志望動機の締めくくり例文23選!採用担当を惹きつけるコツを紹介

就活中に「ESや面接の志望動機の締めくくりの言葉はどうしよう…」と手が止まっている人もいるのではないでしょうか?

締めくくりの文章で入社への熱意や将来性をうまく伝えられると、他の応募者と差をつけやすくなります。

この記事では、締めくくりの基本構成や書き方のルール、そのまま使えるOK例文やNG例文を解説します。

なお、自分から企業にアピールする就活と並行して、企業からのオファーを待つ方法を取り入れるのもおすすめです。オファー型就活サービス「OfferBox」では、プロフィールを80%以上入力すると平均41件(※)のオファーが届きます。

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【新卒向け】志望動機の基本構成と締めくくりの役割

新卒の学生には職務経験がないので、志望動機で「入社への熱意」や「今後のポテンシャル」を伝えなければなりません。とくに締めくくりは企業への熱意をもう一押しし、全体をまとめる重要なパートです。

下記の基本構成に沿って志望動機を作ると、熱意とポテンシャルを論理的に伝えられるため、採用担当者に刺さりやすくなります。

  1. 結論:志望理由を述べる
  2. 具体例:学生時代の経験を交えて説得力を持たせる
  3. 締めくくり:入社意欲をもう一押しし、活躍イメージを印象づける

併せて締めくくりの基本ルールや例文を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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志望動機の締めくくりが選考結果を左右することも

締めくくり文には以下の役割があるので、内容によって選考結果を左右するケースもあります。

  • 熱意や志望度の高さを最後に一押しする
  • 入社後の活躍イメージを描きやすくする
  • 文章全体をまとめて論理的思考力を示す

ES(エントリーシート)や面接で他の学生に埋もれないためにも、「この学生に会ってみたい」「この学生ならうちで活躍できるかも」と思わせる締めくくりを考えましょう。

志望動機の締めくくりで押さえるべき4つの基本ルール

採用担当者に「会いたい」と思わせる締めくくりには、守るべき型があります。ここでは、書類選考を突破するための4つの基本ルールを解説します。

  • 言い切りの形でアピールする
  • 「御社に貢献したい」という姿勢を具体的に書く
  • 入社後のキャリアプランや目標を簡潔に添える
  • 冒頭や本文との一貫性を持たせる

ルール1:言い切りの形でアピールする

志望動機の締めくくりは、言い切りの形でアピールしましょう。

採用担当者は、あなたの言葉から、入社への覚悟や本気度を読み取ろうとしています。語尾が弱いと、熱意や主張そのものに自信がないという印象を与えかねません。

次のように力強く言い切ると、あなたの言葉に責任感が宿り、ポテンシャルをアピールできます。

【NG例】
・~だと思います。
・~できればと考えています。

【OK例】
・~に貢献します。
・~を実現したいです。

今日から文章の終わり方を意識して変えてみてください。

ルール2:「御社に貢献したい」という姿勢を具体的に書く

採用担当者が知りたいのは、「あなたの人柄や能力が、自社でどう活かされるのか」という点です。具体性が欠けていると、企業研究が浅くて入社意欲が低いと判断される場合もあります。

以下のOK例のように、「自身の強みや経験」と「入社後に携わりたい業務内容」を結びつけて語りましょう。

【NG例】
御社の発展に貢献したいです。

【OK例】
学生時代の〇〇の経験で培ったコミュニケーション能力を活かし、営業職として顧客との信頼関係を築き、御社の売上拡大に貢献します。

あなたの言葉で、貢献の形を詳しく表現してみましょう。

面接で採用担当者の心に響くような志望動機を話したい方は、こちらの記事もご覧ください。

ルール3:入社後のキャリアプランや目標を簡潔に添える

入社後の目標や将来像を述べることで、自身の成長意欲の高さ計画性を示せます。採用担当者は、学生が入社後に成長し、長く会社に貢献してくれる人材かを見ているからです。

以下が、入社後のキャリアプランや目標について伝える締めくくりの一例です。

【例文】
「まずは一日も早く業務に慣れ、将来的には〇〇の分野で専門性を高めて、チームに欠かせない存在になりたいです」

短期的な目標と長期的なビジョンをセットで語ると、入社後の姿がより鮮明に伝わります。

ルール4:冒頭や本文との一貫性を持たせる

志望動機は書き出しから締めくくりまで、主張に一貫性を持たせましょう

話の軸がブレていると、「自己分析ができていない」「論理的思考力に欠ける」「信用できない学生だ」と判断されかねません。志望理由・強み・貢献したい内容に一貫性があって初めて、あなたの言葉に説得力が生まれます。

たとえば、本文で「チームで協力することの重要性」をアピールしたのに、締めくくりで「1人で黙々と成果を追求したい」と書くと矛盾が生じます。

志望動機を書き終えたら、最初から最後まで声に出して読み返したりAIにチェックしてもらうのがおすすめです。

もし志望動機の書き出しで悩む場合は、下記の記事での書き方を参考にしてみてください。

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志望動機の締めくくりテンプレート

志望動機の締めくくりに使えるテンプレートを紹介します。先に述べたルールをふまえ、締めの言葉を考えてみましょう。

  • ◯◯な社風に魅力を感じ、御社でともに働きたいと望んでおります
  • 1日でも早く貢献できるよう、まずは◯◯のスキルを身につけたいです
  • 入社後は◯◯の強みを活かし、△△(職種)として貢献していきます
  • ◯◯の目標を実現できると思い、御社を志望しました
  • ◯◯を重視する御社であれば、私がやりたい△△を実現できると確信しています
  • 御社の理念である◯◯を大切にして、△△に貢献していきます

テンプレートはあくまでも一例なので、自分のアピールポイントに合わせて調整することが大切です。

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【アピール内容別】志望動機の締めくくり例文20選

あなたに合った締めくくり方が見つかるよう、4つのパターン別に例文20選を紹介します。自分らしい言葉で熱意を伝えるための参考にしてみてください。

  • 「入社意欲・熱意」をアピールする例文5選
  • 「入社後にやりたいこと」をアピールする例文5選
  • 「自分の強み・人柄」をアピールする例文5選
  • 「企業への深い共感」をアピールする例文5選

パターン1:「入社意欲・熱意」をアピールする例文5選

【例文①】
御社のインターンシップに参加した際、先輩社員の方々が「社員全員が常に挑戦者の視点を忘れない」と語っていた姿に感銘を受けました。私も御社の一員として、現状に満足せず高みを目指し続ける人材として貢献したいです。

【例文②】
OB訪問で伺った「若手のうちから裁量権を持って、プロジェクトを動かせる」というお話に、私の理想とする働き方との一致を感じました。一日も早く戦力となり、御社の成長に貢献できる人材を目指します。

【例文③】
数ある食品メーカーの中でも、とくに健康志向の製品開発に注力されている御社の姿勢に強く惹かれました。「食を通じて人々の生活を豊かにしたい」という私の想いを、御社でこそ実現できると確信しております。

【例文④】
競合他社にはない独自の〇〇という技術力と、それを支える探求心こそが御社の強みであると感じております。私もその一員として常に知的好奇心を持ち、御社の発展に貢献したいです。

【例文⑤】
御社のアプリは単なる情報提供ツールではなく、ユーザーの不安に寄り添う温かみがあると感じます。私もそのような血の通ったサービス開発に携わり、多くの人々の挑戦を支えたいです。

【ポイント】

締めくくりで下記をアピールすることで、あなたの熱意に説得力が生まれます。

  • 企業の事業内容・理念への深い理解を示す
  • OB・OG訪問やインターンシップで感じた具体的な魅力を語る

あなただからこそ語れるエピソードを交えて、志望度の高さを強調しましょう。

パターン2:「入社後にやりたいこと」をアピールする例文5選

【例文①】
営業として現場のニーズを深く理解し、将来的にはその経験を活かして、顧客も気づいていない課題を解決できるような、新サービスの企画に挑戦したいです。

【例文②】
御社が注力されているアジア市場の開拓に、私の語学力と異文化理解力を活かして貢献したいです。将来的には、海外拠点の立ち上げにも携われる人材を目指します。

【例文③】
大学で学んだデータ分析の知識を活かし、御社のマーケティング部で顧客データの解析に携わりたいです。そして、データに基づいた戦略を考え、事業の成長に貢献します。

【例文④】
入社後は、御社の強みである〇〇の技術を基礎から徹底的に学びたいです。3年後には、その技術を応用して、新しい価値を創造できるエンジニアになることが目標です。

【例文⑤】
優れた商品を生み出し続ける御社の商品企画部でノウハウを学び、ゆくゆくは競合であるB社の〇〇を上回るヒット商品を生み出したいと考えています。

【ポイント】

入社後のビジョンを具体的に語ることは、あなたが真剣にキャリアを考えている証拠です。そのため、主体性や成長意欲の高さをアピールできます。

企業の事業内容を深く研究したうえで、自分が何を成し遂げたいかを伝えましょう。あなたの働く姿を採用担当者に鮮明にイメージさせることが、内定への近道です。

パターン3:「自分の強み・人柄」をアピールする例文5選

【例文①】
サークル活動で培った「多様な意見をまとめる調整力」を活かし、チームでの円滑なプロジェクト進行に貢献することで、製品開発のスピードアップを目指します。

【例文②】
飲食店のアルバイトで身につけた「相手の立場に立って考える傾聴力」を、お客様へのヒアリングに活かし、顧客に寄り添った提案を行いたいです。

【例文③】
ゼミの研究で培った「粘り強く課題を分析する力」を、御社のエンジニアとして困難な課題に直面した際に活かしたいです。

【例文④】
学生時代のイベント企画で発揮した「周囲を巻き込む行動力」を活かし、社内外の関係者と積極的に連携して、御社の新規事業を力強く推進したいです。

【例文⑤】
私の強みである「常に改善点を探す探求心」を活かし、既存の業務プロセスに疑問を持ち、より効率的な方法を提案することで、組織全体の生産性向上に貢献します。

【ポイント】

企業は「自社に合う人材か」という視点で評価しているため、強みと業務内容を結びつけて語るのがポイントです。

あなたの強みが企業にとって価値ある能力だと伝われば、志望動機の説得力がアップします。採用担当者に「この人は入社後に活躍してくれそうだ」と強く印象づけられるでしょう。

パターン4:「企業への深い共感」をアピールする例文5選

【例文①】
御社の「テクノロジーで人々の日常を豊かにする」という理念に強く共感します。私もITを用いた課題解決にやりがいを感じており、御社の一員として、国内の情報格差問題を解決したいです。

【例文②】
「挑戦を歓迎する」という御社の文化は、常に新しいことに取り組み成長したい私の価値観と一致します。失敗を恐れずに行動し、御社に新しい風を吹き込める人材を目指します。

【例文③】
利益と環境配慮の両立を目指す御社の事業方針は、私の「ビジネスの力で社会を良くしたい」という信念そのものです。学生時代に培った知識を活かし、御社の製品をより多くの人に届けることで、その実現に貢献します。

【例文④】
説明会で伺った「チームで最高の成果を出す」という価値観に強く共感します。大学のゼミで意見の対立を乗り越え論文を完成させた経験を活かし、チーム全体の成功に貢献したいです。

【例文⑤】
〇〇社長の「常識を疑え」という言葉は、私の行動指針そのものです。私も御社の一員として前例のないアイデアを形にし、世の中に新たな価値を提供していきたいです。

【ポイント】

多くの企業は、同じ価値観を共有して成長できる仲間を求めています。ただ理念への共感を述べるだけではなく、その理念が「自分のどのような経験や価値観と結びついているのか」を具体的に語りましょう。

同じ方向を向いて成長していきたい意思を示せれば、企業文化に合った人材であるとアピールできます。

下記の記事では、志望動機全体の書き方を紹介していますので、併せてご覧ください。

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【職種別】志望動機の締めくくり例文3選

志望動機の締めくくりは、職種ごとに求められる強みをアピールするのが大切です。ここでは下記3つの職種別に、例文と書き方のポイントを解説します。

  • 営業職
  • 事務職
  • 技術職

例文1:営業職

【例文】
アパレルのアルバイトで培った「お客様のニーズを汲み取り、期待を超える提案をする力」を活かし、顧客満足度と売上の両方を最大化することで御社に貢献します。

【ポイント】

営業職の場合は以下をアピールするのがおすすめです。

  • 相手のニーズを汲み取って提案する力
  • 目標達成への意欲
  • 困難に屈しない粘り強さ

大きく、営業の仕事はお金を稼ぐことです。そのため、単なる「前向きさ」や「コミュニケーション能力」だけではなく、成果に結びつく強みを詳しく説明しましょう。

営業職の志望動機を詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

例文2:事務職

【例文】
私の強みである几帳面さとPCスキルを活かし、業務の正確性と効率性を高めることで、組織全体の生産性向上に貢献したいです。

【ポイント】

事務職の志望動機では、下記をアピールして締めくくりましょう。

  • 作業の正確性
  • 効率化への意識
  • 仲間を支えるサポート精神

事務職は、組織全体がスムーズに機能するための土台を支える役割です。丁寧な仕事で仲間を支え、事業活動に貢献する姿勢が求められます。

例文3:技術職

【例文】
大学で学んだ〇〇の知識を活かし、御社の△△分野の発展 技術革新に貢献したいです。入社後も常に最新技術を学び続け、将来的には、これまで社内に無かった新たな価値を創造できる技術者を目指します。

【ポイント】

技術職を志望する場合、締めくくりでは専門知識継続的な学習意欲を示しましょう。現状のスキルに満足せず、常に新しい知識を探求し続ける姿勢が、技術者としての成長につながるからです。

大学での研究内容を活かして、企業のどの技術分野で貢献したいかをアピールしてみてください。

下記の動画では就活生が考えた志望動機に対して、添削やアドバイスをしています。面接官に刺さるポイントがわかりますので、ぜひご覧ください。

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評価を下げる志望動機の締めくくりNG例と改善ポイント

多くの就活生がやりがちなNG例と、改善のポイントを解説します。最後の最後で評価を下げないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 誰にでも言える内容になっている
  • 受け身な姿勢や学習意欲だけを強調している
  • 根拠なく自信過剰な表現になっている
  • 本文の内容と締めくくりが矛盾している
  • 謙遜しすぎている

NG例1:誰にでも言える内容になっている

【NG例】
御社の将来性に惹かれました。更なる御社の発展に貢献できるよう頑張ります。

【OK例】
食を通じて持続可能な社会を目指すという、御社の事業が持つ将来性に強く惹かれました。大学で学んだ栄養学の知識を活かし、商品開発部の一員として、人々の健康に貢献できる商品を生み出したいです。

【ポイント】

締めくくりで避けたいのが、どの企業にも言えてしまう内容です。具体性がないと、使い回しの志望動機だと判断されかねません。

OK例のように「その企業のどのような点に惹かれ、自分の何を活かして、どのように貢献したいのか」を明確にすると、志望度の高さが伝わります。

NG例2:受け身な姿勢や学習意欲だけを強調している

【NG例】
未熟者ですが、ご指導いただきたいです。

【OK例】
ご指導いただきながら一日でも早く業務を吸収し、学びをすぐに実践に活かすことで、御社の成長 チームの目標達成に貢献したいです。

【ポイント】

企業は、あなたに給料を払って貢献を期待する場所です。そのため、自分から価値を提供しようとする姿勢を示さなければなりません。

OK例のように、学んだ先にある貢献の意志までセットで伝えると、ポテンシャルが評価されやすくなります。

NG例3:根拠なく自信過剰な表現になっている

【NG例】
営業として◯%のシェアを3年後までに実現します。

【OK例】
入社後は先輩方の営業スタイルを徹底的に学び、吸収します。そのうえで自分なりの工夫を加え、将来的には御社の記録を塗り替える営業担当者になることが目標です。

【ポイント】

入社後の活躍について誇張したり、不確実な約束をしたりするのはやめましょう。不信感を持たれるばかりか、自分を客観視できていないと思われてしまうので、極端な締めくくりは避けるべきです。

自分の経験や能力で実現可能な範囲で、仕事への意欲をアピールしましょう。具体的な学習計画を示したうえで高い目標を語ることで、説得力が生まれます。

NG例4:本文の内容と締めくくりが矛盾している

【NG例】
大学時代のサークル活動では、副リーダーとして常にメンバー間の対話を重視し、それぞれの強みを活かせるよう役割分担を工夫しました。

御社に入社後は、誰にも負けない専門性を黙々と追求し、トップエンジニアを目指したいです。

【OK例】
大学時代のサークル活動では、副リーダーとして常にメンバー間の対話を重視し、それぞれの強みを活かせるよう役割分担を工夫しました。

御社に入社後も、チームの一員としてメンバーとの対話を大切にしながら、大規模プロジェクトの成功に貢献したいです。

【ポイント】

本文と締めくくりに一貫性がないと、どちらが本当の姿なのかわからず、信用できない印象を与えてしまいます。

書き終えた後は必ず全体を読み返し、冒頭から末尾まで話の軸が通っているかをチェックしましょう。

NG例5:謙遜しすぎている

【NG例】
私に務まるかどうか不安ではございますが、もし採用していただけたら、一生懸命頑張ります。

【OK例】
未熟な点も多いかと思いますが、持ち前の吸収力と向上心を活かし、一日でも早く御社に貢献できる人材になります。

【ポイント】

誇張や無理な約束は避けるべきですが、謙遜しすぎるのも問題です。ネガティブな言葉は自信のなさと受け取られ、採用担当者を不安にさせてしまいます。

OK例のように、謙遜の言葉を、貢献への意欲やポテンシャルがわかる表現に転換しましょう。

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まとめ

志望動機の締めくくりは、あなたの入社意欲や将来性を伝える重要なパートです。今回紹介した基本ルールを押さえ、NG例を避けながら自分らしい言葉で想いを伝えましょう。まずは例文を参考にして、あなただけの締めくくり文を作成してみてください。

もし自分から企業にアピールし続けるのに疲れたら、企業からのアプローチを待つ就活もおすすめです。オファー型就活サービス「OfferBox」では、プロフィールや自己PRを充実させておくと、企業から会いたいというオファーが届く仕組みです。

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引用:OfferBox「就活ボイス」W.Kさん

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「あらかじめ記入したプロフィールを企業が見るため、ありのままの自分を見てもらいやすい」

引用:OfferBox「就活ボイス」Y.Mさん

M.Tさん

「「企業からの個別オファーが届くため、ある程度企業と自分がマッチしていることが多い」

引用:OfferBox「就活ボイス」M.Tさん

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周りの人たちが続々と就活を終えているにもかかわらず、自分だけがNNTの状況に陥ってしまい、焦っている人は多いのではないでしょうか。

焦る気持ちは分かりますが、就活を進めるペースは人それぞれですから、周りと比べて自信をなくす必要はありません。自分に合う理想的な就職先を見つけるためにも、今の状況を冷静に分析して就活を進めましょう。

この記事では、NNTという言葉の意味や、よく似た言葉であるANTとの違いをご紹介します。内定獲得のポイントについても解説するので、NNTから抜け出せずに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

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「NNT」とは

就活を進める中で、「NNT」という聞きなれない言葉を耳にしたことがあるかもしれません。NNTとは何を指しているのか、まずはその意味を理解しましょう。

無い内定(NaiNaiTei)の略

NNTとは「NaiNaiTei」、すなわち「無い内定」の略です。

つまり、内定をまだどの企業からももらえていない状況のことを指します。

「ANT」は対義語(AruNaiTei)

似たような言葉として「ANT」がありますが、こちらはNNTの対義語です。「AruNaiTei」、すなわち「有る内定」を意味しています。

NNTとは反対に、内定を少なくとも1つはもらっている状況がANTです。

むやみに使わない

NNTとANT、いずれもつい使ってしまいたくなるような言葉ですが、むやみに使うべきではありません。

たとえ自分が内定を持っており、他の人が持っていなくても、それはあくまで今の状況であり、学生の優劣を決めるものではありません。それをNNTとANTのように区別するのはあまり印象がよくありません。

自分は冗談で言ったつもりでも、他の学生を傷つけてしまう可能性が十分考えられるため、むやみに使うのは避けましょう。

もし、NNTになっている・なるかもしれない人は、まず今までと就活のアプローチ方法を見直すことがおすすめです。

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NNTの学生にありがちな特徴

NNTの学生にはありがちな特徴がいくつか見られます。NNTから抜け出せずに悩んでいる人や、自分がその特徴に当てはまっていると感じる人は、良くない部分を見直してから次の選考に臨みましょう。

自己分析が十分にできていない

一つは自己分析が十分にできていないことが挙げられます。

自分自身について理解できていないと志望業界・企業がはっきり定まらないうえ、選考でも強みをうまくアピールできません。自分のことをしっかり話せないと当然企業は適切な評価を下せないため、内定にもつながらないというわけです。

そのため、まだ志望業界・企業が曖昧な人や、自分の強みが分かっていない人は自己分析からやり直す必要があります。まずは自己分析を通じて性格や価値観を明らかにし、就活の軸を定めてください。就活の軸がしっかりと定まれば志望業界・企業が明確になり、志望動機や自己PRにも説得力が生まれます。

自己分析の目的や方法については以下の記事を参考にしてください。

また自己分析を行うなら、自己分析・適性診断ツール「AnalyzeU+」の活用もおすすめです。設問に回答することで、自分の強みや価値観、考え方の傾向を診断できます。約100万人のデータに基づいた精度の高い診断結果が出るため、客観的な自分の強みや弱みなどを知りたい人におすすめのツールです。

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「企業への貢献」を考えられていない

企業側の視点を考えずに就活を進めてしまうのも、NNTの学生にありがちな特徴です。やりがいや待遇、労働環境など企業に求めるものは人それぞれですが、自分が求めるものをそのまま志望動機として伝えるだけではアピールになりません。

企業は自社に貢献してくれる人材を求めているため、自分が得たいものばかりを考えている学生は評価されづらいという仕組みです。自分が魅力的な人材だと評価してもらうには、どんな強みを活かして企業に貢献できるのかをアピールする必要があります。

選考の振り返りを正しくできていない

選考の振り返りを正しくできていない人は、NNTの状況に陥りやすい傾向にあります。気持ちを切り替えることは大切ですが、1つ1つの選考を「合わなかった」だけで済ませてしまうと良くない部分の改善ができません。

改善しないまま次の選考に臨んでも同じポイントでつまずいてしまい、NNTの状況が続いてしまうでしょう。選考に落ちてガッカリするのは当然ですが、大事なのは落ちた後です。

何度も同じ失敗を繰り返さないためにも、落ちてしまったときはきちんと選考の振り返りをするように心がけましょう。

不安や焦りが募り、行動できていない

不安や焦りから思うように行動できなくなるのも、NNTの学生によく見られる特徴です。初めの頃は選考に落ちてしまってもうまく切り替えられていたのに、失敗が続くあまり、少しずつ自信がなくなっていく悪循環に陥る危険性があります。

企業からの不採用通知が怖いあまり、新しい企業へのエントリーに踏み切れず、就活の足が止まってしまうと、その間にも企業の採用枠はどんどん埋まっていってしまいます。


プレッシャーやストレスがある中、大変であることは理解できますが、積極的に行動し続けましょう。

自分に合った企業に出会えていない

自己分析や選考の振り返りがしっかりできていたとしても、自分に合った企業に出会えずNNTの状態が続いている場合もあります。

「仕事内容は魅力的だけど待遇に少し不満がある」「職場の雰囲気に馴染めなさそう」など理由はさまざまです。

就活の軸が定まっていないならともかく、きちんと定まっているのであれば焦る必要はありません。周りの人のペースは気にせず、自分のペースで理想的な企業を見つけていきましょう。

また、自分に合った企業を見つけられないなら、逆に企業から「うちに合っている」と思ってもらいオファーを受け取る就活の形もあります。OfferBoxなら、プロフィールを見た企業があなたの強みや価値観が自社にマッチすると判断してオファーを送ってくれます。

既に24万人(※1)もの就活生に利用されていることに加え、学歴によるオファー受信の偏りがない(※2)ため、今内定を持っておらず不安な方は、一度試してみるのがおすすめです。

(※1) OfferBox2024年卒利用実績データより

(※2) OfferBox2023年卒利用実績データより

NNTからANTになるための対策・ポイント

NNTの学生にありがちな特徴が分かったところで、次はANTになるための対策・ポイントを紹介します。NNTからなかなか抜け出せないからといって投げやりにならず、冷静に対策を講じて選考に臨むことが大切です。

①自分に合った企業からオファーをもらう

自分に合った企業が自分でも分からず、何となくで就活を進めてしまっている場合は、新卒オファー型就活サイトを活用するのがおすすめです。

新卒オファー型就活サイトとは、写真や自己PRなどのプロフィールを入力しておくだけで企業側から求人のオファーが届くサイトです。

従来の就活といえば自分から企業にアプローチするのが一般的でしたが、スカウト型なら企業側からアプローチしてもらえるため、自分の新たな可能性を発見しやすいメリットがあります。

「社会にはどんな業界があるのかよく分からない」「自分に合った企業・職種を見つけられない」といった人に最適なサービスといえるでしょう。

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②自己分析を一気に進める

NNTからなかなか抜け出せずに悩んでいる人は、一度まとまった時間を確保して自己分析をすることをおすすめします。自分ではしっかりと分析したつもりでも、まだ不十分だったり、そもそもやり方が非効率だったりといった失敗が考えられます。

一刻も早く内定をもらいたいのに、自己分析からやり直すのは遠回りのように感じるかもしれませんが、就活では自己分析が最も重要といっても過言ではありません。

自分に合った企業を見つけ、選考で自分の強みをしっかりとアピールするためにも、まずは徹底的に自己分析をしましょう。自己分析で就活の軸を定めることが、内定獲得への一番の近道です。

自己分析のやり方や役立つツールについては以下の記事を参考にしてください。

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③選考に落ちた理由を整理する

自己分析で自分のことを整理できたら、選考に落ちた理由についても整理してみましょう。

どの企業からも内定をもらえないということは、必ず何かしらの理由があるはずです。履歴書・ESの書き方や身だしなみといった基本的なことから、面接でうまく答えられなかった点など、これまでの選考を細かく振り返ってみましょう。

また、選考の内容だけでなく、これまでどんな企業を受けてきたのかを振り返ることも大切です。「倍率の高い有名企業ばかり受けていないか」「自分の特徴に合った業界なのか」など、受ける企業の偏りや相性がNNTの原因となっていないか考えてみてください。

④企業研究を深くおこなう

内定をもらうには企業への深い理解が不可欠です。これから受ける企業がどのような人材を求めているのかを理解し、自分がどんな形で企業に貢献できるのか伝えられるようにしましょう。

企業研究では、企業のWebサイトや会社説明会から得られる情報だけでなく、インターンシップやOB・OG訪問から得られる情報を活用するのも効果的です。誰でも知っているような情報では志望動機や自己PRでオリジナリティを出すのが難しいので、経験者から企業についてのリアルな情報を集めてみましょう。

企業研究の具体的なやり方については以下の記事を参考にしてください。

⑤ ②〜④を踏まえ選考を受ける

②〜④を踏まえて選考を受けましょう。

ここまできちんと対策してきた人であれば、内定獲得の確率は以前よりも上がっているはずです。仮に再び不合格となってしまった場合でも、着実に一歩ずつ内定に近づいているため焦る必要はありません。

再び不合格となってしまった場合は、原点に立ち返り、改善を重ねていくことでさらに内定に近づいていきます。長期間にわたる就活ではさまざまな不安や悩みがあると思いますが、焦らず丁寧に一つ一つの対策を進めていきましょう。

NNTでも焦らずに対策を練ろう

以上、NNTの定義からANTとの違い、内定獲得のポイントまで紹介しました。

就活がうまくいかないと視野が狭くなり、投げやりになってしまいがちです。焦る気持ちは分かりますが、そんなときこそ冷静に今の状況を分析しましょう。自己分析が不十分なのか、企業側の視点を考慮できていないのかなど、選考に落ちた理由を分析して次の選考への対策を練りましょう。

また、自分に合った企業や自分の強みがよく分からない人は、新卒オファー型就活サイトを活用するのも一つの方法です。例えば「OfferBox」ではプロフィールを登録しておくだけで企業側から求人のオファーを待つことができるほか、「AnalyzeU+」で約100万人のデータに基づいた精度の高い自己分析もできます。全て無料で利用することができるので、是非一度OfferBoxを利用してみてください。

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面接で「ほかに受けている企業はありますか?」と聞かれるケースが稀に見られますが、正直に答えるべきか、それとも気を遣った回答をすべきか悩む学生は少なくありません。

答えに悩んで黙り込んでしまったり、反対に正直に答えすぎてしまったりといった失敗がよく見られます。

そこでこの記事では、企業が「ほかに受けている企業」を質問する意図と回答のポイントを解説します。状況別の回答例も合わせて紹介するので、答え方に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

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面接の「ほかに受けている企業」の質問意図

そもそも、なぜ企業は「ほかに受けている企業」を知りたがるのでしょうか。いざ聞かれたときに的外れな回答をしないためにも、まずは企業の質問意図をきちんと理解しておきましょう。

学生の就活状況を知るため

最も大きな理由は、学生の就活状況を知るためです。どこの企業を受けているのか、どの程度選考が進んでいるのかなどを知ることで、状況に応じた採用戦略を立てようとしています。

学生にとって、就活は限られた採用枠を取り合う競争ですが、それは企業側にも同じことが言えます。優秀な人材を確保するために就活状況を聞き、「既に最終選考まで進んでいるのならこちらも早く合格を出そう」といった採用戦略を立てるのが企業の狙いです。

志望度・内定時の入社可能性を知るため

学生の志望度の高さと入社意思を確認する意図もあります。選考を受けている学生の中には、当たり前ですがあまり志望度が高くない人もいます。いくら自社に合うと感じた学生でも、志望度が低ければ、内定を出したとしても辞退される可能性が高いです。一方で、志望度の高い学生は内定を承諾する可能性が高いため、企業側は志望度の高さによって面接の順番を考慮したりします。

発言と一貫性があるか知るため

ほかの質問に対する発言と一貫性があるかを見極めるのも、質問意図の一つです。

例えば、「入社後は◯◯事業に携わりたい」と具体的に言っているにもかかわらず、受けている業界や業種がバラバラだと発言に説得力がなくなってしまいます。

そのためほかに受けている企業から志望業界や業種を見極め、企業の方向性と学生のビジョンが一致しているのかを確認しているのです。

面接でほかに受けている企業を聞かれた際の回答例

ここからは、面接で「ほかに受けている企業」を聞かれたときの答え方を状況別に紹介していきます。しどろもどろな回答はマイナスの印象につながってしまうため、落ち着いて答えられるよう、以下の回答例を参考に自分が答えるときのイメージを膨らませてみましょう。

第一志望の企業の場合

例文①(他社と比較して志望度を伝える場合)

〇〇社の選考を並行して進めており、現在は二次面接の結果待ちです。どちらも魅力的な企業であることには変わりないのですが、私としては御社が開発するユニークな商品に惹かれており、こちらの商品開発に携わりたいと考えております。

例文②(具体的な企業名を出さない場合)

御社と同じブライダル業界を中心に就職活動を進めております。多くの人にとって一生に一度の思い出となる結婚式を、最初から最後までサポートするため、企画から後片付けまでトータルプロデュースする企業を中心に受けています。

第二志望以下の企業の場合

例文①(他社と比較して迷っている点を伝える場合)

〇〇社の選考を並行して進めており、これから最終面接に臨むところです。ただ、選考を進める中で入社後の業務範囲について少し疑問が芽生えたため、本日はそのことについて御社にも詳しく伺いたいと考えています。

例文②(具体的な企業名を出さない場合)

御社とは別の業界で選考を進めている企業が1社あります。入社後は営業の仕事に関わりたいと考えているのですが、自分の能力が発揮できる業界をまだはっきりと見極められておらず、どちらを選ぶべきか悩んでいる状況です。

面接で「ほかに受けている企業」の答え方のポイント

回答例から自分が答えるときのイメージを膨らませたところで、次は答え方のポイントを確認していきましょう。対応が非常に難しい質問ですが、上手に答えられれば好印象につながります。

嘘はつかず正直に回答する

嘘をついても合格率が上がるわけではないので、正直に自分の就活状況を答えましょう。変に気を遣って不信感を持たれてしまうより、正直に答えるほうが評価を下げるリスクを軽減できます。

また、自分の迷いや疑問を伝えることで、企業から就活のヒントをもらえるかもしれません。迷いや疑問を解消できれば自信を持って就活を進められるようになるため、質問に怖がらず正直に答えてみましょう。

すべての企業名は答えなくてもOK

丁寧にすべての企業名を答えなくても問題ありません。具体的な企業名を出すのがはばかられる場合は、「XX業界の企業を◯社、YY業界の企業を◯社受けています」などと大まかに伝えましょう。

ただし、複数の企業で迷っている場合は、あえて企業名を出すのも一つの方法です。同じ業界であれば他社の詳しい情報を持っている可能性が高く、選考を進めるうえでの判断材料を得られるかもしれません。

また、具体的にどの企業を受けているのか、企業名を聞かれた際は、正直に答えましょう。

バラバラでも自分なりの軸を話せればOK

選考を受けている企業の業界や職種がバラバラでも、自分なりの軸がしっかり定まっていれば問題ありません。具体的な例としては、営業職や事務職を志望しており、業界選びで悩んでいるケースなどが挙げられます。

この場合は営業職や事務職を志望している理由を話したうえで、自分に最も適した業界がどこなのか探っている状況だと伝えれば、採用担当にも理解してもらえるでしょう。このように業界や職種がバラバラな場合は、納得してもらえる理由を話す必要があります。

「ほかに受けている企業」と「内定承諾意思」を聞かれたら

企業によっては、就活状況と合わせて「内定承諾意思」を聞かれる場合があります。この場合も答え方のポイントは同じですが、曖昧な回答はNGです。

すぐに答えられない時点で志望度が低いと判断されてしまうので、第一志望なら第一志望、迷っているなら迷っているとはっきりと伝えましょう。

第一志望であれば内定承諾と入社意思を明言

第一志望であれば迷う必要はありません。内定承諾すること、入社の意思があることを明言しましょう。

ただし、「内定をもらえたら入社します」と一言で答えるだけでは企業に納得してもらえません。口先だけではないと証明するためにも、本当に入社の意思がある場合はその理由をしっかりと説明しましょう。

迷っている場合は具体的に伝える

まだ迷っている場合は、迷っているポイントを具体的に伝えましょう。例えば、引っ越しを伴う転勤に疑問があるなら、それを正直に伝えることで企業が転勤について詳しい情報をくれる可能性があります。

迷っているポイントを伝えるのは印象が下がるように思うかもしれませんが、不安を払拭できれば入社後ギャップのリスクが減り、学生と企業双方にメリットがあります。

早期退職となれば企業に大きな迷惑をかけることになるので、迷いや疑問は入社前にすべて解消しておきましょう。

第一志望でない=「不合格」ではない

大前提として、第一志望でないから即不合格というわけではないことを頭に入れておきましょう。企業が「ほかに受けている企業」を質問するのは学生の就活状況を知るためであって、合否の判断材料にするためではありません。

答え方で合否が決まるわけではないので、第一志望でないなら正直に答えましょう。その理由が明確であれば納得してもらえるうえ、志望度が入れ替わるような情報を得られる可能性があります。

「他社の選考次第」は印象がよくない

「他社の選考次第」という回答は「第一志望に落ちたら入社する」という意味に聞こえるため、あまり印象がよくありません。それに対して採用担当は何もアクションできず、面接が重い空気となってしまうでしょう。

第一志望でない場合でもこのような回答は避け、前述の通り、迷っている具体的なポイントを伝えるべきです。迷っているポイントを伝えれば入社を検討していることは理解してもらえますし、採用担当の返答によって会話の発展につながります。

「ほかに受けている企業」に関するよくある質問

最後に、「ほかに受けている企業」に関するよくある質問にお答えします。疑問を抱えたまま面接本番に臨まないよう、以下のポイントをチェックしておきましょう。

聞かれない場合は、落ちたということ?

聞かれないというだけで合否は判断できません。「ほかに受けている企業」の質問は、志望動機や自己PRのような確実に聞かれる質問ではないため、企業によっては聞かれないケースがあります。

たとえ面接で合格の場合でも聞かれないケースはあるので、質問の有無で喜んだり不安になったりする必要はありません。

「ほかを受けていない」のがよい?

本当にない場合はそう答えるべきですが、変に気を遣って「ほかを受けていない」と答えるのはやめましょう。就活においては、複数の企業の選考を同時に進めるのが一般的です。

採用担当もそれを理解しているため、1社しか受けていないと就活に対する意欲がないように見え、かえって不安にさせてしまう可能性があります。

まとめ

以上、企業が面接で「ほかに受けている企業」を質問する意図や回答のポイントをご紹介しました。

正直に答えるべきか、それとも気を遣った回答をすべきか悩む質問ですが、自分の就活のためにも嘘はつかず正直に伝えるべきです。

迷っているポイントを伝えれば、それを解消できるような情報を企業からもらえる可能性があるため、どんな理由で入社を決めかねているのかを伝えてみてください。

また、「内定承諾意思」を聞かれた場合でも答え方のポイントは同じです。第一志望でないからといって即不合格にはならないので、まだ迷っている場合はその理由を具体的に伝えましょう。

前回も満席だった『OfferBoxユーザー会』2・3月も開催します!
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トークセッションでは、先輩就活生がたくさんの質問に答えてくれました。
<実際の質問>
・本エントリー数は?
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【イベント詳細】

<日時>

東京開催
2023年2月15日(水) ※開催終了
2022年12月7日(水) ※開催終了
大阪開催
2023年2月17日(金)18:00~19:30(最長20:00まで)
福岡開催
2023年3月開催で調整中
名古屋開催
2023年3月開催で調整中
仙台開催
2023年3月開催で調整中

 <場所>

・東京会場

HELLO,VISITS 東京大学
東京都文京区本郷4-1-7第二近江屋ビル2F イベントスーペース

 ・大阪会場

HELLO,VISITS 大阪大学
大阪府池田市石橋3-1-5クリューソスビル101

<プログラム>

第1部 トークセッション

就活を終えた2023年卒の先輩学生や社会人が2024年卒の質問に答えます。

第2部 グループセッション

少人数のグループに分かれ、先輩就活生や社会人と就活中の2024年卒との交流タイムです。
普段なかなか聞けない就活の悩みや疑問を解消したり、情報交換をすることができます!

<参加条件>

・2024年卒であること
・Offerboxユーザー以外も参加OK!

<その他>

参加無料
服装自由(楽な服装でお越しください)

<参加方法>

①以下応募フォームよりご応募ください。
<2024年卒向け 応募フォーム>
※フォーム入力締め切り:各開催日の2日前 15:00
※この時点で申し込み完了とはなりません。


▼OfferBoxに登録されている方
招待オファーをお送りします。申し込み完了までご対応ください。

▼OfferBox未登録の方
定員を確認後、ご入力いただいたメールアドレス宛に詳細をご連絡いたします。

<注意事項>

※先着順のため、定員に達し次第キャンセル待ちの受付となります。
※名古屋・福岡・仙台開催は現時点で開催日を調整中のため、日程が決まり次第応募者の方へご連絡いたします。

たくさんのご参加お待ちしています!

2023年卒の参加も大募集!

就活を終えた先輩学生としての参加者を募集しています!
あなたの就活体験談で、後輩就活生を応援しませんか?
2023年卒として就活中にOfferBoxを活用し、就活を終了された方が対象です!
ご協力いただける場合は、以下応募フォームよりご応募ください。

<2023年卒向け応募フォーム>
※フォーム入力締め切り:各開催日の3日前 15:00
                            
定員を確認後、ご入力いただいたメールアドレス宛に詳細をご連絡いたします。
※就活体験談をお話しいただくため、既に就活を終えた方のお申込に限らせて頂きます。
※定員があるため、お申込をいただいても参加できない場合がございます。

過去のユーザー会開催レポート

OfferBoxユーザー会とは?!就活の不安を解消しよう!

新型コロナウイルス感染症対策・対応について

新型コロナウイルス感染拡大防止に関し、厚生労働省からの指導に基づき、感染対策・予防に細心の注意を払い開催いたします。

新型コロナウイルス感染予防対策

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(2)会場入口付近に消毒液を設置いたします。
(3)過去ユーザー会でおこなっていた軽食やアルコール・ジュースなどの提供はおこないません。
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参加者へのお願い

厚生労働省が発表している感染対策・予防の趣旨をご理解いただき、以下の通りご協力をお願いいたします。
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つきましては、誠に勝手ながら下記の日時にサービスを停止させていただきます。
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※作業進捗により、前後する場合がございます。ご了承ください。

ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

就活準備講座!

OfferBoxユーザーを一堂に集め、みんなで一緒にもくもくとプロフィールを入力・見直す「もくもく会」を開催します!
冒頭の30分でOfferBoxプロフィールの考え方をご紹介して、OfferBoxのプロフィールを入力するうえで意識してほしいポイントをお伝えします。

もくもく会には「OfferBoxの中の人」も常駐するので、気になることがあればその場で質問してください!
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これから年明けの本選考に向けて少しずつ準備を進めていきたいという方はぜひご参加ください!

 

LIVE配信 概要

【開催日時】

11月30日 (水) 18:00~19:00
※Zoomでのライブ配信です。
※質問数に応じて、最大30分延長します。
※セミナー開始5分前より開場します。

 

【参加対象者】

2024年卒業見込み
※2024年卒メインの内容となりますが、2023年卒の方もご参加いただけます。

【参加方法】

※Zoomでのライブ配信です。

カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。
①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
③お時間になりましたら参加用URLにアクセスしご参加ください。

イベントは終了しました

インターンオファーを受け取るためのOfferBoxプロフィールとは?

11/28(月)は、OfferBoxプロフィールの考え方を就活の状況にあわせて3パターンご紹介します!
 
・年明けに本格化していく本選考に向けてプロフィールを改善したい。
・そろそろ就活に本腰を入れたいが何からやるべきかわからない。
・自分を象徴する画像や過去のエピソードに書く内容が浮かばず困っている。

こんな想いを持たれている方は、ぜひご参加ください。

 
後半には質疑応答の時間を設けています。
OfferBoxに関する質問はもちろん、「自己分析のしかた」「今の時期にしておいたほうが良いこと」など、就活に関わる悩みや不安にもお答えします。

 

LIVE配信 概要

【開催日時】

2022年 11月28日 (月) 12:00~13:30
※Zoomでのライブ配信です。
※質問数に応じて、最大30分延長します。
※セミナー開始5分前より開場します。

 

【参加対象者】

2024年 卒業見込み学生

 

【登壇者の紹介】

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株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

 【セミナー参加方法】

※ZOOMでのライブ配信です。
カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。

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②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
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OfferBoxご利用者様各位

日頃は当社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
当社が提供する就活支援サービス「OfferBox(オファーボックス)」(以下「本サービス」といいます。)において、システムの設定不備に伴い、利用企業の本サービス利用画面上で、利用学生様の氏名が当社の意図しない態様で表示される不具合が生じていたことが判明いたしました。
利用学生の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本件事象の詳細及び当社によるシステム設定不備への対応状況等につきまして、当社ホームページにて公表させていただきましたので、ご報告申し上げます。

「OfferBox」システム設定不備に伴うお詫びとお知らせ

「就職試験って面接以外に何があるの」
「筆記試験の対策は必要?」

就活を進めるなかで、このような疑問を抱く人は多いのではないでしょうか。志望する企業に入社するために避けては通れない就職試験ですが、その内容は企業によってさまざまです。しっかりと対策をして就職試験に臨むため、まずは種類や対策方法について理解していきましょう。

この記事では、就職試験の概要から具体的な対策方法まで詳しく解説していきます。就職試験についてよく分からない点がある人は、ぜひ参考にしてください。

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就職試験とは

就職試験とは、就職のために受ける必要のある試験全般のことを指します。

一般企業の就職試験では筆記試験や面接試験などがあり、企業ごとに異なる形式・採用フローで試験が実施されます。

筆記試験には複数の種類があるほか、面接試験にも複数のタイプがあるため、自分の志望企業が実施する就職試験について正しく理解することが大切です。

就職試験の種類

就職試験は主に「筆記試験」「面接試験」「動画試験」の3種類に分けられます。

筆記試験と動画試験は選考の早い段階で実施されるケースが多く、面接試験は2~3回程度の複数回にかけて実施される傾向にあります。それぞれの就職試験の特徴は以下のとおりです。

筆記試験

エントリーシート(ES)・履歴書による書類審査や、知的能力・性格を見極める適性検査が筆記試験にあたります。

採用担当と直接顔を合わせるのは面接試験ですが、面接試験はES・履歴書の内容や適性検査の結果を参考にして進められます。そのため、面接試験に先立って、自分の性格や価値観を見極められる非常に重要な就職試験といえるでしょう。

また、近年はWeb形式のものが増えているため、パソコンでの書類作成や受検に慣れておく必要があります。

面接試験

面接・面談・グループディスカッション・プレゼンテーションなど、採用担当と顔を合わせて実施する試験が面接試験です。複数のタイプがあり、それぞれのタイプごとに異なる対策が必要になります。

個別面接

面接試験で最も一般的なタイプです。学生1人に対して1~3人の採用担当が面接を実施し、15分~60分程度の時間をかけて志望動機や長所・短所を質問していきます。

1人だけに多くの時間をかけられることから、踏み込んだ質問をされやすいのが大きな特徴です。

また、企業によっては事前課題が与えられ、プレゼンテーション形式での発表が求められることもあります。

集団面接

応募者が多い1次面接で実施されやすいタイプの就職試験です。人数は学生3~8人程度に対して採用担当が2~5人程度、時間は50分~60分程度と個別面接より長い傾向にあります。

1人あたりの回答時間が限られているため、短い時間で自分の魅力を伝える必要があります。

グループディスカッション

与えられたテーマについて6人前後で議論していくタイプです。議論の末に出した結論だけでなく、議論の過程やグループの中での役割なども評価の対象となります。

面談

企業理解を深める、学生のことをより深く知るなどの目的で選考の前後や間に実施されることがあります。多くの場合、選考には影響しない名目で行われますが、面談の内容や態度によってはマイナスの評価になる場合もあるので、注意が必要です。

動画試験

筆記試験と面接試験ほど頻度は高くありませんが、なかには動画試験を採り入れている企業が見られます。

よく似た試験方法にWeb面接がありますが、Web面接はリアルタイムで採用担当とやりとりするのに対し、動画試験の場合は自分で動画を撮影して企業に送るところがポイントです。

自分のペースでアピールができるメリットがある一方で、回答が棒読みになりやすい点が動画試験の難しさといえます。ビデオカメラに向けて話す練習を重ねましょう。

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就職試験の対策方法

就職試験はぶっつけ本番で簡単に合格できるものではありません。種類ごとの特徴をよく理解したうえで、適切な対策を練っていきましょう。

何から始めるべきか分からない人は、以下に紹介する方法を参考にしながら対策を進めてみてください。

筆記試験の対策

筆記試験については、書類審査と適性検査それぞれで別の対策が必要になります。

まずES・履歴書による書類審査では、いかに自分をうまくアピールできるかがポイントです。志望企業に対しての熱意や自分の強みが採用担当に伝わるよう、深い企業研究と自己分析によって企業や自分自身のことを理解していきましょう。

適性検査に関しては、能力適性検査で得点をとるため、問題を繰り返し解いて検査に慣れる必要があります。いずれの適性検査でも出題される問題の難易度自体は高くないので、解き方のパターンを覚えたり、限られた時間ですばやく解いたりする練習が重要です。

ES・履歴書の書き方や適性検査の対策方法については以下の記事を参考にしてください。
【エントリーシートとは?履歴書の違いは?】書く時のポイント3つ
適性検査対策|いつから始めるべき?落ちる理由と合格のコツを紹介

面接試験の対策

面接試験も書類審査と同様に、いかに自分をうまくアピールできるかがポイントになります。最も質問されやすい志望動機と自己PRを中心に、質問への回答を考えていきましょう。

回答を考える際は、企業研究や自己分析によって「その企業で働きたい理由」や「自分ならではの強み」を明らかにすることが大切です。

また、採用担当と対面する面接試験では、模擬面接での対策も欠かせません。本番では緊張によって普段どおりに話せなくなる可能性があるため、模擬面接で面接ならではの雰囲気に慣れておきましょう。

面接やグループディスカッションのより詳しい対策方法については以下の記事を参考にしてください。
就活面接の質問集|対策・コツをマナーから回答例まで解説
【人事コンサル解説】グループディスカッション対策!進め方/役割/練習

動画試験の対策

動画試験では自己紹介や自己PRを求めるものが多いため、自己分析を丁寧におこなうことが重要になります。自己分析を通じて自分の性格、強み・弱み、価値観の傾向などを明らかにし、動画の中で最もアピールしたいポイントを考えてみましょう。

また動画試験では、画質・回線・音量などの問題で、表情や声の大きさが対面より伝わりづらいことがあります。自分では気づきづらい点もあるため、撮影した動画は家族や友人に確認してもらい、少しずつ調整していくと効果的です。

自己分析の目的や進め方については以下の記事を参考にしてください。
自己分析とは|なぜ必要なのか?目的を解説

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就職筆記試験の問題内容

就職筆記試験は能力適性検査と性格適性検査の2つの大きく分けられ、業界・企業によっては外国語、一般常識、小論文・作文などが実施されます。

それぞれの問題内容に応じた対策が必要となるため、自分が受ける企業の筆記試験の概要については事前に確かめておいてください。

能力適性検査

能力適性検査は、言語力や計算力、論理的思考力といった知的能力を問う検査です。適性検査は言語・非言語の2分野に大きく分類されていることが一般的です。

例えば、代表的な適性検査SPIの言語は、学校教育でいうところの国語に相当する問題です。「言葉の意味を理解する能力」や「話の要旨を的確に捉える能力」などを測定する目的があります。

一方の非言語は数学に相当する問題です。「数的な処理能力」や「論理的な思考力」などを測定する目的があります。

問題の難易度自体は中学校・高校で得た知識で十分解けるレベルですが、制限時間が設けられており、1問あたりにかけられる時間が少ないのが能力適性検査の特徴です。

SPIの能力適性検査の勉強法は以下の記事を参考にしてください。
SPIの勉強法|分野別の効率的な勉強法やおすすめの本・問題集を紹介

性格適性検査

性格適性検査は受検者の大まかな性格と価値観の傾向を明らかにし、企業との相性を知るための検査です。

質問内容は日常の行動や考え方に関するものなので、能力適性検査のように特別な対策をする必要はありません。対策をして無理に評価を上げようとするよりも、正直に答えて自分に合う企業を見つけることが重要です。

性格適性検査では、回答の一貫性を意識することがポイントになります。企業に好印象を与えたいがために自分の特徴とは異なる回答をすれば、間違った検査結果が出る恐れがあります。そうなれば入社後のミスマッチを引き起こすリスクも高まるため、取り繕った回答をするのはやめましょう。

性格適性検査の概要やポイントについては以下の記事を参考にしてください。
【適性検査の性格診断】落ちる理由や例、無料の対策を紹介

外国語

外資系企業や商社など、外国語を業務で使う機会のある業界では、英語を始めとした外国語検査を採用する企業が多く見られます。

能力適性検査と同様に、限られた時間の中ですばやく回答していく必要があるため、英語に苦手意識がある人はもちろん得意な人も対策すべきです。

例えば、SPIのオプション検査として実施される英語検査では、語彙力を問う問題や文法・用法問題、長文読解などが出題されます。

一般常識

リクルートや日本エス・エイチ・エルなどの業者が提供する適性検査以外に、企業が独自に作成するテストもあります。

例えば、接客業やサービス業で実施されるケースが多い一般常識テストでは、国語・数学・理科・社会・英語の5科目に加えて、文化や時事に関する問題が出題されます。

一般常識テストは適性検査と異なり、物事の考え方や職務への適性は評価ポイントになりませんが、適性検査以上に幅広い知識が必要です。市販の問題集での対策はもちろん、普段から新聞やニュースをチェックするクセを付けておきましょう。

小論文・作文

マスコミ業界のように言語力が求められる業界では、小論文・作文試験を実施する企業があります。小論文・作文のテーマは、自分に関することや企業に関すること、社会に関することなどさまざまです。

例えば企業に関することがテーマの場合は、その企業について理解していないと文章を書けないため、基本理念から事業内容、求める人物像までしっかり把握しておくことが重要になります。

社会や一般論については、日ごろから問題に対して自分なりの意見を持つトレーニングが必要です。

小論文・作文の評価ポイントや対策方法については以下の記事を参考にしてください。
就活小論文は難しくない! 書き方のポイントを押さえて評価アップ! ~苦手意識を克服しよう~

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代表的な就職筆記試験

就職筆記試験にはさまざまな種類があり、出題内容や受検方式は試験ごとに異なります。特に多くの企業で導入されている就職筆記試験は、以下の3つの適性検査です。

SPI

リクルートが開発・提供している適性検査です。基礎能力検査と性格検査があり、さらにオプション検査として英語検査と構造的把握力検査があります。受検方式はペーパーテスト・テストセンター・Webテストの3つです。

玉手箱

玉手箱とは、日本エス・エイチ・エルが開発・提供している適性検査です。SPIとは問題形式や出題内容に違いがあります。受検方式はWebテストが主流ですが、C-GABと呼ばれるテストセンター型の方式もあります。

GAB

玉手箱と同じく日本エス・エイチ・エルが開発・提供している適性検査です。ペーパーテスト・テストセンター・Webテストの3つの受検方式があります。短い文章問題が多いSPIに対し、GABは長文読解が多いのが特徴です。

試験形式がWebテストの場合、適性検査がどの方式か見分けることができます。代表的な適性検査と見分け方は以下の記事を参考にしてください。
Webテスト15種類の見分け方|URL一覧と形式概要を紹介

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就職筆記試験の当日の注意点

ここからは就職筆記試験当日の注意点について紹介していきます。勘違いやうっかりしたミスで試験を受けさせてもらえないという失敗を避けるため、以下の4つのポイントに注意しましょう。

忘れ物がないよう確認する

忘れ物があるとそもそも試験を受けられない可能性があります。せっかく筆記試験の対策を進めてきたのに、忘れ物1つで受けられなくなるのは非常にもったいないことです。

忘れ物を避けるため試験前日に持ち物を用意し、当日に自宅から出発する際も再度持ち物をチェックするようにしましょう。筆記試験の種類によって必要な物は変わりますが、基本的には以下の物が必要になります。

【筆記試験に必要な物】

  • 本人確認書類(運転免許証、学生証など)
  • 受検票
  • 筆記用具
  • 腕時計

服装の指定がないか確認する

企業の本社や企業が用意した会場に筆記試験を受けに行く場合は、服装の指定がないか事前に確認しましょう。

企業から「自由な服装でお越しください」 というような指定があれば、私服で行っても問題ありません。服装によって筆記試験の評価が変わることはほとんどないので、派手すぎないよう注意しつつ試験を受けやすい服装で行きましょう。

試験前の注意事項を確認する

言うまでもありませんが、試験前の注意事項にはしっかりと目を通しましょう。注意事項に反した場合は、試験を受けさせてもらえなかったり、回答がすべて無効になったりする可能性があります。

特に、テストセンターのような会場で受検する際は、事前に持ち込めないものが通達されていることがあります。スマホや電卓、時計、メモ用紙などの取り扱いについては試験前に正しく把握しておきましょう。

筆記試験の電卓持ち込みに関しては、以下の記事を参考にしてください。
テストセンターに電卓は持ち込める?速算方法やおすすめの電卓を紹介

時間の5分前には会場に到着する

いくら忘れ物や試験の注意事項に気をつけても、試験時間に遅れたのでは意味がありません。遅刻しないように、遅くとも試験の5分前には会場に到着しておくよう心がけましょう。

早めの到着については筆記試験だけでなく、会社説明会や面接試験などあらゆる場面で同じことがいえます。遅刻をすれば自分への印象も悪くなってしまうだけでなく、周囲に迷惑がかかるため、就活では時間に余裕をもった行動を心がけてください。

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就職試験に関するよくある質問

最後に、就職試験に関するよくある質問にお答えしていきます。自分の志望する企業に入社するためには、就職試験の突破が欠かせません。万全の準備をしてから本番に臨めるよう、疑問点をしっかりと解消しておきましょう。

当日に遅刻・欠席になってしまう場合は?

やむを得ない事情で就職試験当日に遅刻・欠席になってしまう場合は、事前案内にあった連絡先に電話しましょう。志望度の低い企業だからといって、無断でキャンセルするのはNGです。

電話がつながらなかった場合は、メールでもいいので連絡を入れるようにしましょう。事故や体調不良によって当日の連絡になってしまうケースはありますが、基本的にはキャンセルを決めたらすぐに連絡することが大切です。

キャンセルメールの書き方については以下の記事を参考にしてください。
【例文あり】会社説明会/選考のキャンセルメールの書き方 | 注意点も

いつから対策を始めればいい?

筆記試験については、早く対策しすぎると勉強したことを忘れたり、モチベーションが低下したりするリスクがあるため、選考が本格化する約3ヶ月前から始めるのが最適です。

面接試験は、大学3年生の6月頃には対策を始めることをおすすめします。大学3年生の6,7月から、インターンシップの選考が本格化するためです。

また、本腰を入れて対策をする場合、業界・企業研究や自己分析など、非常に多くの時間をとられます。試験直前になって慌てて対策し始める失敗を避けるため、できる限り早めに取りかかることをおすすめします。

いつからSPIの勉強を始めるべきかについては、以下の記事を参考にしてください。
SPIの勉強はいつから?必要な勉強時間をパターン別に解説

私服指定でもスーツのほうがいい?

「普段着(私服)でお越しください」というように企業から指定があれば、スーツを着る必要はありません。就活の場にふさわしいオフィスカジュアルを心がけつつ、自分がリラックスできる服装で臨みましょう。

「私服(普段着)でも可」の場合は、どちらでも構わないという意味なのでスーツで行っても問題ありません。服装に悩むのであれば、より無難なスーツがおすすめです。

テストセンターで適性検査を受けるときの服装は以下の記事を参考にしてください。
テストセンターでの服装|スーツか私服か就活・採用のプロが解説

就職試験に落ちる人の特徴は?

選考基準は企業ごとに違うため、「こういう人は試験に落ちやすい」という明確な基準はありません。

ただ、「しっかりと対策できていない人」「選考の振り返りをしない人」「同じような企業ばかり受けて、自分に合う企業を探そうとしない人」などは当然どの企業にも合格しづらくなります。

就職試験に合格するためには、事前準備や試験後の振り返りなど、基本的なことに丁寧に取り組むことが大切です。

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まとめ

以上、就職試験の概要から具体的な対策方法まで解説しました。

就職試験には筆記試験・面接試験・動画試験があり、それぞれ異なる対策が必要となります。各試験の特徴をよく理解し、適切な対策を進めていきましょう。

特に筆記試験では、ES・履歴書による書類審査に加え、適性検査への対策が求められます。志望企業が実施する筆記試験について事前にしっかりと確認し、選考が本格化する約3ヶ月前から準備を始めてください。

SPIならSPI、玉手箱なら玉手箱といったように、適性検査に合わせた対策を進めることが合格のカギです。

人気コラボ企画を10/19(水)に開催!

共催:日本経済新聞社大阪本社エリアセールスユニット/日経メディアプロモーショ
今回は、「選考に役立つ情報」をテーマに、日経新聞を活用した就活準備のすすめ方や、自己PRが見つかる自己分析の方法を、特別講師として日経メディアプロモーションの方をお招きし、伝授いたします。

・就活準備を効率的にすすめるための日経新聞の読み方とは?
・自己PRを効率的に考えていくための自己分析の方法とは?

これから就活を始める方をはじめ 、秋冬インターン選考対策準備の参考にしてください!

<参加者の声>

LIVE配信 概要

開催日時

10月19日(水) 18:00〜20:30
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大21:00まで延長

参加対象者

2024年 卒業見込み学生

プログラム

第1部

就活に使える日本経済新聞活用講座「業界・企業研究・ES・面接対策すべてに使える」
講師:日経メディアプロモーション株式会社 サブスクリプショングループ次長 寺尾 勇人 氏

第2部

「インターン・本選考対策!OfferBox流 自己PR簡単作成講座」
講師:株式会社i-plug(OfferBox運営会社)小林大剛

就活お悩み質問コーナー

セミナー終了後、質疑応答の時間を設けております。
この機会に、疑問を解消しましょう!

【講師プロフィール】

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株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

日経メディアプロモーション株式会社 サブスクリプショングループ次長:寺尾 勇人氏

中四国・近畿エリアの大学・専門学校で年間1500人が受講する就職対策セミナー&公務員講座講師を務める。また年間2000人の大手企業~中小企業の内定者・新入社員研修を担当。

【セミナー参加方法】

①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②申込み完了後、ご登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります

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