」と就職活動を捉えている学生もいるかもしれません。
しかし実際は、ゴールではなく1つの通過点にすぎないのです。

そして、これからの長い社会人生活の中で、皆さんは、多くの人と出会うことになるでしょう。
その中には、一期一会という言葉もあるように、一生に一度あるかないかという出会いも少なからず出てきます。
そのような出会いをちょっとした気遣いの出来なさで無駄にしないようにしてください。社会人になる1つのけじめとして、誠実に対応しましょう。

就活を「社会で活躍するための基本であり、そして今後の自分の人生に活きてくる経験の宝庫」として捉えられれば、就活も違った視点で取り組めるかもしれません。

面接における長所と短所の言い換え|一覧40選と例文10選を紹介

就活の面接では頻繁に「長所と短所」を質問されます。しかし「自分の長所と短所がよくわからない」「短所を正直に答えたら落ちてしまうのではないか」といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、長所と短所を効果的に言い換える方法や例文、伝え方のポイントまで幅広く解説します。自分の強みと課題を面接で自然に伝えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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長所と短所の言い換え一覧40選

長所と短所の言い換え例一覧を40選紹介します。自分に当てはまるものを見つけて、短所から長所へ自然に言い換えられるようにしましょう。

No.短所長所
1飽きっぽい 好奇心旺盛
2マイナス思考危機管理能力がある
3人見知り観察力がある
4プレッシャーに弱い責任感がある
5行動するまでが遅い注意深い
6頑固信念がある
7空気が読めない自分の意見を持っている
8計画性がない臨機応変に行動できる
9マイペース落ち着いた行動ができる
10プライドが高い上昇志向がある
11心配性準備を怠らない
12優柔不断多角的に物事を考えられる
13おせっかい面倒見がよい
14神経質丁寧で正確
15感情的になりやすい情熱的でエネルギッシュ
16慎重すぎるリスク管理ができる
17おっとりしている周囲を和ませられる
18忘れっぽい新しいことにすぐ切り替えられる
19控えめ空気を読める
20人に頼れない責任感が強い
21短気行動力がある
22自信がない努力できる
23一人で抱え込みがち責任感が強い
24こだわりが強い品質にこだわれる
25おしゃべりコミュニケーション能力が高い
26我が強いリーダーシップがある
27細かいことが気になるミスに気づける
28人に合わせすぎる協調性が高い
29集中力が続かない気持ちの切り替えが早い
30流されやすい柔軟に対応できる
31緊張しやすいまじめに取り組める
32面倒くさがり効率を重視できる
33忍耐力がない切り替えが早い
34目立ちたがり周囲を巻き込む力がある
35慎みがないフランクに接することができる
36人に厳しい公正な判断ができる
37人見知りが激しい慎重に人間関係を築ける
38あきらめが早い新しい挑戦に切り替えられる
39視野が狭い物事に深く取り組める
40おとなしい相手を尊重できる

また、以下の記事では短所の一覧を紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

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短所を長所に言い換えて伝える例文10選

面接やエントリーシートに記入する際に、実際に短所を長所に言い換える具体的な例文を10選紹介します。

  • 短所:飽きっぽい → 長所:好奇心旺盛
  • 短所:マイナス思考 → 長所:危機管理能力がある
  • 短所:人見知り → 長所:観察力がある
  • 短所:プレッシャーに弱い → 長所:責任感がある
  • 短所:行動するまでが遅い → 長所:注意深い
  • 短所:頑固 → 長所:信念がある
  • 短所:空気が読めない → 長所:自分の意見を持っている
  • 短所:計画性がない → 長所:臨機応変に行動できる
  • 短所:マイペース → 長所:落ち着いた行動ができる
  • 短所:プライドが高い → 長所:上昇志向がある

短所:飽きっぽい → 長所:好奇心旺盛

<例文>

私の短所は飽きっぽい点です。これまで音楽やスポーツなど、多くのことに挑戦しましたが長く続かないこともありました。しかし、興味の幅が広いからこそ、新しい分野に積極的に取り組める好奇心があると考えています。

大学のゼミ活動では海外の教育理論を調べて発表した際、既存の方法に新しい視点を加えることができ、教授や仲間から高い評価をいただきました。飽きっぽい点を自覚しているからこそ、幅広い経験を自分の糧にして、興味を持ったことには積極的にチャレンジし続けたいと思っています。

短所:マイナス思考 → 長所:危機管理能力がある

<例文>

私の短所はマイナス思考になりやすいところです。何かに挑戦するときに「失敗したらどうしよう」と考えてしまうことがあります。ただ、それはリスクを想定しているとも言えます。

たとえば、アルバイトでイベント運営を任された際には、事故やトラブルが起きないよう複数の対策を事前に検討しました。その結果、大きな問題なくイベントを成功させることができました。

マイナス思考だからこそ危機管理能力を発揮できると考え、今後もリスクを想定しつつ挑戦を続けたいと思います。

短所:人見知り → 長所:観察力がある

<例文>

私の短所は人見知りなところです。新しい環境で初対面の方と接するときに緊張してしまい、すぐに打ち解けられないことがあります。ただ、これは相手や環境をよく観察してから行動しているためでもあります。

たとえば、大学のゼミで新しく配属されたメンバーと活動するときも、まずはそれぞれの性格や役割を理解することに集中しました。その結果、相手に合わせた声かけやフォローができ、グループ全体の雰囲気づくりに役立てられたと感じています。

今後も、人見知りという面を活かし、周囲をよく観察して適切に行動できるよう努めていきます。

短所:プレッシャーに弱い → 長所:責任感がある

<例文>

私の短所はプレッシャーに弱いところです。大事な場面で「失敗したらどうしよう」と不安になりやすいです。しかし、それは責任感が強く、相手に満足してもらいたい気持ちがあるからだと感じています。

アルバイト先では、お客様に満足していただけるよう細部まで気配りを心がけました。その結果「丁寧な対応で安心できる」と言っていただいた経験があります。プレッシャーを感じやすい一面はありますが、責任感を前向きに活かし、安心して任せてもらえる人材を目指したいです。

短所:行動するまでが遅い → 長所:注意深い

<例文>

私の短所は、行動に移すまでに時間がかかる点です。物事を始める際にあらゆる情報を確認し、リスクや影響を考えすぎてしまうため、即断即決が求められる場面では対応が遅れることがあります。

しかし、この性格は裏を返せば「注意深い」という強みになります。複雑な業務や長期的なプロジェクトにおいて、ミスを未然に防ぎ、安定した成果を出せることが私の持ち味です。

今後は慎重さを活かしつつ、必要な場面ではスピード感を意識し、柔軟に行動できるよう改善をしていきます。

短所:頑固 → 長所:信念がある

<例文>

私の短所は頑固なところです。人に意見を言われても簡単に考えを変えられないことがあります。しかし、それは自分の中に強い信念を持っているからだと思います。

大学時代、研究テーマの方向性をめぐって仲間と意見が分かれたときは、自分の考えを貫き通しました。その結果、独自性のある研究内容として評価された経験があります。

もちろん柔軟さも必要だと理解していますが、頑固さを強みとして、自分の信念を持ちながら取り組んでいきたいです。

短所:空気が読めない → 長所:自分の意見を持っている

<例文>

私の短所は空気を読むのが苦手で、思ったことをストレートに発言してしまうことです。周囲を困らせてしまったこともありますが、一方で自分の考えをしっかり伝えられる長所でもあると感じています。

大学のグループワークでは「多数意見に流されず意見を言ってくれて助かった」と言ってもらいました。もちろん伝え方には注意が必要ですが、自分の意見を持つことは改善や成長につながると考えています。

今後も周囲に配慮しながら、積極的に意見を発信していきたいです。

短所:計画性がない → 長所:臨機応変に行動できる

<例文>

私の短所は、計画性が乏しいところです。計画を立ててもその通りに進められないことが多く、反省することもあります。ただ、その分臨機応変に対応できる長所もあると感じています。

たとえば、ゼミの活動で予定していた企画が突然中止になった際、すぐに代替案を提案し、無事に進行できました。計画性が足りない部分は改善しつつ、柔軟な発想と行動力を活かして成果を出していきたいと思います。

短所:マイペース → 長所:落ち着いた行動ができる

<例文>

私の短所はマイペースなところです。周囲と比べて作業の進みが遅いと感じることもありました。しかし、慌てて行動するより落ち着いて物事に取り組めるため、結果的にミスを防ぐことにつながっていると思います。

大学の実習では、周囲が慌ただしくなる場面でも、私は冷静に優先順位を整理して行動でき、結果としてチーム全体の作業がスムーズに進みました。今後もマイペースさを活かしながら、スピード感とのバランスを意識して取り組んでいきたいです。

短所:プライドが高い → 長所:上昇志向がある

<例文>

私の短所はプライドが高いところです。うまくできないと悔しい気持ちが強く、落ち込んでしまうこともありました。しかし、それは「もっと成長したい」という上昇志向から来ていると思います。

たとえば、実習で自分の知識不足を痛感したときは、参考書を徹底的に読み込み、翌週には質問にしっかり答えられるようになりました。

プライドが高い性格を原動力にして努力できると考えています。今後も学び続け、成長につなげていきたいです。

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なぜ企業は面接で「長所と短所」を聞くのか?

企業が面接で長所と短所を聞く理由は、主に以下の3つです。まずは質問の意図を理解しておきましょう。

  • 長所が入社後に活かせるものか知りたいから
  • 短所とどのように向き合っているか知りたいから
  • 自分を正しく客観視できているか知りたいから

長所が入社後に活かせるものか知りたいから

長所を聞く理由の一つは、学生の持つ長所が入社後に活かせるものか見極めるためです。どんなに魅力的な長所を持っていても、それが実際の業務で活かせなければ、企業に貢献してくれる人材だと評価してもらえません。

たとえば、チャレンジ精神を求める企業に対し、慎重に物事を進めることをアピールしても、社風にマッチしないからです。社風にマッチしなければ活躍を期待できないため、企業は面接で学生に長所を聞き、それが入社後に活かせるものかを確かめています。

短所とどのように向き合っているか知りたいから

短所の場合は、短所そのものが評価ポイントではなく、どのように向き合っているかが評価されます。たとえば、「せっかち」という短所があるなら、それを克服するためにどのような対策をしているのかを企業は知りたがっているのです。

そのため短所を伝える際は、課題に対して自分がどう考えているか、どう対処しているのかを伝えましょう。課題に取り組む姿勢を見せれば、短所を持っているからといってマイナス評価につながる心配はありません。

自分を正しく客観視できているか知りたいから

自分の特徴を正しく理解できているかどうかも、企業が長所と短所を聞く理由の一つです。自分の特徴を理解すれば、自分がどのような環境で活躍できるのか、どのような仕事が得意なのかをイメージできます。

自己理解度の高い学生は成長速度が早く、環境への適応力も高いため、企業は長所と短所を学生に聞くことで客観的に自己理解できているかを確認しているのです。

ただし「自分がそう思っているだけ」の自己理解は客観的とは言えません。主観的な評価では説得力が生まれないため、長所と短所を考える際は過小評価も過大評価もなく、正しく自分を評価する必要があります。

長所と短所が見つからない場合の見つけ方

長所と短所が見つからない場合は、以下の4つの方法を試してみましょう。

  • 自己分析ツール・診断ツールを使う
  • 自分史で自分の経験から見つける
  • 他己分析で客観的に見た長所と短所を知る
  • ジョハリの窓で見えていなかった点を明らかにする

自己分析ツール・診断ツールを使う

長所と短所が見つからない人は、手始めに自己分析ツール・診断ツールで自分の特徴を分析してみることが効率的です。自己分析ツール・診断ツールとは、自分の強みや弱み、価値観の傾向などを質問に答えるだけで分析できるツールです。

客観的なデータをもとに分析を進められるため「気配り上手な性格が強みだと思っていたのに、周りの人に聞いてみたら全く違う評価をされた」といった勘違いを避けられるメリットがあります。

たとえば、OfferBoxで利用できる「AnalyzeU+」では、100万人のデータをもとに、28項目の診断結果から能力の傾向を明らかにできます。長所と短所を把握できるうえ、志望動機や自己PRを考えるときにも役立つので、ぜひ自己分析に活用してみてください。

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自分史で自分の経験から見つける

自分史を使って、過去の自分の経験から長所と短所を見つける方法も効果的です。自分史では小学校高学年や高校3年生、大学2年生など年代別に経験を振り返っていき、印象に残っているエピソードを洗い出します。

大学に入ってから始めた1人暮らしで苦労した印象が残っているのなら、何がとくに大変で、どのような工夫をしたのかを考えていきます。自問自答を繰り返しながらエピソードを深掘りし、自分の特徴を明らかにしていきましょう。

自分史の詳しい作り方や役立つツールは、こちらの記事を参考にしてください。

他己分析で客観的に見た長所と短所を知る

企業が長所と短所から「自分を正しく客観視できているか」を知りたがっているということは、自分の評価と他者からの評価を一致させる必要があります。自分の長所が「行動力」だと思っていたとしても、周りからそう思われていなければ説得力に欠けてしまうからです。

このような主観的評価と客観的評価の食い違いを避けるため、他己分析を用い、客観的に見た長所と短所を自分で正しく把握しておきましょう。

他己分析の際は、異なる関係性の人に協力してもらうのがおすすめです。家族とバイトの同僚に協力してもらえば「家庭での自分」と「職場での自分」の2つの視点から、客観的な評価をもらえます。

他己分析については、以下の記事で詳しく解説しています。やり方や質問例などを紹介しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。

ジョハリの窓で見えていなかった点を明らかにする

他己分析を進めるときは、後から確認しやすいようにジョハリの窓を使うのがおすすめです。視覚的に分析を進められるツールを活用することで、自分の評価と他者の評価の食い違いを見つけやすくなるメリットがあります。

ジョハリの窓には4つの記入シートが用意されており「記入シート_A(本人)」には自分が思う長所を、そして「記入シート_B~D」には他者から見た自分の長所を記入してもらいます。

入力が完了すると「開放の窓(自分も他人もわかっている自分)」「盲点の窓(自分はわかっていないが他人は分わかっている自分)」といったような4つの窓に自動的に分類され、シートは完成です。

その4つの分類を参考に、自分自身に見えていなかった点を明らかにしていきます。

ジョハリの窓をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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面接やESで長所と短所の伝え方のポイント

長所と短所は、以下の2点を押さえて伝えるようにしましょう。

  • 長所は自信を持ってアピールする
  • 短所はあわせて「対策」を説明する

長所は自信を持ってアピールする

長所と言われると謙遜したり、自信なさげに話したりしてしまう学生が多く見られますが、自分のセールスポイントに不安を抱える必要はありません。入念な自己分析と他己分析の結果、長所を明確にできたのであれば、面接でも自信を持って紹介しましょう。

ただし、説得力に欠ける長所や周りの評価と一致しない長所をアピールしても、自意識過剰な人間だと評価されてしまうだけです。企業に納得してもらえる長所を自信を持って売り込むためには、自分と企業について深く研究することが大切です。

短所はあわせて「対策」を説明する

短所をアピールする際は、短所の説明だけで終わらず、具体的にどのような対策をとっているのか、改善の傾向が見られるのかを伝えましょう。改善に向けた取り組みを伝えなければ、ただ自分の弱点を企業に知らしめるだけで終わってしまうからです。

短所を考えるときは、どうしても短所そのものに意識が行ってしまいやすいですが、企業は過程や取り組みを評価しています。自分で短所をしっかりと認識していると説明したうえで、どのような心がけや行動で改善を図ろうとしているのかを伝えましょう。

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短所を伝えるときの注意点

短所を伝えるときは、ストレートに言えばいいものでもありません。以下の3点に注意しながら伝えるようにしましょう。

  • 企業が求める人物像に合わせて言い換える
  • 仕事に関係のない短所は挙げない
  • 仕事に悪影響が出るような短所は伝えない

企業が求める人物像に合わせて言い換える

企業や職種ごとに、理想とする人物像は異なります。短所を伝える際には、企業研究やOB・OG訪問を通じて「どのような人物が求められているか」を理解しておくことが大切です。

文化や仕事内容と合わない短所を伝えると、面接官に「自社で活躍できるのか」と疑問を持たれる可能性があります。

たとえば、マーケティング職のようにチームで協力して企画や施策を進める職種で「協調性がないこと」を短所として話すと、連携力に不安があると判断されかねません。弱みは企業が求める人物像に沿って言い換え、強みに転換できる表現を意識しましょう。

仕事に関係のない短所は挙げない

「早起きが苦手」「片付けが苦手」といった、仕事に直接関係のない短所を伝えても面接官には響きません。むしろ「自己理解が浅い」と思われるリスクがあります。

短所を伝えるときは、業務に関連する性格面に絞りましょう。そのうえで改善の努力をしていることを補足すると、成長意欲が伝わりポジティブに評価されやすくなります。また、具体的なエピソードを交えて話すことで、より説得力が増し印象に残りやすくなります。

仕事に悪影響が出るような短所は伝えない

短所を正直に伝えることは大切ですが、業務に大きな悪影響を及ぼす短所を挙げるのは避けましょう。たとえば「仕事が遅い」「責任感がない」といった内容は、採用を見送られる可能性が高いです。

ネガティブに受け止められない短所を選び、改善のための工夫や努力を加えて伝えることが、面接官に安心感を与えるポイントです。さらに、改善過程や成功体験を添えることで、単なる短所の告白ではなく、前向きな姿勢として評価されやすくなります。

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長所と短所の言い換えに関するよくある質問

最後に、長所と短所の言い換えに関するよくある質問を3つ紹介します。疑問を払拭したうえで、自身の言い換えの文章を考えていきましょう。

  • 長所と自己PRは何が違う?
  • 短所を正直に伝えたら落ちる?
  • 面接の中で裏返しになる長所と短所を一緒に伝えるのはNG?

長所と自己PRは何が違う?

自分の強みを伝えるという点で長所と自己PRはよく似ていますが、両者の目的には大きな違いがあります。長所はあくまで「自分のよいところ」を伝えるのに対し、自己PRは「企業で活かせる強み」を伝える意味合いが強いのが明確な違いです。

そのため、自己PRでは単に強みを伝えるだけでなく、採用する価値のある人材だと理解してもらう必要があります。入社後の役割や業務と絡めながら、自分がどう企業に貢献できるかまで伝えるのが自己PRの目的です。

長所と自己PRの違いについて、より詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

短所を正直に伝えたら落ちる?

自分を正しく客観視できているか知るのが目的なので、短所を正直に伝えたからといって落ちることはありません。自分自身が短所だと思っている点と、短所にどう向き合っているのかを正直に伝えましょう。

ただし「ギャンブルが好き」「酒癖が悪い」など、人によって印象が大きく分かれる内容は避けるべきです。きちんとした対策をとっていたとしても、酒癖が悪いという特徴を持つだけで印象が悪くなる場合があります。

面接の中で裏返しになる長所と短所を一緒に伝えるのはNG?

長所と短所が裏返しでも問題ありません。回答に一貫性が生まれ、より自分の人柄が伝わりやすくなるでしょう。その際は、「粘り強さが私の長所なのですが、諦めが悪いところが私の短所でもあります」というように伝えるのがおすすめです。

もちろん無理に裏返しになる長所と短所を選ぶ必要はなく、それぞれ異なる一面でもOKです。ツールや自分史などをうまく活用しながら、自分の長所と短所を見つけてみてください。

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まとめ

面接での「長所と短所」の質問は、自分を正しく理解し、強みと課題を前向きに伝える絶好のチャンスです。短所をそのまま話すのではなく、言い換えて強みに転換することで、成長意欲や仕事への適性を効果的にアピールできます。

本記事で紹介した言い換え例や伝え方を参考に、自分に合った表現を準備しておきましょう。自己分析を深めることで、自信を持って面接に臨めるはずです。

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先輩から「面接後はお礼メールを書いたほうがいいよ」と言われたことがある人は多いのではないでしょうか。

でも、いざ送ろうとしても、誰にどんな内容で書けばいいのか、最初は分からないですよね。就職活動で誰もがぶつかる壁の1つです。

今回は、面接を受けたあとのお礼メールの書き方を例文も用いて解説していきます。

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そもそも面接後のお礼メール送るべき?

面接後のお礼メールで評価が変わるのかと不安を感じている人も多いですよね。

企業の選考担当者は面接時に、入社希望者の志向性や人柄などを見ています。持っている能力や才能を会社で発揮できるかを測るのは、面接時に行った受け答えの内容や対応です。ですから、面接後に送るお礼メールによって、評価が大きく変わることはありません。

しかし、お礼メールを送ることで、しっかりしている人という印象をもってもらえる可能性はあります。また、面接から時間を置かずにお礼メールを送ることで志望度の高さを伝えることもできます。

お礼メールは特別な理由がない限り当日中に送ろう!

送るかどうかを悩んでいるのであれば、送る方向で考えましょう。

忙しいなか、担当者は面接のために時間を割いてくれたわけですから、そのお礼を伝えるのはごく自然なことです。社会人としてのマナーがある人という印象をもってもらえる可能性も高くなります。

さらに、内容によってはアピールにもなります。採用担当者からの説明によって理解度が深まったことや入社したい気持ちがさらに強まったことなど、受けた影響を具体的に記すことで入社意欲を知ってもらうことができます。

以上のことから、気持ちのこもったお礼メールはより丁寧な印象を与えられるので、特別な理由がない限り、お礼メールは送るようにしましょう。

また、送るタイミングにも気を配ってください。当日中がベストです。遅くても翌日の企業の始業前に送るようにしましょう。

仮に1週間後や2週間後に送ると、時間にルーズな人と見られやすく、逆効果になりかねません。

ただ、内容次第では減点対象になる可能性も

お礼メールを送ることは好印象につながりやすいと説明しましたが、気をつけておかないと、内容によっては逆効果になる場合もあります。

例えば、敬語の使い方がおかしい、誤字脱字がある、文章構成が読みづらいなど、稚拙な文章が目立つメールであれば、入社したとしても今後の業務に支障はないかと不安を相手に抱かせてしまいます。

また別の注意点として、お礼メールを面接の続きのようにとらえ、自己PRの場としないように気をつけてください。そのようなことをしても採否に影響しませんし、面接官によっては「なぜ、面接時に伝えなかったのか」と疑念をもたれることもあり、かえって印象が悪くなる可能性もあります。

お礼メールの目的はあくまでも、面接をしてくれたことへの感謝を伝えることです。

さらに、複数回面接を受けた企業に対してお礼メールを送る場合は特に、内容が形式的・事務的な文面にならないようにも注意しましょう。短くても、自分の気持ちがしっかり表現されている一文があるだけで相手に与える印象は変わってきます。

【要素別】面接後お礼メールの書き方・ポイント

これから、面接後に送るお礼メールの書き方を要素別に、ポイントを押さえながら説明していきます。お礼メールは、件名・宛名・本文など、大きく分けて7つの要素があります。

それぞれの要素において、イメージしやすいように例を挙げながら説明しているので、ぜひ参考にしてください。

合否に大きく影響しないとはいえ、時間を取ってもらったことに対する感謝を表せる良い機会ですので、誤字脱字には気をつけ、誠意を十分に示しましょう。

宛先の決め方

宛先は面接を担当してくれた相手に送るのが理想ですが、連絡先が分からない場合は採用担当者に送りましょう。

両方とも連絡先が分かる場合は、面接してくれた相手を「To」に、採用担当者の方を「Cc」に設定するとよいでしょう。

もし、面接してくれた相手の連絡先が分からず、お礼メールを採用担当者宛てに送るときは、「面接してくださった方々に、くれぐれもよろしくお伝えください。」のような文言を一言添えておくと、丁寧な印象を与えられます。

件名の書き方・ポイント

件名は、相手がまず目にする重要ポイントです。どんな目的のメールであるかがはっきりと分かる件名にしましょう。

例えば以下のような件名は、見ただけでは内容を予測しにくいタイトルなので避けましょう。

・本日はありがとうございました。

お礼であることは伝わりますが、何に関するお礼なのかがすぐにわかりません。

・〇〇大学 〇〇〇〇(氏名)です。

だれからのメールかはわかりますが、なぜ送ってきたのか目的がわかりません。

・本日の面接について

面接に関することはわかりますが、質問なのかお礼なのかわからず、具体性に欠けています。

以下のような件名は、ひと目見てすぐに理解できるタイトルです。

・【〇〇大学 〇〇〇〇(氏名)】本日の面接のお礼

括弧のなかに大学名と氏名を入れて強調することで、どこのだれからメールが送られてきたのかが一目瞭然です。そのあとに目的を書くことで、なぜ送られてきたのかもわかります。

・【本日の面接のお礼】〇〇大学 〇〇〇〇(氏名)

強調する内容を入れ替えても問題ありません。担当者にメールを送った理由をはっきり伝えられます。

・【◯次面接のお礼】〇〇大学 〇〇〇〇(氏名)

このような書き方もできます。◯次面接と記載することで、いつの面接であるかを明確にできます。

担当者のもとには毎日メールが何十通、何百通と届きます。ほかのメールに埋もれてしまわないようにお礼をしっかり伝えたいなら、「だれから、何の目的で」がはっきり分かる件名にしましょう。

宛名の書き方

担当者の名前を忘れてしまったとか、そもそも担当者の名前が分からないケースもあります。そのときは「採用ご担当者様」という書き方でも失礼にあたりません。

面接担当者が複数人にいて、その人達全員に感謝の気持ちを伝えたいなど、宛先が1人ではない場合、連名で送っても大丈夫です。

書き方の基本は、以下のように「会社名」「担当者の所属部署」「担当者の氏名」の順番になります。会社名は略称ではなく、正式名称を記載するようにしましょう。

参考例)

〇〇株式会社
〇〇部〇〇課
〇〇様(氏名または採用担当者様)
〇〇様(氏名または採用担当者様)

挨拶の書き方

宛名のあと、1行空白を開けて挨拶を書きます。「拝啓」「前略」など時候の挨拶は不要です。「お世話になっております。」の一文から書き始めるのが自然です。そのあとに、自分の名前をフルネームで書きます。

面接を受けた日時や大学名・学部なども記述すると、より丁寧になります。

参考例1)

(宛名との間に1行開ける)
お世話になっております。
本日〇時より面接していただきました、
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇(氏名)と申します。

参考例2)

(宛名との間に1行開ける)
お世話になっております、
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇(氏名)と申します。

お礼本文の書き方・ポイント

ここが、お礼メールで一番重要なところです。2つのポイントを押さえましょう。

1つ目は、面接のお礼です。面接のために時間を取ってくださったことに対する感謝を伝えます。

参考例)

(挨拶との間に1行開ける)
・本日はご多忙のなか、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
・本日は面接のお時間いただき、ありがとうございました。

2つ目は、面接でのやり取りで感じたことです。記憶に残った言葉などがあれば、それを記載してもいいでしょう。これらは分けて書くこともできますし、まとめて書くことも可能です。

参考例)

(1行開ける)
・〇〇様のお話をうかがい、貴社への志望度がますます高まりました。特に、「〇〇〇〇」という言葉が強く印象に残っております。
・〇〇様のお話をうかがい、貴社の質の高いサービスを理解でき、貴社で仕事をしたいという気持ちがさらに強まりました。
・貴社の仕事内容や現在の取り組み、今後の展望などをうかがい、貴社で仕事をしたいという気持ちがますます強くなりました。
・〇〇様のお話をうかがい、貴社で仕事をしたいという思いが一層強くなりました。貴社で活躍するために必要なスキルについて理解を深まり、より具体的に働く姿をイメージできました。

しっかりと自分の言葉で、面接を受けて考えたこと、感じたことを書いてください。

文末の書き方

文末では、返信は不要である旨を伝え、担当者の負担を減らす気遣いを示しましょう。再度お礼を述べることで、締めくくりが丁寧になります。

また、面接を受けた会社に対する祈念などを伝えることも可能です。

参考例)

(本文との間に1行開ける)
・ご多忙と存じますので、ご返信には及びません。本日はありがとうございました。
・ご多用と存じますので、ご返信は不要です。今回は貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。

差出人の書き方

最後に、差出人である自分の大学名・学部・氏名・住所を記載します。電話番号やメールアドレスなどの連絡先もあわせて記しておきましょう。はっきりと分かるように、ハイフンなどの区切り線で囲むこともできます。

参考例)

(文末との間に1行開ける)
——————————————–
〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年
〇〇〇〇(氏名)
〒〇〇〇-〇〇〇〇
東京都港区△△△1-1-1
電話:070-□□□□-□□□□
メールアドレス:△△△△@××××.co.jp
——————————————–

署名に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。

【相手別】面接後お礼メール例文

ここでは、社長や役員、現場マネージャーなど、お礼メールを送る相手によって内容がどのように変わるかを紹介していきます。それぞれの相手に対する例文を記載していますので、参考にしてください。

例文はコピペで使えますが、内容すべてをコピペで済ませてしまうと形式的なものになってしまう恐れがあります。

採用担当者は何十通、何百通ものお礼メールを見ているので、文面からテンプレかどうかの判断ができる人も多くいます。例文にオリジナリティを加えて、相手への感謝やお礼に気持ちを込めるようにしましょう。

社長・役員へのお礼メール例文

最終面接では、社長や役員クラスが面接官として出てくることが多く、彼らと話をする機会があります。思いの外、社長と長く話すことができた場合などはお礼メールを直接社長に送ることも可能です。

しっかりと入社への意欲度の高まりや印象を伝えましょう。

件名:【本日の最終面接のお礼】◯◯大学 ◯◯◯◯(氏名)〇〇株式会社 代表取締役社長 〇〇様(氏名)

お世話になっております。
本日〇時より面接していただきました、〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇(氏名)と申します。

本日はお忙しいなか、面接の機会をいただき、まことにありがとうございました。

面接では、貴社で今後展開される新規事業への取り組みに関して詳しく説明していただき、貴社で仕事をしたいという気持ちがますます強くなりました。特に、「〇〇〇〇」という言葉が強く印象に残っています。

このたびの面接が良い結果となった場合、より一層努力し、自分を高めていく所存です。

面接のお礼を申し上げたく、メールいたしました。
お忙しいかと存じますので、ご返信には及びません。

最後になりますが、面接のお礼を申し上げますとともに、貴社のご発展をお祈りいたします。

——————————————–
〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年
〇〇〇〇(氏名)
〒〇〇〇-〇〇〇〇
東京都港区△△△1-1-1
電話:070-□□□□-□□□□
メールアドレス:△△△△@××××.co.jp
——————————————–

現場マネージャー・社員へのお礼メール例文

現場マネージャーや社員が面接担当者になる場合もあります。担当者が所属する部署名を正確に記載することに気をつけましょう。

通常の業務を離れての面接ですので、しっかりと感謝が伝わるようなお礼メールにしましょう。

件名:【本日の面接のお礼】◯◯大学 ◯◯◯◯(氏名)〇〇株式会社 〇〇部〇〇課 〇〇様(氏名)

お世話になっております。
本日〇時より面接していただきました、〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇(氏名)と申します。

本日はご多忙のなか、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。

〇〇様のお話を伺うなかで、貴社が質の高いサービスを提供できる理由が理解でき、貴社で仕事をしたいという気持ちがますます強くなりました。

まずは面接のお礼を申し上げたく、メールをお送りいたしました。

ご多忙と存じますので、ご返信には及びません。
末筆ながら、重ねて面接のお礼を申し上げるとともに、貴社のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

——————————————–
〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年
〇〇〇〇(氏名)
〒〇〇〇-〇〇〇〇
東京都港区△△△1-1-1
電話:070-□□□□-□□□□
メールアドレス:△△△△@××××.co.jp
——————————————–

人事へのお礼メール例文

ほとんどの場合、面接後のお礼メールは人事部宛てになるでしょう。面接をしてくれた担当者の名前を忘れてしまっていたり、わからなかったりした場合は、採用ご担当者様と書いても問題ありません。以下に例文を記載していますので、参考にしてください。

件名:【本日の面接のお礼】◯◯大学 ◯◯◯◯(氏名)〇〇株式会社 人事部〇〇課 〇〇様(氏名または採用ご担当者様)

お世話になっております。
本日〇時より面接していただきました、〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇(氏名)と申します。

本日はお忙しいなか、面接の機会をいただき、まことにありがとうございました。

〇〇様のお話で貴社の社風についての理解が深まり、貴社で仕事をしたいという思いが一層強くなりました。
また、活躍するために必要なスキルが明確になったことで、働く姿をより具体的にイメージできました。

このたびの面接が良い結果となった場合、より一層努力し、自分を高めていく所存です。

ご多忙と存じますので、ご返信には及びません。
末筆ながら、重ねて面接のお礼を申し上げるとともに、貴社のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

——————————————–
〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年
〇〇〇〇(氏名)
〒〇〇〇-〇〇〇〇
東京都港区△△△1-1-1
電話:070-□□□□-□□□□
メールアドレス:△△△△@××××.co.jp
——————————————–

【まとめ】面接後のお礼メールはアピールの場にもなる!

この記事では、面接後のお礼メールの書き方を説明してきました。要素別にポイントを解説しましたので、ぜひ参考になさってください。

誤字脱字があったり敬語の使い方がおかしかったりすると、せっかく出したお礼メールが逆効果になることもあります。気をつけましょう。

また、内容が形式的で気持ちが表れていないメールを受け取っても相手はうれしくありません。「お礼」メールですから、出すからには感謝や意気込みがしっかりと表現されている内容にしたいものです。

お礼メールの出し方一つで、相手に与える印象も変わってきます。自分をアピールできる機会ともなるため、好印象をもってもらえるよう、しっかりと準備しましょう。

頑張って就職活動をしてきた学生にとって、内定通知はとても嬉しいものですよね。
この記事では、内定を獲得した企業に入社承諾をする連絡、内定承諾のメールの書き方や基本的なマナーについてお伝えします。

折角内定を獲得しても、マナーを守らなかったことで、評価を下げてしまったり、最悪のケースでは内定取り消しになってしまうこともあります。

内定承諾をマナーに沿って行えるように、ポイントを確認しておきましょう。

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内定承諾とは何をすればいいのか

就職活動では「内定通知」や「内々定」など、初めて聞く言葉がたくさんありますよね。
ここでは基本的な、「内定承諾とは何なのか?」「内定通知をもらったらどうしたらよいのか?」についてお伝えします。

内定承諾とは何か

内定承諾とは、内定通知をもらった企業に対して、

  • その企業に入社する意思
  • 就職活動を終了する意思

の2つを伝えることです。

あなたの人生において極めて重要な意思決定になるため、十分考えてから返答する必要があります。

また、この連絡をすることで、企業は入社の手続きや準備を始めたり、ほかの採用活動を打ち切ったりします。
企業にとっても大きな影響を与えることを理解して、返答を決めましょう。

内定通知をもらった場合の対応

当たり前ですが、内定通知をもらったら必ず入社をしないといけないわけではありません。
内定通知をもらった場合の行動の選択肢は主に以下となります。

  • 内定承諾する
  • 内定を辞退する
  • 承諾するか判断をするための質問をする
  • 承諾するか判断するために、他社選考の結果を待つ

上記のように、すぐに決断ができないケースもあります。

質問が必要な場合は、内定通知のメールに返信する形で企業に質問をしましょう。
具体的な例文は追ってご紹介します。

一方、ほかの企業の選考結果が出ない限り、内定承諾するか決められない、ということもあると思います。
一般的に内定通知には、返答期限が設けられており、その日時までに承諾するか辞退するかの返答が求められています。

そんな時は、期限の延長の提案をすることができます。
その企業の内定を前向きに考えていることを伝えつつ、他社のスケジュールも含めて状況を伝え、期限延長を相談してみましょう。

ただし、期限の延長は必ずできるわけではありません。
例えば、あなたが辞退した場合に内定を出したい学生がいて、その学生は確実に入社してくれることがわかっているケースなどでは、待ってもらうことは難しい可能性が高いです。

また、それによって企業からの印象を悪くしてしまうリスクもゼロではありません。
内定保留に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。

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内定承諾メールを送る前に確認すべきこと

ここでは、内定承諾をすると決めてから、メールを送るまでの間に再度確認すべきことをお伝えします。
前述の通り、内定承諾メールを送ることは、あなた自身にも企業に大きな影響を与えるため、慎重に確認しましょう。

内定承諾する企業の労働条件や仕事内容は明確になっているか

新卒の就職活動の場合、正式な労働条件通知書は、10月の内定式で渡されるケースが多いです。
しかし、一般的に内定承諾を伝える「内々定」のタイミングでも、労働条件は企業の中で明確になっています。
口頭で聞いただけで不安な場合は、メールで回答をもらえるよう、依頼をしてみましょう。

また、仕事内容についても、現時点で確定していることなどは、きちんと確認して知っておきましょう。
総合職採用の場合などは、入社後の研修などを経て正式にポジションが決まる場合もありますが、そうでない場合は具体的な仕事内容や働き方についても聞いておきましょう。

入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、後悔のないようにしっかり確認しておきましょう。

内定承諾する企業に対して疑問は残っていないか

上記の仕事内容など以外にも、気になることがあれば、全てクリアにしてから内定承諾した方が賢明です入社後に想像と違って辛い思いをしないためにも、疑問は解消しておきましょう。

内定を獲得したあとであれば、余程のことでなければ、多少切り込んだ質問をしても内定を取り消されることはありません。例えば、残業や転勤など、選考中は合否が気になってしづらかった質問があれば、このタイミングで聞きましょう。

本当に内定承諾して、就職活動を終了して良いか

こちらは、企業に対してではなく、自分自身にもう一度問いかけて確認してみるべきことです。

内定承諾をする企業は、人生でただ1社だけの「新卒入社」をする企業になります。

もしここで「もう面接を受けたくないから、ここでいいや」といった気持ちで内定承諾をしてしまうと、入社後に後悔することになるかもしれません。

今まで行ってきた自己分析と照らしあわせて「本当に自分が働きたいと思える会社か」、最後にもう一度確認しましょう。

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内定承諾メールの基本的なマナー

内定承諾をすることを決めたら、企業に対してメールで連絡します。
電話連絡よりも、文面が残るメールで連絡をする方が一般的です。電話で連絡をする場合も、電話だけでなくメールもあわせて送るようにしましょう。

ここでは内定承諾メールの基本的なマナーについて、例文と共にお伝えします。

内定承諾メールの書き方

内定承諾メールに書くべき内容は主に以下です。

  • 選考と内定をもらったお礼
  • 内定承諾の意思
  • 入社後の意欲・決意
  • (ある場合は)質問・その他連絡

それぞれについてお伝えします。

選考と内定をもらったお礼
冒頭の挨拶と共に、改めて選考のお時間をいただいたことと、今回の内定通知に対してお礼を述べましょう。

内定承諾の意思
はっきりと内定承諾の意思を伝えましょう。
「前向きに考えています」といった言葉ではなく、「内定をお受けします」や「内定を承諾いたします」と明確な言葉で伝えましょう。

入社後の意欲・決意
簡単で構わないので、「入社後はこんな風に頑張っていきたい」という意欲を伝えましょう。
気持ちが盛り上がっていると長文になりがちですが、あくまで短文で挨拶くらいの長さにしておきましょう。

(ある場合は)質問・その他連絡
入社前に確認しておきたいことや、今後の流れなど、気になることは聞いておきましょう。

また、卒業旅行で海外に行く等、近々メールの返信ができない期間がある場合は、事前に知らせておきましょう。

内定承諾メールの例文

ここでは、上記のポイントを踏まえた例文を2パターン紹介します。
企業にメールを送る際に、参考にしてみてください。
メールは、内定通知メールにそのまま返信する形で送りましょう。

  • 内定承諾する場合の例文
  • 内定承諾するか判断をするための質問をする場合の例文

なお、メールの署名に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。

内定承諾する場合の例文

【件名】Re:選考結果のご連絡

【本文】

◯◯株式会社
◯◯部 ◯◯様

お世話になっております。
◯◯大学の◯◯です。

先日は、最終選考のお時間をいただき、ありがとうございました。
また、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

貴社からの内定を、ありがたくお受けいたします。

入社後は、1日でも早く貢献できるよう精一杯頑張りたいと思います。

つきましては、今後の流れについてお教えいただきたく存じます。
必要な書類等あればお教えください。

どうぞよろしくお願いいたします。


署名

内定承諾するか判断をするための質問をする場合の例文

【件名】Re:選考結果のご連絡

【本文】

◯◯株式会社
◯◯部 ◯◯様

お世話になっております。
◯◯大学の◯◯です。

先日は、最終選考のお時間をいただき、ありがとうございました。
また、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

とても嬉しく思っており、内定承諾を前向きに考えております。

つきましては、いくつか質問をさせていただきたいことがございます。

面接の中で働き方については十分お教えいただいたのですが、具体的な労働条件を文面でもいただくことは可能でしょうか?

また、面接の中で聞きそこねてしまったのですが、今回の採用ポジションは、将来的な転勤の可能性はありますでしょうか?

お忙しい中申し訳ありませんが、ご返信お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。


署名

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内定承諾メールを送る時に気を付けること

内定承諾メールの基本的なマナーや例文をお伝えしました。
ここでは、内定承諾メールを送る時に、気をつけるべきポイントをご紹介します。

内定通知の期限内に返信すること

前述しましたが、内定通知には通常、返答期限が設定されています。

それを超えて返信した場合、最悪の場合既に辞退したとみなされ、内定取り消しになっている可能性があります。
また、そうでない場合も「期限を守れない人」とみなされてしまうでしょう。

返信は、必ず期限内に送るようにしましょう。

すぐに内定承諾できない場合もメールで連絡しておくこと

「期限内に返信は必須」ですが、とはいえ、内定通知の期限のギリギリまで何の返答もしないのはマナーとしてあまりよくありません。

企業にとって、内定を出すということはとてもセンシティブなことです。
内定を出した以上、学生が「入社したい」と言った場合、余程のことがない限り、必ず受け入れなければいけないからです。

そのため、内定を出す数やタイミングには非常に慎重であり、同時に内定を出した方の動向は非常に気になるものなのです。

そのため内定通知をもらったら、すぐに返答ができない場合も、状況連絡をする方が望ましいです。
前述の「内定通知をもらった場合の行動の選択肢」の3、4番目の場合も、内定通知をもらってからできるだけ早めに連絡をするようにしましょう。

  • 内定承諾する
  • 内定を辞退する
  • 承諾するか判断をするための質問をする
  • 承諾するか判断するために、他社選考の結果を待つ

基本的な就活メールのマナーを守ること

いくら内定をもらえたからといって、急に気安くなったり、態度が大きくなったりすることはよくありません。
今後社会人として働いていく上でも大切ですので、ビジネスマナーを守ったメールを送るようにしましょう。

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OfferBoxなら、企業とのコミュニケーションも取りやすい!

ここまで読んでいただけたら、内定承諾メールの基本的なマナーや書き方について、ご理解いただけたかと思います。

最後に、企業とのやり取りや質問がしやすいOfferBoxについてご紹介します。
内定承諾時だけでなく、企業に対して質問や、日程の調整のお願いをしたいケースは多いと思います。
そうしたコミュニケーションが取りやすいのがOfferBoxなのです。

OfferBoxは、企業からオファーがくる新卒オファー型就活サイト

OfferBoxは、新卒向けオファー型就活サイト※です。
企業から、興味を持った学生に対してオファーを送ります。

プロフィールを入力しておくと、企業からオファーが来る

従来の、学生が就活ナビサイトにエントリーする就職活動と異なり、学生が入力したプロフィールを企業が見て、会いたい学生にオファーをする仕組みです。

企業が学生に送るオファーの数には上限が設定されています。
そのため、企業はあなたの自己PRやエピソードなどのプロフィールを読み、1通1通厳選してオファーを送ります。

普段の自分らしさを見てもらえる

プロフィール項目は自由度が高く、大学時代のことだけでなく、幼少期〜現在のどのエピソードを書いてもOKです。
利用企業も「飾らない姿を見たい」という理由で利用しているところが多いため、写真も証明写真でなく、普段の写真が推奨されています。
写真や動画・研究スライドなどを使って自分を自由に表現することができます。
OfferBoxのプロフィール写真について、詳しくはこちらの記事もご参考ください。

OfferBoxでは、企業専用チャットで連絡が取れる

OfferBoxではオファーを承認した企業と、メッセージアプリのような形で連絡を取り合うことができます。
それによって、以下のような気軽なコミュニケーションをとることが可能です。

宛先や件名・署名が不要
その企業との専用チャットなので、面倒な宛先入力や件名・署名の作成が不要です。

今までのやり取りが一覧で見られる
その企業とのやり取りだけが表示されるので、メッセージアプリのように、過去のやり取りもすぐにわかります。
メールボックスからその企業のメールを探すといった手間がかかりません。

質問がしやすい
上記のような仕組みになっているだけでなく、企業も「普段のあなた」のプロフィールを見てオファーを送っているため、通常の選考形式よりも採用担当との距離感を近く感じられることが多いです。
そのため、気になったことがあった時に質問がしやすいです。
また、スマホからも気軽に連絡ができるのもポイントです。

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こちらの記事では、

  • 内定承諾とは何をすればいいのか
  • 内定承諾メールを送る前に確認すべきこと
  • 内定承諾メールの基本的なマナー
  • 内定承諾メールの例文
  • 内定承諾メールを送る時に気を付けること

についてお伝えしました。

最後に、内定承諾はあなたにとっても企業にとっても大きな意味を持ちます。
慎重に考えて承諾するか決めましょう。
また、内定承諾はゴールではありません。
入社や、その先の社会人としての仕事への通過点ですので、きちんとマナーを守って企業とスムーズにやり取りを行いましょう。

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