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面接で突然「自分をものに例えると何?」という質問をされて、回答に詰まってしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。

志望動機や自己PRのような定番質問であれば事前にある程度考えることができますが、こうした変わった質問を想定して準備するのは難しいですよね。特に、自分をものに例えるという抽象的な質問では、急な事態への対応力や発想力が求められます。

この記事では「自分をものに例える」質問をする企業の意図をはじめ、回答例や効果的な答え方のコツをご紹介します。他の「〇〇に例える」系の質問についても紹介するので、参考にしながら回答を考えてみてください。

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「自分をものに例えると?」質問に対する3つの疑問

「自分をものに例えると?」のように想像していない質問をされると、頭の中に「?」が浮かびますよね。実際に聞かれたときに浮かぶ3つの疑問をみてみましょう。

何を選んだら正解?…

まず、何を選んだら正解なんだろう?という疑問を覚える人は少なくないはずです。

この質問については、「掃除機と答えたらプラス評価」「電子レンジと答えたらマイナス評価」などのように、例えたもので評価が変わることはほぼありません。

この質問で大切なのは、自分を何に例えるかより、自分を例えたものに相応の理由があるかという点です。

例えば、 「自分をものに例えると電子レンジです。ほかの人をサポートすることで熱量を高めて、魅力を引き出すことができます。」と言ったら、電子レンジであることもある程度納得がいきますよね。

ただ、「私をものに例えると鍋です。鍋を食べるのが好きだからです。」と言われても、人間をものに例えた例としては不適切だと感じますよね。

このように、何を選ぶかではなく、自分を例えたものに適切な理由があることが重要です。

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他の人とかぶるのはNG?…

集団面接の際に、自分が考えていた回答を先に言われてしまったら焦ると思いますが、例えるものは他の人と被っても問題ありません。

「自分をものに例えると?」の質問では、例えるものよりも想定外の質問への対応力や説明力が評価されています。例えば同じ「パソコン」という回答であっても、パソコンに例えた自分なりの考えを述べれば、他の人とは違う自分らしさを出せます。

かぶるのを避けるために無理に変更し、しどろもどろな回答になるぐらいなら、同じものに例えたうえで、自分なりの考えを自信を持って伝えましょう。

ユーモアやセンスが問われる?…

「自分をものに例えると?」のような変わった質問では、とんちの効いたユーモアのある回答をしなければならないと勘違いしがちです。

しかし、面接官が見たいのはあなたの人柄や対応力であって、ユーモアやセンスではありません。ユーモアな回答が印象に残る場合もありますが、必ずしもよい意味で印象に残るわけではありません。 無理に奇をてらった回答をして、悪目立ちしないようにしましょう。

無理に面白さを発揮しようとすれば逆効果になるリスクも大きいので、自分らしさが伝わる回答を心がけることが大切です。

「自分をものに例えると?」面接官が質問する意図

回答を考えていく前に、まずはなぜ企業が面接で「自分をものに例えると?」という変わった質問をするのか理解しましょう。3つの主な意図を紹介します。

  1. 性格や強みを知りたい
  2. 素直な答えが知りたい
  3. 納得させる論理的な説明ができるか知りたい

性格や強みを知りたい

企業が面接で知りたがっているのは、「あなたの性格や強み」です。「自分をものに例えると?」の質問でも、あなたの性格や強みを知りたいと考えています。

どんなものに例えるのか、自分のどんな特徴をものに例えるのか、などの情報をもとに、あなたがどんな価値観や考え方を持つ人なのかを確かめています。

回答そのもの以外にも、想定外の質問をされた際の表情や立ち振る舞いも、性格や強みを評価する要素の1つです。「うまいことを言わなければ」と意識しすぎて慌てないよう、気をつけましょう。

素直な答えが知りたい

想定していないであろう質問を投げかけることで、あなたの素直な回答を引き出そうとしています。多くの人が回答を用意している頻出の質問志望動機や自己PRとは違い、想定外の質問への回答は本音や素の自分が出やすいものです。

「あなたはどんな人間ですか?」と聞かれるよりも、「自分ををものに例えると?」と聞かれたほうが、「自分がどういう人間か、改めて考えて回答しなくちゃ」と感じますよね。

準備していた質問に対しては準備した100点満点の回答をしやすいですが、準備していなかった質問に対してはその場でベストと思う回答をすることになるのも、素直が答えが出やすい要因です。

納得させる論理的な説明ができるか知りたい

もう1つの質問の意図は、答えのない質問でも、相手を納得させるようなわかりやすい説明ができるかを見極めています。「わかりやすく伝える力」は、仕事上の多くの場面で必要となる能力です。

例えば営業職であれば、商談の場で相手から出た質問に対して、その場で納得させる論理的な説明をすることが求められます。自分が営業を受ける立場だったら、「わからないので調べてからお伝えします。」と答えられてばかりでは、あまり信用できないと思ってしまいますよね。

このように、その場で相手を納得させる論理的な説明ができる能力があるかどうかを確かめることも、「自分をものに例えると?」という質問をする意図の1つです。

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【特徴別】性格・アピールポイントに合うものの回答例

それでは、それぞれの性格やアピールポイント別に回答例をご紹介します。回答例をもとに、自分の特徴がどんなものに置き換えられるのか、考えてみましょう。

素直さをアピール

素直さをアピールできるものとしては、「クッション」「綿」「スポンジ」などが挙げられます。スポンジは多用される例えなので、理由でオリジナリティを出せない場合は、避けたほうがよいかもしれません。

自分をものに例えると「クッション」です。圧力のかけ具合によって自由自在に形を変えられるクッションのように、素直に人の意見を聞き入れ、柔軟な対応をとれるのが私の強みです。

例えば、大学入学当初から続けている塾講師のアルバイトでは、自分のやり方だけにこだわらず、先輩や生徒の意見を聞き入れるよう心がけています。仕事上でも周りの意見をないがしろにせず、聞き入れながら自分のやり方にうまく昇華していくつもりです。

行動力・主体性をアピール

行動力・主体性をアピールしたい場合は、「ロボット掃除機」「エアコン」などに例えられます。

自分をものに例えると「ロボット掃除機」です。部屋の形やゴミの位置など状況を検知し、主体的に掃除してくれるロボット掃除機のように、自分で状況を判断して行動できるのが私の強みです。

カフェのアルバイトでも指示された仕事だけを淡々とこなすのではなく、付加価値のある仕事ができるよう常に考えながら業務に取り組んでいます。誰もいないときでもきちんと働くロボット掃除機と同様に、誰も見ていないところでの努力を大切にしていきたいです。

協調性をアピール

協調性をアピールしたい場合は、「空気清浄器」「水」「観葉植物」などに例えられます。

自分をものに例えると「空気清浄器」です。汚れや匂いを自動で感知して部屋の空気をきれいにしてくれる空気清浄機のように、日頃からチームの空気を良くするよう心がけています。

チームで何かしらの作業に取り組むときには、適度に冗談を交えたり、ポジティブな発言を増やしたりして、メンバーが作業しやすい環境を整えることを大切にしています。「ネガティブなことも笑顔でポジティブに変えていく」が私のモットーです。

粘り強さ・忍耐力をアピール

粘り強さ・忍耐力をアピールしたい場合は、「ガムテープ」「もち」「納豆」などに例えられます。納豆はよく例えられる例なので、注意が必要です。

自分をものに例えると「ガムテープ」です。一度貼れば簡単には剝がれないガムテープのように、困難なことでも簡単にはあきらめない粘り強さが私の売りです。

「大学生のうちにTOEICで900点をとる」という目標を掲げたときには、勉強方法を試行錯誤しながら学習を粘り強く続け、大学3年次になって目標を達成しました。

計画性・コツコツ努力する力をアピール

計画性・コツコツ努力する力をアピールしたい場合は、「メトロノーム」「時計」などに例えられます。

自分をものに例えると音楽用具の「メトロノーム」です。一定の間隔でリズムを刻み続けるメトロノームのように、リズムを崩さず目標に向かってコツコツ努力するのが得意です。

小学校で皆勤賞をもらって以来、無遅刻無欠席を一つの目標にし、現在に至るまで一度も学校を休まず無遅刻無欠席を続けてきました。働くうえでは自分の体調をきちんと管理するのが大切だと思うので、健康を維持して長く会社に貢献していくつもりです。

サポート力をアピール

サポート力をアピールしたい場合は、「スマートフォン」「電子レンジ」「充電器」などに例えられます。

自分をものに例えると「スマートフォン」です。今では当たり前になった、電話やメール、調べもの、動画などの多様な機能で人々の生活を支えるスマートフォンのように、環境に溶け込み縁の下の力持ちとして組織を支えることができます。

大学で所属していた野球部では、4年間で一度もレギュラーにはなれませんでしたが、声出しや道具の管理など、自分なりにチームに貢献できる方法を見つけて行動してきました。将来、希望の部署やプロジェクトに参加できなかったとしても、自分のできることを見つけて貢献していきたいです。

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「ものに例えると?」への論理的な答え方

自分の特徴を表現する「もの」が見つかったとしても、面接官を納得させる論理的な説明ができなければ高評価にはつながりません。

これという正解がない質問だからこそ、イメージしてもらいやすいよう答え方を工夫するのが大切です。ポイントを一つずつ見ていきましょう。

答える流れ

①自分を例えるものを簡潔に伝える。
どんな質問でもまずは結論から答えましょう。結論が分からないまま話が進むのは聞き手が非常に聞きづらいので、最初に結論を明示してから自分の考えや根拠となるエピソードを伝えてください。

例)
自分をものに例えると「クッション」です。

②例えたものと自分の共通する「キーワード」を伝える
「キーワード」とは、あなたの特徴・アピールポイントのことです。
自分の特徴を知ってもらうため、何を根拠に自分をそのものに例えたのかを伝えましょう。基本的には弱みではなく、強みにつなげるのが一般的です。

例)
圧力のかけ具合によって自由自在に形を変えられるクッションのように、素直に人の意見を聞き入れ、柔軟な対応をとれるのが私の強みです。

③キーワードの根拠となるエピソードを伝える。
素直さがあなたの強みであれば、その根拠となるエピソードを伝えてください。エピソードは長くなりすぎないように心がけるのが大切です。不十分な部分は面接官のほうから深掘りしてもらえるので、一度にすべてを伝える必要はありません。

例)
大学入学当初から続けている塾講師のアルバイトでは、自分のやり方だけにこだわらず、先輩や生徒の意見を聞き入れるよう心がけています。

答え方の例:同じものでも別の言い回しで説明できる

具体的な答え方の例を紹介します。同じ「クッション」に例えても、キーワードが違うだけで全く異なる特徴の例えになります。

【例:キーワード=柔軟性】
自分をものに例えると「クッション」です。圧力のかけ具合によって自由自在に形を変えられるクッションのように、素直に人の意見を聞き入れ、柔軟な対応をとれるのが私の強みです。

【例:キーワード=サポートする】
自分をものに例えると「クッション」です。人の身体をサポートするクッションのように、人のサポートをすることを得意としています。

「ものに例えると」の面接のNG回答例

回答例や伝え方のポイントを紹介してきましたが、一方でNGな回答もあります。

以下のような内容は自分らしさが伝わらない要因になりますので、避けたほうがよいでしょう。

例えた「もの」のイメージがわきづらい

自分を何に例えるかは自由ですが、あまりにもマニアックなものは面接官がイメージしづらいので避けましょう。「何の話なのかわからない」とうんざりさせてしまいます。

例えば、自分が好きなものをテーマに挙げて詳しく説明しても、面接官が知識を持っていなければあなたの人柄は十分に伝わりません。価値観や人柄を知ってもらうのがこの質問の目的なので、テーマはあくまでも一般的に知られているものの中から選びましょう。

NG例
自分をものに例えると「エジソンバルブ」です。エジソンバルブとは、フィラメントが様々な形をしたカーボン電球のことで、1880年代に作られていたエジソン球を復刻したものです…

あまりに頻出のものに例えるのは避ける

「スポンジ」や「潤滑油」など、長年就活生に使い古されているようなものを例に挙げるのは避けましょう。何に例えるかが大切ではないとお伝えしましたが、あまりに使い回されたような回答だと、人の言葉の受け売りかな?と思われてしまう可能性があります。

スポンジや潤滑油のようなありきたりな回答ではなく、自分なりに考えた回答を心がけましょう。

NG例
自分をものに例えると「潤滑油」です。ものとものの接触をなめらかにする潤滑油のように、人と人の間の関係性をスムーズにできることが強みです。

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面接で「○○に例えると」系質問に答えるコツ

今回は「自分をものに例えると?」の質問への対策を紹介してきましたが、面接では「もの」以外の例えを求められるケースもあります。

そうしたイレギュラーな「例え系」の質問をされても困らないよう、答え方のコツを紹介ます。

動物や色に例えると?と質問されることもある

「もの」以外では、「動物」や「色」なども頻出の質問です。そのほかでは、食べ物に例えると?、家電や文房具に例えると?と聞かれる場合もあります。

このように「例え系」の質問にはさまざまなバリエーションがありますが、質問の意図や答え方のコツはすべて同じです。

そのため、わざわざすべての質問を想定して回答を用意しておかなくても、自分の特徴さえ理解しておけばどんな質問にも対処できます。

自分の核となるキーワードを持っておく

自分の核となるキーワードを持っておけば、想定していなかった何かに例えるように質問されても、回答に困りづらくなります。

キーワードはそのままにテーマだけを変えれば、わざわざ根拠となるエピソードを考え直す必要もなくなります。

例「適応力の高さ」:カメレオン、水、ごはん、透明
例「素直さ」:犬、クッション、うどん、白色

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就職活動の面接では、突然自分を何かに例えて表現することが求められることがあります。「自分を色に例えると何色ですか?」という質問もその1つです。

そもそも、なぜ企業側は色について聞くのでしょうか?その意図がつかめないと、期待される回答をすることが難しく、深堀りされた場合も答えに困ってしまうでしょう。

これらの質問をすべて完全に対策することは難しいですが、なかでも頻出の問いや想定していなかった質問に答えるための対策を練ることはできます。

この記事では「自分を色に例えると何色ですか?」という質問について、質問の意図や答え方、回答例などを紹介します。

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「自分を色に例えると?」質問に対する3つの誤解

この記事にたどり着いた人の中には、「自分を色に例えると?」という質問を聞かれたと先輩や友人に聞いて、焦っている人も多いのではないでしょうか。

ここではまず、質問に対する誤解を解きたいと思います。

選ぶ色の正解・不正解はない

選ぶ色に関しては、基本的に正解・不正解はありません。赤を選んだから正解、緑を選んだら不正解というように、色で評価が決まることはないと考えて問題ないでしょう。

選ぶ色ではなく、 「なぜその色を選んだのか」が回答のポイントとなります。色選びに悩むのではなく、「自分らしさが何で、それを表現するのに何が適切か」という順序で考えましょう。

ほかの人と色はかぶってもいい

人が思いつく色、面接官がイメージできる色には限りがあります。そのため、ほかの学生と色がかぶったことで、選考でマイナス評価になることはほぼありません。

色自体ではなく、その色を選んだ理由や関連するエピソードでオリジナリティ・自分らしさを出しましょう。

ほかの質問をされたときと答えが似ていてもいい

どうしてもほかの回答と内容が似てしまう場合がありますが、それも問題がありません。むしろほかの回答と一貫性があることは、高評価を得られる要素の1つです。

なるべく自分の様々な面やエピソードを知ってほしいと考えて、無理に違う話をするとあなたの一番の魅力が伝わらなくなってしまう可能性があります。

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「自分を色に例えると?」企業の質問の意図

はっきりとした正解はないにもかかわらず、なぜ面接官は「自分を色に例えると?」と質問をするのでしょうか。実はそこにはいくつかの意図があります。ここでは、企業側の質問の意図を3つ紹介します。

人柄を知りたい

面接官は色に例える質問で、学生の人柄を見ようとしています。色を自分に例えることで「自分自身をどのように認識しているか」という自己分析の結果が分かります。

自分の魅力が優しさだと思えば暖色系の柔らかな色を、さばさばとした人は寒色系のはっきりした色を選ぶなど一定の傾向があります。色にはそれぞれイメージがあるので、後ほど例文とあわせて紹介します。

企業は自社にマッチした人材を採用するために、選考のなかで人柄を知りたいと考えています。就職後にミスマッチとならないためにも、無理に企業カラーに合わせず、率直に自分を一番表現しやすい色を選びましょう。

ふいに出る「素」の部分を知りたい

面接で質問に対してわかりやすく魅力的に答えられるように、多くの学生は対策していますよね。

そのような中で「自分を色に例えると?」という少し変わった質問では少し意表をつかれるため、素の部分が出てしまいがちです。企業は対策して練られた自己PRやガクチカだけでなく、素の部分も見たいと考えているため、あえて違う角度から質問をします。

また、すぐに回答できるかどうか、対応力も見られています。適度なテンポで回答をすることで、頭の回転が早く、会話のキャッチボールがスムーズにできる人という印象を与えられます。

論理的に説明できるか知りたい

仕事をしていくうえで、論理的思考力や相手が納得できる説明をする力は重要です。ビジネスの場では正解がわからないなかで、その時点でのベストの答えを考えて意思決定していく必要があります。

そうした正解のない問いに対して、自分なりにベストな選択肢を選んで、それを論理的に説明できるかを「自分を色に例えると?」の質問でみています。

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自分の性格にあった色の見つけ方・回答例

ここではそれぞれの色の一般的なイメージと回答例を紹介します。自分の性格に合った色を見つけたいときの参考にしてください。

赤色の例文

赤色からイメージする性質といえば「情熱的」「積極的」です。また、「闘志あふれる」印象もあります。ただし一歩間違うと過剰な自信家や独善的に思われがちなので、スポーツのチームプレーが得意であるなど、協調性も主張するのがポイントです。

私を色に例えると赤色です。赤色は情熱的なイメージがありますが、私も周囲から情熱的で積極的だと言われます。

バレーボールに打ち込んでいた高校時代も、学園祭の実行委員をつとめた大学時代もすべてに全力を捧げて向き合ってきました。

オレンジ色の例文

オレンジには「明るさ」や「元気さ」「優しさ」などのイメージがあります。「ポジティブ」な印象も与えやすく、オレンジを選ぶと「前向きさ」をアピールすることができます。

私を色に例えるとオレンジです。明るく元気に周りの人を鼓舞できるのが私の特徴です。

大学のダンスサークルの活動では、練習が厳しくてバラバラになりそうなときも、周囲を明るく奮い立たせて、一人も欠けることなくステージを作り上げることができました。

黄色の例文

黄色もオレンジ同様、明るい印象の色ですが、オレンジ色ほどは強い色ではないため、周囲と「協調」できる性格という印象を持たれます。また「実り」のイメージがあり「豊かさ」を象徴します。さらに「知性」も感じさせます。

私を色に例えると黄色です。黄色は明るく前向きでありながら、主張しすぎていない色だと感じています。

私は大学の部活動のマネージャーとして、選手のサポートをしてきました。厳しい練習が続いているときは、自分がチームを盛り上げるつもりでサポートやケアに努めました。

緑色の例文

緑色というと植物の葉や茎を思い浮かばせ、植物らしい「ナチュラルさ」や「安らぎ」を感じさせます。ほかにも、緑色には「謙虚さ」を感じる人も多いようです。

私を色に例えると緑色です。緑色は人をほっと落ち着かせる効果のある色だと考えています。

私は集団の中でけして目立つ存在ではありませんが、周りの人の動きを見てフォローをすることが得意です。穏やかな性格で周囲の人によく、一緒にいるとリラックスできると言われます。

青・水色の例文

青や水色は「爽やかさ」や「冷静さ」「クール」というイメージがあります。また、水色には「創造」というイメージもあります。

私を色に例えると水色です。水色は静かで冷静なイメージがあるかと思いますが、私も常日頃から冷静沈着に判断し行動したいと思っています。

アルバイト先の飲食店では時折トラブルもあるのですが、落ち着いて対応することで最悪の事態に陥ることを回避してきました。

黒色の例文

黒は「芯の強さ」「個性」を感じさせます。一方で我が強すぎたり、暗かったりする印象も与えかねません。そこで、どんな色と組み合わせてもバランスがいい色という部分を主張してみてはいかがでしょうか。

私を色に例えると黒色です。黒は何物にも染まらない色でありながら、洋服をコーディネートする際はどんな色にも合います。

私自身も周囲から芯が強いと言われることが多いですが、周囲との調和が必要な場面では、自分はどうあるべきか考えて行動することができる点で、黒色に例えることができると考えました。

白色の例文

白色には、混じりけのない「ピュア」「クリーン」「清潔」「無垢」な印象があります。クリーンさは「公平さ」につなげることもできます。

私を色に例えると白色です。白色はまっさらな状態で、何事にも染まっていない公平な色という印象を持っています。

私自身は大学時代サークルを掛け持ちしていましたが、それぞれのサークルで異なる役割を担ってきました。環境に順応して様々な色に染まることができる自分には白色が合っていると考えました。

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「色に例えると?」への論理的な答え方

論理的に話を進めるには、内容だけではなく話を展開する順序も大切です。ここでは、論理的かつ簡潔に伝えるための答え方を解説します。

答え方の流れ

答える際には結論から入るようにします。そして「理由」「具体例」「結論」とつなげるようにします。
例えば、以下のように展開します。

  1. 結論:自分を色に例えると赤色です。
  2. 理由:赤色には情熱的なイメージがあり、ムードメーカーである私のイメージと合っているためです。
  3. 具体例:どんなに練習が厳しいときも一番声を出して、みんなを盛り上げてきました。
  4. 結論:そのため自分を色に例えると赤色です。

理由と解説については話の内容次第で入れ替えたりアレンジしたりすることはありますが、上記の流れを意識しておくと、論理的に説明しやすくなります。

答え方の例文:同じ色でもいろんな答え方がある!

同じ色でも答える内容には幅があります。

例えば同じ紫でも、「謙虚」「大人っぽい」「神秘的」「高貴」などさまざまなイメージがあります。また、情熱的な赤も混ざっていることから、赤みが強い場合には情熱的な印象も持たれます。

どれでも正解なので、自分のその色へのイメージを明確にして答えるようにしましょう。

【例:キーワード=大人っぽい】
私を例えると紫色です。紫色には藤色のような大人っぽい印象があるかと思いますが、私も周囲から物静かで大人っぽいとよく言われます。ゼミでもリーダーとして落ち着いて研究を進め、周囲からも信頼されていました。

【例:キーワード=冷静かつ情熱的】
私を例えるとやや赤みがかった紫色です。冷静さと情熱的を兼ね備えた色だと思いますが、サッカー部の練習では常にクールで、一方、試合では熱く仲間を鼓舞していた私は、赤みがかった紫に例えられると考えます。

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「色に例えると」の面接のNG回答例

例える色には、正解も不正解もないとお伝えしました。ただし、なかには企業に魅力が伝わりづらい回答の仕方もあります。NGのポイントと回答例を紹介します。

色自体に関する説明や前置きが長すぎる

説明をする際に前置きが長いと、何を伝えようとしているのかが分かりません。前述のように、結論を最初に明示することが大切です。

また、色のイメージは代表的なものであれば、似たような印象を持っていることが多いです。決めつけることはよくありませんが、色に関する説明は簡潔でも問題ないでしょう。
以下のような回答例は、説明が長いと受け取られる可能性が高いです。

NG例
黄色といえばヒマワリやタンポポなどを思い浮かべます。そのため、明るくて幸せそうなイメージがあります。また、秋の実りの稲穂にも黄色が使われることがあり、豊かな印象も与えています…

「好き」でも説明できないと回答にならない

「自分を色に例えると?」の質問はあくまでも「例える」のであって、好きな色を聞いているわけではありません。

また、繰り返しになりますが面接では、論理的に説明ができるかをチェックしているので、好きと言うだけで理由が説明できていない場合には、回答として不適切です。具体的には、以下のような回答はNGです。

NG例
私は白色です。清潔感があり、何ものにも染まっていない美しさが好きで、服を買うときにもつい白色を選んでしまいます。

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面接で「○○に例えると」系質問に答えるコツ

色以外にも何かに例えるという質問をされることがあります。目的としては色と同じく、人柄や、受け応え方を見るというものです。そのような「例え」系の質問に回答する際のポイントについて解説します。

動物やものに例えると?と質問されることもある

色以外の質問としては「自分をものに例えると何ですか?」「自分を動物に例えるとなんですか?」といったものがあります。

ものに例える際には、使い道や使い勝手、触れたときの質感などを自分の特性と結び付けるようにしましょう。

動物の場合にも、その動物のイメージ、キャラクターを自分の性格と結び付けるようにします。例えば独立心が強いという点をアピールするためには、一匹で行動するような強い動物を、協調性の豊かさを強調するのであれば群れで行動する動物を選ぶようにします。

自分を表す核となる特徴・キーワードを持っておく

人柄を見るための「例え」系などの質問に備え、自分を表現するために核となる強み・キーワードを持っておくと、慌てることなく回答することができます。

そのためには自己分析をしっかりと行っておくことが大切です。

主体性、協調性、リーダーシップ、創造力など、核となる強み・キーワードを一つ決め、その核を中心に話を展開すれば、面接を通して慌てることなく落ち着いて回答が行えます。

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企業の採用過程で、小論文の選考があって焦った! という就活生もいるのではないでしょうか。小論文は新聞社や出版社などで課されるケースが多いものの、マスコミ以外の企業も例外ではありません。その理由は、エントリーシートや面接など他の試験では測れない能力や人柄を見たいから。

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就活小論文で企業がチェックするポイント

企業は小論文で就活生のどのような能力を見たいのでしょうか。企業の出題意図を理解したうえで小論文に臨むと、書くべき内容を考えやすくなります。

就活における小論文試験の役割

企業が小論文を採用試験に加える理由は何でしょうか。 それは「指定文字数に収める」という制限のもと、

  • 論理的な思考ができているか
  • 文章構成がしっかりしているか
  • 説得力を持って言語化できているか
  • どういう考え方を持っているか(価値観)

を知るためです。

また能力や熱意があるのに、面接ではどうしてもうまく自分を表現できない人の中から、有能な人材を探し出す役割もあります。

なぜこのテーマを聞くの? 小論文出題の意図を考える

「なぜ数あるテーマの中でこの課題を選んだのか」、企業が意図することを想像してみましょう。例えば、将来の目標や学生時代の経験についての質問では「求める人物像」に近いかどうかを知ることを目的にしています。

また社会情勢や企業状況についての質問の意図は、企業の抱える課題を理解し、それに立ち向かう戦力になるかどうかを探ることです。

就活小論文で高得点を取るための対策

小論文に苦手意識があっても大丈夫。事前にできる対策をしっかりして、高得点をめざしましょう。

小論文対策として業界・企業の情報収集を

小論文試験に臨むにあたっては、事前に企業の基本理念やトップの考え方、事業領域、求める人物像などをしっかり把握しておくことが重要になります。これらのことが頭に入っていれば、どのようなテーマで課題が出されても、「書くべきこと」の方向性が見えてきやすいからです。

同時に時事問題、特にその業界・企業に関連する話題には、普段から意識して情報に触れておきましょう。たくさんの話の引き出しと、自分なりの考えを持つように意識してください。

業界研究の進め方がわからないという場合は以下の記事も参考になるのであわせてチェックしてください。

過去のテーマで書き方の練習を

設問に「最近の世界経済をふまえて~」や、「他社と比較して~」などの言葉がある場合は見逃さず、指示通りの内容になるよう書き進めることもポイントです。

例えば入社後にどのような働き方を希望するかを聞かれているのに、目標や望むキャリアステップについて具体的に書かず、志望理由を書いてしまうのはピントがずれていることになります。

過去に出題された例を参考に、自分ならどう書くか、事前にパターン練習をしておくと、自信を持って試験に臨むことができるでしょう。

会場で受けるか、郵送かをチェック

就活における小論文試験は、会場で受ける場合と郵送で送る場合の2パターンがあります。

選考会場で小論文の試験を受ける場合は、制限時間内でいかに「自分の伝えたいことをまとめて文章にできるか」が問われます。その場で文章をまとめなければなりませんが、準備なく書き始めるのではなく、自分の書きたいことの整理や、文章構成、読み返して不備を直す時間をどう配分するか、あらかじめ考えておくと失敗は少ないです。時間配分についても、事前に対策しておきましょう。

一方、感染症予防などが理由で対面での選考機会は減少傾向にあり、小論文の選考においても事前に与えられた課題に対して後日、Web・メール添付や郵送で提出するケースが増えています。この場合は戦略を練る時間もあるので、落ち着いて小論文を仕上げていきましょう。内容を第三者に添削してもらう機会があれば、よりブラッシュアップされていくはずです。

よく出題される小論文のテーマとは

小論文のテーマで出題が多いものは以下の通りです。

自分に関すること

〇将来の目標や希望について

出題例「入社後、実現したいことは何か」「5年後はどのような人材になりたいか」

〇過去の経験について

出題例「学生時代に打ち込んだこと」「これまでで成長したと感じられる経験について」

企業に関すること

〇志望企業について

出題例「弊社のどのようなところに興味を持ったか」「〇〇業界のこれからについて」

社会に関すること

〇時事問題について

出題例「最近気になった経済分野のニュースについて」「環境問題について」

〇一般論について

出題例「働くとは」「コミュニケーションで心がけていることとは」

こうすれば好印象! 就活小論文の書き方

では実際に就活小論文はどのような内容にすれば、企業の採用担当者に好印象を与えられるのでしょうか。いくつかポイントを見ていきましょう。

就活小論文に使える基本的な文章構成

起承転結など形式にこだわりすぎる必要はありませんが、何を言いたいのか、相手に伝わる論理的な構成になっていなければ意味がありません。文章を書くうえでの基本は「序論・本論・結論」ですが、具体的には以下のような内容で構成を考えてみます。

① 自分の意見や見解  例「私はこう考える」、「私はこう思う」

② ①の根拠 例「なぜならば…」

③ 具体的な例や裏付け 例「例えば…」、「〇〇によると…」

④ さらなる展開、拡大 例「もしも~なら…」

⑤ 結論 例「すなわち…」、「以上のことから…」

就活における小論文の文章整理の仕方

まずは出された課題に対して、上記①~⑤までで語れる要素をそれぞれ箇条書きで書き出してみます。使えるならば付箋やメモ帳にどんどんアイデアを書いていきましょう。 そのうえで制限文字数をふまえ、どの要素にどれぐらいの文章を書くか、全体の配分を意識します。構成を整理してから書くと話の流れができ、話に一貫性がない、といった矛盾も避けられます。

就活小論文を書くときに注意したいこと

就職活動で小論文試験を受けるときには、注意したいこともあります。事前に意識しておくことで内容に差が付くこともありますので、頭に入れておきましょう。

文体は「だ・である」調・「ですます」調、いずれかに統一

文体には、「だ・である」調の常体と、「ですます」調の敬体があります。学術論文を「だ・である調」で書くように、考察や主張などを書く小論文は文章の語尾を「だ・である」調で揃えるのが一般的です。文字数制限がある中で「ですます」調よりも、「だ・である」調のほうが、文字数が少なくて済むというポイントもあります。 しかし、就活の小論文でどちらを用いるかに正解はありません。 文体がどちらかに統一されており、内容に説得力があれば、評価に影響はないでしょう。 「だ・である」調を使って、ある程度、客観性を持って言い切るか、「ですます」調で丁寧な印象を持たせるか、書き手の個性が出る部分でもあります。 小論文のテーマから自分で使う文体を決めましょう。

無理に原稿を埋めようとしない

小論文の試験では「800字程度」など、ほとんどの企業が制限文字数を設定しています。 小論文は制限文字数の9割ほどは埋めたい、とよく言われますが、文章を書くのが苦手な人にとってはプレッシャーになるかもしれません。 しかし、原稿を埋めなければ、と意識しすぎて無駄な言葉を増やしたり、あまり関連のない話題を無理やり詰め込むのは「伝えるべきこと」がぼやけてしまったり、文章全体の印象が悪くなってしまいます。 もし文章量が足りないと思ったら構成案を見直し、加筆するポイントはないか検証してみてください。加筆する内容がないなら無理に文章を長くせず、簡潔にまとめた方が印象は良くなります。

要点を簡潔にまとめる

逆に文章量が多すぎる場合は、もっと簡潔に説明できるところはないか、そぎ落とせる部分はないかを意識してチェックしてみます。 特に具体例の紹介などは、丁寧に書こうとするがあまり、饒舌(じょうぜつ)に語りすぎる傾向があります。同じ言葉の繰り返しもよくあるケースですので注意が必要です。 また根拠のない話を、いかにも正しい論理として盛り込んでいる文章も印象が良くありません。自信のない話を難しく書こうとせず、本当に自分が理解できている内容を素直に書く方が良いでしょう。

「思う」を多用しない

文末の表現で「~だと思う」を連続して使っていると文章のリズムが悪くなりますし、曖昧な雰囲気が強くなります。「~だと考える」や、「~だ」、「~である」と主張を言い切る表現で、しっかり自分の意見を相手に伝えるようにしましょう。

原稿用紙の基本的な使い方も確認を

原稿用紙に書く場合は、原稿用紙の基本的な使い方についても再確認しておきましょう。段落冒頭の一字下げはもちろん、マス目に対してカギかっこや句読点をどう記入するか、基本的な事柄ですが意外と忘れていたり、間違って覚えていたりすることもあるかもしれません。基本事項をまとめたWebサイトもありますので、念のためチェックしておきましょう。

就活小論文の例文

以上のような文章構成や書き方の注意点を意識して、小論文を書く練習をしてみましょう。 例文を掲載します。
例文テーマ:あなたが大切にしているものとは?(800字以内)

① 自分の意見や見解

 「信頼し合う仲間」――。それが私の最も大切にしているものだ。

② ①の根拠

 大学生活の中で直面した困難を乗り越えることができたのも、本当に信頼できる仲間がいたからである。

③ 具体的な例や裏付け

 私は、20××年9月から1年間、大学のハンドボール部でキャプテンを務めた。大学時代は週に4回の練習に加え、自主練習も行うなど部活漬けの日々だった。そんな中、連絡ミスから大会を無断欠場するという事態を起こし、チームは無期限活動停止処分を受けてしまった。 私は部の活動再開を目指そうと、大会関係者や部のOBをはじめとする各方面への謝罪、そして今後の対応をどうすべきかということを自分だけで必死に考えていた。部の仲間たちに相談することなど思い浮かばず、独りよがりで悩んでいたのだ。 そんなとき、チームメイトの一人から「キャプテンとしてあなたを信頼している。あなたも私たちを信頼し、全部ひとりで背負うのはやめて部の皆で相談しよう」と言われ、本当に救われた気持ちになった。同時に、部の活動を1日でも早く復活させてみせると決意を新たにした。「部活動再開」を目指して全員で心を一つにし、何ができるかチームメイトと本気の議論を何度も交わした。

④ さらなる展開、拡大

 私たちが出した結論は、社会貢献と部の結束の強化の両方を試みようということだった。チームメイト全員で、〇〇川の河川敷で清掃活動というボランティアに取り組んだ。毎週末にボランティア活動をし、大学や大会関係者への報告を続けていると、活動停止処分から3カ月後、ハンドボール部は正式に活動再開が認められたのである。

⑤ 結論

 私はこの経験から「一人ではできないことも、チームならできる」ということを学んだ。大事を成すにも「仲間と信頼し合う」ことが大前提だ。社会に出た後も、一緒に働く人たちと同じ目標を持ち、「信頼関係」を大切にして仕事に取り組みたいと考えている。

例文で確認! 就活小論文の書き方 ポイントの整理

〇書き出し(序論)は自分の意見や見解を明確に示し、読み手に端的に伝えることが大切。書き出しの出来次第で、採用担当者をグッと自分の世界に引き込むことができます。
〇本論では、序論で主張した自分の意見の根拠付けをします。感想文ではないので、単に「~と思う」と書くだけではよくありません。なぜそう思うのか具体的に例示し、説得力のある論理的な文章にしましょう。自分の体験したことなど、具体例を挙げて記述します。
〇「なのではないか」「ないとも限らない」など、分かりづらい表現は避けましょう。

〇内容を読みやすく、理解しやすくするために、論旨が変わるところで改行しましょう。

就活小論文で評価アップ!OfferBoxでは練習が可能

ポイントを絞って、論理的に、説得力のある文章で自分の意見を述べられていれば、大きな評価が得られる就活小論文。自信がないときは対策本なども参考にしながら、ノウハウを自分のものにしていきましょう。
なお、OfferBoxはプロフィールを何度でも書き直すことが可能です。プロフィールの内容によって、オファーの数が変わったり、オファーをくれる企業が変わったりしますので、どういった内容が企業に響きやすいのか、試行錯誤することができますよ。 「文章作成に慣れたい」という方は、OfferBoxのプロフィールをぜひ活用してみてください。

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この記事では、会社説明会の参加案内メールに返信する例文を紹介します。

「会社説明会にエントリーしたらメールが届いたけど、返信した方が良いのかな?」「会社説明会に参加して、どうしても社員さんにお礼を伝えたいんだけど、メールを送って失礼にならないだろうか」など、会社説明会のメールについて悩む就活生は多いです。

会社説明会が行われる時期は、就職活動を始めたばかりの学生が多く、ビジネスマナーや礼儀について不安になることもありますよね。
 
この記事では、会社説明会の参加案内メールに返信する例文を紹介しています。

OfferBoxは、プロフィールに登録しておくと企業から選考やインターンシップのオファーが届く新卒逆求人サービスで、就活生の約23万人(※1)に利用されています。
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会社説明会の参加案内メールは返信不要

会社説明会にエントリーすると、参加案内メールが必ず届きます。

「会社説明会の参加案内メールには、返信すべきなのだろうか?」と悩む就活生も多いですよね。

結論から言うと、会社説明会の参加案内メールには、基本的には返信不要です。

企業の大半が送信専用アドレスでメールを送っており、返信されてきたメールを確認する可能性は低いからです。

企業には何千人、何万人と学生がエントリーしてくるため、学生から返信されても、すべてのメールを確認する時間はありません。

そのため、会社説明会の参加案内メールが届いた後は、基本的には返信しなくて良いです。
 
ただし例外として、以下のような場合には会社説明会の参加案内メールに返信をした方が良いでしょう。

  • 例外①:「返信をしてください」と記載されている場合
  • 例外②:個別のアドレスで送信されている(送信専用アドレスではない)場合

どちらの場合も、会社説明会に参加する意思表示をするために返信をすべきです。

会社説明会にも定員数があるので、人事はなるべく学生に出席してほしいと考えています。

しかし学生から返信がないと、「本当に会社説明会に出席するのだろうか?」と人事は不安になります。
参加意欲があることを伝えるため、また人事とコミュニケーションをとるためにも、「返信をしてください」と記載があった場合や、個別のアドレスで送信されている場合は、返信をするのが良いでしょう。

ちなみにOfferBoxではチャットで企業とやり取りするため、メールほど堅苦しくなく、企業担当と気軽にやり取りできますよ。
 

しかしいざ会社説明会の参加案内メールに返信をしようとしても、どのような内容を書けば良いのかわからない就活生も多いと思います。

そこで次は、会社説明会の参加案内メールに返信する例文を紹介します。

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会社説明会の参加案内メールに返信する例文

例文を読めば、どのような内容で返信すれば良いのかイメージが掴めます。

それでは、会社説明会の参加案内メールに返信する例文を紹介します。
 

【件名】Re:株式会社◯◯ ◯月◯日 会社説明会のご案内
【本文】
株式会社◯◯
新卒採用担当 ◯◯様

 

お世話になります。
●●大学 ●●学部の就活 花子です。

会社説明会の日時についてご連絡いただき、ありがとうございます。
必要書類を持参のうえ、◯月◯日(月)10時に貴社へ伺います。

当日は何卒よろしくお願いいたします。

———————————————
〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
———————————————

会社説明会の参加案内メールに返信する時は、会社説明会の日時をご連絡いただいたことに対してお礼を述べましょう。

メールの中でお礼を述べることは、ビジネスマナーの一つで非常に大切です。

また正しい日時を認識していることを示すために、会社説明会の日時は反復することをおすすめします。
 

ちなみにメールの書き出しには宛名を書くことで、誰に宛ててメールを送っているのかを示すことも大切です。

そしてメールの最後には署名を入れることで、誰から返信が届いたのか分かりやすくすることも、就活メールを送る時には重要です。
 
さて、ここまで会社説明会の参加案内メールに返信する例文を紹介してきました。

会社説明会に参加するまでのステップは、一旦ここで終了です。

実際に会社説明会に参加して、あなたが志望する企業についてしっかりと理解を深めましょう。
 
ちなみに会社説明会で企業理解を深めるためには、積極的に質問をすることが大切です。

会社説明会での質問については、こちらの記事で詳しく解説されていますので、合わせて読んでみてください。

会社説明会の参加後、お礼メールは送るべき?

「会社説明会に参加した後って、何かメールを送った方が良いのだろうか?」と悩む就活生も多いです。

会社説明会に参加した後は、お世話になった社員さんや採用担当にお礼を伝えるために、お礼のメールを送りましょう。

お礼メールは、面接の評価や採用に直接影響はしないため、必ずしも必要とは限りませんが、採用担当に好印象を与えられる可能性もあるため、送っておいて損はありません。
 
しかしお礼メールを送る時にも、どのような内容で書けば良いのか悩む就活生もいますよね。

そこで次は、会社説明会後のお礼メールの例文を紹介します。

会社説明会後のお礼メールの例文

例文を読めば、会社説明会のお礼メールで書くべき内容が分かります。

それでは、会社説明会のお礼メールの例文を紹介していきます。
 

【件名】会社説明会のお礼(◯◯大学・就活 花子)
【本文】
株式会社◯◯
人事部 ◯◯様

 

お世話になります。
●●大学 ●●学部の就活 花子です。

本日は貴社の会社説明会にてご対応いただき、ありがとうございました。

会社説明会では、求められる人物像や今後の採用選考についてもご説明いただき、貴社への理解を深められました。
中でも、◯◯事業部長の◯◯様からお話いただいた内容は最も印象に残っており、貴社に入社したい気持ちが一層強くなりました。

会社説明会でご対応いただいたお礼をお伝えしたいと思い、メールを送らせていただきました。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

———————————————
〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
———————————————

 
会社説明会のお礼メールを書く時は、件名を読めば内容がわかるようにしましょう。

件名だけでメールの内容が相手にわかるようにするのは、ビジネスマナーの一つです。
反対に、内容がよく分からない件名でメールを送ってしまうと、迷惑メールと間違えられてしまい、読まずに捨てられてしまう可能性もあります。

お礼メールをちゃんと読んでもらえるよう、分かりやすい件名でメールを送ることが大切です。
 
また印象に残っているポイントを述べることも、会社説明会のお礼メールを送るうえで欠かせません。

なぜ印象に残ったのか、それを聞いた感想等を具体的に記載することで、あなたの人柄や意欲が伝わるメールになります。

もし、メールの結びの言葉や締めの言葉に悩んでいる場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。
結び・締めの言葉のマナーと例文集
 
さて、ここまで会社説明会のお礼メールの例文を紹介してきました。

例文の通りにお礼メールを書けば、基本的に失敗することはありません。

しかしビジネスメールにあまり慣れていない就活生だと、ビジネスマナーをよく知らないあまりに、間違った方法でメールを送ってしまいがちです。

「ビジネスマナーを知らずにお礼メールを送ってしまい、かえって印象を悪くしてしまった」なんて就活生も多いです。

そこで次は、会社説明会のお礼メールを書く時のポイントを紹介します。

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会社説明会のお礼メールを送る時のポイント

会社説明会のお礼メールを送る時のポイントは、次の3つです。

これら3つのポイントを踏まえてお礼メールを送れば、ビジネスマナーを知っていることを採用担当にアピールできます。

  • ポイント①:会社説明会に参加してから1日以内に送る
  • ポイント②:誤字脱字がないか見直す
  • ポイント③:大学のメールアドレスで送る
  • ポイント④:お礼だけでなく説明会の感想を簡単に添える
  • ポイント⑤:お礼以外の用件がある場合は簡潔に

それでは、会社説明会のお礼メールを送る時のポイントをそれぞれ解説していきますね。
 

ポイント①:会社説明会に参加してから1日以内に、お礼メールを送る

会社説明会のお礼メールを送る時のポイント1つ目は、「会社説明会に参加してから1日以内に送る」です。

お礼メールは、会社説明会に参加してからなるべく早めに送ることで、採用担当に感謝の気持ちを伝えられます。

反対に、会社説明会に参加してから期間が空けば空くほど、採用担当は学生のことを忘れやすくなってしまいます。

あなたのことを強く印象付けるためにも、お礼メールは会社説明会に参加した当日、遅くとも翌日中には送りましょう。
 

ポイント②:お礼メールに、誤字脱字がないか見直す

会社説明会のお礼メールを送る時のポイント2つ目は、「誤字脱字がないか見直す」です。

文章中に誤字や脱字があると、せっかくのお礼メールが台無しになってしまいます。

誤字脱字を見つける時には、特に以下の3点に気をつけましょう。

  • 会社名を間違えていないか
  • 担当者名を間違えていないか
  • 同音異義語を使っていないか

会社名や担当者名を間違えてしまうと失礼にあたるため、何度も見直して絶対に間違えないよう注意しましょう。

また当たり前のことですが、送信先のメールアドレスが間違っていないかどうかもチェックしておきましょう。
 

ポイント③:お礼メールは、大学のメールアドレスで送る

会社説明会のお礼メールを送る時のポイント3つ目は、「大学のメールアドレスで送る」です。

大学のメールアドレスには氏名や大学名が入っているので、就活の時に使いやすいです。

また大学のメールアドレスは、メールが届く頻度が低いので、企業から届いたメールを見落とすリスクも減らせます。
 
プライベート用のメールアドレスを使っても構いませんが、名前がわかるようなアドレスを使うことをおすすめします。

趣味やよくわからない単語などを含んだメールアドレスは、悪印象を与えかねないので避けた方が良いです。
 

ポイント④:お礼だけでなく説明会の感想を簡単に添える

会社説明会のお礼メールを送る時のポイント4つ目は、「お礼だけでなく説明会の感想を簡単に添える」です。

会社説明会のお礼メールを送る時は、お礼だけでなく説明会の感想を簡単に添えましょう。ただ、お礼の文章を送るだけでは、採用担当の手間になってしまうだけなので、注意が必要です。

お礼だけでなく説明会の感想を簡単に添えることで、採用担当に対して積極性や熱意をアピールすることができます。

ポイント⑤:お礼以外の用件がある場合は簡潔に

会社説明会のお礼メールを送る時のポイント5つ目は、「お礼以外の用件がある場合は簡潔に」です。

説明会で質問しそびれたことなど、お礼以外の用件がある場合は、その旨を簡潔に記載しましょう。用件の分かりづらいだらだらとした長文を送ってしまうと、メールの対応をする採用担当の負担になってしまいます。

多くの学生に対応している採用担当にとって、個別に対応しなければならないメールには、少なからず手間がかかります。そのため、お礼以外の用件がある場合は簡潔に記載して、面倒な印象を与えないようにしましょう。

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会社説明会のお礼メールに返信が来た場合

会社説明会のお礼メールに返信が来た場合の対応方法について紹介しましょう。お礼メールの返信に対する返信の例文も紹介するので、参考にしてみてください。

1日以内に返信する

会社説明会のお礼メールに返信が来た場合は、お礼メール同様に、1日以内に返信しましょう。

せっかく返信をもらったにもかかわらず、返信を長引かせてしまうと印象が悪くなってしまいます。

忙しい中返信をもらったということはチャンスなので、採用担当によい印象を与えられるよう丁寧な文章で、1日以内の素早い返信を心掛けましょう。

他に用件がない場合は返信不要であることを添える

返信をする際に、他に用件がなく採用担当が対応不要である場合は、返信が不要であることを文末に添えましょう。対応が不要であることが分かれば、採用担当に余計な負担を掛けずに済みます。

なお、返信不要であることを伝える際は、「ご多用かと存じますので、ご返信には及びません」などのように丁寧な文言を心がけましょう。

お礼メールの返信に対する返信の例文

お礼メールに対して採用担当から返信があった場合に、それに対する返信の例文を紹介します。

【件名】会社説明会のお礼(◯◯大学・就活 花子)

 

【本文】
株式会社◯◯
人事部 ◯◯様

お世話になります。
●●大学●●学部の就活花子です。

お忙しい中、ご丁寧にお礼のメールをいただきましてありがとうございます。
今後もご相談させていただく機会があるかと存じますが、
その際はご指導のほどよろしくお願いいたします。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。
なお、ご多用かと存じますので、ご返信には及びません。

———————————————
〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
———————————————

さて、ここまで会社説明会のお礼メールを書く時のポイントを紹介してきました。
これら3つのポイントを踏まえてお礼メールを書いて、採用担当に礼儀正しさをアピールしましょう。

会社説明会の案内メールが届くこともある

会社説明会のエントリー方法は「企業の新卒採用ページからエントリーする」「就活ナビサイト経由でエントリーする」の2パターンが一般的です。
しかし企業によっては、会社説明会の開催日程をメールで送り、就活生に返信を求める場合もあります。
会社説明会の案内メールは、以下のような内容で届くことが多いです。
 

会社説明会の案内メール例文

【件名】株式会社◯◯ 会社説明会のご案内
【本文】
●●大学 ●●学部
就活 花子さん
こんにちは。株式会社◯◯ 新卒採用担当の田中です。
この度は弊社の新卒採用にご応募いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、この度弊社の選考にエントリーいただいた皆様に向けて、
会社説明会を開催することとなりました。
ぜひこの機会にご参加いただき、弊社の業務内容や社風について理解を深めていただければと思います。
当日は面接などの採用選考は行いませんので、リラックスしてお越しください。
参加を希望される方は、以下開催日程より、第1希望・第2希望・第3希望を明記いただき、ご返信をお願いいたします。
ご返信をいただいて、弊社説明会への申し込みが完了します。
【会社説明会 開催日程】
◯月◯日(月) 10:00〜11:00 / 14:00〜15:00
◯月◯日(火) 10:00〜11:00 / 14:00〜15:00
◯月◯日(水) 10:00〜11:00 / 14:00〜15:00
◯月◯日(木) 10:00〜11:00 / 14:00〜15:00
◯月◯日(金) 10:00〜11:00 / 14:00〜15:00
何かご不明点等ございましたら、このメールアドレスまでお気軽にご返信ください。
皆様に会社説明会にご応募いただけることを、心から楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。

 
上記のように会社説明会の案内メールが届いた場合、参加するためにはメールに返信する必要があります。
会社説明会の申し込みメールを送る際には、下記のような内容で返信をしましょう。
 

会社説明会の申し込みメールの例文

【件名】Re:株式会社◯◯ 会社説明会のご案内
【本文】
株式会社◯◯
新卒採用担当 田中様
お世話になります。
●●大学 ●●学部の就活 花子です。
下記日程にて、ぜひ会社説明会に参加させていただきたく存じます。
・第1希望 ◯月◯日(月) 10:00〜11:00
・第2希望 ◯月◯日(火) 14:00〜15:00
・第3希望 ◯月◯日(木) 14:00〜15:00
お忙しい中恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
———————————————
〇〇〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
———————————————

企業から会社説明会の案内メールが届いた場合は、上記例文のように簡潔に返信しましょう。
例文をそのまま真似して書けば、企業へのメールに簡単に返信できます。
企業によっては、事前のアンケートなど、参加に必要な書類を添付していることもあります。忘れずに対応しましょう。
会社説明会の前から好印象を持ってもらえるよう、ビジネスマナーを守ったメールを送ることが大切です。

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会社説明会の返信・お礼メールに関するよくある質問

最後に、会社説明会の返信・お礼メールに関するよくある質問にお答えします。学生がよく不安に感じるポイントですので、今のうちに確認しておきましょう。

返信がない場合は追いメールしたほうがいい?

返信がない場合に不安に感じる学生は多いですが、届いているかどうかの確認メールはしないことをおすすめします。

特にこちらから質問などを投げかけていない場合は、返信がない場合も多いです。

そのため、採用担当者に負担をかけないためにも、届いているかの確認メール等はしないほうがよいでしょう。

「返信不要」のメールにも返信したほうがいい?

企業からのメールに「返信不要」と記載がある場合は、返信しなくても問題ありません。

返信不要と記載がある場合は、返信しないことで評価が下がることはありません。また、送ってはいけないわけではありませんが、どちらかが終わらせないとキリがありません。

そのため、追加の用件がない場合は、「返信不要」と記載があるメールには返信しないようにしましょう。

手書きのお礼状も送ったほうがいい?

就活マナーとして手書きのお礼状を送ることを推奨されているケースもありますが、手書きのお礼状を送る必要はありません。

採用担当の手間を増やしてしまうため、会社説明会では手書きのお礼状までは不要です。マナーを守り丁寧な文章を書いていれば、メールの文章でも十分熱意は伝わります。

メールの文章を工夫して思いを伝えるようにしましょう。

まとめ:会社説明会の参加後はお礼メールを送り、その後の選考に繋げよう

この記事では、会社説明会の参加案内メールに返信する例文を紹介しました。

合わせて、会社説明会のお礼メールの例文や、送る時のポイント申し込みメールの例文も紹介しました。

この記事の内容をまとめると、以下の通りです。

========================================
会社説明会の参加案内メールは返信不要
会社説明会の参加後は、お礼メールを必ず送ろう
会社説明会のお礼メールを送る時のポイント

  • ポイント①:会社説明会に参加してから1日以内に送る
  • ポイント②:誤字脱字がないか見直す
  • ポイント③:大学のメールアドレスで送る

会社説明会の案内メールが届いた場合、参加するなら返信しよう
========================================
 

会社説明会でメールを使う機会は少ないので、そこまで心配する必要はありません。

しかし機会が少ないからこそ、いざメールが必要となった場合は焦りますよね。

会社説明会に参加した後は、あなたのことを強く印象づけるためにも、なるべく1日以内にお礼メールを送りましょう。

この記事がみなさんの就活に役立てば幸いです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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就活の面接で短所を「心配性」と答えていいのか…と不安を感じている学生もいるのではないでしょうか。心配性な性格が「マイナスなイメージを与えてしまうのでは」と気になりますよね。

結論、就活の面接では、短所を心配性と伝えても問題ありません。ただし、「心配性」とだけ伝えた場合、マイナスなイメージをもたれてしまう可能性もあります。そのためあなた自身の「心配性のタイプ」を把握し、最適な伝え方を考えることが重要です。

この記事では、心配性の種類や、面接で短所を質問される理由、「短所は心配性です」と伝える際の例文やポイント、NG例文まで解説します。長所への言い換え方も紹介しますので、長所・短所の質問にどう答えていいかわからない方はぜひ参考にしてください。

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「短所は心配性です」は問題なし!

面接で「短所は心配性です」と答えても問題ありません。まずは、なぜ心配性と伝えても問題ないのかを解説します。

心配性には色々な種類がある

一口に心配性といっても、様々な種類があります。自分が感じている「心配性の種類」を理解して、どのように伝えれば正しく相手に伝わるのか考えましょう。

例)3つの心配性の種類

  • リスクの大きさが心配になる
  • 準備不足が心配になる
  • 周囲の目が心配になる

自分の心配性はどのようなタイプかを理解し、心配性に対する対策を考え実行できていれば、「短所は心配性」と答えても問題ありません。

心配性であることが役立つこともある

心配性であることが役立つ場面もありますよね。実際に心配性な社会人でも、「念入りに準備することで営業のプレゼンがうまくいった」「バックオフィスの業務でリスクを避けることができた」など、心配性が役立つ場面は多くあります。

そのため、「私の短所は心配性です」と伝えたとしても、必ずしもネガティブな印象ばかり持たれるわけではありません。

無理に長所に言い換えると、「質問に答えられていないな」「素直じゃないかもしれないな」と評価されてしまう可能性もあります。素直に短所が心配性であることを伝えて問題ありません。

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面接で短所を聞かれる3つの意図・理由

「そもそも、どうして面接で短所なんて聞かれるの?」と疑問がある学生も多いのではないでしょうか。ここでは、面接で短所を聞かれる3つの意図や理由を解説します。

短所の伝え方については、以下の記事を参考にしてみてください。

人間性や性格、価値観を知りたいから

企業が短所を質問する理由は、学生の特徴を知るためです。

短所は、その人の人間性や性格、価値観を表し、入社した後に起きるさまざまな状況で、本人がどう力を発揮できるかを把握できます。前述したように、短所も場面や活かし方によっては、仕事で役立つ可能性があります。

また、自分の短所について、どのように自己分析しているかを企業側は見ています。自分の弱点と向き合わずに過ごしてきた人は、自分の短所に気づいていなかったり、見てみぬふりをしてしまうこともあります。

そのため、短所を質問することで自分の弱い部分にどう向き合ってきたか、人間性や価値観を知りたいと企業は考えています。

このように、企業が学生に対し短所を聞く理由は、短所から学生の人間性や性格、価値観などの特徴を知りたいからです。面接では質問内容を変え、さまざまな角度から学生の価値観を探っていると考えておきましょう。

短所を改善する姿勢や努力を知りたいから

短所を改善する姿勢や努力を知るための意図もあります。

会社員として働いていると、解決が難しい問題に直面するケースも少なくありません。企業は、学生が今までの人生で短所を克服しようとした具体的なエピソードを聞くことで、入社後に問題に直面した際にどう対応する可能性が高いかを見ています。

また、自分を客観的に分析し短所を把握できているかどうかも、面接で短所を聞かれる理由の一つです。自分の弱みを分析し受け止めている学生は、入社後も成長のため真摯に仕事に向き合い、改善や努力を惜しまない人材だと評価されやすくなります。

会社に合うか適性を知りたいから

短所の質問から、職場環境や職種への適性を見ている可能性もあります。企業にとって避けたいのは採用のミスマッチです。ミスマッチは早期離職につながるため、企業にとっても学生にとってもデメリットになります。

例えばチームで仕事を進める職場では、協調性が必要不可欠です。「他人と関わることが苦手」「自分の考えだけで突き進んでしまう」といった短所を持つ学生は、面接で「協調性に欠けている」と判断される可能性もあります。

適性を知るのは企業にとっても大切ですが、学生側からしても重要です。自分に合わない職場環境や適性のない職種の会社に入社するのは、仕事が合わないだけでなく人間関係など職場に馴染めない原因にもなります。短所を質問されることは、あなたにとっても重要な質問だと理解しておきましょう。

自分に合わない職場で働くのは大変です。入社後につらい思いをしないためにも、短所は正直に伝えるのがポイントです。

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「心配性」を短所として伝える際のポイント

企業が短所を質問する理由がわかったところで、面接で「心配性」を伝える際のポイントについて見ていきましょう。

どんなタイプの心配性かを最初に説明する

まず、自分はどんな心配性なのか、結論を最初に伝えます。

「心配性」を短所として伝える際は、「私の短所は心配性で、準備に時間を掛けすぎてしまうことです」など、結論から伝えるのがポイントです。結論から伝えることで、面接官にその後の話が伝わりやすくなります。

結論を述べた上で、自身を「心配性」とする根拠や具体的な事例などを伝えましょう。具体的な話を盛り込むことで、どう心配性なのか、面接官がイメージしやすくなります。

短所にどう向き合い克服しているかを伝える

短所の質問に対し、ただ「心配性である」と答えても悪印象になりやすいです。自分の短所についてどう向き合っているのかも伝えましょう。

単に短所を理解しているだけでなく、短所をどう克服しているのか、どのように補う努力をしているのかなどを伝えることが重要です。

克服できたエピソードがある場合は紹介する

今までの人生で心配性を克服したエピソードがあれば、短所にどう向き合って改善してきたのかが伝わりやすくなります。そのため、短所を克服したり、改善するために取り組んだりしているエピソードがあれば紹介しましょう。

自分で克服した内容でも、友人や知人などが評価してくれた内容でもかまいません。克服するために何をやったのか、心配性がどのように改善したのかなど、自身の経験から「短所をどのように克服したのか」を、エピソードとして盛り込むのがポイントです。

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「短所は心配性」と伝える際の例文

ここからは、短所は心配性と伝える際の例文を紹介します。例文ごとのポイントも解説するので参考にしてください。

リスクの大きさが心配になる人の例

何かに挑戦するとき、リスクの大きさが気になってしまう人の例文です。

心配性を短所として伝える際の例文①

私の短所は心配性です。何かするときにもリスクの大きさばかり心配になり、すぐに行動に移せません。

例えば、何かにチャレンジする際は、得られるメリットよりもどのようなリスクがあるのかが先に気になります。その対策として、行動が遅れてチャンスを逃してしまうことがないよう、リスクを1つ思いついたら裏側にあるチャンスを1つ書き出すようにしています。

その結果、チャンスとリスクをよりフラットな目で見て判断ができるようになったと感じています。

例文のポイント

ポイントは「心配性で気になってしまうリスクをチャンスに変えようと努力している」ことです。

最初に結論を伝え、「チャンスよりリスクが気になる」と具体的に自分が心配性と感じることを述べています。そのうえで、リスクが思いつく自分の特性を活かして、チャンスに目を向けるための対策をとっていることを伝えます。自分の短所を理解して、克服する姿勢が見える例だといえます。

準備不足が心配になる人の例

準備不足でないか、心配になってしまう人の例文です。

心配性を短所として伝える際の例文②

私の短所は心配性です。何かやろうとしても準備不足と感じ、物事に着手するまでに時間がかかります。そのため、同じことでもほかの人に遅れを取ることも少なくありません。

私は心配性を改善するため、早めにまずは簡単に着手するようにしました。早めに着手して感覚を掴むことで、ほかの人よりも行動を早めつつ、感覚値も活かして準備をすることで、過剰に準備してしまうことが少なくなりました。

早めの行動から気持ちに余裕が生まれ、以前よりも積極的に行動できるようになり自信につながっています。

例文のポイント

ポイントは「準備不足を不安に感じる性格を改善するための具体的な行動」を伝えていることです。

心配性が原因で出遅れてしまうことを、「まず簡単に着手してみる」ことで補い克服できたと伝えています。その結果、短所自体も克服しつつあることを伝えられている回答です。

周囲の目が心配になる人の例

周りの目が気になってしまう人の例文です。

心配性を短所として伝える際の例文③

私の短所は心配性です。周囲の目を気にするところがあり、人前で何かをするのが苦手でした。学生時代にプレゼンの機会があったときも、発表を他人任せにしてしまうことが多くありました。

しかし、今後の人生を考えたとき、この性格は変えるべきと危機感を覚え、自分から発表を志願して担当するようになりました。

当初は緊張ばかりでしたが、友人に協力してもらって何度もロープレをした結果自信がつき、人前で話すことが少しずつできるようになってきています。

例文のポイント

ポイントは「自ら志願して改善に取り組み、友人に協力してもらいながら克服した」ことを伝えていることです。

社会人になってから、会社にもよりますが、「人前で何かをするのが苦手だから」という理由だけで他人に委ねることは基本的に難しいです。

このケースでは、友人にロープレに協力してもらうことで克服していますが、自分の役割を果たすために他人に協力を求めるのは悪いことではありません。課題との向き合い方もうかがえる回答例です。

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「短所は心配性」と伝える際のNG例文

次は、短所は心配性と伝える際のNG例文を紹介します。例文ごとに改善点も解説するので参考にしてください。

改善する姿勢が見えない例

短所だけを伝えてしまい、改善する姿勢が見えないNG例文です。

心配性を短所として伝える際のNG例文①

私の短所は心配性です。何かに挑戦するとなっても、失敗やリスクばかり考えてしまい前に進めません。

学生時代、何かアルバイトをしようと考えましたが、自分には何の仕事が合うのか分からず悩みました。また残業や休日勤務があると聞くと、プライベートの時間が奪われるのではないかと考え、結局アルバイトを経験できませんでした。

社会人になったら、心配性を克服し積極的にチャレンジしたいと考えております。

NG例文の改善点

改善点は、心配性を改善するために「どのような努力・行動をしたのか伝える」ことです。

「アルバイトをしようとした」しかし「心配性なのでリスクばかり考えてできなかった」という内容なので、心配性を克服するための行動ができていません。

そのため「社会人になったら積極的にチャレンジする」という目標も、具体的にどう行動するのかがわからないので、克服する姿勢が本当にあるのか伝わらない回答になってしまっています。

改善案としては、「自ら何かにチャレンジした行動を示す」ことです。「サークルやアルバイトで何かちょっとした提案をした」など、小さいことでも問題ありません。自分の殻を破り、短所を克服する姿勢があることを行動例で伝えられるようにしましょう。

無理に長所に言い換えている例

短所は長所につなげられますが、これは無理に言い換えている例文です。

心配性を短所として伝える際のNG例文②

私は心配性で準備に時間がかかりますが、しっかり準備するためミスは少ないと自負しています。

心配性は裏を返せば、慎重に物事を進める計画性のある性格です。入社後は、この性格を活かしてミスのない業務を心掛けます。

NG例文の改善点

改善点は、短所を「短所として受け止められていること」を伝えることです。

短所を質問されているので、自分の短所を答える必要があります。しかしこの例文では、学生が勝手に短所を裏返し、長所としてアピールしてしまっています。

無理に短所を長所に言い換えてしまっているので、質問に対する答えになっていませんし、短所と認めて向き合っていることが伝わりません。

人間誰しもが短所はありますし、それは恥ずかしいことではありません。短所を答えるときは、自分の短所をしっかりと向き合っていることが伝わるようにしましょう。

「短所は心配性」の人が長所を聞かれた場合の言い換え方

「短所が心配性」の人が、長所を質問されたときの言い換え方を紹介します。先に紹介した3つの心配性を長所に言い換える例を紹介しますので、自分の心配性にはどのような言い換え方がしっくりくるか、考えてみましょう。

3つの心配性の例

  • リスクの大きさが心配になる
  • 準備不足が心配になる
  • 周囲の目が心配になる

責任感がある

先に紹介した3つの心配性は、「責任感がある」という長所に言い換えられます。

  • リスクの大きさが心配になる→途中で投げ出さない責任感がある
  • 準備不足が心配になる→自分の役割をきちんとこなす責任感がある
  • 周囲の目が心配になる→周囲への影響を考える責任感がある

慎重に行動できる

先に紹介した3つの心配性は、「慎重に行動できる」という長所にも言い換えられます

  • リスクの大きさが心配になる→十分に比較検討して慎重に行動できる
  • 準備不足が心配になる→万全の準備をして慎重に行動できる
  • 周囲の目が心配になる→周囲への影響を考えて慎重に行動できる

計画性がある

先に紹介した3つの心配性は、「計画性がある」という長所にも言い換えられます

  • リスクの大きさが心配になる→先々まで見通す計画性がある
  • 準備不足が心配になる→綿密に準備する計画性がある
  • 周囲の目が心配になる→周囲と協力して進める計画性がある

気配りができる

先に紹介した3つの心配性は、「気配りができる」という長所にも言い換えられます

  • リスクの大きさが心配になる→全体の利益を考えた気配りができる
  • 準備不足が心配になる→スムーズな進行を支える気配りができる
  • 周囲の目が心配になる→相手の立場に立った気配りができる

本当に短所が心配性でいいか不安な方はAnalyzeU+で診断!

短所の質問に対して自分の答えは「心配性」で本当にいいのか迷っているなら「AnalyzeU+」での自己分析をおすすめします。

AnalyzeU+は、100万人の診断結果に基づいた適性診断ツールです。質問に答えることで、長所や短所を導き出せます。「自分の短所や長所が分からない」方は、ぜひ活用してみてください。

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まとめ

以上、企業が短所を聞く理由や「短所は心配性です」と伝える際のポイント、例文、長所への言い換え方を解説しました。

短所の質問は自分の欠点をさらすようで答えづらく、よく見せるために偽ったりした方がいいのか悩みどころです。しかし面接では、単にあなたの短所を知るためではなく、短所を理解しどう向き合って長所につなげるように努力したのかを知るために質問する傾向があります。

自分の短所をどのように認識して、それに対してどのような改善行動を取っているのか、説明できれば、説明している内容は短所でもそれは魅力的なアピールになります。

までの人生を振り返り、しっかり自分を分析することで「あなたの短所は?」という質問への対策をしていきましょう。

AnalyzeU

この記事では、エントリーシートをメールで提出する時の送り方について解説します。

「エントリーシートは完成したけど、どのようにメールを書いたら良いのかわからない…」「エントリーシートをメールで提出したいけど、正しいマナーがわからない…」と悩む就活生は多いです。

当たり前のことですが、エントリーシートをメールで提出する時には、ビジネスマナーを守って提出する必要があります。

しかしビジネスマナーを考慮せずにエントリーシートを提出し、採用担当者に悪い印象を与えてしまう就活生も存在します。

そこでこの記事では、エントリーシートをメールで提出する時のポイントについて解説します。

合わせて、エントリーシートをメールで提出する時のポイントや、メールで提出できない時の対処法なども紹介します。

この記事を読めば、「エントリーシートをメールで提出する時は、どのようにメールを書けば良いの?」「エントリーシートをメールで提出する時に気をつけることは何?」という疑問も解決できます。

「エントリーシートをメールで正しく提出して、採用担当者に良い印象を与えたい!」そんな就活生は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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エントリーシートをメールで提出する時の例文

学生のうちは社会人にメールを送る機会も少なく、「エントリーシートをメールで提出する時って、どんなメールを書けば良いのだろう…」と悩む就活生もいますよね。

結論から伝えると、エントリーシートをメールで提出する時は、ESファイルとパスワードを分けて送信する必要があります。

そこで、エントリーシートをメールで提出する時と、パスワードを送る時の例文についてそれぞれ解説しますね。

  • 例文①:ESファイルを送る時
  • 例文②:パスワードを送る時

それでは、エントリーシートをメールで提出する時の例文2つをそれぞれ紹介していきます。

例文①:ESファイルを送る時

エントリーシートのファイルをメールで送る時は、以下の例文を参考にして提出しましょう。

【件名】エントリーシートの送信について【◯◯大学 就活 太郎】

◯◯株式会社
人事部 採用担当
◯◯様

お世話になります。
△△大学△△学部△△学科4年の就活 太郎と申します。

応募書類のエントリーシートを添付いたします。
パスワードを設定しておりますので、別途メールにてお送りいたします。
お忙しいところ恐縮ですが、ご査収のほどよろしくお願いいたします。

///////////////////////////////////////////////////
就活 太郎 / Taro Shukatsu
◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科 4年
Tel:090-xxxx-xxxx
Mail:taro-shukatsu@xxxx.ac.jp
///////////////////////////////////////////////////

エントリーシートをメールで提出する時は、上記のような文章で送りましょう。

内容をできるだけ簡潔にわかりやすく書くことを意識しましょう。

例文②:パスワードを送る時

エントリーシートに設定したパスワードを別で送る時は、以下の例文を参考にしましょう。

【件名】エントリーシートのパスワードについて【◯◯大学 就活 太郎】

◯◯株式会社
人事部 採用担当
◯◯様

お世話になります。
△△大学△△学部△△学科4年の就活 太郎と申します。

先程お送りしたエントリーシートについて、設定したパスワードをお送りいたします。

パスワード:◯◯◯◯◯◯

お手数ですが、ご確認の程よろしくお願い申し上げます。

///////////////////////////////////////////////////
就活 太郎 / Taro Shukatsu
◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科 4年
Tel:090-xxxx-xxxx
Mail:taro-shukatsu@xxxx.ac.jp
///////////////////////////////////////////////////

エントリーシートに設定したパスワードを送る時は、上記のような文章で送りましょう。

パスワードを送る時も、できるだけ簡潔に書いてわかりやすくすることが大切です。

さて、ここまでエントリーシートをメールで提出する時の送り方について解説しました。

エントリーシートをメールで提出する時は、ESファイルとパスワードを別々に送るのが一般的です。

そして先述した通り、エントリーシートをメールを送る際には、ビジネスマナーに沿ってメールを送る必要があります。

そこで次は、エントリーシートをメールで提出する時のポイントを解説しますね。

エントリーシートをメールで提出する時のポイント

エントリーシートをメールで提出する時のポイント

結論を伝えておくと、エントリーシートをメールで提出する時は、以下の5つの順番でポイントを押さえて書けばOKです。

  • ポイント①:件名をわかりやすく書く
  • ポイント②:宛名は「社名・部署名・相手の氏名」をフルネームで書く
  • ポイント③:本文は挨拶から始める
  • ポイント④:本文は簡潔に書く
  • ポイント⑤:最後に署名を書く

それでは、エントリーシートをメールで提出する時のポイント5つをそれぞれ解説しますね。

ポイント①:件名をわかりやすく書く

エントリーシートをメールで提出する時のポイント1つ目は「件名をわかりやすく書く」です。

採用担当者には1日に何十件ものメールが届くため、件名をわかりやすくしておかないと、メールを見逃される可能性が高くなります。

例文でも紹介した通り、エントリーシートを提出する時のメールの件名は「エントリーシートの送信について【◯◯大学 ◯◯(氏名)】のようにわかりやすくしましょう。

ポイント②:宛名は「社名・部署名・相手の氏名」をフルネームで書く

エントリーシートをメールで提出する時のポイント2つ目は「宛名の社名・部署名・相手の氏名をフルネームで書く」です。

当然ですが、社名や相手の氏名などを略して書いてしまうと、相手に敬意が欠けた失礼な文章になってしまいます。

一般的に、メールを送る際には下記のような宛名を書きます。

  • 社名(◯◯株式会社)
  • 部署名(◯◯部)
  • 相手の氏名(◯◯様)
    ⇒相手の氏名がわからなければ「採用ご担当者様」にする

またメールを部署宛に送る時は「部署名+御中」で書き、個人に送る時は「氏名+様」と書きます。

企業宛にメールを送る時は、社名などを略さずフルネームで書くようにしましょう。

「御中」「様」などの敬称について詳しく知りたい就活生は、こちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。

ポイント③:本文は挨拶から始める

エントリーシートをメールで提出する時のポイント3つ目は「本文は挨拶から始める」です。

こちらも社会人がメールを送る際のマナーなのですが、本文は挨拶から始めるのが一般的です。

エントリーシートをメールで提出する時には、冒頭部分で「お世話になります。◯◯大学◯◯学部◯◯学科4年の◯◯(氏名)と申します。」のような挨拶文を書きましょう。

ポイント④:本文は簡潔に書く

エントリーシートをメールで提出する時のポイント4つ目は、「本文は簡潔に書く」ことです。

本文を簡潔に書くことで、メールの内容を端的にわかりやすく伝えられます。

逆に、不必要に長い文章を書いてしまうと「結局、要点は何なんだろう?」と採用担当者に悪印象を与えかねません。

そのため、エントリーシートをメールで提出する時は、本文を簡潔にまとめるようにしましょう。

ポイント⑤:最後に署名を書く

エントリーシートをメールで提出する時のポイント5つ目は「最後に署名を書く」です。

署名を書くことで、誰から送られてきたメールなのかすぐに理解できます。

例文にも書いてありますが、メールに署名を書く時は、以下4点を順番に書きましょう。

  • 自分の氏名
  • 大学名/学部名/学科名/学年
  • 電話番号
  • メールアドレス

大学名や学部名が長い場合でも、略さずフルネームで書くことが大切です。

もし名前や英数字が紛らわしい場合は、ふりがなを振っておくと読み手もわかりやすくなって親切です。

エントリーシートをメールで提出する時には、最後に署名を書くことを忘れないようにしましょう。

さて、ここまでエントリーシートをメールで提出する時のポイント5つを解説しました。

  • ポイント①:件名をわかりやすく書く
  • ポイント②:宛名は「社名・部署名・相手の氏名」をフルネームで書く
  • ポイント③:本文は挨拶から始める
  • ポイント④:本文は簡潔に書く
  • ポイント⑤:最後に署名を書く

ここで説明した5つのポイントを実践すれば、エントリーシートを提出する時のメールは上手に書けるはずです。

しかしエントリーシートをメールで送る際に、他に気をつけるべきことも存在します。

そこで次は、エントリーシートをメールで提出する時の注意点を解説します。

エントリーシートをメールで提出する時の注意点

エントリーシートをメールで提出する時には、次の5つの注意点に気をつけましょう。

  • 注意点①:ESデータのファイル名はわかりやすくする
  • 注意点②:PDF形式で添付する
  • 注意点③:メールは営業時間内に送る
  • 注意点④:書式をテキスト形式にして提出する
  • 注意点⑤:誤字脱字がないか提出前に見直す

それでは、エントリーシートをメールで提出する時の注意点5つをそれぞれ解説しますね。

注意点①:ESデータのファイル名はわかりやすくする

エントリーシートをメールで提出する時のポイント1つ目は「ESデータのファイル名をわかりやすくする」です。

採用担当者には、毎日のように就活生からエントリーシートがメールで届くため、どの就活生のESデータなのかをすぐにわかるよう工夫する必要があります。

企業側から特にファイル名の指定がない限りは「エントリーシート_◯◯大学_◯◯(氏名)」のように書くと一目でわかるのでおすすめです。

注意点②:PDF形式で添付する

エントリーシートをメールで提出する時のポイント2つ目は「PDF形式で添付する」です。

PDF形式に変換して提出することで、誤って他人がエントリーシート内容を変更してしまうミスを防げます。

特にエントリーシートのファイル形式が指定されていない場合は、PDF形式に変換してからメールで送信すると丁寧で良いでしょう。

注意点③:メールは営業時間内に送る

エントリーシートをメールで提出する時のポイント3つ目は「メールは営業時間内に送る」です。

基本的に、企業の大半が平日の9:00~18:00頃に稼働しており、それ以外は営業時間外となります。

深夜や早朝にメールを送ってしまうと、社会人としてのマナーを知らないと思われてしまう可能性があります。

どれだけ日中が忙しくても、エントリーシートをメールで提出する時は、企業の営業時間内にメールを送るようにしましょう。

注意点④:書式をテキスト形式にして提出する

エントリーシートをメールで提出する時のポイント4つ目は、「書式をテキスト形式にして提出する」ことです。

企業によっては、テキスト形式でないとメールを受け取れない場合があります。

またHTML形式やリッチテキスト形式のメールだと、文字化けして内容が読めない可能性もあります。

せっかく頑張って書いたエントリーシートを読んでもらうためにも、テキスト形式に変更した上でメールを送るのが良いでしょう。

注意点⑤:誤字脱字がないか提出前に見直す

エントリーシートをメールで提出する時のポイント5つ目は「誤字脱字がないか提出前に見直す」です。

エントリーシートやメール自体に誤字脱字があると「入社後もミスが多いのではないか」と悪い印象を与えてしまいます。

特に、漢字の変換ミスや敬語ミスは多くの就活生が見落としがちなので、誤字脱字がないかは必ず提出前に確認するよう気をつけましょう。

さて、ここまでエントリーシートをメールで提出する時のポイントについて解説しました。

  • 注意点①:ESデータのファイル名はわかりやすくする
  • 注意点②:PDF形式で添付する
  • 注意点③:メールは営業時間内に送る
  • 注意点④:書式をテキスト形式にして提出する
  • 注意点⑤:誤字脱字がないか提出前に見直す

上記5つの注意点を意識しておけば、メールで採用担当者の印象を悪くすることもありません。

エントリーシートを提出した後の返信メールは返事すべき?

エントリーシートをメールで提出すると、企業から受領メールが届くことがあります。

その時に「エントリーシートの受領メールって返信した方が良いのかな…?」と悩む就活生も多いはずです。

そこで、エントリーシートを提出した後の返信メールには返事すべきなのかを解説していきます。

自動返信メールでなければ返事すべき

結論から言うと、エントリーシート受領の返信メールには、自動返信メールでなければ返事をした方が良いです。

返信した方がより丁寧な印象を与えられるため、簡潔で構わないのでお礼メールを送るようにしましょう。

具体的には、下記の例文のような内容で返信すれば良いです。

【件名】Re: エントリーシートを受付けました

◯◯株式会社
人事部 採用担当
◯◯様

お世話になります。
△△大学△△学部△△学科4年の就活 太郎と申します。

エントリーシート受付完了のご連絡をありがとうございました。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

///////////////////////////////////////////////////
就活 太郎 / Taro Shukatsu
◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科 4年
Tel:090-xxxx-xxxx
Mail:taro-shukatsu@xxxx.ac.jp
///////////////////////////////////////////////////

このように、エントリーシートの受領メールには、簡潔に返信するようにしましょう。

受領メールが届いてから24時間以内に返信すれば、返事が早い好印象も与えられます。

ただし自動返信メールの場合は、返信しても採用担当者には届かないため、返信する必要はありません。

さて、ここまでエントリーシートの受領メールに返信した方が良いのかについて解説しました。

内容をまとめると次の3つのようになります。

  • 自動返信メールでなければ返事すべき
  • 内容は簡潔に書く
  • 24時間以内に返信すれば好印象を与えられる

エントリーシートの受領メールが届いた場合は、自動返信メールでなければ極力返信するように心がけましょう。

エントリーシートをメールで提出する時のよくある質問

最後に、エントリーシートをメールで提出する時のよくある質問とその回答を紹介します。

  • 質問①:どうしても夜にメールを送らなければならない場合は?
  • 質問②:エントリーシート提出後、ミスに気づいた場合は?
  • 質問③:エントリーシートをメールでうまく提出できない場合は?

それでは、エントリーシートをメールで提出する時のよくある質問と回答をそれぞれ解説しますね。

質問①:どうしても夜にメールを送らなければならない場合は?

やむを得ず夜にメールを送る時は、冒頭でお詫びの言葉を書いておきましょう。

謝罪なしに夜遅い時間にメールを送ると、失礼に当たります。

「夜分遅くに失礼いたします。」のように、お詫びの言葉を書いておくことで、悪印象も与えづらくなります。

質問②:エントリーシート提出後、ミスに気づいた場合は?

エントリーシートの提出後にミスに気づいた場合は、ミスがあった旨をメールで申し出た上で、再送するのがおすすめです。

メールでお詫び文と訂正を送ることで、訂正箇所が記録として残ります。

ミスの訂正で採用担当者にメールを送る時は、次のようなメールを送りましょう。
最初に送付した時と同様に、パスワードをかけ、パスワードは別のメールにて送りましょう。パスワード送付メールの文章は、前回送ったものと同じで構いません。

【件名】エントリーシート訂正のお詫び【◯◯大学 就活 太郎】

◯◯株式会社
人事部 採用担当
◯◯様

お世話になります。
△△大学△△学部△△学科4年の就活 太郎と申します。

◯月◯日(◯曜日)に送付したエントリーシートに間違いがございましたので、
訂正をお願いしたく、ご連絡を差し上げました。
大変申し訳ございません。
訂正内容は以下の通りです。

・大学の入学年度:◯◯年→△△年

改めて修正したものをお送りいたします。

注意不足でご迷惑をおかけします。
ご多用のところ恐れ入りますが、ご確認のほどどうぞよろしくお願いいたします。

///////////////////////////////////////////////////
就活 太郎 / Taro Shukatsu
◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科 4年
Tel:090-xxxx-xxxx
Mail:taro-shukatsu@xxxx.ac.jp
///////////////////////////////////////////////////

質問③:エントリーシートをメールでうまく提出できない場合は?

普段メールを送り慣れていない場合、エントリーシートをメールで提出しようと思っても、なぜかうまく提出できない場合もあると思います。

そこで、エントリーシートをメールでうまく提出できない時のよくある原因と、その対処法を紹介します。

  • メールアドレスを間違えている ⇒ 正しいメールアドレスを入力する
  • フリーアドレスで受信拒否されている ⇒ 大学のメールアドレスを使う
  • ファイルの容量が大きすぎる ⇒ zipファイルで圧縮して送る

上記3つを試しても提出できない場合は、採用担当者に直接電話して、提出できない旨を伝えましょう。

まとめ:エントリーシートはメールで提出する時はマナーに気をつけよう

この記事では、エントリーシートをメールで提出する時のポイントを解説しましたが、いかがだったでしょうか。

あわせて、エントリーシートをメールで提出する時のポイントや、提出できない場合の対処法なども紹介しました。

この記事の内容をまとめると、以下の通りです。

========================================

エントリーシートをメールで提出する時のポイント

  • ポイント①:件名をわかりやすく書く
  • ポイント②:宛名は「社名・部署名・相手の氏名」をフルネームで書く
  • ポイント③:本文は挨拶から始める
  • ポイント④:本文は簡潔に書く
  • ポイント⑤:最後に署名を書く

エントリーシートをメールで提出する時のポイント

  • 注意点①:ESデータのファイル名はわかりやすくする
  • 注意点②:PDF形式で添付する
  • 注意点③:メールは営業時間内に送る
  • 注意点④:書式をテキスト形式にして提出する
  • 注意点⑤:誤字脱字がないか提出前に見直す

提出したエントリーシートの返信メールに返事した方が良い?

  • 自動返信メールでなければ返事すべき
  • 内容は簡潔に書く
  • 24時間以内に返信すれば好印象を与えられる

========================================

エントリーシートをメールで提出する時、特に指定がない限りはエントリーシートのファイルとパスワードを別々に送るのが一般的です。

メールの文章は、本記事で紹介した例文を真似すれば大丈夫です。

また件名は一目見ただけで内容がわかるように書き、本文は出来るだけ簡潔にわかりやすく書くことが重要です。

エントリーシートのファイルはPDF形式にして、営業時間内に提出しましょう。

AnalyzeU

就活の面接で「学生時代、学んだことはなんですか?」と質問されることがあります。そのとき、質問の意図が分からなかったり、学んだことが浮かばなかったりして困っている人は多いのではないでしょうか。

企業が学んだことを質問する意図を理解したうえで答えることで、自分らしさ・自分の魅力が相手により伝わりやすくなります。

この記事では、エントリーシートや面接で「学んだこと」を質問する企業の意図やと質問されたときの答え方のポイントなどを解説します。回答の例文も紹介しているので、自分なりの回答を考える参考にしてください。

(※1) OfferBox 2026年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年8月時点)

「学んだこと」を質問する企業の意図

まずは企業が「学んだこと」を質問する意図についてみていきましょう。

学びを得る力を知りたい

企業は「学んだこと」の回答を通じて、学生が経験から学ぶ力があるかを知りたいと思っています。

経験から学びを得られるかどうかは、その人の姿勢次第です。前向きに取り組むことができ、常に自分を高めたいと思っていれば、一見小さな経験からも大きな学びを得られます。

一方、学んで次に活かす姿勢がないと、成功例からも失敗例からも学びを得られません。
新卒は、入社後に様々な経験をしながら成長することを期待されています。そのため企業は、学生が大きく成長できる人材かを見極めるために「学んだこと」を質問します。

興味をもっていることを知りたい

「学んだこと」の回答からは、学生の興味がどこにあるかが見えてきます。

例えば、仲間と協力する大切さを学んだと回答すれば、日ごろからチームワークを意識している人物だと分かります。地道な作業の中で継続力を学んだと言えば、コツコツとした仕事に興味がある人だということを知ることができます。

「学んだこと」の質問の回答からは、特に「どんな人間でありたいか」が見えてくるので、企業にとっては、学生の方向性やありたい姿が自社と合っているかを見極める材料になります。

特別なエピソードを聞きたいわけではない

企業はあくまで学びの内容を聞いているので、特別目立った結果を残したエピソードを聞きたいわけではありません。失敗経験からも学ぶことは多くありますし、失敗から学びを得て次に活かせる学生は企業にとって魅力的です。

そのため、変にエピソードを盛ることはせず、自分が学んだことを素直に伝えるようにしましょう。

無理して特別なエピソード、特別な学びを作っても、それは自分の本来の姿でではありません。入社後にミスマッチに気付く事態にならないよう、エピソードの大きさではなく自分らしさが出るエピソードを話すことを意識してください。

「学んだこと」を質問されたときの答え方のポイント

続いて、「学んだこと」に対して回答する際のポイントについて紹介します。また、文章の組み立て方も解説しますので、エントリーシートを書く際や面接で回答する際の参考にしてください。

仕事に生きる水準まで抽象化する

「学んだこと」をその事柄の中だけのことで終わらせず、仕事にも応用できるように抽象化することが大切です。

以下の例を見てみましょう。

例)大学院の研究で難しい課題に挑戦して解決策を見出した経験

何度も実験を重ねた結果、○○という仮説を証明するには○○をすれば良いということを学びました

この説明だけでは、学んだ内容を仕事や社会人生活に結びつけることができていません。また、その回答からは、人柄も見えてはきません。
以下のように抽象化してみましょう。

仮説検証において重要なことは、最初から確からしい仮説を立てることではなく、検証しながら仮説の精度を高めることだと知りました。

すると、「実験を頑張った人」という印象から、「考えながら行動できる人」という印象に変わるので、面接官も採用したいと感じやすくなります。

どんな経験で学んだのか具体的に伝える

学んだことについて伝えるときには、どんな経験を通してその学びを得たのかをできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。

「チームワーク」「コミュニケーション」「◯◯の大切さ」などの学んだ内容はどうしても類似しがちです。ただ、「学んだこと」に関しては、自分らしさが表れるものを正直に話した方がいいので、ここで無理にオリジナリティを出す必要はありません。

他の人との差別化を図るには、学びの過程の経験を具体的に話すようにしましょう。経験は唯一無二のものなので、エピソードを具体的に話すことで自分らしさが伝わりやすくなります。

仕事への生かし方は求められたら答える

「学んだこと」は仕事にも使える水準まで抽象化することが大切と前述しましたが、「仕事にどう生かすか」までを無理に回答に含める必要はありません。

あくまで「学んだこと」が主題であるため、「企業でこう生かせます」という内容は、聞かれた場合に答えれば大丈夫です。

面接はあくまでもコミュニケーションの場であり、一方的にアピールする場ではありません。会話の流れのなかで適切なタイミングがあれば話す、くらいのイメージでいましょう。

PREP法を活用する

エントリーシートでも面接の回答でも、できるだけ簡潔に分かりやすく文章を組み立てることが大切です。

話を伝えやすくするためにはいくつかの推奨される文章構成がありますが、なかでも使いやすくて分かりやすいのがPREP法です。

PREP法は以下の流れで文章を構成する方法を指します。

  1. Point(結論)
  2. Reason(理由)
  3. Example(具体例)
  4. Point(結論)

「学んだこと」の場合は、ReasonとExampleがほぼ同じになります。まずは文章の基本を押さえたうえで、自分らしさを出してみることをおすすめします。

ガクチカとかぶってもOK

「学んだこと」を回答する際には、内容がガクチ力など他の質問とかぶっても問題はありません。ある程度は似たようなエピソードが出てくることを、採用担当も理解していますし、それだけ自分に影響を与えた経験だったのだと考えます。

ただし、似たような内容でも、それぞれ話のポイントが変わってきます。ガクチ力では取り組む姿勢に主眼を置き、学んだことは、学生時代に力を入れたことによって得た学びにポイントを置くようにします。

例えば、バイトリーダーで全体をまとめたエピソードでは以下のように変わります。
ガクチ力

バイトリーダーとして現場の作業がうまくいくようにそれぞれの声をしっかりと聞くようにしました

学んだこと

バイトリーダーとしてみんなをまとめていく中で、仕事をスムーズに進めるためには、傾聴力が必要だと学びました

まだガクチカの内容が固まりきっていない・自信がない場合は、ぜひ以下の記事をチェックしてください。

「学んだこと」への回答例文

最後に、アルバイトや大学の授業などのパターン別に回答例文を紹介します。実際に回答する際には自分の経験に基づいて文章を組み立ててみてください。

アルバイトで学んだことに関する例文

私は塾でのアルバイトで「人が強みを発揮できる環境を用意することの大切さ」を学びました。

生徒はそれぞれ個性があり学力もさまざまです。そのため、同じ教え方をしても伸びる生徒と伸びない生徒がいました。集団授業だったので、その場で個別に教えるのは難しかったのですが、授業以外の場で、生徒それぞれに自分に合った勉強法を提案してみました。

例えば、公式を証明するなどして論理的に覚えるタイプと問題を解きながら感覚的に理解していくタイプなどに分けて、それぞれのスタイルが確立できるようサポートしました。

その結果、伸び悩んでいた生徒の成績も伸びるようになりました。自分の強みを発揮できる環境を用意するだけで、人が発揮できるパフォーマンスは大きく変わることを学びました。

ポイント
この例文は、教育・研修の人材系企業を志望する学生のものを元に作成されています。

強みを発揮できる環境を用意することは教育研修の場でも役立ちますし、マネージャーとしても使えるので、広く使えるスキルにうまく抽象化できています。

部活動で学んだことに関する例文

私は陸上部に所属しながら、常に改善を続けることの大切さを学びました。

陸上部の練習は筋トレやフォームの改良など地道なことが多いのですが、地道な工夫を積み重ねることで少しずつ変化が現れます。私は、ケガなどもあり辛い時期もありましたが、毎日リハビリ・フォームチェックをして、負担の少ないフォームに改良することで、怪我から復帰して無事部活動をやり抜くことができました。

怪我をしたときは、医師からも復帰は難しいと言われていたのですが、日々細かな改善を続けることで想定以上の結果を出せることを学びました。

ポイント
部活動に継続的に取り組んだ例なのですが、ただ続けるのではなく「常に改善を続ける」ことに昇華しているのがこの例文のポイントです。

入社後も日々の業務をただこなすのではなく、改善できるところがないか考えながら取り組む姿がイメージできるようになっています。

サークル活動で学んだことに関する例文

私は文芸サークルで傾聴力の重要性を学びました。

私が所属していた文芸サークルは個性豊かなメンバーが多い一方、書くのが得意でも話すのは苦手な人もいて、話をまとめるのが非常に大変でした。月に1回、一つの作品の解釈についての討論会をおこない、私が司会を担当していましたが、最初は全員の意見がくみ取れず、なかなかうまくいきませんでした。

しかしあるときに、活動にに来てくださったOGから「相手の話が終わるまで自分は話さないようにしてみて」と言われました。

実践してみたところ、うまく話を引き出せていなかったメンバーからも意見が聞けるようになりました。さらに、意見を言うだけでなく、私がディスカッションの内容をまとめる際に積極的に関わってくれるようになりました。

ただ意見を聞くだけでなく、信頼を勝ち取るためにも傾聴力が重要だと学ぶことができました

ポイント
ただ話をよく聞くようにしたらまとめられるようになった、という振り返りではなく、傾聴することで相手や自分にどんな変化があったか、客観視できていることが伝わる内容になっています。

勉強(ゼミ)で学んだことに関する例文

私はゼミで社会学を専攻していましたが、その際に役割分担の大切さを学びました。

ゼミでは4人のグループに分かれてレポートをまとめる必要がありました。初めは、全員で等しく分担してアンケート調査をしてまとめてくる計画でしたが、想定よりも進みが悪い人がいることに気が付きました。そこで、私は現地アンケートをとるのが得意だったので、データの集計をアンケートをとるのが苦手なメンバーにお願いしました。

結果的に、功を奏して想定していたよりも短期間でより多くのデータを集めることができました。また、そのデータの考察も深いものになりました。全員で同じことを分かち合うチームワークだけでなく、役割分担をしてそれぞれの強みを活かすことの大切さを学ぶことができました。

ポイント
勉強そのものが、知識を学ぶというもののため、ゼミの内容に主眼を置きがちですが、この例文のようにゼミの中でも抽象化できる学びを考えてみましょう。

ゼミや研究活動は結果が出るまで試行錯誤する機会が多いと思うので、その過程を振り返ってみることをおすすめします。

大学の授業で学んだことに関する例文

私は法学部に在籍をしていますが、ほかの人に対して論理的に話すことの大切さを学びました。

何事も自分だけの感情を優先すれば話が進まず、話すことで相手を動かすには、順序だてて話すことが大切だと身を持って感じたからです。

授業のなかで、刑法のある判決についてディスカッションする機会がありましたが、最初は学生同士で時間内に話をまとめることができませんでした。

授業の中で、論理的に考えるフレームワークなどを学び、最終的には時間内に一定に結論を導き出せるようになりました。この経験から、感情的ではなく論理的に主張を整理することの大切さを学びました。

ポイント
例文では、授業の中でおこなわれたディスカッションでの学びを伝えています。ほかにも理系であれば実験・研究を通して得た粘り強さや観察力、文系であれば語学や国際問題の授業などで得た国際感覚や、文章作成力なども学んだこととして伝えてみてもよいでしょう。

長期インターンシップで学んだことに関する例文

インターンシップを通じて、物事の優先順位の付け方を学びました。

最初の頃は頼まれるとなんでも「できます」と答えてタスクを抱えすぎて、細かいミスが出てしまいました。

そのときに、社員の方から緊急度と重要度の高低で4象限に分けて、象限ごとに優先順位をつけていく方法を学びました。

以降、インターンシップに限らず、大学の授業やレポートづくり、アルバイトなどで忙しいときも、優先順位をつける方法で、効率よく物事を進められるようになったと思います。

ポイント
インターンシップは仕事に近い学びを得られるケースも多いので、そのまま学んだこととして取り入れやすいです。この例では、インターンシップの仕事の経験を学校生活に活かせていることから、学びを応用する力があることも伝わる内容になっています。

学んだことやガクチカをOfferBoxに登録しよう

自分なりの「学んだこと」の回答が作成できたら、「OfferBox」にプロフィールを登録してみましょう。

OfferBoxは24万人以上の学生が利用(※)している新卒オファー型就活サイトです。プロフィールを登録しておくと、プロフィールを閲覧した企業からオファーをもらうことができます。

企業のプロフィール閲覧数や自分にオファーが来る数から、自分が魅力的なアピールができているかを見直すきっかけにもなります。

「学んだこと」は、自己PR欄や過去のエピソード欄に書くのがおすすめです。や学んだことが作成できたら、ぜひプロフィールに登録してみてください。

※OfferBox 2024年卒利用実績データより

まとめ

以上、「学んだこと」を質問する企業の意図や答え方のポイント、回答の例文などを紹介しました。

企業は「学んだこと」の質問を通して、学びを得る力や学生の興味・志向性などを見ようとしています。変に取り繕っても入社後ギャップが発生してしまう原因になるため、素直に自分が経験の中で学んだことを伝えてみてください。

ただし、「化学物質の組成の解析について学びました」など得た知識を答えるのではなく、「粘り強さ」や「計画性」など、仕事にも使えるような汎用性のある学びに抽象化して回答しましょう。

紹介した例文も参考に、自分らしさの表現できる文章を考えてみてください。

自己紹介とよく似たものに自己PRがあり、自己PRでは特技や長所、強みを話すという考え方が一般的です。

一方で、自己紹介のときに自分の強みについて話すのはおすすめできません。自己紹介で求められている話題ではないからです。

この記事では就活の自己紹介で何を話すべきか悩んでいる人向けに、自己紹介の目的、シーン別に自己紹介で伝えるべき事柄、自己PRとの違い、自己紹介を作る上での注意点や話すときのコツをご紹介します。

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就活の自己紹介の目的

面接で自己紹介が求められる主な理由は、アイスブレイクと学生の人柄を見るための2つです。

  • アイスブレイク
    学生は社会人経験がなく面接に慣れている人はほとんどいません。面接という特殊な状況で、多くの学生は強い緊張を感じています。自己紹介で話しやすい空気を作って緊張を和らげ、初対面の面接官と円滑に会話ができるようにする目的があります。
  • 学生の人柄を知る
    表情や言葉のチョイス、話し方を見て基本的な人物像を知ることが、2つ目の理由です。こちらは後述します。

就活の自己紹介のポイント

上記の目的を踏まえたうえで、就活における自己紹介のポイントを解説します。

あなたのことを知りたいだけなので深く考えすぎない

面接官は、「学生がどこの大学出身の、どんな人柄か」を質疑応答する前に把握しておきたいだけです。自己紹介は氏名、大学名、趣味や特技、大学で学んできたことなど、基本的な情報を簡単に伝えましょう。

面接が始まって最初に自己紹介をするので、緊張している人も多いはずですが、自己紹介は選考の中での重要度は高くありません。むしろ、これからあなたの魅力を引き出すためにリラックスしてもらうことが目的でもありますので、身構えすぎずに臨みましょう。

一点、注意して欲しいポイントは「自己紹介=自己PR」ではないという点です。積極性の現れですし、大きなマイナスになることはありませんが、「少しコミュニケーションが一方的」という印象を抱かれてしまう可能性もあります。

自己紹介ではあくまで自分の概要について話すことを意識しましょう。深く面接官の裏を読みすぎず、自分の人柄が伝われば自己紹介としては問題ありません。

ただ、単なる自己紹介だからと流れ作業で話すのではなく、場の雰囲気に合わせて話すことが重要です。

インターンと本選考では大きく変わらない

インターンと本選考では、自己紹介の内容は大きく変わりません。自己紹介は、インターン先の社員や面接官、ともに選考を受ける学生に、挨拶をかねて自分がどんな人間であるかを伝えるためなので、特に内容を変える必要はありません。

共通する重要なポイントは、インターン先の社員や面接官に一緒に働きたいと思ってもらえるように、親しみやすく、好印象を与えることができる内容になるよう心がけることです。

どんな人間であるかがわかりやすく、伝わりやすい構成で話すことができるように意識しましょう。

尺によって求められることは変わる

学生が自己紹介をするときは、面接官から大まかな時間が設定されることがあります。30秒、1分、2分が自己紹介の一般的な長さです。面接官に「1分で自己紹介をしてください」と言われる場合もあれば、特に指定されないこともあるでしょう。

特に指定がない場合は、1分前後にまとめて話すことをおすすめします。人が集中して話を聴ける時間が70秒と言われており、それ以上は話が長いと感じる傾向にあるためです。

1分間話す際の文字数はおおよそ180〜230字ほどが適切な量です。それ以上になると、早口になって相手に伝わらないケースもあるので、詰め込みすぎには注意しましょう。

尺によって内容は変動しますが、必ず入れておくべき項目は次の5つです。

  • 大学名・学部名・学科名
  • 氏名
  • 趣味・学問・バイト・サークルなど人柄がわかるエピソード
  • 意気込み
  • 面接に向けてのあいさつ

尺が2分ほどの長さであれば、以下の内容を追加で盛り込むのも良いでしょう。

  • 会社に関心を持ったきっかけや、チャレンジしたい仕事
  • 出身地

自己紹介動画選考の場合は自己PRと思ったほうがよい

自己紹介動画選考の場合は自己PRという色合いが濃い傾向にあるため、その側面も踏まえて撮影をしましょう。

自己紹介動画選考とはWeb面接のように日程が指定されておらず、自分のタイミングで動画を撮って送信し応募するという、新しい選考方法です。書類だけでは読み取れない学生の魅力を知ることができ、近年導入する企業が増えています。

テキストでは伝えられない自分の魅力をアピールできる機会なので、自己PRのチャンスとして選考に臨みましょう。


 

就活の自己紹介の注意点

自己紹介はシーン別にざっくりと作り分けておき、どのような状況でも答えられるように練習を重ねておきましょう。自己紹介をする上で、「そもそも何を話すことが要求されているのか?」を正しく理解しておくことが大切です。

では、面接官が意図した通りの自己紹介をするためには、具体的にどこを注意しておけばいいでしょうか。自己紹介を作るときのポイントを解説します。

自己PRと自己紹介の違いを理解する

学生の中には、自己紹介と自己PRの違いが分からないという人がいるかもしれません。

自己紹介は学生の人柄や情報を会社に知ってもらうものです。その一方で、自己PRは会社へ自分の良さを売り込んで、採用したいと思ってもらうことを目的としています。

そのため、自己紹介はあくまで基本的な情報を話し、アイスブレイクや話のとっかかりを作るための内容を話しましょう。

自己PRは、魅力や強み、長所を企業に売り込むものと考えましょう。自己PRを通して会社がぜひ一緒に働きたい、活躍が期待できると感じてもらうことが目的です。自己PRでは、経験や資質、持っているスキルなどを存分に話して面接官の興味をひきつけてください。

ただ、自己PRで話したいと用意していた内容を自己紹介で話してしまったとしても慌てることはありません。自己紹介はあくまで人柄を知るためのものであり、選考の中で重視されている項目ではないケースがほとんどです。

場合によっては自己PRが求められている場合も

ただ、面接官によっては、自己PRをしてもらおうと考えながら「自己紹介をお願いします。」「あなたのことを教えて下さい。」と言う面接官もいます。

これは、その場の雰囲気でしか分からないので難しいですが、基本的には自己紹介をすれば問題ありません。

簡単な自己紹介をした上で、面接官が物足りなそうな場合は、自分が日頃時間を割いている活動について、より詳細に話して自己PRにつなげるとよいでしょう。

もし、面接官の意図と違うことを話してしまった場合も、面接官から改めて質問があるはずです。焦って話しすぎることがないように、面接官との会話の中で質問に応じて自分のことを話すようにしましょう。

就活の自己紹介の基本的な構成

就活の自己紹介の基本的な構成として、大学名、学部、学科、氏名のあとに、日頃時間を割いている活動(趣味・学問・アルバイト・サークルなど)、今日参加したきっかけや会社に関心を持ったきっかけ、意気込みの順番に話すと伝わりやすいでしょう。

1. 大学名、学部、学科、氏名

自己紹介ではまず、自分が何者であるかを名乗りましょう。大学名、学部、学科、氏名を話します。

通っている大学名、学部名、学科名は、省略せずに正規の名前で伝えましょう。略称は自分の所属するコミュニティ内では通じても、外部の人は知らないことも多いです。

氏名は選考の中で呼ばれる可能性があるので、ゆっくりハッキリ話しましょう。

2. 日頃時間を割いている活動(趣味・学問・アルバイト・サークルなど)

次に、趣味・学問・アルバイト・サークルなど、日頃時間を割いている活動について話しましょう。

ここで話す趣味・学問・アルバイト・サークルなどの話が、自分のイメージとして定着することもあります。時間に余裕がある場合は、ちょっとしたエピソードも話すと印象に残りやすいです。

継続力や積極性がアピールできるものであれば、よりよい印象を与えることができます。また、ユニークな内容であれば、インターン先の社員や面接官の記憶に残りやすくなります。

3. 今日参加したきっかけや会社に関心を持ったきっかけ

次に、参加したきっかけや会社に関心を持ったきっかけを話しましょう。どのような流れで今日の場にたどり着いたのかを伝えることで、その過程からあなたのキャラクターについて理解してもらうことができます。

また、今日参加したきっかけや会社に関心を持ったきっかけを話すことによって、どれだけ会社に関心を持っているかがわかるので、インターン先の社員や面接官へ志望動機の強さを伝えることも可能になります。

4. 意気込み

自己紹介の最後には、インターンや面接への意気込みを話しましょう。

自分がインターンや面接においてどのようなゴールを描いているかを伝えることで、インターン先の社員や面接官へ熱意や真剣さが伝わります。

また、1つ1つの就活のイベント・選考で目標を設定することは、自分で後から有意義な振り返りをするためにも推奨しています。事前にどのようなことを話すのか考えておきましょう。

就活の自己紹介で盛り込むべき内容

就活の自己紹介の基本的な構成を紹介しましたが、自己紹介の時間の長さによって盛り込むべき内容は少しずつ異なります。

ここでは、制限時間と自己紹介の手段ごとに、盛り込むべき内容をご紹介します。

30秒自己紹介の場合

30秒の自己紹介は時間がかなり短く、文字数にして90~110文字ほどと考えてください。簡潔に必要最低限の内容を伝えましょう。

【30秒自己紹介で盛り込むべき内容】

  • 簡単な挨拶
  • 大学名、学部、学科
  • 氏名
  • 趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動の概要
  • 意気込み

簡単な挨拶と、大学、学部、学科、氏名のあとに、趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動、意気込みを話しましょう。

1分自己紹介の場合

1分で自己紹介する際の文字数の目安は、180~230文字ほどです。自己紹介で話す項目で特に指定がない場合は、先に紹介した基本的な構成を伝えるとよいでしょう。

【1分自己紹介で盛り込むべき内容】

  • 簡単な挨拶
  • 大学名、学部、学科
  • 氏名
  • 趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動
  • 意気込み

時間を割いている活動の内容は、30秒では概要だけでしたが、1分の場合は役職や簡単なエピソードを添えても問題ありません。ただ、自分をPRしようとして内容を盛り込みすぎると、時間内に収まりきらないケースもあるので、あくまで自己紹介であることを再認識しておきましょう。

自分と同じ学生はいないのですから、話す内容は自分の身近なところで探せば充分です。話せることがないと感じる場合は、休日はどう過ごしているか、学校では何を学んだか、なぜその学部を志望したのかなどを振り返ってみましょう。

3分自己紹介の場合

3分自己紹介は思った以上に長く感じると思います。3分で自己紹介をする場合に必要となる文字数は、おおよそ500~700字ほどです。WordでA4サイズのレポートを1枚書いたときの文字数が約1,000字~1,100字前後なので、A4用紙半分~2/3程度の文章量が求められます。

準備せずにいきなり本番で話すと、内容が散って伝わりづらくなりやすい文字量です。面接での自己紹介は1分、2分が多いですが、3分と指定された場合に備えて事前に準備しておきましょう。

【3分自己紹介で盛り込むべき内容】

  • 簡単な挨拶
  • 大学名、学部、学科
  • 氏名
  • 出身地
  • 趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動
  • 会社に関心を持ったきっかけや、チャレンジしたい仕事
  • 意気込み

自己紹介で3分間も話をしなければならないからといって、むやみに多くの活動を盛り込み過ぎないようにしましょう。自分が好奇心旺盛なことを伝えたい場合はよいですが、盛り込む内容が増えるほど自分の人柄を分かりやすく伝えるのが難しくなりやすいです。

動画で自己紹介を提出する場合

自己紹介動画の提出を求められたときは、多くの場合が動画選考です。この場合は、ただ自己紹介するだけでなく、自分をPRするようにしましょう。

【自己紹介動画で盛り込むべき内容】

  • 簡単な挨拶
  • 大学、学部、学科
  • 氏名
  • 自己PR
  • 会社に関心を持ったきっかけや、チャレンジしたい仕事
  • 意気込み

動画では、対面しているよりも人柄が伝わりづらいので、撮影場所や表情、音声、構図にこだわりましょう。予期せぬ音声や物が写り込んでしまうと、自分の人柄が伝わらない原因になります。

文章で自己紹介を提出する場合

ESや履歴書に自己紹介欄があり、文章で提出するときのポイントは、次の通りです。

  1. エピソードを広げすぎない
  2. 読み手を意識する
  3. パソコンか手書きか、より使いやすい方を選ぶ

1. エピソードを広げすぎない

趣味や特技、大学で学んできたことは多くても2,3個に絞って取り上げることをおすすめします。これは対面、動画の自己紹介にも言えることですが、エピソードをたくさん入れすぎると情報が多すぎて人物像がぼやけてしまうためです。
ただ前述のとおり、好奇心の旺盛さを強調したい場合はなるべくたくさん活動を紹介するのもよいでしょう。

2. 読み手を意識する

企業規模によっては数百~数千人以上の応募者が集まり、採用担当者は大量の書類に目を通します。自己紹介を書くときは、1文が長くなりすぎないよう心がけ、句読点を適宜入れましょう。読んでいて疲れない自己紹介文を作成してください。

3. パソコンか手書きか、より使いやすい方を選ぶ

指定されていないのなら、パソコン、手書きどちらでも構いません。パソコンは修正しやすく使い勝手も良いので活用する学生が増えています。
オリジナリティを出したいがパソコン操作はあまり得意でない場合は、手書きで自分らしさをアピールしましょう。
手書きのエントリーシートのメリット・デメリットに関しては、こちらの記事も参考にしてください。

就活の自己紹介の例文

ここでは、自己紹介の例文をご紹介します。

この内容に完全に合致する人はいないと思うので、こちらの例文を参考に、自分ならではの自己紹介文を作ってくださいね。話す時間ごとに分けて例文をご紹介します。

30秒自己紹介の例文

【30秒自己紹介の例文】

はじめまして。○○大学○学部○学科の■■と申します。大学ではマーケティングを専攻しています。

 

趣味は料理で創作料理が得意です。

今日は御社の~という商品の開発に興味を持ち応募しました。本日はよろしくお願いいたします。

【30秒自己紹介のポイント】
30秒自己紹介のポイントは、簡潔に必要最低限の内容を伝えることです。

簡単な挨拶と、大学、学部、学科、氏名のあとに、趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動、意気込みを話しましょう。

1分自己紹介の例文

【1分自己紹介の例文】

はじめまして。○○大学○学部○学科の■■と申します。大学では○○を専攻しており、マーケティングについて研究をしています。

 

趣味は料理で創作料理が得意です。お店の味を再現したり、なぜこのメニューが売れるのかをマーケティングの視点から検討したりすることもあります。これからもレパートリーを増やせるよう努力していきたいと思っております。

今日は御社の~という商品の開発に興味を持ち、自身のマーケティング知識を活かせると思ったのがきっかけで応募しました。本日はよろしくお願いいたします。

【1分自己紹介のポイント】
1分自己紹介のポイントとしては、30秒自己紹介と同じく簡潔にまとめつつ、あなたの興味関心や性格が分かるようなエピソードを織り交ぜることです。さらに30秒自己紹介に具体性をプラスして、内容を充実させるとよいでしょう。

3分自己紹介の例文

【3分自己紹介の例文】

はじめまして。○○大学○学部○学科の■■と申します。

 

大学ではダンスサークルと大学祭の実行委員に所属しています。2年次には、大学祭で行うイベントの企画を担当していました。

大学祭はそもそもステージに出られる枠も限られているため、ダンスサークルの枠を確保するところから、実際の企画・振り付けまでを私が担当しました。

ダンスサークルのメンバー全員でステージに出られるよう、メンバーの士気を高め、大学祭でステージに出場するという目標を掲げ、努力してきました。同時に大学祭で行うイベントの企画も進めていかなければならないので、タスク管理スキルが鍛えられました。

結果的に、大学祭のイベント企画は成功し、ダンスサークルのメンバー全員でステージに出場するという目標も達成できました。

中学・高校ではバスケットボール部に所属しており、キャプテンとして、県大会優勝という目標に向けて部活動に取り組んでいました。メンバー全員の士気を高め日々努力を重ねたことで、実際に県大会優勝を達成することができました。

このように私は全員で同じ目標を掲げて挑戦することが好きです。御社の〜というビジョンや社風に惹かれて応募いたしました。本日はよろしくお願いいたします。」

【3分自己紹介のポイント】
3分自己紹介は文字数が500~700字前後と多くの内容を盛り込むことができます。そのため、大学で取り組んでいる活動に加えて、そこで学んだことや身につけたこと、大学以前の同様のエピソードなどを伝えて、あなたの魅力を余すことなく伝えてください。

就活の自己紹介で印象アップするコツ

自己紹介ではあなたの話す内容だけではなく、表情や態度なども見られています。自己紹介を通して第一印象が決まると言っても過言ではありません。

印象を良くするためにはコツがあります。内容だけに気を取られてしまい声のトーンや表情が暗かったり、かたかったりすると、どんなに良い自己紹介ができていたとしても100点満点とは言えません。

次に挙げる印象をアップさせるポイントを押さえて、採用担当者に好印象を与えましょう。

笑顔を忘れない

自己紹介以外でも、口角を上げた笑顔を作るようにするとよいでしょう。人の印象を形作るのは見た目が大部分を占めています。

「メラビアンの法則」によると話し相手から受け取る情報の内訳は、視覚情報が55%、聴覚情報38%、言語情報は7%ということが分かっています。

視覚情報とは見た目、表情、視線、しぐさのことで、聴覚情報は声の抑揚や声の大きさ、速さ、言語情報はコミュニケーションが該当します。言語情報とは話の内容そのものです。

どれだけ自己紹介の完成度を高めたとしても、55%を占める視覚情報がマイナスだと面接官に伝わるあなたの魅力は半減してしまいます。

笑顔は口角を上げる意識をすれば、自然と作れます。面接の場は緊張すると思いますが、表情はしっかり笑顔で面接に臨みましょう。

相手の目を見る

自己紹介をするときは、対峙している人の顔を正面から見て視線を合わせましょう。目が合わないと、相手は目線の先にあるものが気になり、話の内容に集中できません。下を向いていると暗い印象にもなりかねません。

また、緊張する場できちんとした振る舞いができないと、「本番に弱いのでは」というネガティブな印象を面接官に持たれてしまうこともあります。

社外の人や顧客と話をするときにしっかり目を見て会話できる人のほうが、好感を持たれやすいと思います。面接は緊張しているのが当たり前で、自分だけが緊張しているのではありません。そう言い聞かせて割り切ることも、面接を乗り切る上では重要なポイントです。

話をしている人の顔を真っすぐ見て、自己紹介をしましょう。目を合わせ続けるのが難しければ、視線を相手の顎やネクタイの位置にずらしてみると自然な目線になります。

ハキハキと話す

自己紹介の内容も大切ですが、大きな声でゆっくりと抑揚をつけて話をすることも、面接では重要なポイントです。先ほどお伝えしたメラビアンの法則にあるように、言語情報である声の大きさや速さ、抑揚は相手の印象に影響を及ぼします。

学生が面接の際に小さい声でぼそぼそとしゃべってしまうと、「自信がなさそうな学生」と面接官に思われてしまう可能性が高いです。自己紹介の内容を整えるだけではなく、内容以外でも面接官の印象アップを狙いましょう。

姿勢を正すと声が出しやすくなる上、見た目も良くなります。背筋をきちんと伸ばして声の大きさ、声の抑揚を意識しながらゆっくりと自己紹介をしてください。

【まとめ】就活の自己紹介のポイント

就活で自己紹介を行う目的は、雰囲気を和ませ面接官に人となりを最初に知ってもらうためです。面接では誰しも緊張しているため、いきなり質問をしてもスムーズに面接が進みません。自己紹介の時間を取ることで、空気を良くする効果が期待できます。

自己紹介は自己PRとは異なるものなので、自己紹介を作る上での注意点を押さえ、事前準備は入念に行っておきましょう。準備や練習をしっかりしておけば、本番でも緊張に打ち勝ち円滑に話すことができます。

自己紹介の改善にOfferBoxを活用しよう

自己紹介は常に改善を繰り返して、ブラッシュアップしていきましょう。

その際に役立つのが、新卒向けの就活サイト「OfferBox」です。OfferBoxはプロフィールを見た企業が学生に直接オファーを送信する仕組みがあり、プロフィールを充実させれば企業から特別なオファーがもらえる可能性もあります。

OfferBoxを利用することで会社の反応を見ながらプロフィールを修正していき、より良いものにしていくことが可能です。意外な企業からオファーが来ることもあり、自身の選択肢が広がるきっかけにもなるでしょう。

また、OfferBoxは自己紹介動画も登録することができます。企業の選考で自己紹介動画を作った方は、ぜひOfferBoxにも登録してみませんか?魅力的なオファーがもらえるかもしれません!

反対に、OfferBoxで自己紹介動画を作成しておけば、どんな自己紹介動画が企業に魅力的に映るのかを見ながら、ブラッシュアップすることができます。

無料で利用できるので、まずはアカウントを作成してプロフィールを作りこむ練習をしてみましょう。

〜聞かぬは損!すべて見せます!失敗しない就職活動の実態とは?〜

今回は、本選考の直前対策をテーマに、内定者が実践していた「日経新聞を活用した就活準備のすすめ方」「書類選考・面接対策につながる自己分析の方法」を日経メディアプロモーション株式会社様をゲストにお招きしてお伝えします!

・内定者が実践していた、就活準備を効率的にすすめるための日経新聞の読み方とは?
・面接対策としての自己分析や世の中の情勢の掴み方は?
・自己PRや面接対策を効率的におこなうための自己分析の方法とは?

これから就活を始める方はもちろん、今までの準備を確認したい方もご参加下さい!
<参加者の声>

LIVE配信 概要

開催日時

2月27日(月) 16:00〜18:30
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大19:00まで延長

参加対象者

2024年卒
2025年卒の方もご参加いただけます。

プログラム

第1部

OfferBox流!本選考に向けて失敗しない自己分析の方法

講師:株式会社i-plug(OfferBox運営会社)小林大剛

第2部

OfferBox経由の内定者が実践した日経新聞活用術!9社・5社・4社内定者の新聞活用事例とは

講師:日経メディアプロモーション株式会社 サブスクリプショングループ次長 寺尾 勇人 氏

就活お悩み質問コーナー

セミナー終了後、質疑応答の時間を設けております。
この機会に、疑問を解消しましょう!

【講師プロフィール】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

日経メディアプロモーション株式会社 サブスクリプショングループ次長:寺尾 勇人氏

中四国・近畿エリアの大学・専門学校で年間1500人が受講する就職対策セミナー&公務員講座講師を務める。また年間2000人の大手企業~中小企業の内定者・新入社員研修を担当。

【セミナー参加方法】

①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②申込み完了後、ご登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります

イベントは終了しました

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「ボランティア経験をどう伝えるべきかよく分からない」
「短期間のボランティアでもガクチカとして話せる?」

面接の頻出質問であるガクチカを考えるなかで、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

努力の過程が採用担当に伝わりやすいボランティア経験ですが、ガクチカのエピソードに選ぶ学生が多いだけに、そのまま伝えたのではアピールになりません。ボランティア経験を話す際のポイントをよく理解し、他の学生と差別化を図りながら伝えることが重要です。

この記事では、ガクチカでボランティアのエピソードを選ぶメリットや、伝え方のポイントを解説していきます。文字数別のガクチカ例文も紹介するので、ボランティア経験をアピールしようと考えている人はぜひ参考にしてください。

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ガクチカでボランティアのエピソードを選ぶメリット

他のエピソードと比較して、ボランティアのガクチカにはどんなメリットがあるのでしょうか。ガクチカのエピソードに悩んでいる人は、ボランティアならではのメリットを知り、エピソード選びの参考にしてください。

主体性や継続力をアピールしやすい

ボランティアは始めたきっかけや動機が明確なため、主体性をアピールしやすいメリットがあります。周りの人に誘われたのがきっかけだったとしても、

ボランティア活動には明確な目的があり、少なからずそこに共感や興味があったからこそ、参加しているはずです。自分なりの考えがあった上で、行動したことをアピールできるでしょう。

また、強制ではないボランティアを続けるのは継続力が必要になります。所属すると参加が必須であるゼミ活動や部活動のエピソードではアピールが難しい、「自らの意思で始め、努力を続けた過程」をアピールできるのが特徴です。

様々な学びが得られることが多い

主体的に目的をもって取り組むボランティアは、経験から学びを得やすいメリットもあります。「◯◯という目的を達成するため◯◯に力を入れた」と論理的にガクチカを組み立てられるでしょう。

部活動やサークルでも学びは得られますが、ボランティアは、誰かの困りごとを解決するのがそもそもの目的です。わかりやすい課題や困難に直面するケースが増えるため、それらを解決する過程でも様々な学びが得られます。

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ガクチカでボランティアのエピソードを選ぶ際のポイント

多くのメリットがあるボランティアのガクチカですが、工夫をしないまま伝えても大きなアピールには繋がりません。ありきたりなガクチカで採用担当をガッカリさせないためには、以下の3つのポイントを押さえることが大切です。

ボランティア経験自体はアピールにならない

まず、ボランティア経験自体はアピールにならない点に注意が必要です。ガクチカでは経験そのものより、そこから得た学びや発揮した強みがアピールポイントになります。

経験を売りにしてもオリジナリティは出せないため、ボランティア経験自体が目的のガクチカにならないようにしましょう。ボランティアはあくまで手段として考え、そのなかで経験した出来事の部分を重点的に伝えるのがポイントです。

仕事に繋がる学びを伝える

企業にアピールするのがガクチカの目的ですから、単なるボランティアの感想で終わっては評価されません。企業が求める人材を理解したうえで、ボランティアで得た学びを仕事に結び付けてアピールしましょう。

伝える学びは、直接仕事に活かせる専門知識・スキルでなくても問題ありません。例えば、コミュニケーション力のような抽象的な強みでも、それがどんな強みで仕事にどう活かせるかまで伝えれば評価してもらえます。

自分が工夫したことを盛り込む

ボランティアの説明だけでは主体性を読み取れないため、自分が工夫したことを盛り込む必要があります。活動に励む中でどんな目標を掲げ、自分なりに何を工夫したのかを詳しく伝えましょう。

採用担当は「何のボランティアに参加したか」「どんな活動をしたのか」よりも、その学生の「物事への取り組み方」を知りたがっています。そのためボランティアのガクチカでは、自分なりに考えて行った行動を盛り込むことが大切です。

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ボランティア活動のガクチカ例文

ここからは400字以内と200字以内の文字数別に、ガクチカ例文を紹介します。ボランティアのガクチカを伝える際のポイントをふまえ、自分ならではのガクチカを考えていきましょう。

国内の被災地復興のボランティア活動【400字以内】

私は◯◯市で起きた豪雨災害の復興ボランティアに力を入れました。なかでも、住環境の復旧に注力しました。私の地元が過去に同様の被害にあったこともあり、力になりたいと考え継続的に活動しました。

 

参加するにあたって特に注意したのが、被災地のニーズをよく考えることです。「ボランティア過剰で現場が大混乱している」というニュースを見かけたため、急に参加することはかえって迷惑になるのではないかと心配していました。

ニーズにそぐわない行動を避けるため、私がとったのはSNSを使って手助けが必要な人を探す方法です。結果、「畑のがれき撤去を手伝ってほしい人」や「倒木の片付けを手伝ってほしい人」などが見つかり、本当に助けが必要な人に協力できるようになりました。

この経験から、人の役に立つには相手のニーズを正しく理解する大切さを学びました。入社後も、相手が何を必要としているのかを考えてから行動に移したいと思います。

【ポイント】
「SNSを使って手助けが必要な被災者を探した」というエピソードから、相手の事情を考慮した工夫が読み取れます。活動を続けた期間や回数についても言及すると、継続して努力したことが伝わるガクチカになるでしょう。

海外の子どもの学習支援のボランティアサークル活動【200字以内】

私はフィリピンでの日本語教育ボランティアで、子どもたちとの信頼関係構築に力を入れました。

 

子どもたち全員が日本語に興味をもっているわけではなかったため、初めはあまり話を聞いてくれませんでした。

そこで、フィリピンでも人気の日本アニメのイラストを使って授業を進めたところ、話に興味をもってくれる子が増えました。

この経験から、自分に意識を向けるには、相手に合わせた提案をすることが大切だと学びました。

【ポイント】
文字数の限られた200字では、ガクチカの概要しか伝えられません。ボランティア参加の動機や活動中の目標など、書き切れない情報は面接で詳しく伝えましょう。

200字はガクチカのなかでも短めの文字数指定です。うまくまとめる方法は、以下の記事を参考にしてください。
200字のガクチカの書き方|例文や注意点

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ボランティアのガクチカへの面接での深堀り質問例

面接では、ESや履歴書に記入したガクチカをさらに深掘りされます。「自分だったらどんな質問をするか」と自問自答しながら、深掘り質問への回答を準備しておきましょう。

【国内の被災地復興のボランティア活動で想定される深掘り質問

  • どれくらいの期間ボランティアに参加したのですか?
  • 被災者を手助けするなかでどんなことが大変でしたか?
  • なぜ人のために頑張れたと思いますか?
  • そのほかの学びがあれば教えてください
  • ボランティア経験を業務にどう活かせると思いますか?

深堀り質問への詳しい対策方法を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
ガクチカの深堀りをされたときの答え方や対策方法を解説

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ボランティアのガクチカの書き方

ガクチカの書き方によって、相手に与える印象は大きく変わります。アピールポイントが明確なガクチカにするためには、以下の順番で話を構成していくのがおすすめです。

①結論:ボランティア活動の中で力を入れたこと

ボランティアのなかでも、何に力を入れたのかを伝えましょう。最初に端的にガクチカの内容を伝えることで、その後の話を採用担当にイメージしてもらいやすくなります。

「ボランティア活動自体に力を入れた」でも悪くはありませんが、それでは取り組みの範囲が広がりすぎてしまいます。背景を理解してもらうためには、「ボランティア活動のどんな点に注力したのか」を具体的に紹介したほうが良いでしょう。

【例】

私は◯◯市で起きた豪雨災害の復興ボランティアに力を入れました。なかでも、住環境の復旧に注力しました。

②動機:始めたきっかけと力を入れた理由

結論を端的に述べた後は、それを裏付けるエピソードが必要です。ボランティアを始めたきっかけや、①に力を入れようと考えた理由を話しましょう。

動機を詳しく伝えるのは、ボランティアへの参加が主体的な行動であると証明するためです。大学のイベントの一環で仕方なく参加したボランティアより、自主的に参加したボランティアのほうが評価されやすいのは言うまでもありません。

【例】

私の地元が過去に同様の被害にあったこともあり、力になりたいと考え継続的に活動しました。

③目標:掲げた目標

ボランティアの目的を達成するために、どのような目標を立てたのかを伝えましょう。特に目標がないまま活動を続けた人と、自分なりの目標を立てて活動を続けた人では、後者のほうが評価は高くなります。

【例】

参加するにあたって特に注意したのが、被災地のニーズをよく考えることです。

このケースでは、目標という言葉は使っていませんが、被災地のニーズを汲み取って必要なボランティア活動をすることを目標としたことが、続く内容と併せて伝わります。

④困難:直面した課題

ボランティアでの頑張りを評価してもらうためには、直面した課題をエピソードに盛り込む必要があります。どんな課題なのかという事実に加え、なぜその課題を困難に感じたのかまで伝えると、採用担当は当時の状況をイメージしやすくなります。

【例】

「ボランティア過剰で現場が大混乱している」というニュースを見かけたため、急に参加することはかえって迷惑になるのではないかと心配していました。

⑤取り組み:課題に対しての行動と結果

直面した課題に対して自分が取った行動を伝えます。誰かの発案による取り組みでは「自分が頑張ったこと」にはならないため、あくまでも自ら率先して取った行動を伝えるのがポイントです。

取った行動を話した後は、合わせて行動の結果まで伝えましょう。周りに好影響を及ぼしたエピソードは、入社後も周りを巻き込みながら働ける人材である証明になります。

【例】

ニーズにそぐわない行動を避けるため、私はSNSを使って手助けが必要な人を探しました。

 

結果、「畑のがれき撤去を手伝ってほしい人」や「倒木の片付けを手伝ってほしい人」などが見つかり、本当に助けが必要な人に協力できるようになりました。

⑥学んだこと:今後に活かせる学び

一連のエピソードを通して学んだことと、今後にどう活かすかの展望を最後に伝えましょう。ボランティアでの苦労話を伝えるだけでは、単なる体験談で終わってしまいます。

ガクチカから「自社にとって有益な人材」だと評価してもらうには、今後の展望と結び付けることが大切です。

【例】

この経験から、人の役に立つには相手のニーズを正しく理解する大切さを学びました。入社後も、相手が何を必要としているのかを考えてから行動に移したいと思います。
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ガクチカでボランティアのエピソードを選ぶ場合の注意点

分かりやすい構成でボランティア経験を伝えても、内容によってはマイナスの印象につながる場合があります。自分が頑張ったことを伝えるつもりがかえって評価を落としてしまわないよう、以下の点に注意してください。

他人や団体の言葉ではなく自分の言葉で話す

ボランティアの動機や目標を語る際に、ボランティア団体の言葉をそのまま使うのはやめましょう。

例えば、「世界中の子どもが不自由なく暮らせる環境を作るボランティアに力を入れました」と伝えても抽象的で内容が分からず、自分が何に問題意識を持ち、どのように行動したのかが伝わりづらいです。

団体で使っている抽象的な言葉を使用すると、採用担当は学生本人の真意を読み取れなくなるため、動機や目標は自分の言葉で話してください。自分の言葉で話すことで、ありきたりではないオリジナリティのあるガクチカになります。

1回きりのボランティアはガクチカとしては不適当

1回きりのボランティアを「学生時代に力を入れたこと」として語るのは違和感があるため避けましょう。継続して努力した過程を読み取れず人柄が見えないため、ガクチカのエピソードとして不適当と考えられます。

他にエピソードが見つからない人は、今からでも目標を設定して取り組んでみてください。例えば、何となく続けている特技や趣味があるなら、目標を設定してみるとガクチカとして語れるようになるケースもあります。

ガクチカのエピソードが見つからない人は、以下の記事を参考にして探してみましょう。
ガクチカがない…。学生時代に頑張ったことがない人向けのガクチカの書き方

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ボランティアのガクチカに関するよくある質問

最後に、ボランティアのガクチカに関するよくある質問にお答えします。ボランティアでの努力を評価してもらえるように、疑問点は曖昧のままにせず、しっかりと解消してから面接に臨んでください。

ボランティアの期間はどれくらいからアピールできる?

これ以上の期間が必要という基準はありません。

ただ、1回きりのボランティアは不適当だと伝えたとおり、目的をもってボランティアに力を入れた経験となると、ある程度の期間が必要と考える採用担当が多いと思われます。

「継続して努力した」と言えないほどの短い期間だと、自分の人柄があまりアピールできないことが多いです。その場合は、無理にボランティア経験をガクチカにするより、他に力を入れて取り組んだことを伝えるほうが効果的です。

ボランティアをしたと嘘をついたらバレる?バレない?

ボランティアに限らず、嘘で作ったガクチカは必ずといっていいほどバレます。自分の実体験を語るガクチカとは異なり、少し深掘り質問をされただけで回答に詰まってしまうためです。

バレれば評価が落ちるのはもちろん、入社後に発覚した場合は解雇事由になるケースもあるため、嘘をつくのは絶対にやめましょう。ボランティア経験がないのであれば、別のエピソードを探したり、これから作ったりするなど、他の方法をとるべきです。

ガクチカで嘘をつきたくなってしまったときの対処法は、以下の記事を参考にしてください。
就活でつい「嘘」をつきたくなってしまった時の思考変換法

まとめ

以上、ガクチカでボランティアのエピソードを選ぶメリットや、伝え方のポイントを解説しました。

ボランティアには主体性・継続力をアピールしやすいメリットや、学びを得やすいメリットがありますが、経験自体はアピールになりません。話のネタ作り目的で参加したわけではないと証明するには、動機や目標、直面した課題を伝えることが重要です。

また、評価を上げようとして、参加してもいないボランティア経験を作り上げるのはやめましょう。ガクチカはエピソードの印象度を競うものではないため、ありきたりなエピソードでも伝え方によっては大きなアピールに繋がります。

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「自己PRの締め方が難しい」
「自己PRを締める際に何を話せばいいか分からない」

上記のような悩みを抱える学生は多くいます。実際に面接を受けて、自己PRをどう終えていいのか分からず、気まずい思いをしたことがある人もいるのではないでしょうか。

自己PRは就職活動中に頻出の項目ですが、質問が抽象的なのでどのように締めるべきなのか、分かりづらい部分があります。

そこで今回は、自己PRの締め方のポイントや企業が自己PRを評価しているポイント、わかりやすく伝えるための構成方法を紹介します。

7つの強みを例に、自己PRと締めの言葉の例文も紹介するので、参考にしてみてください。

OfferBoxは、就活生の約24万人(※1)に利用されている新卒逆求人サービスです。
OfferBoxに登録するプロフィールや自己PRがES(エントリーシート)の代わりになるため、効率的に就活を進めることができます。
また、累計登録企業数は約20,423社(※2)で、大手から中小・ベンチャー企業まで幅広い企業に登録されていることも特徴です。
効率的に就活を進めたい方は、ぜひ活用してみてください。

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(※1) OfferBox 2026年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年8月時点)

自己PRの締め方は重要?

自己PRをどう締めていいのか悩んでいる方は多くいますが、そもそも自己PRの締め方は重要なのか、確認しましょう。

締めの言葉で最後の印象が決まる

締めの言葉ですべての評価が決まるわけではありませんが、締め方次第で印象が大きく変わるのは確かです。

心理学では「初頭効果」と「親近効果」という認知の性質が明らかにされており、人間は最初に提示された情報と最後に提示された情報が印象に残りやすい傾向にあります。

自己PRを伝える際も例外ではなく、印象に残るような内容にするためには締めの言葉が重要です。

話がまだ続くのかそれとも終わりなのか分からないような曖昧な締め方は避け、内容を一言でまとめるような締め方を心がけましょう。

自己PRは自分の強みを伝えることがゴール

自己PRの最大の目的は、自分の強みを伝えることです。どんな強みをアピールするにしろ、最後は自分の強みがシンプルに伝わる締め方にすることをおすすめします。

自己PRを伝える際に注意したいのは、強みの根拠となるエピソードを具体的に伝えようとするあまり、結局何をアピールしたいのか分からなくなってしまう失敗です。

エピソードばかりを長々と話しすぎないためにも、自己PRのゴールはきちんと設定しましょう。

締めの言葉はキャッチコピーと考える

締め方に悩んでいる場合は、自分の働く姿を分かりやすくイメージさせるキャッチコピーとして捉えると考えやすいでしょう。

最もアピールしたい自分の強みを、以下のように相手がイメージしやすい表現に変えてみてください。

  • 継続力→小さなことも習慣化する継続力
  • 責任感→結果までこだわる責任感の強さ
  • 冷静→前向きな冷静さ
  • リーダーシップ→メンバーの主体性を引き出すリーダーシップ
  • 協調性→メンバーの強みを活かす協調性

会話の流れに沿っていないとマイナスになる可能性も

例えば「自己PRをしてください」と言われて、「入社後にやりたいこと」を答えるのは、質問と答えが合っていないですよね。自己PRは企業に自分の魅力をアピールするものですので、自分がやりたいことだけを主張するのは質問の意図に沿っていません。

相手の質問の意図がなにかを判断したうえで、正しく質問に答えて自己PRを締めることが重要です。

また、前段のキャッチコピーに関しても、奇をてらってただインパクトを重視するのではなく、あくまで質問の答えとして適切に伝わりやすいように修飾することが大切です。

自己PRで企業が評価しているポイント

続いて、企業が自己PRで評価しているポイントを正しく理解しましょう。

企業は、主に以下の3つの観点で自己PRを評価しています。

  • 強み
  • 論理的に説明する力
  • 自己理解度

強み

1つ目はその人の「強み」です。企業は自己PRの内容をもとに性格や価値観を把握し、自社にマッチしているのか、見極めようとしています。

アピールしている強みが魅力的なものでも、求める人物像や職場の雰囲気と合わない人材は、仮に採用しても大きな活躍を期待できません。

例えば「個人作業で高い集中力を発揮できる点が私の強みです」とアピールしても、チームでの作業が多い職場ではその強みを十分に活かせない可能性が高いです。

このように企業は自己PRで学生の強みを知り、自社にマッチするかをイメージしています。

論理的に説明する力

2つ目は「論理的に説明する力」です。自分の強みを学生自身に説明してもらうことで、考えや意見を人にわかりやすく伝える力が備わっているか見極めています。

物事を人にわかりやすく伝える力は、社内会議やプレゼンテーション、上司とのやり取り、チーム作業など、働く際に多くの場面で必要とされる能力です。

自分の言いたいことを詰め込んで話しても、相手に伝わらなければ評価されることはありません。自分本位ではなく、相手にとってわかりやすく伝えることを心がけましょう。

自己理解度

3つ目は「自己理解度」です。自分の強みとなるのかを、自分自身で正しく理解できているか確かめています。

ここで重要となるのは、主観的でなく客観的に強みを理解することです。例えば、自分では「あきらめない性格」を強みだと考えていても、その根拠となるエピソードや事実がないと説得力に欠けます。

また、主観のみで構成された文章は、前項の論理的に説明する力もないと判断されてしまいかねません。

具体的なエピソードや事実を提示することで、客観的にも正しいと考えられる自己PRにしましょう。

自己PRの締め方のポイント

企業の評価ポイントを理解したところで、自己PRの締め方のポイントについても確認しておきましょう。

自己PRの締め方のポイントは以下の5点です。

  • アピールするポイントは絞る
  • 企業に貢献できるポイントに絞る
  • PREP法で構成して結論で締める
  • 入社意欲を流れに沿って伝える
  • 質問に合わせた締め方をする

アピールするポイントは絞る

自己PRのアピールポイントは、基本的に1つに絞って伝えましょう。「私の強みはリーダーシップと計画力です」などと強みを複数伝える自己PRは、それぞれの強みで伝える内容が薄くなってしまい、印象に残りづらくなってしまいます。

自己PRを聞く側としても、どのエピソードがどの強みの根拠となっているのか分からず、混乱してしまいます。相手が理解しやすい自己PRにするためにも、アピールするポイントは1つに絞りましょう。

どうしてもアピールしたいポイントが複数ある場合は、それらを組み合わせて1つの強みに言い換えられないか、考えてみましょう。例えば、「リーダーシップと計画力」であれば、「チームを目標達成に導く力」というようにまとめることができます。

企業に貢献できるポイントに絞る

さらに言えば、アピールするポイントは「企業に貢献できるポイント」に絞ることが大切です。アピールポイントを1つに絞ったうえで、企業に関連するような内容にしましょう。

自己PRは企業に自分を売り込むためのものですから、ただ自分の言いたいことだけではアピールになりません。求める人材や求めるスキルなど、企業側の視点に立って考えることで初めて魅力的な自己PRになります。

PREP法で構成して結論で締める

自己PRは「PREP法」を意識して書くのがおすすめです。「PREP」とは、「Point」「Reason」「Example」「Point」の頭文字を取ったもので、結論を最初に伝える手法のことです。

①結論(Point(結論) )

「私の強みは〇〇です」などのように、自己PRの結論を最初に伝えます。

最初に結論を伝えてこれからどんな話をするのか明示することで、相手に話の内容を理解してもらいやすくするのが目的です。

②理由(Reason/Example(理由/具体例))

自己PRの場合、ReasonとExampleが一緒になる場合が多いです。なぜなら、自分の強みの根拠となるのは、強みが活かされたエピソードであることが多いためです。

ここでは、自分の強みを発揮したエピソードを書きましょう。当時の環境やとった行動を具体的に盛り込むことで、相手がイメージしやすい自己PRになります。

③Point(結論)

最初に伝えた結論を改めて伝え、質問への回答を再度明らかにします。

具体例で終わらせてしまうと、質問に対する答えが何だったか、相手が分かりづらくなってしまうので、結論を再提示することをおすすめします。

入社意欲を流れに沿って伝える

会話の流れの中で入社意欲をアピールできると、より魅力的な自己PRになります。自分の強みをどう活かして企業に貢献していくつもりなのかを伝えましょう。

ただし、入社意欲を無理に会話の中に組み込むのはNGです。定型文のように話してしまうと質問と噛み合わない場面が出てくるため、質問に合わせて自分が働く姿をイメージできるような内容に調整する必要があります。

質問に合わせた締め方をする

自己PRの締め方で大切なのは、質問の内容に合った締め方をすることです。聞いていないことまで話したり、質問の意図に合わない回答をしたりすることは印象がよくありません。

自分の魅力をアピールする姿勢を持つのは悪いことではありません。しかし、肝心の質問に答えられていないと、「うまくコミュニケーションが取れない人」という印象を与えてしまいます。

そのため、自己PRでは相手が知りたがっていることに対する答えで締めることを徹底してください。

「自己PRをしてください」と聞かれた場合

自己PRは、自分が企業にとって採用すべき人材であることをアピールすることが主な目的なので、「自分の強みが企業にどんなメリットをもたらせるか」を伝えるようにしましょう。

締め方の例

このように、私の強みは仮説構築力です。答えのない問いに対する仮説を立てる力は、御社の提供する経営コンサルティングで活かせるのではないかと考えています。

「企業で活かせるあなたの強みは?」と聞かれた場合

この質問では、”企業で活かせる”という言い回しがポイントです。単に自分の強みを伝えるだけでなく、それをどのような形で活かせるのかを締める言葉として伝えましょう。

締め方の例

このように、丁寧にコミュニケーションをとり、相手の懐に入り込む力は、営業職として活かせる強みだと考えています。

「自分の強みと身についた背景を教えてください」と聞かれた場合

この質問から企業が知りたがっているのは、学生の強みとその根拠となるエピソードなので、入社後の意気込みなどは不要です。身についた背景とエピソードをそのまま自己PRの締めとしましょう。

締め方の例

このように、私は中学生の頃から続けているサッカーの経験を通して、チームを統率するリーダーシップを身につけることができたと考えています。

自己PR締めの言葉の例文一覧

自己PRを締める際の具体的な例文を紹介します。

  • 入社後も主体性を持って働くことを心がけ、お客様や先輩の期待を超えて信頼を獲得していきたいと考えています
  • 実際の仕事で行き詰まった時も、何が問題点なのかを明確にしてチームを導いていくつもりです
  • 持ち前の分析力を活かし、与えられた課題を分析してよりよい方法を探りながら、コツコツと努力を続けていきたいと思います
  • 資格勉強で培った継続力を発揮して、失敗が続いても簡単には諦めず、結果が出るまで粘り強く業務に取り組んでいきます
  • 人当たりの良さとコミュニケーション力を活かし、顧客に信頼されるような営業マンになるつもりです

自己PR締めの強み別の例文

実際にどのような文章にしたらよいのか、自己PRの例文で確認してみましょう。

例文1. 「向上心」

私は目標達成に向かって努力を続けられる人間です。

 

将来はグローバルな環境で働きたいと思っていたので、語学力を身につけるために英会話教室に通い、さらに大学在学中に海外留学を経験することを目標に掲げました。

学業をおろそかにしないように、英語の勉強と留学費用を貯めるためのアルバイトをするのは大変でしたが、春休みと夏休みを利用して短期バイトに励んだ結果なんとか留学費用を貯めることができました。

海外留学は大学3年の春休みの2ヶ月だけと非常に短い期間だったものの、留学のおかげで、それまで以上に世界の多様な価値観に触れてみたい気持ちが強くなりました。

仕事を進めるうえでも自分なりの目標を掲げ、それを達成するためにコツコツと努力を続けていきたいです。

【ポイント】
目標を実現したエピソードから、向上心を持って努力できる人間性が読み取れます。仕事においてもコツコツ働いてくれそうな期待が持てます。

例文2. 「計画性」

私の強みは計画性です。大学生になって初めて経験した一人暮らしでは、きちんとした計画を立てて無駄のない自炊を実現しました。

 

自炊を続けるために採り入れたのが、買い物で何を購入するかあらかじめ考えておく方法です。買い物しながらレシピを考えるのではなく、1週間分の晩ご飯のレシピを先に考えてから買い物に行くことで食材の無駄を削減できました。

また、料理の手間を省くため日曜日と水曜日にまとめて作り置きするようにしたのも、自炊を続けられた要因だと思います。

実際の業務でもまず何をすべきかきちんと計画を立て、着実に仕事を進めながら大きな目標を達成したいと考えています。

【ポイント】
自炊の体験談から計画性という強みに具体性を持たせている点が良いですね。一人暮らしを経験していることから、自己管理能力の高さも伺えます。

例文3. 「気配り」

私の強みは、細かな点まで気配りできることです。

 

大学1年次から続けているカフェのアルバイトでは、決められた仕事や指示された仕事だけをこなすのではなく、自分から仕事を見つけるよう常に心がけています。

例えば掃除の際には、玄関や客席、トイレなどの汚れが目立つ部分以外に、店の裏や厨房などの見えづらい部分にも注意を払うよう徹底しました。

手の空いた時間を見つけては清潔な環境づくりに取り組んだ結果、口コミサイト上で細かいところまで掃除が行き届いている清潔感のあるお店という高評価をいただきました。

入社後も細かな点まで気を配ることを心がけ、お客様や先輩の期待を超えて信頼を獲得していきたいと考えています。

【ポイント】
気配りをアピールした例文ですが、自分なりに考えながら働いている様子から主体性も読み取れます。能動的に行動できる人材はどんな業界・企業でも高く評価されるでしょう。

例文4. 「継続力」

私の強みは継続力です。

 

高校生の時に母が「健康づくりのために一緒にどう?」と誘ってくれて以来、週3回のエアロビクスを欠かさず続けています。

私は運動に苦手意識があったので最初は乗り気ではなかったのですが、運動で汗をかくことの楽しさを知り、いつしか1つの習慣になりました。エアロビクスを習慣にしたおかげか寝つきと目覚めが良くなり、多忙な大学生活でも体調を崩すことなく学業に集中できています。

社会に出てからも週に3回のエアロビクスを継続し、しっかり体調を管理して長く企業に貢献していくつもりです。

【ポイント】
継続力といえば学業やアルバイトなどをイメージしがちですが、プライベートで長く続けている習慣もアピール材料になります。単に続けているだけでなく、エアロビクスで健康管理できている点も安定的に働いてほしい企業にとっては好印象です。

例文5. 「責任感」

私の強みは責任感の強さです。

 

大学のテニスサークルでは代表を務めたのですが、自分で決めた役割を全うしました。

チームを言葉で引っ張っていくタイプのリーダーではない私が最も意識したのは、ルールを守ることです。

「無断で欠席・遅刻をしない」といった当たり前のルールを守ることを自らが率先して行動で示しました。その結果、メンバーから信頼を寄せられ、引退の際には「代表が◯◯でよかった」と声をかけてくれました。

入社後も会社やチームに貢献するため、どんな仕事にも責任感を持って取り組んでいきたいと思います。

【ポイント】
サークルの代表を務めあげた経験から、責任感の高さをアピールする例文です。代表としての行いからは、縁の下の力持ちタイプのリーダー像や、真面目な人間性を想像できます。

例文6. 「粘り強さ」

私は粘り強さに自信があります。

 

人生で初めて経験したパン屋のアルバイトでは、200種類にも及ぶパンの名前と値段を覚えることに苦労しました。

手打ちレジの仕事をするにはきちんとパンの名前と値段を覚える必要があったので、ケーキの絵と特徴を載せたノートを自作し、必死に覚えました。

種類ごとに分類したり、良く売れるパンから優先したりした結果、約1週間ですべてのパンの名前と値段を覚えられ、私も戦力の一人としてお店に貢献できるようになりました。

入社後はアルバイト以上に覚えなければならないことがたくさんあると思いますが、持ち前の粘り強さを活かして早く仕事を覚え、一日でも早く会社に貢献したいです。

【ポイント】
エピソードの内容が非常に具体的なので、どんな姿勢で仕事に取り組む人間なのかがよく分かります。早く仕事を覚えて貢献する心がけから、働くことへの意欲が読み取れます。

例文7. 「柔軟性」

私の強みは伝統やルールにとらわれない柔軟性です。大学では弓道サークルの代表を務め、「遅刻したらその分だけ正座」というサークルならではのルールを廃止しました。

 

罰として正座をするルールに疑問を感じた私は、ルールの正当性についてメンバーに質問したところ、大多数が私と同じような疑問を感じていました。

そこで「遅刻したときは、練習後の矢を拭いた雑巾を洗う」というルールに変えた結果、時間通りに来た人と遅刻した人両方の練習時間を減らさずに、サークル全体の利益にもつながるルールだということで、定着しました。

入社後もこのような柔軟な発想を活かし、改善できそうなポイントがあれば積極的に提案していきたいと思います。

【ポイント】
「既存のやり方にとらわれない」柔軟性をアピールすると同時に、よりよい環境に変えていきたいという向上心を持っていることもアピールできています。

自己PRの締め方の注意点

最後に、自己PRの締め方の注意点を紹介します。

定型文をそのまま使わない

「貴社に貢献したいと思います」「精一杯頑張ります」など、自己PRの回答例で使われている定型文を、そのまま使うことは避けましょう。

例文は分かりやすいように一般化されていることが多いです。そのため、定型文をそのまま使っても、自分らしさの出ない自己PRになってしまうことが多いです。

できるだけ定型的な表現は避け、自分の言葉で自己PRをまとめるよう心がけてください。

自分らしさを出すためのコツは、「どう貢献したいのか」「何を頑張るつもりなのか」を具体的に伝えることです。

例えば「貴社に貢献したいと思います」という定型文も、どんな業務にどのような形で貢献するのかを自分の強みと併せてあわせて伝えれば、自分らしさのあるオリジナリティのある締め言葉に変えられます。

根拠のないことを書かない

自己PRは自信を持って伝えることが大切ですが、根拠のないことを書くのはNGです。

NG例

  • 私が入社した場合は、1年以内に◯◯万円の売上を上げます。
  • 国内事業で大幅な収益拡大を必ず実現します。

例のように「〇〇の成果を出す」「必ず実現する」などの根拠のない表現は避けましょう。

仮に自分では実現できるイメージがあっても、仕事では想定外のことが多く発生します。そうしたリスクを顧みず、根拠のないことを断言してしまうと、かえって「無責任なことを言う人だ」と評価されてしまう可能性が高いです。

企業も確証のないことを約束してほしいとは思っていません。自分自身が根拠を示すことができる範囲で自分をアピールしましょう。

自己PRを登録してOfferBoxでオファーをもらおう

自己PRを作成したら、OfferBoxのプロフィールに登録して企業からのオファーを待ちましょう。自己PRのほかにも画像や動画を登録してアピールできるので、自分がアピールしたいポイントをそのまま伝えられます。

例えば、サークルやゼミでの活動、アルバイトに取り組んでいる姿など、自分の強みと関連するような写真を登録するのがおすすめです。文章だけでなく視覚的な情報も載せることで、自分の強みを企業にイメージしてもらいやすくなります。

また、OfferBoxでは自分のプロフィールにどれくらいの企業がアクセスし、興味を持ったのかを確認できるのも大きな特徴です。データを参考にして、どういったエピソードが興味を持たれやすいのか分析して、さらに魅力的な自己PRにブラッシュアップしてください。

まとめ

以上、今回は自己PRの締め方のポイントの重要性と、構成の仕方、例文相手の印象に残る締め方をご紹介しました。

面接の場は、会話のキャッチボールをする場です。相手の質問の意図に合った回答・締め方をしましょう。相手に伝わりやすくするためにも、結論は1つに絞ると良いでしょう。

また自己PRは企業に合わせるのではなく、自分らしさが伝わる内容にすることをおすすめします。きっと自分らしさを理解して評価してくれる企業に出会えるはずです。

自己PRを磨き、自分に合った企業と出会いたい方は、ぜひOfferBoxを活用してみてくださいね。

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自己PRとは?自己紹介・長所との違い、書くときのポイントや例文を紹介

就職活動において「自己PR」はほぼ必ず求められる重要なテーマです。しかし、「自己紹介」や「長所」と混同してしまい、「結局、自己PRで何をアピールすればいいんだろう…」と、多くの就活生が同じ壁にぶつかっています。

そこで本記事では、自己PRの意味から、内定につながる文章構成や作成ステップ、例文までを徹底解説します。基礎から実践まで理解できる内容なので、これから自己PRを準備する方はぜひ参考にしてください。

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自己PRとは何か?

自己PRとは、自分の強みや特徴を企業に伝えて「自分が活躍できる人材であること」を示すための表現方法です。就職活動・転職活動の場で求められ、エントリーシートや履歴書、面接での受け答えを通して、自分をアピールする目的があります。

一方的に自分の魅力を伝えるだけでなく、いかに自分が採用する価値のある学生だと、企業にアピールできるかが自己PRのポイントです。そのため、企業の特徴や求める人物像に合わせてアピールしていく必要があります。

自己PRと自己紹介の違い

自己紹介は、自分自身の所属や活動の概要を伝えることで、企業に自分の強みをアピールするものではありません。たとえば、氏名や所属する大学・学部、研究内容、面接に向けての挨拶などが、自己紹介の主な内容です。

それに対し、自己PRでは、自分の強みから「企業が自分を採用するメリット」を説明します。強みを裏づけるエピソードや、入社後に実現したいビジョンを詳しく語るため、自己紹介よりもボリュームが大きい内容になりやすいのが特徴です。

両者の違いを理解しておけば、混同する心配はありませんが、曖昧なままでは「自己紹介をしてください」と言われたのに、長々と自己PRを始めて、採用担当者に「質問に正しく・簡潔に答えられない学生だ」と思われ、評価を落としてしまいます。的外れな回答をしないよう、自己紹介との違いをしっかりと頭に入れておいてください。

自己紹介の作り方は以下の記事を参考にしてください。

自己PRと強み・長所の違い

自己PRと強み・長所は似ているようで、実は「誰の視点で語るか」に大きな違いがあります。自己PRは、企業にとって自分を採用するメリットを示す場です。自分の強みを、入社後にどのように役立てられるか、成果にどう結びつくかといった「企業目線」でアピールすることが求められます。

一方で長所は、自分自身が持つ性格や特徴を「自分目線」で説明するものです。長所を伝える際には、性格が表れたエピソードや行動の背景を語ることで、人柄や価値観を理解してもらいやすくなります。

自己PR・強み・長所の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。強みの一覧や書き方を紹介しているので、ぜひあわせてご確認ください。

>> オファー文面から企業に刺さる自己PRがわかる!

就活で自己PR・長所の両方が聞かれるのはなぜ?

就職活動の面接で自己PRと長所の両方が聞かれるのは、企業が知りたい内容がそれぞれ異なるためです。

自己PRでは「仕事で成果につながる強み」を知るのが目的です。たとえば「計画力」をアピールするなら、学業や課外活動で培った計画力を活かし、業務の進行管理やプロジェクトの効率化に貢献できると説明することで、企業にとってのメリットが伝わります。

一方、長所の質問は「人柄や性格」を把握するために行われます。実際に働くうえでは、協調性や責任感といった性格的な要素が、職場での信頼関係やチームワークに直結するためです。たとえば「責任感が強い」という長所であれば、任された業務を最後までやり抜く姿勢が評価されます。

このように、自己PRは「業務でどう活躍できるか」、長所は「一緒に働く仲間としてふさわしいか」を確かめるために、それぞれ別々に問われているのです。

企業が自己PRを聞く意味・目的とは?

企業が自己PRを聞くのは、主に以下4つの目的があるためです。

  • 自社とマッチしているか知りたいから
  • 自己分析ができているか知りたいから
  • 論理的に自己表現する力があるかを知りたいから
  • 企業研究ができているか知りたいから

自社とマッチしているか知りたいから

1つは、自社と学生の強みがマッチしているのかを知りたいからです。自社との相性から、「入社後の活躍を期待できる学生なのか」「優先して採用する価値のある学生なのか」を見極めようとしています。

自社と学生の強みの相性を確かめるのは、入社後のミスマッチのリスクを少しでも減らすためです。せっかく採用しても、思うように能力を発揮できずに早期退職となれば、採用活動にかけたコストが無駄になるうえ、学生としても、就活にかけた労力が無駄になってしまいます。

そのようなお互いの不利益を回避するために、選考時に自己PRから自社との相性を確かめているのです。

自己分析ができているか知りたいから

自己PRの内容から、自分を客観的に見られているかを知りたいと企業は考えています。自己理解度の高い人は、自分の強みと弱みを正しく理解しており、入社後も弱みを改善しながら成長してくれる可能性が高いためです。

自己PRを客観的に伝えるためには、なるべく結果が数値でわかるように定量的にまとめましょう。定量的な結果がない場合は、定性的でもいいので、周囲からどのような評価を受けたかを伝えてみてください。

自己PRを客観的に伝えるためには、なるべく結果が数値でわかるように定量的にまとめましょう。定量的な結果がない場合は、定性的でもいいので、周囲からどのような評価を受けたかを伝えてみてください。たとえば計画性をアピールする際は、計画性を発揮することで出せた結果や周囲からの言葉、評価を一緒に伝えることで、客観的で再現性のある強みだと評価してもらえるでしょう。

論理的に自己表現する力があるかを知りたいから

学生に「論理的に自己表現する力」が備わっているかを見極めたいため、自己PRを質問することもあります。社会人になると、会議での発言や上司への報告、取引先への説明など、場面ごとに自分の考えを整理して伝える力が常に求められます。

そのため、自己PRでは強みや経験をどれだけわかりやすく構成して話せるかがチェックされているのです。とくに「結論→根拠→まとめ」といった流れで話せる人は、説得力があり評価されやすいでしょう。

事前にエピソードを整理し、伝える順序を準備しておくことで、本番でも落ち着いて論理的に話すことが可能になります。

企業研究ができているか知りたいから

企業研究を通して、自社のことを正しく理解できているかを見極める目的もあります。企業の特徴や強み、業務内容についての理解度から、入社の熱意をはかるためです。

企業に自分を採用すべきだとアピールするのが自己PRの最終目的であるため、正しい自己PRをするためには、企業のことを知らないといけません。

企業の特徴や求める人物像を把握して「どのような強みを持つ学生が求められているのか」「どのような強みが企業で活かせるのか」といった視点を持って、自己PRを考えていく必要があります。

企業研究のやり方はこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

>> オファー文面から企業に刺さる自己PRがわかる!

自己PRの3つの構成要素

受かる自己PRは、以下3つの構成要素で作られています。

  • 結論(自分の強み)
  • エピソード
  • 貢献の仕方

結論(自分の強み)

最初に、自分のどのような点が強み・長所になるのかを書きましょう。結論から伝えることで、その後に話すエピソードの内容を理解してもらいやすくするのが目的です。

反対に、いきなりエピソードから話し始めて、最後に強み・長所を伝える自己PRでは、何についてのエピソードなのかが読み取れません。アピールポイントが不明確になってしまうため、自己PRは結論から話し始めてください。

【例】

私の強みは、課題解決能力です。

エピソード

続いて、強み・長所を象徴するエピソードを伝えます。強みを発揮した経験や、長所を伸ばした経験を伝えることで、自己PRに説得力をもたせるのが狙いです。

象徴するエピソードがない自己PRでは、面接官に納得してもらえません。計画性を強みにしているのであれば、その根拠となるエピソードを示し、入社後も同じように発揮できると証明する必要があります。

【例】

この強みがとくに発揮されたのは、飲食店でのアルバイトです。私が働く飲食店では、新型コロナウイルス対策としてテイクアウトメニューを増やしていました。しかし、容器代が加算される分、ぶん店内で食べるより料金が高くなってしまうため、利用者が少ない状況でした。

利用者を増やすために私が提案したのが、容器を持参したお客さんには割引を行う方法です。その結果、テイクアウトを利用する人が増え、お客さんからも「店内で食べるのと変わらない価格でテイクアウトできるのは非常にありがたい」と褒めていただけました。

貢献の仕方

最後に、強み・長所を活かして、入社後にどのような形で貢献できるのか、あるいはどのようなことを実現したいのかを伝えます。今後の具体的なビジョンを語り、入社後の活躍を面接官にイメージしてもらうのが目的です。

ビジョンを語る際は、事業内容や業務内容と絡めながらアピールすると好印象です。「入社後は行動力を活かして活躍します」などと漠然としたビジョンではなく、行動力をどのような場面で活かせるのかまで言及できると、活躍をイメージしてもらいやすくなります。

【例】

このように、状況に合わせて課題を解決する力は、顧客の課題に寄り添ったサービスを売りにしている貴社でこそ、発揮できると考えています。

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自己PR作成までの4ステップ

内定につながる自己PRを作成する際は、以下4つのステップで進めてみましょう。

  1. 自分の過去の出来事を洗い出す
  2. 自分の強みをピックアップする
  3. 志望企業の企業研究をする
  4. 企業に貢献できそうな強み・エピソードを決める

また、自己PRの詳しい書き方は以下の記事で解説しているので、ぜひあわせて参考にしてください。

1.自分の過去の出来事を洗い出す

自分の強みを見つけるために、まずは自分の過去の出来事を洗い出すのがおすすめです。思いつく限り、自分の活躍が印象に残っている出来事や、苦労した出来事などを洗い出してみてください。

過去の出来事が思い浮かばない場合は、自分史を作って年代別に振り返る方法があります。自分史はこれまでの人生を時系列にまとめたもので、年代別に振り返ることで過去を思い出しやすくなるのがメリットです。

幼少期・小学生・中学生・高校生・大学生というように年代別に区切って「幼少期ではあんなことが記憶に残っている」「中学生では◯◯で苦労した覚えがある」などと、振り返ってみましょう。

自分史の作り方は、こちらの記事を参考にしてください。

2.自分の強みをピックアップする

過去の出来事を洗い出せたら、次は自分の強みをピックアップしましょう。活躍した出来事や苦労した出来事の中で、どのような強みを発揮したのかを考えていくのがポイントです。

いくつかの強みをピックアップできたら、その中でもとくに自分の魅力と言える強みを探していきます。たとえば、過去の出来事の中で「協調性」を発揮した場面がもっとも多いのであれば、協調性が自分の一番の強みになります。

自分の強みが上手くピックアップできない、学業が忙しくて探す時間が取れない場合は、OfferBoxの無料自己分析ツール「AnalyzeU+」を活用してみてください。AnalyzeU+は100万人のデータをもとに自分の強みと弱みを把握するための自己分析ツールです。他にも自分が一度ピックアップした強みが正しいかをチェック・補完するツールとしても活用できます。

AnalyzeU+に興味がある人は、こちらの記事を読んでみてください。

3.志望企業の企業研究をする

1と2の手順では自分視点で考えていましたが、自己PRを考えるうえでは企業視点も必要です。志望企業の研究をし、どのような人材を求めているかを把握しましょう。

自己PRのための企業研究で特に見るべきポイントは、組織風土です。チーム力を重視しているのか、それとも個人の裁量を重視しているのか、チャレンジを推奨する企業なのかなど、組織風土への理解を深めましょう。

組織風土からどのような人材を求めているかがわかれば、自己PRで伝えるべき強みが見えてきます。企業のホームページやパンフレット、 『会社四季報』、OB・OG訪問などからも情報を集めて企業研究を進めてください。

企業研究で便利な「四季報」のわかりやすい使い方は、以下の記事を参考にしてみてください。

4.企業に貢献できそうな強み・エピソードを決める

企業への理解が深まったら、自分の強みと企業の求める人物像を結びつけ、どのような形で貢献できるのかを考えましょう。事業内容や業務内容も含めて、考えていくのがポイントです。

複数の強み・エピソードがあり、どれを自己PRにするか迷った場合は、どれが入社後にもっとも活かしやすいかを基準に考えるといいでしょう。企業の事業内容や業務内容と照らし合わせて、もっとも発揮しやすい強みが自己PRに最適です。

<強み・エピソードの例>

【強み:課題解決力】×【企業:IT企業】

私の強みは、現状を分析し課題を解決する力です。強みを発揮した場面は、学園祭の実行委員を務めた際です。前年のアンケート結果から課題を特定し、改善策を実行し、今年の参加率を50%向上させました。ITの力で法人顧客の課題解決を支援する貴社でこの強みを活かし、顧客の隠れたニーズまで汲み取り、最適な提案をすることで、事業の拡大に貢献したいです。

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自己PRの書き方のポイント

就活で受かる自己PRを作るためには、以下6つのポイントを押さえて書く必要があります。

  • 具体的なエピソードがある強みを選ぶ
  • 志望先の企業に合った強みを選ぶ
  • 長期間取り組んだエピソードを盛り込む
  • 成功談よりも失敗を乗り越えた話を使う
  • チームや対人など複数人での出来事を取り入れる
  • 数字を使って相手が理解しやすいようにする

具体的なエピソードがある強みを選ぶ

自己PRを書く際は、抽象的な表現よりも具体的なエピソードを伴った強みを選ぶことが大切です。「コミュニケーション能力がある」と述べるだけでは説得力に欠けますが「ゼミ活動で議論が行き詰まった際に、意見の対立点を整理して双方の合意を導いた」といった具体的な経験を交えると、強みが活かされた場面が伝わります。

面接官は「この学生が入社後も力を発揮できるか」を知りたいと考えています。強みを述べるだけでなく、それを裏づける体験談を語ることで、より選考の通過率を上げましょう。

志望先の企業に合った強みを選ぶ

自己PRは「自分が伝えたいこと」ではなく「企業が求めていること」と重なる部分を強調するのが効果的です。営業職なら「継続力」や「課題解決力」を、研究職や技術職なら「探究心」や「粘り強さ」を示すと、効果的です。

強みは一人につき複数あるはずなので、企業の特色に合うものを選びましょう。事前に企業研究を行い、求められる人物像を把握しておきます。そして、自分の経験の中から一致する強みを選ぶことで「この会社で働く姿」が、面接官に伝わりやすくなります。

長期間取り組んだエピソードを盛り込む

短期間の出来事よりも、数ヶ月から数年続けた経験のほうが説得力が伝わりやすいです。たとえば「半年間のアルバイトで業務改善を提案し、売上に貢献した」といった事例は、粘り強さや努力の積み重ねを示す材料になるでしょう。

また、長期間の経験は困難を克服する過程を含みやすく、主体的な姿勢を示せます。企業は長期的に成果を出す人材を求めているため、継続性を伝えるエピソードは評価されやすいのです。「継続する中で得た学び」も加えると、PRの深みが増します。

成功談よりも失敗を乗り越えた話を使う

自己PRに成功体験を語るのも効果的ですが、より印象を残すのは「失敗をどう克服したか」という話です。失敗時の課題意識や改善方法には、人柄や成長力が表れます。

企業は完璧な人ではなく、困難に直面した際に粘り強く対応できる人を求めています。そのため「どのような失敗をしたか」「どう乗り越えたか」「学んだことは何か」を具体的に伝えると、高評価につながるのです。

失敗からの成長を示すことで、課題解決力や伸びしろを効果的にアピールしましょう。

チームや対人など複数人での出来事を取り入れる

自己PRでは、個人の経験だけでなく、他者と関わったエピソードを盛り込むと効果的です。なぜなら、企業では協働やコミュニケーションが欠かせないためです。

部活動での役割やアルバイトのチーム連携、ゼミでの共同研究などは、協調性やリーダーシップを示せる材料になります。「周囲と協力して課題を解決した」「相手の意見を尊重して調整した」といった内容のほうが、入社後の姿をイメージしてもらいやすいでしょう。自分の役割や工夫点を具体的に伝えると、独自性も出せます。

数字を使って相手が理解しやすいようにする

自己PRに説得力を持たせるには、抽象的な表現より具体的な数値を使うのが有効です。「売上を伸ばした」よりも「前年比120%を達成した」と伝える方が成果は明確です。

同様に「イベントを運営した」よりも「参加者200人を集めた」と表現すれば、規模感が伝わります。数字は客観的で比較もしやすく、効果的にアピールできます。

ただし、誇張や不正確な数値は逆効果なので注意しましょう。実際の経験から導ける数字を示すことで、信頼性のある自己PRが完成します。

>>「OfferBox」で企業に刺さる自己PRを知る

自己PRの例文

受かる自己PRの例文を4つ紹介します。経験別にわけて紹介するので、自分がアピールしたい経験にあわせて、参考にしてみてください。

  • 部活動・サークルの経験で協調性をアピールする例文
  • ゼミ・研究・学業の経験で主体性をアピールする例文
  • インターンシップの経験で行動力をアピールする例文
  • アルバイトの経験で課題解決能力をアピールする例文

部活動・サークルの経験で協調性をアピールする例文

私の強みは、異なる意見を調整する協調性です。(結論・自分の強み)

大学時代に所属していたサッカー部では、全体練習に時間を割きたいメンバーと、個別練習に時間を割きたいメンバー間で、たびたび意見の衝突がありました。ミーティングだけでなく練習中も険悪なムードになりかけていたため、私は双方の意見をしっかりと聞くことにしました。

意見を聞く中でわかったのは、やり方が違うだけで両者とも試合で勝ちたい気持ちは共通していたことです。言葉が足りないときは私が補填して両者の意見を調整したところ、冷静な話し合いができるようになり、全体練習と個別練習のバランスをとれたメニューにできました。(エピソード)

意見が衝突したときにうまく調整できる協調性は、チーム営業を採り入れている貴社で大いに活かせると思います。(貢献の仕方)

ゼミ・研究・学業の経験で主体性をアピールする例文

私の強みは、資格勉強によって身につけた主体性です。(結論・自分の強み)

大学生活で「人より頑張った」と自信を持って言える経験を作るため、日商簿記1級に挑戦しました。合格が非常に難しいと言われる1級の勉強で心がけたのは、小さな目標と大きな目標をうまく使い分けることです。

「日商簿記1級に合格する」だけでは日々のモチベーションを保ちづらいため、1週間の目標、毎日の目標というように小さな目標を設定しました。「今日は◯ページまで問題集を進める」などと具体的に目標を立てて勉強を続けた結果、約6ヶ月の勉強期間で日商簿記1級を取得できました。(エピソード)

仕事を進める際は、会社から与えられる目標があると思いますが、それだけではモチベーションを保てないと考えています。資格勉強で身につけた主体性を発揮し、自分なりの目標を立てながら日々の業務に臨みたいと思います。(貢献の仕方)

インターンシップの経験で行動力をアピールする例文

私の強みは、営業のインターンシップで身につけた行動力です。(結論・自分の強み)

インターンシップ参加前の自分は何事にも慎重で、あれこれ考えすぎて行動に移すのが遅いタイプの人間でした。実際に、実践営業を始めたばかりの頃も行動に移すのが遅く、チャンスを逃してしまったり、他の参加者に先を越されて後悔したりする場面があったことを思い出します。

実践営業を通じて優柔不断な短所を痛感した私は、とりあえず行動に移してみてどうするか考える、と意識を変えてみることにしました。その結果、やらなくて後悔するケースが減り、以前よりも積極的に行動できる人間になれたと実感しています。

考えがなさすぎては周りに迷惑をかけてしまうため、優柔不断な一面と積極的な一面のバランスをうまくとりながら、どんどん行動に移していくつもりです。インターンシップで身につけた行動力は、貴社の新規開拓事業においてもっとも発揮できると考えています。(貢献の仕方)

アルバイトの経験で課題解決能力をアピールする例文

私の強みは、課題解決能力です。(結論・自分の強み)

この強みがとくに発揮されたのは、飲食店でのアルバイトです。私が働く飲食店では新型コロナウイルス対策としてテイクアウトメニューを増やしていました。しかし、容器代が加算される分、店内で食べるよりも料金が高くなってしまうため、利用者が少ない状況でした。

利用者を増やすために私が提案したのが、容器を持参したお客さんに割引を行う方法です。その結果、テイクアウトを利用する人が増え、お客さんからも「店内で食べるのと変わらない価格でテイクアウトできるのは非常にありがたい」と褒めていただけました。(エピソード)

このように、状況に合わせて課題を解決する力は、顧客の課題に寄り添ったサービスを売りにしている貴社でこそ発揮できると考えています。(貢献の仕方)

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自己PRを作成する際の注意点

受かる自己PRを作成する際は、以下3つの注意点に気をつけましょう。

  • 自慢話にならないよう言い回しに気をつける
  • 自己PRと長所で話す内容に矛盾がないようにする
  • 書類に記載する場合は記述欄の8割以上を埋める

自慢話にならないよう言い回しに気をつける

自己PRは自分の強みをアピールする場ですが、過度に成果だけを強調すると「自慢話」と受け取られる恐れがあります。評価してほしいのは結果そのものよりも、そこに至るまでの努力や工夫のプロセスです。

「私がすべて解決しました」と言うよりも「周囲と協力しながら課題を解決しました」と表現すれば、謙虚さと協調性も伝わります。成果はあくまで一要素と捉え、取り組み方や学んだことに焦点を当てることで、説得力と好印象につながります。

自己PRと長所で話す内容に矛盾がないようにする

面接では自己PRと長所の両方を聞かれることが多いため、内容に矛盾があると一貫性に欠ける印象を与えてしまいます。たとえば自己PRで「行動力」を強みと述べたのに、長所で「慎重さ」と答えると、面接官は「どちらが本当なのか」と疑問を抱きます。

必ずしも同じ内容にする必要はありませんが、矛盾しないよう関連性を持たせることが重要です。自己PRは「企業で活かせる強み」長所は「性格的な特徴」と整理し、一貫した人物像を伝えましょう。

書類に記載する場合は記述欄の8割以上を埋める

エントリーシートや履歴書に自己PRを書く場合、文字数欄を大きく空けてしまうと「熱意が足りない」と見なされる可能性があります。だからといって冗長に書きすぎるのも逆効果です。

目安として記入欄の8割以上を埋めるよう意識すると、簡潔さと熱意の両方を伝えられます。文章構成は「結論→具体的なエピソード→学んだこと→まとめ」の流れを意識すると、無理なく分量を確保できます。読みやすさも意識して、適度に段落をわけると好印象です。

>> あなたの自己PRは企業に刺さる?

自己PRに関するよくある質問

最後に、自己PRに関するよくある質問を5つ紹介します。

  • 自己PR写真の提出が求められた場合は?
  • 自己PR動画の場合は同じ内容でいい?
  • 自己PRと強み・長所が被ってもいい?
  • 自己PRとガクチカのエピソードが被ってもいい?
  • 自己PRが思いつかない場合は?

自己PR写真の提出が求められた場合は?

自己PR写真を選ぶ際は「いかに自分らしさが表現できているか」がポイントです。企業は学生の人柄や強みを具体的にイメージする目的で、写真の提出を求めているため、自分らしさが伝わるような写真を選びましょう。

一例として、協調性を強みにしているのであれば、自分1人で映っている写真よりも、複数人で楽しそうに会話している写真のほうが強みが伝わりやすくなります。自己PRの説得力を高めるために、写真はアピールポイントに適したものを選んでください。

自己PR写真のより詳しい選び方と注意点は、以下の記事を参考にしてみてください。

自己PR動画の場合は同じ内容でいい?

自己PR動画の場合も、同じ内容で問題ありません。自己PRを考えるときと同じ手順で話す内容を整理し、企業の求める人物像に合った強みをアピールしましょう。

文字情報を伝えるエントリーシート・履歴書の自己PRとは異なり、視覚情報を伝えられるのが自己PR動画の特徴です。服装や声、ジェスチャー、背景なども評価ポイントとなるため、魅力が伝わるように細かな点まで気を配りましょう。

自己PR動画を作る際も、自己PR写真を選ぶときと同様に、アピールポイントに適した内容を心がけることが大切です。

自己PRと強み・長所が被ってもいい?

自己PRと強み・長所が同じ面接で聞かれることは稀ですが、仮に聞かれたとしても被りを気にする必要はありません。むしろ同じポイントをアピールすることで、一貫性があると評価してもらえるでしょう。

自己PRと強み・長所はよく似た質問項目ですが、自己PRでは主に企業にとっての採用価値を、強み・長所では主に学生の人柄を評価しています。似たような内容でも質問の意図が少し異なるため、伝え方を工夫すれば差別化が可能です。

自己PRでは強みから自分の採用価値をアピールし、強み・長所の質問では強みから自分の人柄をアピールしてみてください。

自己PRとガクチカのエピソードが被ってもいい?

自己PRとガクチカのエピソードが被るのも問題ありません。自己PRでは学生が持つ強みから採用価値が評価されているのに対し、ガクチカでは努力の過程が重点的に評価されています。

評価ポイントがズレているため、同じエピソードでも内容の差別化が可能です。たとえば、アルバイト経験をエピソードにするなら、自己PRではアルバイトで発揮した強みを仕事にどう活かせるのかアピールし、ガクチカではアルバイト中の苦労や工夫を中心にアピールするといいでしょう。

ガクチカの書き方や例文を知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

自己PRが思いつかない場合は?

自己PRが思いつかない場合は、まず原因を明らかにすることが重要です。特別な経験や実績が必要だと考えているからなのか、それとも本当に何もしてこなかったからなのか、といったように原因を分析してみましょう。

原因を分析できたら、次はその原因に応じた対策を講じます。たとえば、特別な経験や実績が必要だと考えているせいで思いつかないのであれば、これまで目を向けなかった小さな出来事も含めて考えるべきです。

自己PRは実績のアピール大会ではないため、小さな出来事の中から、自分らしさを表現できる部分が見つかる可能性もあります。このように、原因を理解したうえで適切な対策を講じれば、自己PRを見つけるのはそれほど難しくないはずです。

自己PRが思いつかない原因と、具体的な対策は以下の記事で確認してください。

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まとめ

自己PRは、自分の強みを示すだけでなく、それが企業にどのように役立つのかを伝えるための重要なアピール要素です。自己紹介や長所と混同せず、論理的かつ一貫性を持たせることが求められます。

また、自慢話にならないよう注意しつつ、定量的な成果や具体的なエピソードを盛り込むことで説得力が高まります。書類ではスペースをしっかり活用し、面接では企業の求める人物像と結びつけて表現することがポイントです。

効率的に就活を進めたい方は、企業からスカウトが届く「OfferBox」を利用してみませんか。企業は学生へのオファーを一斉送信することができない仕様のため、学生の自己PRに興味を持った企業からオファーを受け取りやすい仕組みです。

そのため、企業からのオファー文章を見れば、自分のどんな強みが社会で活きるのか、企業に刺さる自己PRは何かを知り、その後の就職活動に活かすこともできます。

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