エントリー時に提出するエントリーシートには、必ずといっていいほど志望動機の項目があります。選考の第一段階である書類選考を通過して面接に進むためには、採用担当者に響く志望動機を考えなくてはなりません。

そこで今回は、エントリーシートの志望動機を書く際の3ステップと、業界・職種・魅力別の志望動機の書き方例を紹介します。

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エントリーシート(ES)で志望動機を聞かれる理由

エントリーシートで志望動機を聞かれる理由は「就活生の人柄を知るため」「自社に対する興味・共感の強さを知るため」です。

企業は自社で活躍する能力がある優秀な人物を採用したいと考えています。履歴書が個人情報や経歴を伝えるものであるのに対し、エントリーシートは自己アピールをするためのものです。志望動機に書かれた「何に興味を持っているか」「どうして興味を持っているか」から、あなたの人柄を見極め、自社で活躍できそうかを判断しています。

人柄に加え、自社で働くことに熱意を持っているかどうかも重要なポイントです。いくら自社で活躍できる能力をもっていても、熱意がなく、理念や社風に合っていなければ、早期退職につながってしまいます。就職して困難にぶつかったとしても乗り越えられる熱意があるかどうかを、志望動機を通して見極めているのです。

自己アピールと応募先企業への熱意を盛り込んだ志望動機でなければ、採用担当者に響く志望動機にはなりません。

こちらのページでは、面接での志望動機の答え方を紹介します。エントリーシートと面接の志望動機はリンクしている必要がありますから、こちらも参考にしてみてください。
就活面接の志望動機の答え方|例文でポイントを解説

志望動機を書く流れ

ここからは、志望動機を描く流れを3つのステップに分けて解説します。各ステップのポイントをまとめていますので、参考にしてみてください。

ステップ1:下準備をする

下準備では、志望動機に盛り込む内容を整理していきます。きれいにまとめた文章にならなくてもいいので、5つのポイントに沿って箇条書きなどで思いつくままに書き出していきましょう。

①応募先に興味をもったきっかけ

応募先企業に興味をもったきっかけは、企業への熱意を伝えるために必要な内容です。企業の情報などを参考に、興味をもったきっかけを洗い出しましょう。例えば、以下のような内容が考えられます。

  • 企業研究で応募先企業を知って興味をもった
  • 自分の就活の軸と企業理念がマッチしていた
  • サービスを利用して興味をもった
  • インターンシップに参加してぜひ入社したいと思った

きっかけは簡潔に一文でまとめられるようにしましょう。

②応募先の魅力

興味をもったきっかけと同様に、応募先の魅力も企業への志望度合いを伝えるために必要な内容となります。企業のどの部分に魅力を感じたのかを深掘りし、「社員が笑顔でイキイキと働いていて印象的だった」「業界で急成長している」「商品が業界シェア1位で社会に大きく貢献している」などの具体的なエピソードを考えてみましょう。

具体的なエピソードが見つからない場合は、以下の情報を参考にしてみてください。

  • 企業理念
  • 事業内容
  • 社風
  • 扱っている商品・サービス
  • 社員の人柄や雰囲気

さらに、魅力を感じたエピソードを深掘りし、どのような理由で自分にとって魅力的に映ったのかをセットで書き出せると、よりいい志望動機を作ることができます。

③就活軸や自分の特徴と合致する部分

次に、自分の就活の軸や特徴と、企業の理念・社風などの共通点を見つけていきます。この部分を明確にすることで、企業が求める人物像に当てはまっていることをアピールできます。

まず改めて自分の強み・弱みなどの特徴や、仕事をする上で譲れない価値観などを洗い出しましょう。
自分の就活の軸が定められていない場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
新卒就活の「企業選びの軸」とは?面接でのNG回答例・先輩の例文も紹介
その上で、企業の理念や社風を再確認し、合致している部分をリストアップしていきます。

以下のような内容を考えてみてください。

  • スピード感をもってどんどん行動する強みを活かしたい→考えるより行動する社風がある
  • 語学力を活かして活躍したい→国外にも多くの顧客や拠点を持っている
  • 専門スキルを深めてプロフェッショナル人材になりたい→フルスタッフエンジニアで社員一人ひとりが能力を活かして働いている
  • 将来は家庭と両立しながらキャリアを形成したい→出産・子育てを経てキャリアアップしている社員が多くいる

④根拠となるエピソード

「就活の軸や自分の特徴」の根拠となるエピソードを考えることで、より説得力のある志望動機が作成できます。

例えば「スピード感をもってどんどん行動する強み」を持っているのなら、以下のような根拠となるエピソードが考えられます。

コロナ禍の影響で英語サークルの活動が思うようにできず、対面でのサークル活動が禁止されたため、すぐにオンラインで活動できないかを考えた。新入生とも留学生ともつながることを目的に、SNSを活用してイベントを企画。結果的に例年以上の新入生や留学生が参加してくれ、サークルがさらに盛り上がった。

「将来は家庭と両立しながらキャリアを形成したい」という就活軸がある場合は、以下のようなエピソードで応募先企業への熱意を伝えられます。

育児をしながらキャリア形成したいという願望があり、さまざまな企業を調べた。育休制度や子育て支援をおこなっている企業は多いが、実績がある企業はそれほど少なくない。貴社にOG訪問した際、子育てをしながら役職についている先輩社員から話を伺い、キャリアプランが具体的にイメージできた。

⑤応募先に対する思い

最後に、自分が応募先に対して持っている思いや熱意を書き出します。

同業他社ではなくその企業でなくてはならない理由や、その企業でどのように活躍したいかを踏まえ、応募先に自分の思いや熱意をアピールしましょう。入社してすぐのビジョンだけでなく、中長期的なビジョンも含めた内容にすると、より熱意が感じられる志望動機になります。

ステップ2:志望動機の構成に沿ってまとめる

ステップ1で下準備した内容をもとに、志望動機の構成に沿って文章を整理していきましょう。志望動機の基本的な構成は、以下のとおりです。

  1. 結論
  2. 志望した理由・きっかけ
  3. エピソード・根拠
  4. 熱意、再度結論

この構成は「PREP法」と呼ばれます。エントリーシートの志望動機はもちろん、さまざまな文章に活用できる基本の構成ですから、これを機にPREP法を意識して文章作成をするスキルを身につけておきましょう。

①結論

まず冒頭で、「私が貴社を志望した理由は〜です」「〜のため、貴社を志望します」という結論を述べましょう。最初に結論をもってくることで、一番伝えたいことを明確に伝えられ、読み手となる企業の担当者にもしっかり印象を残せます。

長文すぎると結論がぼやけてしまいますから、一文で簡潔に述べることがポイントです。

こちらのページでは、志望動機の書き出しの例文を紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
志望動機の書き出しが重要な理由は?パターン別に例文を紹介

②志望理由やきっかけ

次に、志望理由や応募先企業に興味をもったきっかけなどのエピソードをまとめましょう。志望理由やきっかけを書くことで、結論の裏付けとなり、説得力のある志望動機になります。

ただ、志望理由やきっかけを羅列するだけでは、説得力は生まれません。企業に感じている魅力がたくさんある場合でも、エントリーシートでは「その企業にしかない魅力」「最も強い志望理由」などに要点を絞ることが大切です。

③根拠となるエピソード

根拠となる具体的なエピソードを入れることで、志望動機はさらに強い説得力をもちます。志望動機やきっかけをもとに、下準備で考えた具体的なエピソードを盛り込んでいきましょう。

「自分の特徴や就活軸」「企業を志望する理由」がわかりやすく伝わるようにまとめることがポイントです。

④結論(まとめ・熱意をアピール)

最後に志望動機を繰り返し、最後に「〜の理由で貴社を志望します」と再度結論を述べて、文章を締めます。まとめの部分なので、ここまで書いた内容と矛盾が生まれないように意識してください。

「貴社で〜を実現したい」「〜を活かして貢献したい」などのように目標ややりたいことを明示すると、より熱意を伝えられます。

ステップ3:添削と文字調整

ステップ2で文章をまとめましたが、これで志望動機作成が終わったわけではありません。ステップ3として、添削と文字調整を行い、より熱意が伝わる文章に整えていきます。

添削と文字調整では、これから紹介する3つのポイントを押さえておきましょう。

①声に出して読む

まず、作成した志望動機を声に出して読んでみましょう。声に出すことで、目で追っているだけでは気付かない不自然な文章や言い回し、句読点などに気付きやすくなります。

読みづらい、理解しにくいと感じた部分は、採用担当者も同じように感じるはずです。何度か繰り返し読んで、違和感がないか確かめましょう。

②もっと良い言い換え表現がないか考える

また、何度も同じ表現が出てくる志望動機は、平坦な印象になってしまい、採用担当者の興味を惹くことができません。興味を持ってもらえる志望動機にするために、言い換え表現がないかも考えてみましょう。

例えば、以下のような言い換えができます。

  • おこなう:実施する、実行する、挑戦する、果たす、達成する
  • 分かる:理解する、把握する、知識を得る、共感する

③読みやすい文字数に調整する

伝えたい思いや熱意がたくさんあると、文章が長くなってしまいがちです。しかし、長すぎる文章は読みにくくなり「何を伝えたいのか分からない」と思われてしまいかねません。

志望動機の記入欄は企業によっても異なりますが、文字を小さくして長文を詰め込むのはやめましょう。読みやすい文字の大きさで記入欄に収まるように、長すぎる一文はないか、なくても理解できる言葉はないかをチェックします。また、逆に短すぎる一文がないかもチェックし、文字数を調整しましょう。

【業界別】エントリーシート(ES)の回答例文5選

ここからは業界別にエントリーシートの志望動機の回答例を紹介します。IT・メーカー・金融・アパレル・コンサルティングの5例を紹介しますので、参考にして自分なりの志望動機を考えてみましょう。

IT

私は、ITで在宅介護のサポートをしているシステムに興味をもち、貴社を志望しました。

 

以前、介護が必要な祖母が実家で生活しており、介護する家族の大変さを身をもって実感しました。目を離すことが難しい介護レベルの場合、家族が自分のことをすることもままなりません。貴社の提供している見守りシステムや服薬システムは、高齢化社会で課題となっている在宅介護の負担を大きく軽減してくれるものです。

IT技術を通してよりよい介護ができるようサポートしている貴社の一翼となって、社会に貢献したいと思い、貴社を志望します。

IT業界の志望動機は、応募先企業が手がける事業と関連させた志望動機にするのがおすすめです。実体験を交えることで、より説得力のある志望動機になります。

IT業界の志望動機の例や、職種・仕事内容については、こちらのページで詳しく紹介しています。
IT業界の業界研究|職種・仕事内容や志望動機の例

メーカー

私は、貴社の掲げる『美の力でよりよい世界を』に共感し、貴社を志望いたします。

 

私はメーカー業界に非常に興味があり、中でも、美容メーカーへの就職を希望しています。以前、留学した際に、海外ではどのような状況にある人でも、自由に美を楽しんでいることを実感しました。美容は人を美しくするだけでなく、人に生きる力を与えるものだと感じています。企業研究を進める中で、美容を通して病を抱える方達への支援や、女性の活躍支援などを行っている貴社の理念に、強く共感いたしました。

美を通して、多くの人のよりよい人生に貢献したいと思い、貴社を志望いたします。

メーカーといってもさまざまなメーカーがありますが、そのメーカーの事業や理念に着目し、社会にどのように貢献しているのかを考えてみましょう。

メーカーの志望動機の例や業種一覧は、こちらのページで詳しく紹介しています。
​​メーカーの業界研究|業種一覧とそれぞれ売上ランキングを紹介

金融

地域と密着している貴行で働き、地元に貢献したいと考え、貴行を志望します。

 

現在は東京在住ですが、18歳までこの地域で生活し、貴行にお世話になる機会が非常に多くありました。子どもの頃にお年玉を貯金するための口座を開設した際は、貴行の社員の方に、暖かく接していただいた記憶があります。私もその社員の方のように、金融という仕事を通し、地元の方の生活を豊かにするお手伝いがしたいと考えています。

この地域において、個人とも法人とも強い信頼関係を築かれている貴行で地元に貢献したいと思います。

金融といっても都市銀行・地方銀行・証券会社・保険会社などさまざまですが、どの場合でも「経済発展に貢献したい」「数字に強い」といった志望動機はマイナスに働きやすいです。金融を通して何を成し遂げたいのか、どのように銀行・企業に貢献できるのかを考えましょう。

こちらのページでは、金融業界の志望動機の例や働く魅力を紹介しています。
金融業界の業界研究|今後の動向・課題や働く魅力・志望動機など紹介

アパレル

私は、ファッションを通して社会貢献を行っている貴社に共感し、志望いたします。

 

衣服を製造する裏で、動物や発展途上国の方が犠牲になっている問題に関心をもっています。企業研究を進める中で、貴社が動物愛護やフェアトレードに力を入れていることを知りました。また、素材を厳選し、大量生産では実現できない貴社の商品デザインにも強い魅力を感じ、ブランドを愛用しています。

デザインを学んだ経験を活かし、服を着る人はもちろん、製造に関わる人全ての暮らしが豊かになる服をデザインしたいと考えています。貴社ならその夢が実現すると思い、志望いたします。

アパレル業界を志望する場合、購入者目線ではなく、事業者目線での志望動機を考えましょう。ただ「好き」を押すのではなく、その企業の理念や社会貢献にも目を向けてみるのがおすすめです。

コンサルティング

私が貴社を志望する理由は、企業が抱える問題を解決し、発展に貢献している貴社の事業内容に関心をもったからです。

 

ボランティア部の部長を務めていますが、部員が思うように集まらず、存続が危ぶまれたことがありました。部員が集まらない理由を分析したところ、私たちの活動内容があまり理解されていないことが大きな要因だと気付きました。この課題の解決のために、体験会の開催やSNSでの発信を通して活動内容をアピールし続けた結果、新規入部があり、現在も活動を続けられています。この経験を経て、問題解決のためには原因を探り、改善策を見つけることの重要性を感じました。

多くの企業の問題を解決に導いてきた貴社の一員となり、クライアントの立場に立って、親身なサポートをしたいと考え、貴社を志望いたします。

コンサルティング業界の志望動機は、コンサルティング業務で求められる能力があることをアピールする志望動機を考えましょう。論理的思考力・情報収集力・忍耐力・語学力などもアピールしやすい能力です。

【職種別】エントリーシート(ES)の回答例文3選

エントリーシートの志望動機は志望する職種をベースに考えるのも一つの方法です。営業職・技術職・事務職の3つの例を紹介します。

営業職

私は、一人ひとりに寄り添った不動産仲介を提供している貴社に感銘を受け、志望いたしました。

 

大学入学と同時に一人暮らしを始めましたが、最初に住んだ部屋はトラブルが多く、引っ越しの際に貴社に不動産仲介をお願いしました。貴社の社員の方は、物件探しの知識がない私に根気強く寄り添い、条件にぴったり合う物件を紹介してくださいました。本当に素敵な物件に出会うことができ、大学生活が豊かなものになりました。

私もお客様に寄り添い、新生活を納得してスタートできる物件探しのお手伝いがしたいと思い、貴社を志望いたします。

BtoCかBtoBかによっても志望動機は異なりますが、大切なのは顧客に貢献したいという気持ちです。身近なエピソードを交え、説得力のある志望動機にしましょう。

技術職

私が貴社の技術職を志望するのは、長い歴史をもちながらも常に新しい技術を取り入れ、発展されている貴社に興味をもったからです。

 

大学で機械工学を学んでおり、メーカーの技術者として、機械開発に携わりたいと考えています。企業研究を進めるなかで、貴社が常に広い視野をもち、先端技術を取り入れる挑戦をされていることを知りました。私の強みはチャレンジ精神で、学生時代はイベント企画やバックパッカーなど、興味のあることにはどんどんチャレンジしてきました。

新しい機械開発に愚直に取り組まれている貴社で、自身のチャレンジ精神を活かして働きたいと考え、貴社を志望いたします。

技術職を志望する場合は、大学で学んだことやこれまで身につけた知識やスキルを、どのように活かしたいかアピールすることがポイントです。事業内容とリンクさせた志望動機にしましょう。

事務職

私が貴社の事務職を志望するのは、サポート力を活かせると考えたからです。

 

野球部のマネージャーをしており、チームの縁の下の力持ちとなることを常に意識しています。練習や試合でチーム全体をサポートするのはもちろん、怪我や不調の選手を気にかけ、選手の性格を考えたサポートを心掛けてきました。選手から『チームがいい結果を残せるのはあなたのおかげだ』といった言葉をかけてもらったこともあり、将来はサポート力を活かせる仕事をしたいと考えるようになりました。

風通しがよく社員同士の距離感が近い貴社で、チームを支える一人として働きたいと思い、志望いたします。

事務職はサポート力・協調性・コミュニケーション力・正確性などを具体的なエピソードを用いてアピールするのがおすすめです。専門的な事務職であれば、資格をアピールしてもいいでしょう。

【魅力別】エントリーシート(ES)の回答例文3選

応募先企業に感じた魅力別の志望動機も紹介します。企業に感じた魅力をしっかり盛り込んで、あなたの熱意を伝えましょう。

社風に惹かれた

私は、風通しがよく、立場に関係なく意見を交わせる貴社の社風に共感し、志望いたしました。

 

大学時代は居酒屋でアルバイトをしていましたが、当初は意見が言いづらい環境にありました。しかし、少しずつ社員の方と意見を交わす機会を作ったことで、売上も徐々に伸び、社員の方もアルバイトも働きやすい環境になりました。この経験で、働く上でも結果を出す上でも、意見を言い合うことの大切さを実感しています。

インターンシップで活発に意見が交わされている光景を目の当たりにし、貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。

社風は企業の特色を色濃く表す要素の一つで、同業他社との差別化がしやすいです。多くの応募者が社風に魅力を感じたことを志望動機にするため、より具体的なエピソードを盛り込みましょう。

サービスに興味をもった

私は、お客様の思い出作りに携わることができる旅行サービスに関心をもち、貴社を志望いたします。

 

家族で海外旅行に行った際、貴社のオーダーメイドプランを利用しました。要望に沿ったプランニングをしていただき、綿密な計画を立てていただいたおかげで、少ない滞在日数でも家族全員の希望が叶う旅ができました。今でも家族で話題に上がるほど、忘れられない思い出となっています。

規格化されたツアーではなく、一人ひとりの要望に合わせたサービスを提供している貴社で私も思い出づくりのお手伝いがしたいと思い、志望いたします。

商品やサービスに興味をもったことをきっかけに志望動機をアピールする際は、実際に利用したエピソードがあると説得力が生まれます。利用した経験がないのであれば、その商品・サービスがどのような貢献をしているのかを考えてみましょう。

企業理念・ミッションなどに共感した

私が貴社を志望するのは『美しく健康な身体は賢い食生活から』という企業理念に共感したからです。

 

私は大学時代に無理なダイエットをしてしまい、体を壊してしまったことがあります。その時、医師から食事の大切さを教えてもらい、体調を回復することができました。健康でいられるかどうかに食事が大きく影響していることを実感し、それ以降はバランスのいい食事を心掛けています。

食の機能性を重視している貴社の一員として、たくさんの人の健康を支えたいと思い、志望いたしました。

企業理念やミッションへの共感を盛り込むと、企業と自分がマッチすることをアピールできる志望理由になります。他の応募者と似てしまわないよう、差別化できるエピソードを考えてみてください。

まとめ

今回は、エントリーシートの志望動機の書き方や、業界・職種・魅力別の志望動機の例を紹介しました。志望動機は企業にあなたの人柄や、企業への思い・熱意を伝える重要なものです。今回紹介した内容を参考に、あなたならではのエピソードを盛り込んだ説得力のある志望動機を考えてみてください。

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就活の一次面接や二次面接でよくある選考の形、集団面接(グループ面接)。
個別面接とは異なり、集団面接の場合は複数の就活生が同時に面接へ参加し、その場で相対的に評価が決定されます。

ビジネスの場においては「マナーを守るべき」という前提があるので、マナーをしっかり守れて加点の評価を受けるというケースは珍しいです。むしろ、マナーが守れていない場合は減点の評価を受ける場合があるかもしれません。

事前に集団面接におけるマナーを把握し、集団面接を突破しましょう。

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集団面接(グループ面接)とは

集団面接(グループ面接)は選考の初期、特に一次面接で行われることが一般的です。
選考段階が最終選考に近付くと個人面接になり、学生1人に対して面接官が複数人付く場合が多いです。

集団面接は学生複数人に対して面接官が2〜3人出席しているという形がオーソドックスです。

面接官の1つの質問に対し、順に面接参加者が答えていくというケースが多いです。
面接の後半では参加者それぞれに別々の質問をする場合もあります。

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集団面接の特徴

①1人あたりの持ち時間は少ないため、踏み込んだ質問はされにくい

集団面接は30分前後である場合が多いです。例えば5人面接に参加しているのであれば1人あたり6分ほどの時間しか与えられません。
限られた時間の中での面接なので、あくまでも基本的な質問を中心にされるケースが多いです。

②端的に自分の考えを論理的にまとめる力を見られている

前述でも述べた通り、集団面接はそれぞれ個人に与えられる時間はかなり短いので自分の考えは簡潔に分かりやすく伝えましょう。
誰か1人でも長く喋ってしまうと他の学生の時間を奪ってしまうことに繋がります。そうすることで採用担当者に「周囲に配慮のない行動を取る人」という印象を与えかねません。

結論ファーストで話す癖を付けると結論がブレないのでおすすめです。
与えられた期限や時間を守るというのも1つのマナーなのでしっかり守りましょう。

③人の話を聞く姿勢を見られている

集団面接において他の学生の話を聞く姿勢も1つの評価基準です。

集中せずにぼーっとしていると採用担当者からマイナスの評価を受けるかもしれません。
他にも貧乏ゆすりなど落ち着きがなく見えるような行為は絶対に控えましょう

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企業が集団面接(グループ面接)を行う意図

多くの学生からエントリーが来る企業では、学生1人1人と個別面接をする時間や人手が不足してしまいます。そのため、一度に多くの学生と面接を行い相対的に学生を評価することで、効率的に採用活動を進めたいという意図があります。であるからこそ、集団面接においては1対1で評価をされるわけではなく、他の学生と比較されます。

良い自己PRや志望動機を用意するだけではなく、集団面接のマナーをしっかり守るように心がけましょう。

日常生活においても、公共の場所で騒がなかったり、映画館で上映中話さなかったり、できて当たり前のことはプラスの評価につながることはありませんよね。

しかしマナーが守れていない場合、悪い印象を与えてしまいがちです。
悪い印象を与えないためにも、この記事のチェックリストを確認し集団面接におけるマナーを覚えましょう。

新卒採用支援経験者が教える集団面接の評価ポイント

①傾聴力

集団面接において採用担当者は学生が他の人の発表中に傾聴する姿勢が備わっているかをチェックしています。
他の学生の話を聞いてどう思ったかなど感想を唐突に質問されるケースもあるので気をつけましょう。

②論理性

短い時間で瞬発的に論理性を持ち、話すことができるかを見ています。

就活も含めたビジネスコミュニケーションでは結論ファーストで話し、PREP法で話すように心がけることがオススメです。

同じ内容の意見を述べていても、順序立てて整理された情報が入ってくるケースと、情報が整理されずに主張や理由が前後するケースだと腹落ち感に差が生まれるので意識しましょう。

PREP法とは・・・

① Point=ポイント、結論
② Reason=理由
③ Example=事例、具体例
④ Point=ポイント、結論を繰り返す

例・・・

私はりんごが好きです。好きな理由は2つあります。(結論)

1つ目は比較的安価で入手できて経済的に負担が少ない点です。(理由①)
2つ目は手軽にビタミンと摂取ができ、1人暮らしの私にとって風邪を予防することに繋がります。(理由②)
1人暮らしをしていて普段忙しい私にとってりんごは丸かじりでも食べられる食材なので非常に重宝しています。(事例)

安価で入手が可能な点と、手軽にビタミンを摂取できて病気の予防ができる点から私はりんごが好きです。(結論の繰り返し)

③要約力

限られた時間で自己PRなど自分の意見を話すことができるかどうか見ています。
前述のPREP法を用いることで情報を整理し順序立てて話すことができるようになります。ぜひ練習をしてみてくださいね。

④アドリブ力

集団面接では1つの質問に対して学生が順番に答えていく形が基本です。
1つの質問に対し複数人が回答すると、どうしても答えが似てしまうことが少なからずあります。

他の学生の意見に同意するだけではなく、自分の意見を更に+αで加えるといった機転を効かせることができる能力があるかを見られています。

⑤精神力

人前に出て自分の意見を言うことが得意だったり好きな人はそう多くはいませんよね。
集団面接では複数人の採用担当者が居合わせたり、他の学生が多くいる状況で緊張せずプレッシャーに負けず発言できるかなどのメンタルの強さを見られています。

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集団面接で気をつけるべき5つのこと チェックリスト

■ 入室から着席までの流れについて ■

① ドアを3回ノックしてから入室しましょう。その際に「どうぞ」などの入室を促されるまではドアを開けずに待つようにしましょう。
② 入室の際は「失礼いたします」と一言述べてから入室します。
※先頭の方に続く場合は、ノックはせずに前の方と同じく「失礼いたします」と述べてから続いて入室します。
③ 入室したら面接官の方を向き「よろしくお願いします」と述べて軽くお辞儀をしましょう。
④ ドアを閉める際は1度ドアの方を向いて、閉めます。
⑤ お辞儀をした後は並べられている椅子の横に立ちます。
※まだ着席しないように気を付けてください。
⑥ 「学校名とお名前をお願いします」と言われるので「○○大学○○学部の○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」と言い、再度お辞儀をしましょう。
⑦その後着席を促されてから椅子に着席します。

■ 話し方 ■

①相手に聞こえるように意識して話す

面接官の方がしっかりと聞き取れるように、ゆっくりと適切な声の大きさで話すように心がけましょう。
緊張から早口になってしまいがちですが、落ち着いて話すようにすると相手も聞き取りやすくなります。

②相手の目を見て話す

面接の経験が少ない場合、緊張して目を合わせられなかったり、うつむいてしまったりしてしまいます。
しかし、目を見て会話をすることができないと、面接官にオドオドしていて自信がなさそうな印象を与えかねません。

相手の目を見ながら話すように十分に注意するようにしましょう。

■ 面接中の態度 / 立ち振る舞い ■

発言している人に注目する

自分の発言が終わっても、発言している他の学生の話をしっかりと聞くようにしましょう。

面接官は他の学生の話に傾聴しているかどうかに注目しているケースがあります。
注意散漫な様子だとマイナスな印象を与えかねないため、しっかりと聞く姿勢を示すようにしましょう。

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筆者の集団面接におけるマナー失敗談

ケース1:「○○さんの話の話を聞いてどう思いましたか?」と唐突に聞かれ、答えられず…

面接も終盤に差し掛かり、他の学生が質疑応答をしている際に、はじめての集団面接で疲れて集中力が切れてしまっていました。

「今回答している人が終われば面接も終わりだな」と考えていると面接官に「今の話を聞いて君はどう思った?」と聞かれ、あやふやな答え方をして微妙な空気感のまま面接は終了。

もちろん、結果は不合格でお祈りされました。他の学生の質疑応答の時間でも、しっかりと集中して傾聴することが就活マナーの1つだとそこで気付きました。

ケース2:面接中に一人称を「僕」にしていることに気付いてしまった…

面接の場では男女ともに1人称は「私」が良いとされています。
他の学生が全員「私」と言っているにもかかわらず、自分だけ「僕」と言っていることに面接の中盤で気付き、冷や汗をかきました。途中から「私」に変え、面接は終わりました。

面接の経験や事前の準備が不十分だっただけでなく、緊張で就活マナーに気を配る余裕がなかったことが原因だったと思います。
緊張していても就活マナーを意識できるようにキャリアセンターなどで面接の練習をすればよかったと後悔しました。

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まとめ

ビジネスマナーとは今後社会人になるうえでの最低限身につけておく必要があるスキルの1つです。

大学生活では馴染みのないビジネスマナーですが、就活を機にマナーを意識した振る舞いが出来るようになりましょう。
知っているようで知らないようなマナーもあるので、基本的な流れや振る舞いを面接などの前に確認することがお薦めです。

面接の前日に一夜漬けでビジネスマナーを詰め込むと失敗の原因にもなりかねません。
自信を持って面接に挑めるような事前の準備が重要です。

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OB/OG訪問は、就職先の雰囲気などを実際に働く方に聞きながら、参考に出来るものです。
OB/OG訪問がきっかけで、内定が取れたというエピソードも多くあります。

「OB/OG訪問は服装が重要だ」という見方もあるのですが、指定がない場合はどうしたらいいかわからないですよね。
今回は、服装の指定がなかった場合に、どのようにして判断すべきなのか、企業研究の重要性について紹介いたします。

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そもそも何故OB/OG訪問で服装が重要なの?

OB/OG訪問は、自分が聞きたいお話や選考のエピソードを聞きに行くだけが目的だと思われがちです。
しかし、実際は話をすることだけではなく、常識の範囲内で服装を選んでいるかも見られていると思った方がいいでしょう。

常識の範囲内で状況を判断した服装選びをすることが大切

服装は、「その人が持つ常識力」を表すものと考えるのがいいでしょう。
例えば、冠婚葬祭の場に、私服で行くのはナンセンスですよね。

「その場の状況に応じた、服装選びが出来ているかどうか。」

そこに服装選びが重要と言われる理由があります。

では、OB/OG訪問において、服装はどのように選ぶのがいいのでしょうか?

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OB/OG訪問の服装選びは企業研究がカギを握る!

服装を選ぶうえで重要なのが、「業界の傾向」と「企業の体質」、「目指している職種」です。

業界の傾向によっては私服OKということもあります。
しかし、その中で「企業の体質」や「職種」に焦点を当ててみると「実際はスーツの方が適していた」なんてこともあるようです。

なので「自分が目指す業界・企業・職種」においてどういった傾向の服装が適しているのか、しっかり把握しておく必要があるでしょう。
本記事では、以下の3つの「業界の傾向」について調べてみました。

  • 銀行など保守的な金融業界
  • Web系など新興のIT業界
  • アパレル業界

これら「3つの業界のOB/OG訪問」において、適した服装をそれぞれ紹介いたします。
職種によっても変わってきますが「本気でわからない」と悩まれている方は、一度参考にしてみてください。

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銀行など保守的な金融業界のOB/OG訪問に適した服装

金融業界であれば真面目できっちりとした印象がありますよね。
なので、それに合わせて服装を選んでいく必要がありそうです。

「真面目で誠実そう」なイメージが大事

きっちりとした印象のある業界ですので、それに合わせるのが最適です。
逆に、アーティスティックでデザイン重視の服装は、相手もどうしたらいいのかわからなくなるので避けた方がいいとも言えます。

ここでは、「リクルートスーツ」を選んでおけば、間違いないでしょう。

Web系など新興IT業界のOB/OG訪問に適した服装

Web業界はデザイナーなど、クリエイティブな職種もあります。
なので私服OKとしている企業も多いですが、客先への訪問などもあるため、派手すぎる服装は避けるのがベストです!
Web系など新興IT業界では「ビジネスカジュアル」を意識して服装選びをするのがいいでしょう。

軽く見えすぎない「ビジネスカジュアル」を意識する

そもそもビジネスカジュアルとは、「取引先への訪問」や「来客対応」が出来るかどうかが基準とされているスタイルのことです。
その特徴として、清潔感を重視したアイテムで、少しカジュアルだけどビジネスシーンに適したスタイルが取り入れられている企業が多いです。
しかし、職種によっては「客先へ営業で回ることがメイン」になることもあります。
なので「自分の目指す職種」によっても、少し服装の選び方を変える必要があるでしょう。

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アパレル業界に最適なコーディネート

アパレル業界では、服装のセンスやトレンドの取り入れ方を大事にするといいでしょう。

しかし、メーカーによっては、その価値観が大きく変わることがあり、「うちではこれを主流にしているのに…」と思われてしまうと、せっかく選んだ服も空回りしてしまうことになってしまうかもしれません。

どういったデザインで、どういった色合いのものをメインに取り扱っているのか、季節毎のリアルタイムな流行の変化に常にアンテナを張り、コーディネートをする必要があるでしょう。
チェーン店やメーカー直販の店舗を希望されるのであれば、取り扱っているブランドやメーカーでコーディネートしてみるのも効果が見込めるかもしれません。

しかし、独創性や個性の面を見られるアパレル業界といえども、訪問に適していない服装があるのも確かです。ここからは、業界に限らずOB/OG訪問で気を付けたいNGファッションについて紹介していきます。

気をつけたいOB/OG訪問時のNGファッション

私服OKや指定がない場合でも、避けるべき服装はあります。
ここからは、OB/OG訪問の際に避けたほうがいいコーディネートを紹介いたします。

カジュアルすぎる服

いわゆる「ダボっとしたシルエットの服装」や「部屋着に見える服装」です。
見た目がゆるいので、訪問や面接に適しているとは言えません。
長年使っていてヨレていたり、色褪せていたりする服も避けるようにしましょう。

女性の場合ですと、極端に短いスカートなども「一緒に働くこと」を前提として考えると、あまり良くないです。
ひざ下5cm以上の長めのスカートを選ぶようにしましょう。

ブランドもの

高級なイメージで好印象かと思いきや、面接の場には適していません。
ブランドものには華美な柄のものが多く、重厚なロゴやブランド名から、かえって圧迫感を与えてしまう可能性もあります。

ただし、例外として、アパレルなどでそのブランドの選考をうけるというケースが挙げられます。
バッグや、アクセサリーについての詳しい商品知識などを深く掘り下げて紹介することができれば、好印象を持っていただける可能性もあるでしょう。

華美なアクセサリー 

目立つアクセサリーは避けるべきでしょう。
ピアスなども、大きなものは避け、小柄であまり目立たない色味の物にするのがオススメです。
結婚指輪は例外として見てもらえることもありますが、もし心配であれば外しておいても良いかもしれません。

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こんな時はどうする?特殊なケースのOB/OG訪問における服装の注意点

OB/OG訪問は、同じ大学の卒業生を訪問することがほとんどです。
場合によっては、サークルやゼミで関わりがあった先輩を訪問する事になる可能性もあります
ここからは、そんな特殊なケースでの服装はどのようにするべきなのかを解説いたします。

知っている先輩を訪問する

先述したような「知り合いの先輩を訪問する」ケースです。
仲の良い方であれば、スーツでなくても構わないと言われることもあるとは思いますが、よほど相手が嫌がっていない限りはスーツで行くのが無難でしょう。
私服に近いスタイルであればビジネスカジュアルなど、少しフォーマルな場に向いた服装で行くのも一つの選択肢です。
相手は、訪問先の企業で働く社会人です。
貴重な時間を割いてくれている人に対して、最低限のマナーを守りましょう。
なので、サンダルやTシャツなどのラフすぎる服装は避けるべきです。

同じ先輩を何度も訪問する

志望動機やエントリーシートの内容をもっとブラッシュアップしたい時、複数回同じ先輩を訪問することがあります。
そんな場合の服装なのですが、一回目と同じテイスト(スーツであればスーツ)の服を選ぶのがいいでしょう。
完全に同じ服を着ていく必要はありませんが、雰囲気は統一しておいた方がいいかもしれませんね。

休日に訪問する

相手も社会人ですので平日は忙しく、休日しかタイミングがないこともあるでしょう。
その場合、休日に訪問をお願いされることがあります。
「休日だから私服でいいですよ」としてくれる場合もありますので、先ほど紹介した服装選びを参考にしてみてもいいでしょう。

ただし、普段着のような服装は控えたほうがいいかもしれません。

夏の暑い日

クールビズの時期ですので、ジャケットは無しでいいかと判断する方もいるかと思います。
しかし、訪問先の企業がクールビズを取り入れていなかったり、ネクタイは着用するような規則を定めている場合がありますので気を付けましょう。
最近では「気温が高くなっているので涼しい服装でお越しください」と、就活性に配慮した文言を添えてくれていることもありますが、不安な場合は訪問先に確認するのも一つの方法です。

もし、「ジャケットは要らないのかも」と思った場合にも、とりあえずジャケットは持参するのがいいと思います。

冬の寒い日

    

寒い時期の就職活動では、コート等を着て寒さ対策をするかと思います。
待ち合わせ場所や訪問先に着く前に、マフラーやコートなどは外すようにしましょう。
タイミングは外で会う場合には「会う前」、企業を訪問する際には「建物に入る前」がベストです。

これは、就活だけでなく、働くうえで「ビジネスマナー」なので、覚えておいて損はないでしょう。

まとめ:自分が目指す職種によっても適した服装は変わるので、しっかり企業研究しよう

今回は、以下の3つに焦点を当てて紹介しました。

  • OB/OG訪問における服装の重要性
  • 業界ごとの大まかな傾向
  • 特殊なケースのOB/OG訪問での服装の注意点

 
OB/OG訪問の際に服装のことで悩む学生の方は珍しくありません。
指定がない場合であればなおさら悩んでしまうと思います。
本当に自信がない時や、不安な時には、リクルートスーツを着ていけば悪い印象をもたれることはないかもしれません。
しかし「将来一緒に働くことを視野に入れた目線」で考えると、本当にスーツが適しているのかはきちんと調べておく必要がありそうです。

そのためには、何より企業研究は欠かせません。
企業のWebサイトを見たり、説明会に出るなどして、雰囲気をつかんでおきましょう。
「清潔感」と「就職活動に対しての姿勢」がしっかりと相手に伝わることを意識して、「この人なら一緒に働きやすそうだ」と思ってもらえるような服装を選ぶことが大切です!

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よく面接で聞かれるオーソドックスな「志望動機を教えてください」「あなたの強みを教えてください」「学生時代に頑張ったことを教えてください」などの質問。その中で「あなたの自覚している性格を教えてください」というものがあります。

自覚している性格について質問された時に、質問の意図を把握しているかしていないのかでは大きく答え方が変わってきます。果たしてこの質問をする面接官の意図は一体何か。

今回は「自覚している性格」という質問をテーマに解説していきます。

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自覚している性格を聞かれる理由とは

■ 自己分析ができているか ■

面接官は学生が「自分はどんな人間か」という自己PRと、その人が周囲からどう捉えられていて、そこに乖離が生じていないかを知りたいと思っています。

自己分析で自己を客観視できている場合は大きく周囲からの捉えられ方と差は生じないでしょう。”しっかりと自己分析ができているか”を確認するために聞かれるのが「あなたの自覚している性格を教えてください」という質問です。

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■ 素直さや柔軟さがあるか知りたい ■

自分の強みだけを主張するのではなく、弱みは弱みとして隠さず、その上でどう弱みと向き合っているか、また弱みを素直に受け入れることができる柔軟な性格かを判断するために聞かれることもあります。

自分の弱みというと、マイナスな印象だけを与えてしまうイメージがありますが、素直さや柔軟に物事に対応する能力を主張できる場面にもなり得ます。

自分の弱みに対してどう向き合っているのかについてしっかりと考えて面接に臨みましょう。

■ 学生が入社後、自社に合う判断するため ■

学生が入社後、活躍できるか、また働いてる社員とマッチしそうかを判断する1つの基準として聞かれるケースがあります。

社風とのミスマッチは早期離職に繋がるため、それを避けるために聞かれます。OB訪問をして複数の社員に会ってみることで社員の方たちの性格がどのようなものなのか知るのも企業研究の1つの手段かもしれません。

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「自覚している性格を教えてください」と聞かれた時に気を付けたいポイント

■ 長所と短所を合わせて答える ■

自身の性格を聞かれた場合、どうしても長所だけを言って終わりたくなります。しかし、終わっては
いけません。

下記のポイントを意識してみることで、面接官を納得させられるようなPRができるようになると思います。

① 長所:自分の長所を伝えて終わりにするのではなく、入社後どのように活かして企業に貢献するか
② 短所:客観的に自分の短所を把握し、どのように向き合っているか

以上のポイントを抑えた上で「自覚している性格」について回答すると、採用担当者の方があなたの入社後の活躍を具体的に想像しやすいでしょう。

人事部の採用担当者のゴールは採用ではなく、新しく入社される方の活躍や定着がゴールです。

■ 長所を活かして企業にどう貢献するか ■

企業は

  • あなたが持ち前の性格を活かして入社後、どういった活躍をしたいのか。
  • あなた自身が企業にどのように貢献したいと思っているのか。

また、「どういった環境下(配属)でどんなメンバー(先輩社員・同期)と働くとベストな結果を出せそうか」を知りたいと考えています。

■ 短所をどう改善して向き合っているか ■

短所を短所として受け入れて終わるのではなく、どう向き合って改善しているか。それが重要です。
例えば「スケジューリング能力が低く、物事を効率よく進めるのが苦手」という短所があるとします。

これに対してどのような改善を行なっているかを採用担当者は見ています。
改善するために「1つのタスクを分解して工数を可視化することでいつまでに○を終わらせるようにする」など、苦手なことにどう向き合うかというポイントが見られています。

苦手なことに対する物事の向き合い方をアピールするポイントと捉え、回答しましょう。

■ 短所を隠すのは悪い印象を与える恐れがある ■

短所を他人に話すとマイナスな印象を与えると思う方がいらっしゃると思います。

しかし、「短所に対してどう向き合って改善しているのか」、つまりあなたがネガティブな要素に対してのどのような向き合い方をするかが現れる部分と言えるでしょう。

「短所はあまりありません」などと回答してしまうと「自己分析ができていない」「客観する能力が低い」と判断されかねません。なので短所の話題に対しても素直に触れ、あなたがどう向き合っているかをアピールしましょう。

■「長所を教えてください」「短所を教えてください」のどちらか一方だけを聞かれた場合 ■

どちらか一方だけを聞かれているケースにおいては質問通り、長所か短所のどちらかだけを答えましょう。

たくさん自分の良いポイントをアピールをしようと長所しか聞かれていないのに短所まで答えてしまうと、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまう場合もあります。

「短所を教えてください」など具体的な質問に対しては1投げられたら1を返すというイメージで答えるのがベターです。逆に「自覚している性格について教えてください」などの具体性の低い質問には長所と短所の両方を答えるようにしましょう。

どうしても面接の際に自分の短所など、悪い印象を与えかねないという心配から長所だけを言ってしまいがちです。しかし、悪い部分を隠すのは面接官からすると印象が良くないでしょう。

なので、「自覚している性格」について聞かれた際は自分の長所と短所の両方を述べ、短所に対してどう向き合っているのか、改善する意思があるのかをしっかり述べましょう。

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長所と短所は表裏一体?

自己分析をしていると自分の強みよりも苦手なことや弱みの方が見つかる方も多いのではないでしょうか。

例えば「心配性」であったり「神経質」であったり色々な自分の色々な弱みも見つかると思います。

しかし、弱みというマイナス面も捉え方を変えれば長所と言えるのではないでしょうか。
逆に長所も捉え方も変えれば短所になりえます。

例えば

  • 周囲を牽引してリードする性格 = 我の強い性格
  • 最後まで物事をやり抜く力がある = 頑固

などと言い換えることができます。

【長所】慎重に物事を進めることができる ⇔ 心配性【短所】
【長所】周囲を牽引してリードできる性格 ⇔ 我が強い 【短所】
【長所】細かい部分まで注意深く見ることができる ⇔ 神経質 【短所】
【長所】物事を最後までやり抜く力がある ⇔ 頑固【短所】
【長所】決断力と行動力がある ⇔ せっかち【短所】
【長所】懐疑的な視点を持つことができる ⇔ 素直さがない【短所】
【長所】負けず嫌い ⇔ プライドが高い【短所】
【長所】相手に合わせて柔軟な対応ができる ⇔ 自分の意見がない【短所】
【長所】真面目 ⇔ 融通が効かない / 前例に囚われる【短所】

上記のように長所と短所は表裏一体です。

自己分析を通じて発見した長所や短所から、自分の性格の要素の反対にはどんな要素があるのか考えてみましょう。

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回答例「自覚している性格について教えてください」

前述でのポイントを踏まえた回答例です。

例① <長所:粘り強さ> <短所:頑固>

「私は粘り強く、一度決めたことはやり抜く性格です。自分にとって困難なことも成長の機会とと捉えて真摯に向き合うように心がけています。
御社ではITテクノロジーを用い、クライアントの課題解決するということを最大の目標に掲げています。ただモノやサービスを売って終わり、という考えなくクライアントの課題解決に尽力することが求められると考えます。
課題解決に向けて伴走しきるという営業のスタイルは一筋縄ではいかないと思いますが、持ち前の粘り強さを活かして御社に貢献したいと思います。
一方で、若干柔軟性に欠けた性格です。予想外の要求をされた際に戸惑ってしまいます。しかしそれでは良いビジネスマン像ではないと考えます。
予想外の要求をされた際は一度行動フローを分解し、今何をするべきか最も最善なのかを考え、改めて行動するようにしています」

例② <長所:チャレンジングな精神> <短所:集中力散漫>

「私はまずはやってみるの精神を大事にしています。大学では英語を専攻しており、2回生の時に大学でプログラムで交換留学の誘いを受けました。
当時はまだ語学力に自信がありませんでしたが、まずはやってみるの精神で留学プログラムに参加しました。最初は現地で上手くコミュニケーションを取ることはできませんでしたが、積極的に現地の方と交流をすることでみるみる英語を上達することができました。
色々なことに興味を持ちチャレンジしてしまう一方で、あれこれ手を出しすぎて選択と集中が疎かになってしまう節があります。そのため、重要性かつ緊急性の軸で優先順位を決めるように心がけています」
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「自覚している性格」を考えるのには自己分析

自分の性格の理解は自己分析を通じて深めることができます。また友人や家族、サークル・バイトのメンバーに聞いてみて、第三者から自分はどのような人間に見えるのかという客観的な意見を聞くのも1つの手でしょう。

自己分析を通じて志望する企業とどうマッチするか、あなたの長所をどう活かしてどのような貢献の仕方ができるのかを志望企業にアピールできるネタにもなると思います。

自己分析は企業選びに活かせるだけでなく、面接でロジカルに自分と企業がどのようにマッチするかを提示する1つの武器になります。

客観的な視点から見て自分はどんな性格なのか。それを踏まえることで自己理解が深まり、面接対策にもなるでしょう。

自己分析に自信がない場合は、適性診断ツールを使うこともおすすめです。
なかでも、OfferBoxが提供するAnalyzeU+は、100万人以上の受検実績があり、計28項目で診断結果が見られます。無料で使えるので、ぜひ参考にしてみてください。

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「真面目さの自己PRはありきたりに思われないか心配」
「企業が求める真面目さを知りたい」

真面目さはあらゆる仕事に活かせる強みですが、広い意味をもつだけに、効果的なアピール方法が分からず悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

自分の強みとする真面目さがどんな能力なのかを志望企業に伝えられるよう、まずは自己PRで真面目さをアピールする際のポイントを理解しましょう。

この記事では、真面目さをアピールするポイントや自己PR作成の手順を解説します。具体的な例文も紹介するので、ぜひ自己PR作成に役立ててください。

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自己PRで「真面目さ」をアピールする人は多い?

真面目さは非常に広い意味をもつことから、多くの学生が自己PRでアピールしていると言えます。「真面目さ」という直接的な表現以外に、「計画性」や「課題解決力」などの言い換え表現も真面目さの一種に含まれるためです。

多くの学生がアピールするなかで差別化を図るには、より深掘りしたエピソードが必要になります。テーマとエピソードの両方がありきたりでは印象に残る自己PRにはならないため、自分にしか語れないエピソードを加えてオリジナリティを出しましょう。

企業が求める「真面目さ」とは

どんな真面目さが評価されるのかよく分からない人は、以下に紹介する例を参考にしてください。真面目さにはさまざまな意味がありますが、特に企業が求める真面目さは以下のような能力です。

【企業が求める真面目さ】

  • 責任感が強い
  • 型を身につけつつも柔軟性がある
  • 継続力がある

責任感が強い

一つは、責任感が強い真面目さです。責任感が強い人は自らの失敗を他人のせいにすることなく、自責思考で仕事を進められると評価してもらえます。

反対に責任感がない人は、「他の人がやってくれるはず」「自分に責任はない」などと他人よがりな考えをもつ傾向にあります。そうした人には重要な仕事を任せづらく、信用もしづらいため、企業は真面目さを求めているのです。

型を身につけつつも柔軟性がある

日々の業務の型を身に付けつつも、時には柔軟性を発揮できる真面目さも求めています。マニュアル通りに働くことは大切ですが、それだけでは急なトラブルが発生した時にうまく対応できません。

仕事を進めるうえで大小さまざまなトラブルの発生は避けられないため、状況に合わせた柔軟な行動を取れる人が高く評価されます。型をきちんと身につける真面目さと型から外れた際に対応できる柔軟性の両方を、バランスよく備えた真面目さが重要です。

継続力がある

成果を出せるまでコツコツ継続できる真面目さが、企業に求められています。

なにか新しいことを始めたとき、結果が出ているときなど、一時的に努力できる人は少なくありません。しかし、業務が一通り回せるようになった後、結果が出ていないときに、よい結果を出そうと継続して努力できる人は貴重です。

そのため自己PRでは、一時的に努力したエピソードよりも、真面目さを発揮して継続して努力したエピソードのほうが評価されやすくなります。

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自己PRで真面目さが短所に捉えられるケース

独りよがりなエピソードや、こだわりの強すぎるエピソードでは、真面目さがかえって短所に捉えられるケースがあります。自己PRでエピソードを紹介する際は、以下のように捉えられないかチェックしてください。

融通がきかない

ルールや規定、自分の型などに真面目すぎて融通がきかないと思われるエピソードだと、欠点に捉えられやすくなります。例えば、周りの忠告やアドバイスを聞き入れず、自分の意思を貫いたことを強みだとするエピソードです。

意思を貫くことやルールを守ることは大切ですが、融通をきかせることも重要です。そのため、真面目さをアピールする際は、融通がきかない人だと思われないように柔軟性も盛り込んだ内容にするのがおすすめです。

冗談が通じない

「真面目すぎて冗談が通じない人」と判断されると、マイナスの評価を受けてしまうことがあります。冗談が通じないと、発言の真意を汲み取ることができないと捉えられ、業務進行の際にも指示や意図が思うように伝わらないイメージを与えうるためです。

自己PRで真面目さをアピールする際に冗談が通じることを伝えることは難しいですが、面接全体のやり取りのなかで、きちんと面接官の質問や発言の意図を汲み取って会話することが重要です。

人に頼れない

自己責任の強さから、人に頼れないことは欠点として捉えられます。なぜなら、基本的に仕事は1人では完結せず、誰かと協力して進めるものだからです。
周りに相談したり協力を依頼したりせず、1人で問題を解決したことを強みだとするエピソードは、人に頼れない印象に繋がります。

そのため自己PRでは、1人で達成した内容よりも、協調性を読み取れる内容のほうが好印象です。複数人で共同して取り組んだエピソードや、アドバイスをもらって取り組んだエピソードを盛り込めば、必要に応じて周りを頼れる人だと理解してもらえます。

自己PRで真面目さをアピールするポイント

次に、自己PRで真面目さをアピールするポイントを紹介します。自分が強みとしている真面目さを最大限にアピールするため、以下の3つのポイントを意識しましょう。

「真面目さ」は言い換える

多くの人がアピールする「真面目さ」は採用企業の印象に残りづらいため、他の表現に言い換えてアピールするのがおすすめです。どんな真面目さなのかが伝わるよう、具体的な言葉で説明してみましょう。

また、真面目さはやや抽象的な言葉なため、そのままアピールしては説得力に欠けた自己PRになりがちです。そうした意味でも、具体的な言葉で説明するのが非常に効果的です。

【真面目さの言い換え表現】

  • 与えられた仕事を最後まで責任をもって遂行する力
  • 目標達成に向けて具体的な計画を立て、計画どおりに行動する力
  • 工夫しながらコツコツ努力を続けられる力
  • 自分なりの信念があり、簡単に周りに流されない力
  • 誰もやりたがらない仕事を率先してできる力

例を参考にしても言い換え表現が思い浮かばない人は、OfferBoxの適性診断【AnalyzeU+】を活用してみましょう。AnalyzeU+の診断結果には、真面目さと関連をもつ「計画性」や「規律性」などの項目が表示されるため、言い換えの参考にできます。

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企業に合わせた真面目さをアピールする

採用企業の募集要項に合わせた真面目さをアピールすると、ダイレクトに訴えかけやすくなります。自分視点でのアピールを大切にしつつ、企業からの視点も考慮して、自分のもつ真面目さと企業が求める真面目さをうまく擦り合わせていきましょう。

例えば、各業界では以下のような真面目さが求められやすい傾向にあります。業界や企業の求める真面目さの特徴を踏まえ、自分のもつ真面目さを具体的な言葉で説明してみてください。

【各業界で求められやすい真面目さ】

  • インフラ業界→決められたルールに則って正しく行動できる力
  • IT業界→几帳面に物事に取り組める力
  • 金融業界→細かい作業をコツコツとこなせる力
  • 広告業界→課題に誠実に向き合う力
  • 自動車業界→他人の価値観や意見を尊重して協調性を発揮する力

考えたことや+αでとった行動を伝える

真面目さを裏付けるエピソードを話す際は、その際に考えたことや+αでとった行動を併せて伝えましょう。

面接官はただ真面目さや発揮したエピソードを知りたいのではなく、自己PRを通してあなたの価値観や魅力を知りたいと考えています。

そのため、真摯にアドバイスやルールを守ったエピソードを話す際も、アドバイスやルールに対してどう考えて行動したのか、+αで行動したことがあれば何をしたのか、をセットで伝えることをおすすめします。

真面目さをアピールするエピソードの中でも、自分の考えや行動を紹介することで、自分の価値観や魅力をより深く理解してもらうことができます。

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真面目さをアピールする自己PR作成の手順

アピールするポイントについて理解したところで、次は自己PR作成の具体的な手順を紹介します。

自己PRはいきなり文章を考えようとしても、要点がつかめない内容になってしまうものです。内容を理解しやすい自己PRに仕上げるために、以下の手順で作成していきましょう。

ステップ①これまでの人生を振り返る

自分に関する情報を洗い出すため、まずはこれまでの人生を振り返ってみましょう。直近の大学生活はもちろん、小学校や中学校などの過去も含めて考えていくのがポイントです。

具体的な方法としては、自分史モチベーショングラフがおすすめです。漠然と考えても過去の出来事を思い出すのは難しいので、自分史やモチベーショングラフを作りながら振り返っていきましょう。

自分史やモチベーショングラフの詳細は、こちらの記事をご覧ください。記事内でテンプレートも用意しているので、ぜひご活用ください。

自分史の作り方|テンプレートや作り方・例文を紹介
モチベーショングラフとは|曲線の書き方やテンプレートを紹介

ステップ②真面目に取り組んだエピソードを2~3個選ぶ

続いて、①をもとにこれまで真面目に取り組んだエピソードを2~3個選びます。1つだけだと、面接で「他に真面目さを発揮したエピソードはありますか?」と聞かれたときに答えられないため、複数個用意しておくと安心です。

選ぶエピソードは、部活動で全国制覇をした、サークル長を務めた、といった大きな出来事である必要はありません。授業の前後に予習復習をした経験や、飲食店のアルバイトで誰よりも丁寧な挨拶を心がけた経験など、小さな出来事であっても、真面目さが伝わるのであれば自己PRのエピソードとしてアピール可能です。

ステップ③エピソード1つに「なぜ?」を深掘りする

エピソードを2~3個用意できたら、次は1つのエピソードを深掘りしていきます。強みとする真面目さの特徴を正確に見極めることに加え、面接での深掘り質問に対応できるようにするのが狙いです。

以下の要領で、真面目に取り組んだエピソードになぜ?を繰り返して、深掘りしていきましょう。自分の考えや、行動の動機を言葉で説明できるようにしておくと、面接での深掘り質問にスムーズに答えられます。

①大学で心理学の勉強に力を入れた
↓なぜ力を入れた?
②高校生の頃から人の心理に興味をもつようになり、大学で勉強したいと思っていた
↓なぜ人の心理に興味をもつようになった?
③相手によって態度をコロコロ変える人に出会い、その心理を知りたくなった
↓どうやって知ろうと思った?
④心理学を学べる大学に入って勉強する
↓心理学で特に興味をもった分野は?
⑤人間の行動を観察・分析する行動心理学
↓どのように行動心理学の勉強に力を入れた?
⑥心理学のGPA3.0以上を目標にした
↓目標達成に向けてどんな工夫をした?
⑦小さな目標を細かく設定した
↓どんな目標を設定した?
⑧「必ず授業の予習復習を30分ずつする」「不明点は当日中に教授に質問する」「1ヶ月に最低3冊専門書を読破する」など
↓どんな恩恵を得られた?
⑨少しずつ知識が増えていくことに達成感を得られ、楽しく勉強を続けられた
↓どんな成果を得られた?
⑩通算GPAが3.5だった

ステップ④「取り組む前の自分」と「取り組んだ後の自分」をまとめる

自己PRでは、取り組み前後でどのような変化があったのかを伝えることが重要です。変化を伝えることで、成功・失敗体験から新しいことを学んだり、成長したりできる人材だと評価してもらえます。

一例として、③のエピソードで「取り組む前の自分」と「取り組んだ後の自分」をまとめた例を紹介します。

「取り組む前の自分」
・人がなぜ特定の行動を取るのか理解できなかった
・勉強がそれほど好きではなかった

「取り組んだ後の自分」
・心理学を勉強したことで、相手の発言や行動から心理を読み取れるようになった
・目標を細かく達成していくことに充実感を覚え、勉強を楽しめるようになった

ステップ⑤300文字程度の自己PRを作る

最後に、①~④の自己分析をもとに自己PRを作ってみましょう。300文字程度で作っておけば、600字程度の長い自己PRではエピソードをより具体的に、100字程度の短い自己PRでは要点だけにまとめるなど、ESの文字数によって柔軟に対応可能です。

作成した自己分析は、友人やキャリアセンターの職員など、第三者にチェックしてもらうことをおすすめします。自分がそう思っているだけでは強みとは言えないため、客観的に見て真面目さが自分の強みなのかを確かめておくことが大切です。

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真面目さをアピールした自己PRの例文

自己PRの書き方がよく分からない人は、以下に紹介する5つの例文を参考にしてください。結論・理由・具体例・結論という流れで伝える「PREP法」を意識すると、文章を構成しやすくなります。

①アルバイト

【例文】

自分なりに工夫しながら努力できるのが私の強みです。

 

この強みを特に発揮したのは、書店のアルバイトでの出来事です。仕事中はしばしばお客様から本の位置を尋ねられる機会があります。

私はお客様の質問にすぐに答えられるように、人気の著者の新作が出たら毎回必ず位置や在庫を把握する習慣をつけました。次第に、お客様にも新作をチェックしている人と覚えてもらい、人気の新作を聞かれる機会も多くなりました。

その結果、お客様に追加で本を購入してもらえることが増え、お店の売上増加に貢献することができました。

社会に出てからも、お客様の要望に真摯に答え続けられるビジネスパーソンでありたいです。

【ポイント】
真摯に業務やお客様と向き合って仕事に向き合う姿がイメージできる内容になっています。さらに、働いている店舗に貢献することも意識している様子が伝わる例文です。

②勉強

【例文】

真面目にコツコツ継続できることが私の強みです。

 

私は大学に入学する際に、GPA3.0以上を取ることを目標にしました。GPA3.0以上を取るためには、各授業で80点以上を取ることが必要でした。

勉強以外の活動にも手を抜きたくなかったので、サークルやアルバイトがなく授業が始まる前の朝7時から9時の間、図書館で毎日勉強しました。

その結果、サークルやアルバイト活動を両立しながら、GPA3.6を維持できています。専攻している統計学においては、GPA4.0を維持しており、さらに知識を深めていきたいと考えています。

入社後も、コツコツとやるべきことを積み重ねて結果を残していきたいです。

【ポイント】
自分で決めた目標を守り、継続的に努力している様子が伝わります。また、自分の選んだ分野ではより高い基準で取り組んでいることが伝わり、自分の意志をもって努力していることがわかる内容になっています。

③インターンシップ

【例文】

自分と真面目に向き合い、行動を内省できるのが私の強みです。

 

私は営業の長期インターンシップに取り組んでいます。1ヶ月に1件の成約をとることが目標でしたが、高額な商材のため、なかなか結果が出ず成功パターンも見えない状況でした。

毎回の商談を録音・文字起こしして、自分のトークのどの部分が改善できるのかを見直しました。その考察もメモすることで、振り返りの精度も上がるようにしました。

その結果、1ヶ月目は1件も受注できませんでしたが、2ヶ月目に2件受注することができました。そこからは継続して目標を達成することができています。私が記録していた改善メモは社内共有され、商談時のメモのテンプレートとして活用されています。

貴社に入社してからも、自分の行動を日々振り返って、着実に成果を出せる営業として活躍していきたいです。

【ポイント】
自分と真面目に向き合うことができることが伝わる例文です。すぐに結果を残すことができなくても、成長して長期的に活躍するイメージができる内容になっています。

④部活動

【例文】

私には目標に向かってひたむきに努力を続けられる真面目さがあります。

 

大学では卓球部に所属し、全国大会出場という目標に向かって練習に励みました。大きな目標の達成のためには、小さな目標をコツコツ達成していく必要があると考えた私は、まずは自分の課題分析に取り組みました。

過去の試合結果や周りの人からの情報をもとに分析した結果、瞬発力と持久力に課題があると判明し、課題に合わせた個人練習に取り組めるようになりました。

残念ながら全国大会出場の目標は達成できませんでしたが、目標に向かって自分にできる精一杯のことをやり遂げたのは大きな自信になっています。入社後もこの経験を活かし、大きな目標に向かってひたむきに努力を続けていきたいです。

【ポイント】
自己PRでは、成果よりもプロセスが主に評価されています。エピソードにできるような成果がない場合は、目標に向けたプロセスから自分の人柄や考えをアピールしましょう。

⑤サークル

【例文】

私の強みは、誰もやりたがらない仕事を率先してできるところです。

 

所属するフットサルサークルでは、練習に使う道具の手入れを率先してやりました。綺麗な道具で気持ちよく練習したいと思って始めたことでしたが、それを見たキャプテンが「1人にやってもらうのは申し訳ない」と言い、当番制になった経験が強く印象に残っています。

それ以来、私は誰もやりたがらない仕事に率先して取り組むことを心がけています。

仕事を進めるうえでは、ただ与えられた仕事をこなすだけでは他の人と同じ評価しかもらえません。社内競争の激しい営業職でライバルに少しでも差をつけるために、誰もやりたがらない仕事こそ大切にしたいです。

【ポイント】
人にやらされたのではなく、主体的に取り組んだエピソードから真面目さがうかがえる例文ですね。当番制になったことで組織にもたらした影響についても盛り込むと、より自分の働きかけの結果が分かりやすい自己PRになります。

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まとめ

今回は、企業が求める真面目さや、自己PRで真面目さをアピールするポイントを紹介しました。

真面目さは仕事に活かせる強みではありますが、エピソードによっては短所に捉えられるケースがあります。「融通がきかない」「人に頼れない」などの印象をもたれないよう、自己PRでアピールする際は、真面目さの中に協調性も読み取れる内容を心がけましょう。

また、真面目さは多くの学生が自己PRのテーマにする強みだけに、そのまま伝えてはあまり印象に残りません。オリジナリティのある自己PRにするには、真面目さを他の表現に言い換えたり、エピソードを深掘りしたりすることが大切です。

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「自己PRで行動力を効果的にアピールしたい」
「ありきたりなテーマだと思われないか心配」

行動力は仕事に活かしやすい能力ですが、自己PRのテーマとして選ばれやすいだけに、効果的なアピール方法が分からず悩んでいる人が多いのではないでしょうか。

行動力を自己PRのテーマに選ぶのはNGではないものの、他の学生と差別化するにはアピール方法に工夫が必要です。自分のもつ行動力を上手にアピールするために、まずはポイントと注意点をしっかりと理解していきましょう。

この記事では、自己PRで行動力をアピールする方法を解説します。自己PRの例文や特にアピールにつながりやすい職種も紹介するので、ぜひ自己PR作成に役立ててください。

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「行動力」とは

行動力とは、イメージしたことを実際に行動に移し、それを実現する力です。仕事を進めるうえでは状況に合わせた対処が欠かせないため、自分で考えて行動できる人が企業に求められています。

ここで言う行動力とは、行き当たりばったりでとにかく行動を起こす力ではありません。間違った判断で勝手に動いてしまってはトラブル発生のリスクが高まるため、先のことを考えながら行動する能力こそが重要になります。

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なぜ企業は行動力がある人を求めるのか

魅力的な自己PRを作るためには、企業の評価ポイントへの理解が欠かせません。なぜ企業が行動力がある人を求めるのかを正しく理解し、どんなふうに行動力をアピールしていくべきか考えてみましょう。

変化に対応できるから

一つは、行動力がある人は変化に対応できるためです。変化を過剰に恐れることなく行動に移せるため、急な変更やトラブルが発生しても柔軟に対応できます。

特に、変化の激しい現代社会では、どの業界・企業でも現状がいつまでも続いていくとは限りません。例えば食品業界では、目まぐるしい消費者ニーズの変化に対応することが求められます。時代や環境の変化に対応できる人を企業は求めています。

成長が早い人材と評価されるから

他の人に比べて成長が早いのも、企業が行動力のある人を求める理由です。新卒採用では現時点での能力よりも将来性を重視する企業が多いことから、将来性を測る指標の1つである行動力が高く評価されます。

成長が早い人材と評価されるのは、行動力のある人は向上心が高い傾向にあるためです。明確な目標をもって行動を起こせる人は、入社後も先のことを考えながら行動し、成長してくれそうな期待ができます。

多くの経験を得られるから

企業が行動力のある人を求めるのには、「多くの経験を得られる」という理由もあります。行動力の高い人ほど行動の数自体が多くなるため、その分得られるデータや成果が増えるという考えです。

多くの経験を得るメリットは、知識の増加や視野の拡大です。知識の量と考えの幅が広がることで、クライアントに商品提案をする場面や、新規事業を起こす場面などで能力を発揮しやすくなります。

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自己PRで行動力をアピールするポイント

企業が求める理由を知ったところで、次は自己PRで行動力をアピールするポイントを押さえましょう。具体的かつオリジナリティのある自己PRを作るには、以下の3つのポイントを意識することが大切です。

具体的な実績を明らかにする

具体的な実績を明らかにし、アピールする行動力に根拠をもたせましょう。行動力の高さを発揮した結果として、得られた実績を明確にすることが不可欠です。

行動力は確かに魅力的な力ですが、その言葉自体は抽象的で具体性に欠けます。「私の強みは行動力です」と伝えるだけでは、本当に強みと言えるのかも、それがどんな行動力なのかも採用企業は分からないため、具体的な実績を付け加えましょう。

行動に移した「動機」を伝える

採用企業は実績だけでなく、「なぜ行動に移したのか?」という動機の部分にも着目しています。実績からは最終的に出た結果しか読み取れませんが、動機の部分にこそ、その人の考えや性格が表れるためです。

例えば部活動で練習環境の改善に努めたのであれば、なぜ練習環境の改善が必要だと思って行動に移したのかを伝えると、自分の人間性を理解してもらえます。このように自己分析で深掘りした動機を盛り込むと、納得感のある自己PRが出来上がります。

周囲を巻き込んで達成した成果を強調する

個人で行動力を発揮した経験も悪くはありませんが、より採用企業に評価されやすいのは周囲を巻き込んで何かを達成した経験です。周りに好影響を及ぼしたり、他の人と協力して成果を出したりしたエピソードがあれば積極的にアピールしましょう。

周囲を巻き込んだ経験が評価されやすいのは、企業においては集団で成果を出すのが基本となるためです。1人で進める業務より複数人で進める業務のほうが多いことから、選考では周囲を巻き込んだ経験が重視されています。

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自己PRで行動力をアピールする際の注意点

変化への対応力や成長の早さのアピールにつながる行動力ですが、自己PRで伝える際はいくつかの注意点があります。強みをアピールするはずがかえってマイナスの印象にならないよう、以下の3つのポイントを頭に入れておきましょう。

行動力は多くの人がアピールするので印象に残りにくい

行動力は多くの人がアピールするため、採用企業の印象に残りにくいと理解しておきましょう。印象に残りにくいことを踏まえたうえで、ありきたりな内容にならないような工夫が必要です。

対策としては、具体的な数字が伴う実績や、周囲を巻き込んだエピソードを自己PRに盛り込む方法があります。自分にしか話せない経験や考えを加えることで、採用企業の印象に残るオリジナリティのある内容になります。

突発的な行動は評価されない可能性がある

計画性がなく突発的に行動したエピソードは、企業に「計画性がない人材」とマイナスに捉えられる可能性があります。考えなしの行動は、周りに好影響を及ぼす可能性よりも、負担につながるリスクが高いからです。

目標管理を徹底する採用企業から高評価を受けるため、目標を立てて計画に移した行動をアピールしましょう。先のことを考えて行動できていると読み取れるエピソードであれば、行動力の中に計画性も備えていると評価してもらえます。

「行動力」は抽象的なので言い換える

行動力という言葉自体はやや抽象的です。そのまま伝えてしまってはどんな強みなのかが読み取りづらいため、具体的な言葉に言い換えてアピールすることをおすすめします。

例えば、行動力は以下のような表現に言い換え可能です。例を参考にしながら、自分の強みである行動力を具体的かつ分かりやすく言い換えてみましょう。

【行動力の言い換え表現】

  • 目標達成のための労力を惜しまない
  • スピード感をもって実行に移せる
  • 先のことを考えて行動できる
  • 主体的に物事に取り組める
  • 自分の行動で周りを巻き込む

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行動力をアピールした自己PRの例文

ここでは、行動力をアピールした自己PRの例を5つ紹介します。結論・理由・具体例・結論の流れで文章を構成する「PREP法」を意識し、自分ならではの自己PRを考えてみましょう。

①アルバイト

【例文】

組織に必要なことを考えて行動できるのが私の強みです。

 

この強みを特に発揮したのは、カフェのアルバイトでの出来事です。私が働くカフェのある通りには、ポイ捨てされたゴミが頻繁に落ちており、景観の悪さによって客足が遠のいてしまうのではないかと不安に感じていました。

そこで私は、普段の清掃業務とは別に、就業後に軽く通りのゴミ拾いをしてから帰宅することを習慣にしました。

最初は自分だけだったのが次第に他の従業員も手伝ってくれるようになり、自分の行動が周りに好影響を及ぼしたことを嬉しく感じたのが印象に残っています。

【ポイント】
主体的な行動が、周りに好影響を及ぼしたと読み取れる例文です。周囲を巻き込んで成果につなげられる行動力は、協調性を重んじる企業で高く評価されるでしょう。

②インターンシップ

【例文】

新しい環境に勇気をもって飛び込んでいけるのが私の強みです。

 

大学1年生の頃、自分の視野を広げるため、アメリカの任意団体が主催する海外研修プログラムに参加しました。1年生という早い時期に参加したのは、他の学部の人と接する機会が少ない大学内だけで勉強していると、特定の考えに偏ってしまうと思ったからです。

その研修ではアメリカの大学やベンチャー企業などを訪問し、異なる文化や考え方について学びました。

参加するまでは行動力が自分の強みとは思っていませんでしたが、いざ参加してみると1年生の頃から将来に向けて行動している学生はほとんどいないと分かり、私の強みは行動力だと自覚しました。

【ポイント】
行動力という強みを自覚したエピソードが具体的な例文です。再現性のある強みであると証明するため、入社後にどんな形で活かせるかまで言及できると、さらに魅力的な自己PRになるでしょう。

③留学

【例文】

私の強みは、トラブルにあっても柔軟に対応できる行動力です。

 

大学時代に1年間の留学を経験したのですが、勝手の異なる海外では分からないことだらけでした。例えば、食堂の利用方法や交通機関の乗り換え方法など、日本では当たり前にできることに困るケースが多々あります。

そんなトラブルに見舞われたとき、私が心がけたのは困難な状況を楽しむことです。日本との違いを楽しみ、周りの人に積極的に声をかけて教えてもらったり、自分で調べたりして対応しました。

パニックになってしまっては冷静な対処が難しくなるため、仕事でトラブルに見舞われたときも困難な状況を楽しみながら、うまく対処していきたいと思います。

【ポイント】
トラブルへの対応力はどんな職種にも求められる能力です。例文からは、困難な状況に陥っても慌てることなく、冷静に対処してくれそうな人物像をイメージできます。

④ボランティア

【例文】

一歩先のことを考えて行動できるのが私の強みです。

 

私は昨年、記録的豪雨によって深刻な被害を被った地域の被災地ボランティアに参加しました。工場から漏れた油の影響で、畑の用水路や住宅には、油の染み込んだ土と泥水が想像以上に流れ込んでいる状況でした。

終わりの見えない状況で、他の参加者は手当たり次第に掻き出そうとしていましたが、私は「一人暮らしの高齢者」を優先して手伝おうと提案しました。手当たり次第で進めては、本当に助けを必要としている人を手伝うまでに時間がかかりすぎると考えたためです。

その結果優先度の高い箇所の作業をスムーズに進められ、手伝った方々からは「頼れる人がいなくて不安だったところ、手伝ってもらえてとても助かった」と感謝していただけました。

【ポイント】
行動に移した動機が明確な例文です。対応の優先度を正しく理解し、適切な行動を取れる人材はどの企業でも重宝されるでしょう。

⑤サークル活動

【例文】

課題を分析して自ら動き出せる点が私の強みです。

 

特に、大学で所属していたバスケサークルでこの強みを発揮しました。大学内にはバスケサークルが5つあり、私が所属するサークルは毎年恒例の対抗戦で3年連続最下位という状況にありました。

負け癖が定着しつつある状況から脱却するため、私が取り組んだのは過去の試合と選手データの調査です。過去10年分のデータを分析した結果、最下位になる年は合宿後に怪我人が多く出ており、それが対抗戦に響いていることが判明しました。

問題を解決すべく、栄養管理や体のケア方法を全員で学ぶ機会を設けたところ、怪我人を例年より60%ほど減らすことに成功しました。

このように、課題の原因を明らかにし、適切な対策を取れるのが私の強みだと考えています。

【ポイント】
行動力というありきたりなテーマに対し、自分なりのエピソードを盛り込むことでオリジナリティを出しています。組織全体の利益を考えられる人間性は、入社後の活躍に期待してもらいやすいでしょう。

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自己PRで行動力をアピールしやすい職種

行動力はどんな職種でもアピールできる強みですが、特にアピールしやすいのは以下の3つの職種です。以下の職種を志望している人や、興味をもって業界・企業研究を進めている人は、ぜひ自己PRで行動力をアピールしてみましょう。

①営業職

クライアントの元に積極的に足を運ぶ機会が多い営業職は、行動力をアピールしやすい職種と言えます。特に、新たな取引先を開拓する新規開拓営業や、アポイントなしで訪問する飛び込み営業などで行動力が求められるでしょう。

営業職には高い営業スキルも当然必要ですが、時として数を打つことが大切です。行動力のある人ほど泥臭い行動に移せるため、なかなか行動に移せない人よりも成果を出しやすくなります。

②コンサルタント

クライアントが抱える課題の解決をサポートするコンサルタントも、行動力をアピールしやすい職種と言えます。市場やデータの分析、クライアントとのやり取りにおいて、行動力が活きます。

クライアントから言われたことだけをこなして満足していては、コンサルタントとして信頼は獲得できません。プラスアルファのサービスを提供するため、自分なりの工夫をしながら行動できる人が求められています。

③企画職

失敗も含めて数多くの企画を出すことが大切な企画職も、行動力をアピールしやすい職種です。数多くの企画を出したり、新しい価値をもつアイディアを提案したりするために、相応の行動力が求められます。

特に求められる行動力は、自分の行動で周りを巻き込む力です。企画職ではチームメンバーとの協力はもちろん、関係部門との連携が欠かせないため、個人ではなく集団で発揮できる行動力が高く評価されます。

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AnalyzeU+に加えて、複数の自己分析ツールを活用して多面的に自分を分析してみるのもおすすめです。こちらの記事で自己分析ツールをまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。
自己分析ツールおすすめ一覧|無料・登録不要のツールもご紹介

まとめ

今回は、企業が行動力のある人を求める理由や、自己PRで行動力をアピールするポイントを紹介しました。

行動力は魅力的な強みではありますが、自己PRのテーマに選ぶ学生が多いだけに、採用企業の印象に残りにくいデメリットがあります。ありきたりにならないよう心がけ、自分にしか話せない経験や考えを加えてオリジナリティのある内容にしましょう。

自己PRで行動力をアピールするときは、具体的な言葉に言い換えてアピールする方法が効果的です。強みとしている行動力がどんなものなのか読み取りやすいよう、言い換え表現をうまく使ってアピールしてみてください。

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成功体験は就活で聞かれやすい質問のひとつですが、「成功体験がまったくない」「失敗しか思い浮かばない」などと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

成功体験は、大きなチャレンジや成功だけに限定されるものではありません。小さな成功体験も伝え方によってはアピールにつながるため、見つからない場合はまず探し方から見直してみましょう。

この記事では、成功体験がないと感じてしまう人の特徴や、見つからない場合の対処法を紹介します。面接で伝える時のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

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そもそも成功体験とは?

成功体験とは、自分が過去に経験した出来事の中で、成功につながったエピソードを指します。例えば、「テストで目標の点数をとれた」「在学中に簿記検定1級に合格できた」などのエピソードです。

また就活で聞かれる成功体験は、学校生活やアルバイトのように、特定の場面だけに限定されません。趣味や特技の中で収めた成功であっても、成功するまでの過程を具体的に語れるのであれば、立派なエピソードになります。

面接官が就活で成功体験について聞く理由

成功体験を上手に伝えるには、面接官がどんな意図をもって質問しているのか理解する必要があります。何を特に見極められているのかを知り、質問意図に沿った回答を準備しましょう。

面接官が就活で成功体験を聞く理由は、こちらの記事でも解説しています。
成功体験を面接でアピール!答え方やポイント・回答例を徹底解説

成功に対する考え方や価値観を見極めるため

同じ出来事を経験した場合でも、すべての人が成功と感じるわけではなく、中には失敗したと感じる人もいます。そうした学生個々の考え方や、価値観を見極めるのが目的です。

成功体験と言われるとどうしても経験そのものに注目しがちですが、重要なのは「どのような経験をしたのか」だけではありません。

「経験から何を感じたのか」が同じくらい重視されており、この価値観から企業の特徴に合う学生かを見極め、ミスマッチが生まれないようにしています。

成功するための取り組み方を知るため

成功に向けた取り組み方からは、学生の人柄と仕事に対する姿勢を読み取れます。「目標達成に向けて取り入れた工夫」「困難への対処法」などを知るのが企業の狙いです。

例えば、「TOEICで800点を取った」と同じ成功体験を語る学生が2人いたとしても、勉強方法や困難に感じた出来事には少なからず違いが生まれます。

そうした違いにこそ学生の人柄と仕事に対する姿勢が出るため、面接官は就活で成功体験を質問するのです。

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成功体験がないと感じてしまう人の特徴

ここでは、成功体験がないと感じてしまう人によく見られる特徴を紹介します。自分が特徴に当てはまっていないか確認し、成功体験を見つけるための適切な対処をしていきましょう。

大きなチャレンジをしたことがない

自分にとって大きなチャレンジをした経験がないと、成功体験がないと感じてしまう場合があります。資格の取得、部活動の大会のように、分かりやすく大きなチャレンジの経験がないケースです。

このような人は、質問への回答を考える際に「誰もが認めるような成功体験でないと語れない」と思い込みがちです。

成功体験は本来、チャレンジの大きさや成功の大きさだけで評価されるものではありませんが、自ら視野を狭めているせいで見つけられずにいる可能性があります。

最初から失敗すると思い込んでいる

失敗を過度に恐れるのも、成功体験がないと感じてしまう人の特徴のひとつです。最初から失敗すると思い込むと自分に自信が持てなくなり、成功体験はないと感じてしまう場合があります。

こうした特徴に当てはまる人は、失敗だけに目を向けてしまっているので、失敗の裏にある小さな成功に気づかない可能性が高いです。

ひとつのチャレンジには大小さまざまな成功と失敗があるはずですが、失敗を恐れるあまり成功に気づかないという、もったいない状況に陥ってしまうタイプです。

結果に強いこだわりがある

意外かもしれませんが、結果に強いこだわりがある人は、成功体験を見つけづらくなります。たとえ何かを成し遂げたとしても、目標が高すぎるあまり、成し遂げたことを成功と捉えない可能性があるためです。

このようにストイックな性格の人は自己成長や目標達成の意識が強いため、周りからすると成功体験のように見えても、本人は満足していないケースがしばしば見られます。

あらゆる物事に高い目標を設定しているので、本当は成功体験があるにもかかわらず、それを成功として捉えることができていないため、「成功体験がない」と思い込んでしまうタイプです。

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成功体験が見つからない場合の対処法

成功体験が見つからない場合は探し方を見直してみましょう。「大きなチャレンジの経験がない」「満足できる成果ではない」などと難しく考えすぎず、視野を広げて探していくのがポイントです。

成功体験がひとつもない人はいない

成功体験がないと感じてしまう人の多くは、本当に何もないわけではなく、自分では成功だと捉えていないだけです。誰もが大小かかわらず何かしらの成功体験をしているので、悲観的にならないようにしましょう。

また就活の面接で期待されている成功体験では、エピソード自体の派手さは重要ではありません。

OfferBoxがとった企業アンケートでも、成果の大きさを重視する企業は2%のみ。
経験の派手さを重視する企業はたった1%でした。
人事の本音ランキング発表!ガクチカや自己PRの「エピソード」で見ているポイント
51%の企業が最も重視しているのは「経験の過程」ですので、エピソードの大小はあまり関係ありません。
経験の過程をどう伝えるかを重点的に考えると、成功体験が見つかりやすいはずです。

小さな成功体験を思い出す・探す

「成功体験」は大きなものでなくても問題ありません。大きなチャレンジや成功に限定してしまうと見つからない場合があるので、小さな成功体験にまで視野を広げて探してみましょう。

例として、「毎日ストレッチをする習慣が付いた」「1ヶ月間毎日自炊をした」といったエピソードが挙げられます。

特定の場面に限定せず、学校生活と私生活両方の経験を含めて考えると、小さな成功体験を見つけやすいでしょう。

趣味や特技、継続していることを思い出す・探す

趣味や特技、継続していることなども成功体験にできます。趣味でやっていることであっても、ひとつの物事を継続したり、何かしらの学びを得たりするのは難しいものです。

私生活の経験は就活のエピソードにふさわしくないと最初から決めつけず、自分の興味の対象を起点に探してみましょう。

散歩が趣味なら、散歩の楽しみ方や、散歩によって得られている効果・学びを考えてみると成功体験が見つかるかもしれません。

特技や趣味のアピールの仕方はこちらの記事でも詳しく紹介しています。
履歴書・ESの「特技・趣味」欄で悩んだら?就活でアピールできる特技の伝え方や書き方!【特技の具体的な例15選付】

努力したことや力を入れたことについて思い出す・探す

成功体験の質問で、面接官は経験の過程や考え方を重視しています。そのため、これまでに努力したこと、力を入れたことから探すのも一つの手です。

例えば、大学でゼミの研究に力を入れたのであれば、小さな成功体験がひとつはあるはずです。「研究発表がうまくいった」「効率的な手法を考案した」など、些細な出来事を成功体験として伝えられないか考えてみてください。

成功体験は最終的な目標を達成できたか否かを考えがちですが、最終的な目標に至るまでの成功体験もエピソードとしてアピール可能です。

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面接で成功体験が思いつかない場合の注意点

成功体験が思いつかないからといって、次のような言動をしてしまうと面接での評価を下げる可能性があります。これまで紹介してきた対処法を参考に、しっかりと回答を準備してから面接に臨みましょう。

「成功体験がありません」と言わない

探すのを諦めて面接に臨み、「成功体験がありません」と答えるのはNGです。質問に何も答えられないのは準備不足のように見えるため、自ら評価を下げてしまいます。

そもそも、面接での受け答えは自分を詳しく知ってもらうためのアピールタイムです。「成功体験がありません」と終わらせてしまえば、その後の会話に発展しなくなるので、アピールのチャンスを逃すような言動は避けましょう。

先に述べた通り、成功体験は誰もが持っているもので、ないと感じるのはうまく見つけられていないだけです。小さな成功体験でも問題ないので答えられるように準備しておきましょう。

成功体験の嘘を言うのもNG

言うまでもありませんが、思いつかないからといって嘘をつくのはNGです。嘘をついても深掘りされた時に簡単にバレてしまい、信用の低下につながります。

仮に面接の場で嘘がバレなかったとしても、入社後に本来の自分とは異なる期待をかけられる事態になり、採用のミスマッチが生まれやすくなります。

その場しのぎの嘘は自分で自分を追い込む結果になるので、成功体験の質問に限らず、面接の受け答えで嘘をつくのはやめましょう。

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これから成功体験を得る方法

成功体験はこれから得ることも可能です。過去の経験から探すのが難しい人は、次の3つの方法を参考に、成功体験を得られるようチャレンジしてみましょう。

まずは目標を立てる

漠然とした目標では、結局のところ達成できたのか自分でも判断できないケースがあります。

成功体験と自信を持って言えるようにするには、「目標の明確化」が大事です。
悪い目標の例:英語を話せるようになる。(どの状態になったら目標達成したかわかりづらい)
良い目標の例:TOEICで800点をとる。毎日30分の英語学習を1年継続する。

目標を立てる時は、まずはハードルを低めに設定するようおすすめします。最初からハードルの高い目標を立ててしまうと、失敗につながる可能性が高いからです。

ポジティブな気持ちで努力をする

ネガティブな気持ちでは成功する確率が低くなるうえ、小さな成功を認識しづらくなります。成功体験を得るには、失敗ばかり考えてネガティブになるのではなく、ポジティブな気持ちで努力することが大切です。

【ポジティブな気持ちを作る方法例】

  • 無理のない小さな目標をコツコツ達成する
  • 長所に目を向ける習慣をつける
  • 完璧にこだわりすぎない
  • 何でも自分のせいにしない
  • 十分な睡眠と食事をとる

ネガティブな人は自分にも他人にも完璧を求めやすい傾向があります。完璧を追い求めすぎずリラックスして物事に取り組むほうが、結果をポジティブに捉えて成功体験を得やすいでしょう。

リサーチや下準備を心がける

事前にリサーチをしたり、下準備をしたりすると成功する可能性は高くなります。

例えば接客のアルバイトで成功体験を得たい場合、事前に顧客のニーズや行動をリサーチしておけば、顧客に喜ばれるような接客をしやすくなります。これはアルバイトに限らず、学校生活でも同様です。

ただやみくもに努力をするよりも、十分なリサーチや下準備をして正しい努力をするほうが、成功しやすいと理解しておきましょう。

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就活で成功体験について上手に伝えるためのポイント

成功体験を伝える時は、次の5つのポイントを抑えると内容を評価してもらいやすくなります。

  • 結論から伝える
  • 成功するまでの過程を具体的に伝える
  • どのような困難があったのか伝える
  • 成功体験で何を得たのか伝える
  • 成功体験をどう企業に活かせるのか伝える

5つのポイントを詳しく解説していきます。

結論から伝える

話の内容を理解してもらうため、結論から伝えましょう。

「中学生の頃から現在まで、週3日のランニングを続けられたのが私の成功体験です」などと最初に伝えると、後に続く内容が明確になり、面接官に自分の成功体験をイメージしてもらいやすくなります。

反対に、何の話か最後まで分からない伝え方は、面接官に嫌われやすい行為です。ダラダラとした話はアピールポイントを読み取りづらいので、就活では常に結論ファーストを心がけましょう。

成功するまでの過程を具体的に伝える

前述の通り、面接官は成功自体を重視しているわけではなく、成功するまでの過程を重視しています。そのため、過程を具体的に伝えるのがポイントです。

例えば部活動の大会での活躍を成功体験とするなら、アピールすべきは大会での成績ではなく、どのような行動が好結果につながったかです。

優勝経験や表彰経験はそれほど重視されていないので、どのような練習方法と心がけが好結果につながったかを具体的に伝えましょう。

どのような困難があったのか伝える

ひとつの成功体験を得るまでの過程には、少なからず困難があったはずです。どのような困難にぶつかり、どう乗り越えたのかを伝えて問題解決力をアピールしましょう。

入社後の仕事で困難にぶつかった際、どんな考え方と行動で乗り越えていく学生なのかは、面接官が事前に知っておきたいポイントです。

成功の過程での困難や失敗は悪いことではないので、自分なりの乗り越え方を正直に伝えましょう。

成功体験で何を得たのか伝える

ただ成功して終わっただけの話では、成長意欲や向上心が読み取れません。経験から学びを得られる学生だと評価してもらうため、成功体験から何を得たのか伝えましょう。

面接官は質問を通じて、入社後も同じような成功を収めてくれるか判断しようとしています。

「成功できて嬉しかった」と感想を述べるだけの伝え方では再現性がないため、「研究の失敗と成功から簡単に諦めない大切さを学びました」などと学びを伝えましょう。

成功体験をどう企業に活かせるのか伝える

成功体験で得た学びを、企業と結びつけてアピールできるとより好印象です。学びが企業のどんな特徴にマッチするのか、どう仕事に役立つのかを説明しましょう。

特に企業と結びつけやすいのは、社会との接点が多いアルバイトの成功体験ですが、学校生活や私生活の成功体験も企業と結びつけることは可能です。

「ランニングの習慣で身についた継続力が、日々知識を吸収する必要のある企画職で役立つ」というように、学びをうまく関連づけてアピールしてみてください。

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まとめ

成功体験が見つからずに悩んでいる人は、自分の状況を把握するところから始めましょう。その結果「最初から失敗すると思い込んでいる」のが原因と分かったなら、小さな成功体験を探す、ポジティブな気持ちで成功体験を得る、といった方法が効果的です。

今回紹介した方法を参考に成功体験を見つけられたら、ぜひOfferBoxのプロフィールに登録してみてください。企業の方からプロフィールを見てオファーをする仕組みのOfferBoxでは、成功体験で得た学びを活かせる企業に出会えるチャンスがあります。

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就活の書類選考で提出するエントリーシートは、履歴書とどのような違いがあるかご存知でしょうか。エントリーシートと履歴書はどちらも重要な書類ですが、目的が異なるため、違いを理解した上で作成することが大切です。

そこで今回は、エントリーシートと履歴書の違いや、エントリーシートの書き方について解説します。エントリーシートでよくある質問の回答例や、作成する上で知っておきたいポイントについてもまとめましたので、作成する際の参考にしてみてください。

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就活でのエントリーシート(ES)とは?

エントリーシートとは、選考で企業にエントリーする際に提出する書類の一つです。書類選考や、面接で質問をするときの参考資料に使用されます。

記入項目には志望動機や自己PR、学生時代に頑張ったことなどがあり、企業によってフォーマットや文字数が異なるのが特徴です。

実際に面接官と初めて対面するのは本番の面接時ですが、エントリーシートも第一印象に大きな影響を与える重要な書類です。

エントリーシートと履歴書の違い

エントリーシートと履歴書は、それぞれ以下のような目的の違いがあります。

  • エントリーシート:自分をアピールするための書類
  • 履歴書:個人情報や経歴を伝えるための書類

エントリーシートは自己PRや志望動機などの質問項目があり、あなたの人柄や応募先企業への熱意をアピールするための書類です。フォーマットや質問項目は企業によって異なります。

履歴書は氏名や住所などの個人情報、学歴や資格などの経歴を書く書類です。企業がフォーマットを指定するケースもありますが、指定がない場合は市販のものを使用して問題ありません。

エントリーシートと履歴書は、両方提出が求められることもありますし、片方のみの提出が求められることもあります。

OpenES(web)とは

志望する企業それぞれにエントリーシートを用意するのが面倒に感じている人は多いと思いますが、実はエントリーシートの中には一斉にエントリーできるタイプのものもあります。

例えば、リクルート社が提供する「OpenES」は、複数企業に一斉エントリーできるツールです。

必ずしも提出する企業によって毎回エントリーシートの内容を変える必要がなく、志望動機のように企業に合わせるべき内容だけを部分的に変えて提出する、という使い方ができます。

なお、さらに便利なサービスが、逆求人サービス「OfferBox」です。
こちらは、プロフィールを入力しておくと、企業からオファーが届くサービスです。エントリーしなくても、企業側から声がかかるため、登録して損はありません。

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企業がエントリーシートで確認しているポイント

エントリーシートは、応募してきたあなたを企業が判断する最初の書類です。

あなたが求めている人物像に合っているか、応募の前段階で自己分析はできているかなど、企業があなたについて理解し面接まで進めたいと思うかどうかは、ほとんどがエントリーシートにかかっていると言っても過言ではありません。

企業によっては、エントリーシートで一次選考をする場合もあります。まず、企業はエントリーシートで何を確認しているのかについて解説します。

自己分析がしっかりできているか

自己分析とは、あなたが自分自身のことを正しく理解することです。

どんな職種にも適性があります。自分の長所や短所、強みや弱み、性格、適性、なりたい将来像などを正しく分析し理解し、そのうえで応募することが必要です。それらができてはじめて、選考や入社後のキャリア形成に活かすことができます。

自己分析をしっかりした上で、自分の適性を知り、企業が求人している職種に合っていることを把握していないと、内定をもらえるはずがありません。

就活を成功させるための第一歩は、しっかりと自己分析を行い、自分の軸をしっかり見定めることが大切です。そうすれば、想定外の質問にもうろたえることなく回答できるでしょう。

業界研究・企業研究ができているか

業界研究・企業研究とは、自分が応募する業界や企業をさまざまな角度から知り、理解を深めることです。同時に、自分の適性や志向に合う業界や企業であるかどうか見極めることです。これらを行うことで自分が目指す方向が見えてきます。

また「志望動機」はエントリーシートのなかで最も重要な項目のひとつですが、企業研究などをしっかり行わないことには、採用担当者を納得させる志望動機は書けないでしょう。

つまり、

「業界や貴社についてこれだけ理解しました。そして私の希望や考えはこうです。私は入社後にこのようにしていきたいです。貴社ならそれができると思い、志望いたしました」

というストーリーがきちんと書けていることが大切です。

企業の求める人物像に合っているか

企業が求める人物像の具体例としては、抜粋になりますが、

「未知のものにチャレンジする気概に満ちた人」
「目標に向かって一緒に挑戦する仲間」
「高い志を持ち、自ら考え、主体的にやり抜く人材」

などがあります。

こう並べてみると、自分は求められる人物に合っていないのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。しかしこれらの根底にあるのは、「人柄」や「熱意」です。企業が求めているのは、「自分で考え、積極的に行動する」ことのできる人物です。

ガクチカにおいて、過去に自分が行ってきたことへの熱い思いや積極性がアピールできれば、自信をもっていいのです。そうした実績があれば、多くの企業が求める人物像から乖離することはありません。

文章作成・構成能力があるか

「文は人なり」とも言われます。

文章のリズム、言葉づかい、1文あたりの長さ、句読点の使い方、文末のバリエーションなどにははっきりと知性が表われます。

それはエントリーシートでも同じことで、例えば志望動機は、なぜこの企業を志望したか、自分の考えや希望を企業活動と結びつける論理的思考力をもって言葉に「翻訳」し、他者に正確に伝えなければなりません。

自己分析も同様で、しっかり分析ができていても、それをエントリーシート上で言葉として正しく伝えることができなければ、分析ができていないのと同じことです。

つまりエントリーシートでは、志望動機をはじめとして、自分の考えや希望、将来ビジョンなどを分かりやすく正しい言葉で記載しなければなりません。

全体の文脈にも注意が必要です。一度書いてみて、文章力のある方に見てもらうことをおすすめします。

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就活で記載すべきエントリーシートの内容

エントリーシートは基本情報に加え、あなたの人柄や応募先企業への熱意を伝えられる質問が用意されています。フォーマットは企業によって異なりますが、以下のような質問をされることが多いです。

  • 自己PR
  • ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)
  • 志望動機
  • 性格・価値観

質問を通して、企業は「自社で能力を発揮できる人物か」「自社の社風にマッチしている人物か」を見極めます。よくある質問や回答例は、次章で詳しく説明します。

よくある質問の書き方を見る前に、基本情報の書き方を押さえておきましょう。

基本情報の書き方

基本情報はあなたの情報を書けばOKですが、正しい書き方を押さえておくことが大切です。各項目の書き方を紹介します。

日付

日付は提出日を記入しましょう。西暦表記でも和暦表記でも問題ありませんが、エントリーシート全体で表記を統一してください。

氏名

氏名は戸籍上の正式な漢字で苗字と名前の間にスペースを空けて記入します。普段略字を使っている場合は注意しましょう。パソコンで作成する場合で、正式な漢字が入力できない場合は、備考欄にその旨を記載します。

ふりがなはは氏名の欄に「ふりがな」とあれば平仮名、「フリガナ」であればカタカナで記入してください。

写真

身だしなみを整え、清潔感のある写真を用意しましょう。企業から指定がない場合を除いて、縦4センチ×横3センチのフォーマットが一般的です。3ヶ月以内に撮影したものを使います。書面で提出する場合は、写真の裏側に学校名・学部名・氏名を書いておきましょう。

生年月日・年齢

生年月日は日付と西暦表記もしくは和暦表記を統一します。年齢は、提出日時点の年齢を記入してください。

住所・連絡先

住所は現住所を都道府県から書き、町名や番地、マンション名などを略さず書きます。◯番地としても、ハイフンを使用しても問題ありません。住所が長くなる場合はバランスを考え、必要であれば二行にして書きます。住所にもふりがながありますが、数字にふりがなを振る必要はありません。

連絡先の電話番号は、携帯番号だけでOKです。留守番電話設定をしているか確認しておきましょう。メールアドレスは、迷惑メール拒否設定をしていないか確認してください。普段使っているメールアドレスでも構いませんが、就活用のメールアドレスを用意しておくと尚いいです。

印鑑

押印欄がある場合は、朱肉をつけるタイプの認印で押印します。認印は役所や銀行などに届けていない印鑑です。シャチハタはインクが劣化しやすく、濡れると滲んでしまうため、エントリーシートにはふさわしくありません。

最初に押印し、乾かしてからエントリーシートを記入すれば、滲み・かすれを防げます。

学歴

エントリーシートでも学歴を書く欄が用意されているフォーマットもあります。西暦・和暦は全体と統一し、学校名・学部名は正式名称で書きましょう。一般的には、中学卒業から大学卒業見込みまで書きます。

職歴

アルバイトは職歴に含めないため、社会人経験がないのであれば職歴は「なし」と記載します。

その他記入欄

「その他記入欄」には何を書くか悩むところですが、空白にせず、必ず記入します。ここに印象的なことを書けば、採用担当者の印象に残る可能性があるからです。

ちょっとした特技、最近始めた自己啓発、入社後の自己イメージ、仕事に生かせる長所など、他者と差別化をはかり「会ってみたい」と思わせることができれば、しめたものです。

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就活でもエントリーシートの質問と回答例

エントリーシートは、その企業が学生に聞きたい内容が求められるため、各企業毎に聞かれる項目が異なります。

企業独自のトリッキーな質問があるケースもありますが、一般的に聞かれることが多いものを紹介します。

1. 自己PR

質問のされ方

  • 自己PRをしてください
  • 自己紹介してください

企業がこの質問から知りたいこと

  • 学生の性格
  • 学生の強み
  • 簡潔にわかりやすく説明する力

自己PRからは、学生のアピールポイント自体を知る以外に、「初めての相手にわかりやすく伝える」説明力も、企業は見定めようとしています。

自己PRの考え方については、こちらの記事も参考にしてみてください。
就活の自己PRに悩んだら|強みのアピール方法や書き方を例文で紹介!

回答例

私は根気強く続ける力を持っていると自負しています。大学入学後、TOEICの勉強を始めましたが、最初は420点しか取得できませんでした。その後、日々英語学習をする習慣をつけ、定期的に受験した結果、目標としていたTOEIC 800点を突破することができました。

 

目標を達成できたことで、自分の自信につながり、継続することの大切さを実感しています。貴社に入社後も、苦手なことでも根気強く続ける力を活かして、大きな成果を出せるよう努力したいです。

2. ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)

質問のされ方

  • 学生時代に頑張ったことを教えてください
  • 学生時代に最も力を入れたことを教えてください

企業がこの質問から知りたいこと

  • 学生の人柄・大切にしていること
  • 学生の物事への取り組み方
  • 論理的に考える力
  • 目標達成力

いわゆる「ガクチカ」を問う質問です。成長するために、何をどのように考え、どう動いたかを知ることで、その学生が仕事において、どんな動きをしそうか、イメージを膨らませたいと、企業は考えています。

ガクチカの考え方については、こちらの記事も参考にしてみてください。
「学生時代に最も打ち込んだこと(ガクチカ)」の就活面接・ESでの回答方法【50例から探そう・ない場合も】

回答例

私は大学入学当初から、3年ほどカフェのアルバイトをしています。

 

個人経営のカフェで、周囲にチェーン店もあったため、働き始めた頃は顧客を確保することに苦戦していました。店長・アルバイトで話し合った結果、SNSでのアピールが重要だと考え、お店のSNSアカウントを開設し、アカウント管理を担当しました。

お店の特徴が感じられる写真やストーリーを頻繁に投稿し、半年でフォロワーが2000人を突破、お店の売り上げも1.5倍まで伸ばすことができました。この経験を活かし、課題に対して最適な解決策を考え、実行することを心がけたいと考えています。

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3. 志望動機

質問のされ方

  • 志望動機を教えてください
  • 弊社のどこに魅力を感じていますか
  • この業界を志望する理由を教えてください

企業がこの質問から知りたいこと

  • 自社への興味関心度の強さ
  • 情報を読み解く力
  • 学生の就活の軸

志望動機は、企業がエントリーシートで最も知りたい情報といっても過言ではありません。

志望動機の内容から、自社への入社意欲を判断したいと思っています。また、魅力を感じているポイントから、実際の企業イメージとのギャップがないか等も判断しています。

志望動機の考え方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

回答例

地域に根ざした事業を行っているところに魅力を感じ、志望いたしました。

 

私はこの地域出身ではありませんが、学生時代に地域のボランティアに参加するなどの経験を経て、この地域に大きな愛着を持っています。貴社は長年この地で事業を行い、地域の生活をより良くするサービスを提供していること、地域の方々との信頼関係を築いていることを知りました。

仕事を通して第二の故郷であるこの地域に貢献したいと思い、貴社を志望いたします。

こちらのページでは、エントリーシートの志望動機の書き方を深掘りしています。参考にして、企業への熱意が伝わる志望動機を考えてみてください。

エントリーシートの志望動機の書き方|業界・職種・魅力別の例文付

4. インターンシップ

企業からの質問

  • 弊社のインターンシップに参加したことはありますか?
  • あなたはインターンシップで何を学びましたか?
  • そのインターンシップを選んだ理由は何ですか?

企業がこの質問から知りたいこと

  • 自社へどれぐらい関心をもっているか
  • インターンシップから何を学んだか、感受性の高さ
  • 今後へどう結びつけたいと思っているか

回答例

大学3年生のとき1年間、お菓子問屋で営業のインターンシップを経験しました。

1年の間に、何千もの新しいお菓子が販売され、同時に同じぐらいのお菓子が廃番になっていくことを知りました。

私にとって驚きだったのは、想像をはるかに超える商品の目まぐるしい変化です。しかしもっと驚いたのは、新商品が持つ特性だけではなく、それをどうアピールするか、売り場ディスプレイをどう魅力的にレイアウトするかによって売上が大きく左右されることでした。

私は貴社において営業職を希望していますが、お客様のニーズを先取りし、お客様の潜在的な意識を上手に引き出せるよう、多角的にアンテナを張りめぐらして情報収集に務めたいと考えています。

5. 長所・短所

企業からの質問

  • あなたの長所と短所を教えてください
  • 自分はどのような性格だと思いますか?
  • あなたはその短所をどう克服してきましたか、あるいはどう克服していきたいですか?

企業がこの質問から知りたいこと

  • 自己分析ができているか
  • 仕事で活躍するイメージが描けているか
  • 応募者がどんな人であるか

回答例

私の長所は、コミュニケーション力があることです。中学生時代から大学に至るまで、周りの人の話を聞き、グループを上手にまとめることを得意としてきました。

忘れがたいのは、中学から高校の部活動で所属したフットサル部でのできごとです。あるとき練習の方法において部内で対立が起き、解散の危機を迎えたことがありました。しかし私が対立する双方の代表の話を聞いたところ、対立する原因には勘違いや意思疎通がうまく行っていないことがあることに気づき、お互いを説得して事なきを得ました。

ただし、ややもすると「おせっかい」や「干渉しすぎる」と言われることは自覚しています。そうした雰囲気にも気をつけるように十分心がけています。

6. 性格・価値観

質問のされ方

  • あなたが働く上で大切にしたいことを教えてください
  • あなたの強み・弱みは何ですか
  • ●●の時、あなたはどうしますか?

企業がこの質問から知りたいこと

    • 学生の価値観
    • 学生の強み・弱み
    • 学生の性格と自社との相性

性格や価値観を問う質問は、自社とその学生の相性を見極めるのが目的です。ここで無理に自分を曲げると、入社後のギャップに繋がる可能性もあるため、正直に答えるのがポイントです。

考えるのが難しい短所・弱みについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
短所一覧と就活面接での回答例文|長所からの言い換え方や書き方も紹介

回答例

私は、仕事をする上で「人との信頼関係を作ること」を重視したいと考えています。

 

大学でサークルの部長を務めているのですが、最初はメンバーそれぞれが自分の好きなように活動したいという思いが強く、まとまりがありませんでした。しかし、一人ひとりと向き合い、意見や思いを聞く機会を作ることで、徐々に信頼関係が生まれ、サークル全体としても皆で一つの目標を持って活動することができるようになりました。

この経験から、社会人になってからも上司や同僚、顧客としっかりコミュニケーションを取り、信頼関係を構築することを大切にしたいと考えています。

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就活でのエントリーシートの書き方のポイント

書き始める前に注意すること

いよいよエントリーシートを書く段階に入りますが、書く前に注意すべきことがあります。

まず、エントリーシートや履歴書の「自己PR」「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」「志望動機」などは同じ内容を記載します。共通した項目に一貫性がないと、軸足がぶれていると疑われてしまいます。

また、伝えたいポイントはひとつに絞ります。百花繚乱では採用担当者の印象に残らないからです。心に響くエピソードをひとつに絞ってみましょう。

誤字脱字ややたら長い文章にも注意します。エントリーシートを書くにあたり、まず気をつけるべきことを次に解説します。

共通項目の主張を一貫させる

エントリーシート・履歴書を書く時のポイント1つ目は、「共通項目の主張を一貫させる」です。

エントリーシートと履歴書には、「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」などの項目が共通している場合があります。

共通項目の主張に一貫性を持たせることで、内容の信憑性が高くなり、人事も納得しやすくなります。

例えば、エントリーシートの自己PRで「協調性」が強みだと書いた場合は、履歴書の自己PRにも「協調性」が強みだと書きましょう。

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伝えるポイントは絞る

エントリーシートでは、伝えるポイントは絞ってなるべく簡潔にまとめることが大切です。すべてを伝えようと長々と書いてしまうと、最も主張したい部分が伝わりづらくなってしまいます。

ポイントを絞るコツとしては、エピソードを盛り込みすぎないことです。志望動機や自己PRでは根拠となるエピソードを書く必要がありますが、エントリーシートではどんな出来事だったのかが相手に伝われば十分です。

当時の自分の感情や行動、工夫したこと、経験から学んだことなどの細かな話は面接で詳しく語るようにしましょう。

結論ファーストで書く

エントリーシートを書くときも、面接での受け答えと同様に「PREP法」を守り、結論ファーストで書くのが基本です。PREP法とはPoint(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の頭文字をとった言葉で、文章を組み立てるフレームワークのことを指します。

最初に一番アピールしたいポイント(結論)を伝えてから、その理由や根拠となるエピソードを伝えることで、読み手に話の内容を理解してもらいやすくなりメリットがあります。

余白や文字数を過度に残さない

話を簡潔にまとめることが大切とはいっても、余白や文字数の残しすぎには注意が必要です。基本的には、必要な量の余白や文字数を設定しているケースが多いので、大幅に不足している場合は、必要な情報を網羅できていない可能性があります。

また、全体像を見渡した時にスペースがかなり残っているようなエントリーシートは、手を抜いて作成したように見えます。

大きすぎず小さすぎない文字のサイズを心がけ、できる限り余白や文字数を残さないようにしましょう。志望動機の文字数が400字なら、その8割にあたる320文字が最低限記入すべき文字数の目安になります。

手書きの場合も、記入スペースの8割程度を埋めるよう心がけましょう。

読みやすくなる一工夫をする

エントリーシートは自分の思いや熱意を伝えるものですが、相手にとって読みやすくなければ、思いや熱意が採用担当者に伝わりません。誰が見ても読みやすい文章になるよう工夫しましょう。

具体的には、以下のような工夫があります。

    • 適切に句読点を打つ
    • 記号を活用する
    • 専門用語・略称を使用しない

書いた後に声に出して読んでみたり、友人や家族に呼んでもらったりして、読みやすい文章になっているか見直してみてください。

エピソードは具体的に書く

エントリーシートに書くエピソードは具体的な事例をおすすめします。それも、単なるハッピーエンドや面白い話ではなく、あなたの強みを発揮したエピソードが望ましいです。

例をあげれば、

「私の長所は、忍耐強くひとつのことに集中できることです。大学時代にアルバイトしていたスーパーでは、特定の条件がそろうとシステムがエラーを起こし、在庫が合わなくなってしまう事態が発生していました。しかし、誰もその根本原因には辿りつけていなかったのです。

私はその原因追究に取り組み、半年後、【毎月20日で金曜日】という条件のときにエラーが起きることを突き止めました。長年会社を苦しめてきたシステムエラーの根源に気づいたことは、自分の性格がなければできないことだと自負しています」

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エントリーシート提出前のチェックポイント

これら5つの注意点を踏まえて書けば、ビジネスマナーに沿ったエントリーシートと履歴書を書くことができます。

    • 話し言葉や絵文字、記号を使わない
    • 矛盾した内容を書かない
    • 嘘をつかない
    • 誤字脱字をなくす
    • 手書きの場合は消せるボールペンを使用しない

それでは、エントリーシート・履歴書を書く時の注意点をそれぞれ解説していきます。

話し言葉や絵文字、記号を使わない

友だちや家族とのやりとりの中で無意識に使っている話し言葉を、エントリーシートでは使わないよう注意してください。ビジネス文章にはこうした表現方法は適していません。話し言葉以外に、絵文字や「!」などの記号の使用も避けるのが無難です。

ついつい使いがちな話し言葉

    • どっち→どちら
    • ちゃんと→きちんと
    • でも/だけど→しかし
    • やっぱり→やはり
    • とっても/すごく→非常に

矛盾した内容を書かない

エントリーシート・履歴書を書く時の注意点1つ目は、「矛盾した内容を書かない」です。

共通項目の内容が矛盾している場合、本当の内容なのかわからず、人事に不信感を与えてしまいます。

例えば、エントリーシートには「協調性がある」と書いているにも関わらず、履歴書には「チームワークが苦手」と書いた場合、内容に矛盾が生じてしまいます。

エントリーシートと履歴書を両方提出する際には、内容が矛盾しないよう気をつけましょう。

嘘をつかない

エントリーシート・履歴書を書く時の注意点2つ目は、「嘘をつかない」です。

当たり前のことですが、エントリーシートや履歴書を書く際に、嘘の出来事を書いてはいけません。

嘘の出来事を書いたとしても、面接などで話しているうちに矛盾が生じ、バレる可能性が高いです。

また先述した通り、履歴書に虚偽の内容を記載することは犯罪にあたり、最悪の場合は不採用や解雇の原因となり兼ねません。

エントリーシートや履歴書を書く時には、ありのままの自分を記載するように心がけましょう。

万が一、嘘をつきたくなってしまった時は、こちらの記事を読んでみてください。
就活でつい「嘘」をつきたくなってしまった時の思考変換法

誤字脱字をなくす

エントリーシート・履歴書を書く時の注意点3つ目は、「誤字脱字をなくす」です。

誤字や脱字をしてしまうと、間違った意味で捉えられてしまったり、不注意な人と思われてしまったりする可能性があります。

しかし、どれだけ気をつけてエントリーシートや履歴書を書いても、案外誤字や脱字をしてしまうものです。

エントリーシートや履歴書を書いた後は、少なくとも3回は自分でチェックして、誤字脱字をなくしましょう。

さらに余裕のある人は、友達や先輩にも見てもらい、誤字脱字だけでなく文法も確認してもらうとより良くなりますよ。

手書きの場合は消せるボールペンを使用しない

手書きで作成する場合、消せるボールペンの使用はNGです。消せるボールペンのインクは熱に弱く摩擦熱で消えてしまう可能性があるため、エントリーシートのようなビジネス文書には適していません。

これはエントリーシートに限らず、あらゆるビジネス文書に同じことがいえます。他の人に書き換えられるリスクや、簡単に文字が消えてしまうリスクのあるものは、ビジネスの場では信頼性がない文書と捉えられることを覚えておきましょう。

読みやすさに気をつける

読みやすさとは、すなわち文章のリズムであり、ここには書き手のセンスがはっきり表われます。

おおむね文章は短いほうが読みやすいですが、主題が1つの短文ばかり続くと辟易としてきます。主題が2つ以上ある長文が続いても同じことで、これらを上手に織り交ぜて書くとリズムのとれた文章となります。

例えば、

「私は学生時代、材料工学に力を入れてきました」「私は貴社のハイテク製品に感銘を受けました」

これらの主題はそれぞれ1つです。

連結し、「私は学生時代に材料工学に取り組んできましたので、貴社が昨年販売したハイテク製品○○に非常に感銘を受けました」

と変えると、時系列や前後の関係がよく分かるようになります。

「○○です」「□□です」という短文と、「○○だから、□□です」という長文を織り交ぜて読みやすい文章を心がけてください。

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就活でエントリーシートを郵送する場合の送り方

エントリーシートの郵送は普通郵便で送るのが基本です。居住地域や投函時間によって誤差はありますが、通常であれば2〜3日で届きます。期限ギリギリにならないよう、余裕をもって郵送することが大切です。

エントリーシートがきちんと相手のもとに届いたか不安な場合は、特定記録郵便を利用しましょう。これは引受け時間と配達状況を記録してくれるサービスで、大切な郵便物を差し出した記録を残しておきたいときによく使われます。

似たようなサービスとして簡易書留もありますが、こちらは受取人の受領印が必要になります。わざわざ受領印を押す必要がある簡易書留は、採用担当に負担をかけてしまうため、普通郵便もしくは特定記録郵便を使うのがおすすめです。

郵送時の封筒や、同封する送付状の書き方については以下の記事を参考にしてください。
【例文あり】エントリーシートの送付状の書き方 | 郵送時のポイント,注意点も

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就活でのエントリーシートと履歴書に関するよくある質問

最後に、エントリーシートと履歴書に関するよくある質問を簡単に紹介します。

    • エントリーシートと履歴書の内容は重複していいですか?
    • 履歴書のみ提出する場合の注意点はありますか?
    • エントリーシートと履歴書は両方提出すべきですか?
    • エントリーシートと履歴書は手書きで書くべきですか?
    • エントリーシートと履歴書に修正ペンは使っても良いですか?
    • エントリーシート・履歴書はどこで入手できますか?

それでは、エントリーシートと履歴書に関するよくある質問をそれぞれ解説していきます。

Q. エントリーシートと履歴書の内容は重複していいですか?

「エントリーシートと履歴書を両方提出する際に、内容は重複しても良いのだろうか?」と悩む就活生は多いです。

結論から言うと、エントリーシートと履歴書の内容は重複しても大丈夫です。
先述した通り、エントリーシートは面接の際に用いる資料、履歴書は従業員データの保管用に用いる資料で、それぞれ見ている項目が違います。

エントリーシートと履歴書の内容が重複しているからと言って、それだけで減点をされるようなことはありません。

しかし一言一句同じ文言を書いていては、内容を使い回していてやる気がないと見なされてしまう可能性もあります。

エントリーシートと履歴書の内容は、適宜言葉を言い換えながら書くのが良いでしょう。

Q. 履歴書のみ提出する場合の注意点はありますか?

履歴書のみ提出の企業の場合は、履歴書の内容が書類選考や面接での質問に影響します。

履歴書がエントリーシートの代わりだと思って、志望動機や自己PRなどの内容を充実させましょう。

また、エントリーシートは企業から配布されることがほとんどですが、履歴書は自分で用意しなければならないケースがあります。

フォーマットにはさまざまなものがあるので、「志望動機欄のスペースが大きいタイプ」など、自分のアピールポイントを伝えやすい履歴書フォーマットを選ぶのがおすすめです。

Q. エントリーシートと履歴書は両方提出すべきですか?

エントリーシートと履歴書は、基本的にはどちらか片方を提出すれば良いです。企業から求められた書類を提出しましょう。

ただし、エントリーシートと履歴書を両方提出を求められる場合もあるので気をつけましょう。

Q. エントリーシートと履歴書は手書きで書くべきですか?

エントリーシートや履歴書の提出方法は、企業によって異なります。

手書きの指定をされた場合は、エントリーシートや履歴書を手書きで記入しましょう。
また、オンラインでの提出を求められた場合は、手書きでなくても構いません。

Q. エントリーシートと履歴書に修正ペンは使っても良いですか?

エントリーシートや履歴書を書く際、修正ペンは使わないようにしましょう。

修正ペンを使うと、不注意な印象を与えてしまうのに加えて、見た目が汚くなってしまいます。

もしエントリーシートや履歴書を書き間違えてしまった場合は、修正ペンを使うのではなく、新しい紙に書き直すようにしましょう。

Q. エントリーシート・履歴書はどこで入手できますか?

エントリーシートは、各企業の採用HPでダウンロードできるケースが一般的です。

基本的にパソコン仕様になっているため、スマートフォンではなく、パソコンからダウンロードしましょう。

履歴書は、無料でフォーマットをダウンロードすることも可能ですが、項目内容が心配な場合は市販のものを購入するのが良いでしょう。文房具店や書店で購入できます。

趣味・特技欄には何を書いたらいいですか?

趣味や特技欄は、自分をアピールするもうひとつのチャンスです。自信をもって書ける内容であれば、志望する企業や業種で変える必要はありません。

そこでおすすめなのは、「意外性」、面接における「アイスブレイクのきっかけ」になる趣味や特技です。

例えば男性なら「料理」、女性なら「バイクツーリング」などです。もちろんこれらは一例であり、採用担当者が思わず興味を惹かれる趣味や特技であったり、質問したくなる内容であったりすればなおいいでしょう。

そして趣味や特技が、あなたの人柄に一層の深味を与えることができれば、言うことありません。

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履歴書が個人情報や経歴を伝えるための書類であるのに対し、エントリーシートは自己アピールをするための書類です。あなたの思いや企業への熱意を伝えるためには、エントリーシートの質問の意図を把握し、ポイントを押さえて、わかりやすい内容に仕上げる必要があります。

履歴書と重複する部分もありますが、言い換え表現を使うなどの工夫をし、内容に矛盾がないようにしてください。

エントリーシートが作成できたら、就活サービス「OfferBox」に登録してみましょう。OfferBoxは登録した内容を元に、企業から直接オファーがもらえる就活サービスです。

OfferBoxの入力項目は、エントリーシートの頻出項目となっています。
エントリーシートの内容をもとに自己PRやガクチカ、仕事への価値観を入力することで、企業にあなたの魅力を伝えられ、待っているだけで企業からオファーを受けることができます。
自己分析ツールも利用できるので、エントリーシート作成がうまくいかない方も、まず登録してみてください。

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就活をするうえで自己分析が必要なことは理解しているものの、やり方がわからずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

自己分析のやり方にはさまざまな方法があり、複数の方法を活用することでより深く自分を理解できます。

この記事ではさまざまな自己分析の詳しいやり方や、自己分析が必要な理由、自己分析を活かした就活のアピールの作り方を紹介します。

オススメの自己分析ツールや、自己分析に使えるテンプレートも紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

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就活で自己分析が必要な理由

就活をするにあたって自己分析はなぜ必要なのでしょうか。

なんとなく自己分析が必要だとは認識しているものの、具体的になぜ必要なのかよく分からない人も実は多いです。

就活にあたって自己分析が必要な理由は大きく分けて2つあります。

自分の価値観やキャリアを明確にするため

就活に自己分析が必要な理由の1つは自分の価値観やキャリアを明確にするためです。

価値観を明確にすると、自分が何を大切にしたいと思っているかがわかり、キャリアを明確にすることで、仕事を含めて自分がどう生きていきたいかがわかります。

これによって、どんな企業でどんな仕事をしたいかが明確になるため、就活の軸が定まり、企業選びやESの作成などを効率良く勧められます。

また、価値観やキャリアが明確になっていると、企業側も自社の価値観とマッチするかや、志望度が高いかどうかを評価しやすくなるでしょう。

自己PRで自分の魅力を最大限伝えるため

自己分析ができていないと、自己PRで自分の魅力を最大限伝えることができません。企業に入社後自社で活躍してくれる人材だと評価されるには自分の強みや長所・短所を把握し、それを仕事にどう活かせるかを伝えることが大切です。

就活にはESや面接で何度も自己PRをする機会があります。しかし、自己分析ができていないと選考や質問ごとに回答にブレが生じることがあります。自己分析ができていれば、回答に一貫性があるため、採用担当者に好印象が与えられるでしょう。

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就活における自己分析のやり方9選

自己分析はどのように進めていけば良いのでしょうか。自己分析のやり方は以下のとおりです。

  1. 自己分析ツールを使用する
  2. 自己分析ノートを作成する
  3. 自分史を作成する
  4. モチベーショングラフ(ライフラインチャート)を作成する
  5. ジョハリの窓を作成する
  6. マインドマップを作成する
  7. 身近な人に他己分析してもらう
  8. SWOT(スウォット)分析を活用する
  9. MBTI診断を活用する

それぞれのやり方を詳しく解説していきます。

やり方①自己分析ツールを使用する

自己分析ツールとは、心理テストのようなもので、さまざまな質問に回答すると診断結果が出て、自分の長所・短所・強み・弱みなどの性格がわかるツールです。自己分析は自分を客観的な視点で見ることが大切ですが、自分自身のことを客観的に評価するのは意外と難しいです。

自己分析ツールは客観的に自分を評価でき、ツールによっては向いている業界や職種などもわかります。インターネット上に無料で使える自己分析ツールがたくさんあり、簡単に使えるので活用をオススメします。

OfferBoxの自己分析ツール「AnalyzeU+」

自己分析ツールを使用するなら、OfferBoxの自己分析ツール「AnalyzeU+」がオススメです。

「AnalyzeU+」は就活生逆スカウトサービスOfferBoxに登録すれば無料で使えます。累計100万人のデータに基づいて診断し、28項目の診断結果が出る自己分析ツールです。

社会に出たときに求められる力「社会⼈基礎力」「次世代リーダー力」が診断できるので、社会で活かせるあなたの強みが発掘できます。

AnalyzeU+を使った自己PR作成に興味を持った方はこちらを参照してください。
無料の自己分析ツール、適性診断AnalyzeU+で、企業も納得の自己PRをつくる方法

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やり方② 自己分析ノートを作成する

自己分析ノートとは、自己分析の結果を整理して見やすくノートにまとめたものです。自己分析ノートは、ESや面接で質問される自己PRの内容を整理する目的で作成します。

整理したいポイントとしては、次の4つがあげられます。

  • 興味・関心(就活の軸)
  • 長所・短所(アピールポイント)
  • 将来の目標(キャリアプラン)
  • Will・Can・Must(やりたいこと・できること・必須なこと)

ノートの作成は手書きよりはパソコンの方が見やすく、内容の追加・変更が簡単に行えるのでオススメです。

こちらに自己分析のための「自分史」Excelテンプレートがありますので、ぜひダウンロードしてご活用ください。

やり方③ 自分史を作成する

自分史とは、過去の自分の経験をすべて洗い出す方法です。自分史を作成して、自分が過去に経験してきたことを一覧にすることで、自分の半生を客観的に見ることができます。

それによって、自分が何をモチベーションに行動するかや、好きなもの、価値観、ターニングポイントなどがわかります。

自分史の作成にはエクセルシートやスプレッドシートなどを用いて行います。

サンプルを用意したので、こちらのExcelテンプレートをダウンロードして使ってみてください​​。

具体的な作成方法については、こちらの記事を参考にしてください。

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やり方④ モチベーショングラフ(ライフラインチャート)を作成する

モチベーショングラフ(ライフラインチャート)とは、自分の人生の幸福度を曲線(折れ線)で表したグラフのことです。

2つの軸で整理することが多いのですが、片方が時間、もう片方が幸福度を軸にプロットされます。先ほど紹介した自分史のテンプレートにライフラインチャートも組み込んでいますので、ぜひ活用してみてください。

幼少期から現在までのライフラインチャートを作成すると、自分の人生で幸福度が高いときと低いときが明確になります。この幸福度を左右するものが、自分のキャリアや人生において重要なものだと考えられるため、自分の大切にしている価値観がわかるので自己分析に役立ちます。

詳しい作成方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。

やり方⑤ ジョハリの窓を作成する

ジョハリの窓は、「自分から見えている自分と他人から見えている自分」のギャップを理解し、自己理解をより強固にしたり、新しい自分を見つけたりする方法です。

ジョハリの窓を使った自己分析は1人ではできないので、友達などと協力してやりましょう。

ジョハリの窓は4つの窓に分けられており、それぞれ以下のような意味があります。

  • 開放の窓 自分で気がついていて他人も認識している自己
  • 盲点の窓 自分は気がついていないが他人は認識している自己
  • 秘密の窓 自分は気がついているが他人は認識していない自己
  • 未知の窓 誰からも認識されていない自己

ジョハリの窓で自己分析する際には、こちらのExcelテンプレートをダウンロードして使ってみてください。

また、詳しいやり方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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やり方⑥ マインドマップを作成する

マインドマップとは、あなたの思考や情報、記憶などを脳内に近い状態で紙やパソコン上に可視化したものです。

図の中心に「自分」がいて、それを取り囲むように「長所」「性格」「目標」などが放射状にレイアウトされます。中心を「就活」とした場合は、周囲に「面接」「自己分析」「業界分析」「OB訪問」「内定」などをレイアウトします。

マインドマップを作成する目的は、はっきりと自覚できていないポイントを可視化することです。自分像を多面的に分析し、たくさんの情報を同じ面に記載することで、自分像をくっきりと浮かび上がらせることができます。

マインドマップの詳しい作成方法や作成に使えるアプリについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

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やり方⑦ 身近な人に他己分析をしてもらう

他己分析とは他人から自分を評価してもらうことで、自己分析では見つけられないポイントを「客観的な視点」から分析する方法です。

ややもすると甘くなりがちな自己分析を、他者の厳しい目で評価してもらうことで、より自分を深く理解することを目的に行います。

他己分析は、家族や友人、大学の先輩や後輩、バイト先の従業員や大学のキャリアアドバイザーなどに依頼します。できるだけ多角的な立場、視点から分析してもらうのが効果的です。

方法は、口頭よりも、アンケート用紙やメールを使うのがいいでしょう。回答が集まったら、集計し整理をして、自分の強みや長所に絞り込んでいきます。

OfferBoxの自己分析ツール「AnalyzeU+」の360°診断機能を使って他己分析もできますので、ぜひ活用してみてください。

他己分析の詳しいやり方や質問例などについては、こちらの記事を参考にしてください。

やり方⑧ SWOT分析を活用する

SWOT分析とは、Strength、Weakness、Opportunity、Threatの頭文字をとったもので、企業において事業計画の現状分析や経営戦略を行う手法です。

SWOT分析の各項目は、就活では次のように活用します。

  • Strength:自分の強み
  • Weakness:自分の弱み
  • Opportunity:就活市場において自分にメリットがあること
  • Threat:就活市場において自分にデメリットがあること

それぞれの項目を箇条書きで書き出し、4つの項目すべて書いたらそれぞれの項目をまとめます。自分の強み・弱みなどの内部要因と、就活市場などの外部要因をかけ合わせて考えることで、自分に向いている業界や職種を探せるでしょう。

やり方⑨ MBTI診断を活用する

MBTI診断とは、4つの指標に基づき16種類の性格タイプに分けるテストです。

性格タイプの分け方は次の表のとおりです。

①エネルギーが向く方向外向型(E)内向型(I)
②物ごとの捉え方感覚型(S)直感型(N)
③意思決定の仕方思考型(T)感情型(F)
④外界との接し方判断型(J)知覚型(P)

MBTI診断を使うと、客観的に自己分析ができます。性格タイプごとに強み・弱みがあり、詳しい解説がされているので、自分の強み・弱みを知ることができます。また、それぞれの性格タイプに合う職業が提示されているため、業界や職種選びの参考になるでしょう。

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自己分析を活かした就活のアピールの作り方

自己分析のやり方についてご紹介しましたが、その結果をいかに実際の就活に活かせるかがとても重要です。

ここからは、自己分析を生かした就活アピールの作り方をみていきましょう。自己PRはもちろん、志望動機やガクチカの具体例もご紹介するので参考にしてみてください。

自己PR

自己PRでは、ただ単に自分の強みを主張するだけに終わってしまわないように注意しましょう。具体的なエピソードに落とし込むことで、初めて接する相手にもイメージが伝わりやすくなります。

例文①

例)
自分の強みは”コミュニケーション能力”です。

 

大学で行っていたボランティア活動はチームワークが大切でしたが、ときには意見が割れてしまうこともありました。そんなとき、メンバーひとりひとりから意見を聞き出して、どう思っているのか、譲れないポイントは何かを聞いて回りました。

それぞれの理由を明確にして、できるだけみんなが納得できるポイントを探すようにしました。このように、メンバー全員が気持ちの良い環境で力を発揮できるような環境作りに努めてきました。

例文②

例)
私の強みは継続力があることです。

 

私は大学入学時に、何かスキルを身につけたいと考え、毎日必ず30分、大学の勉強とは別に資格取得のための勉強時間を設けることにしました。忙しい日には、朝と夜に15分ずつ分けるなど工夫をしながらも、1日も欠かさず勉強を続けました。その結果、MOSと日商簿記3級に合格することができました。

このように目標達成のために継続する力を発揮できたことは、私の大きな強みであると考えています。

入社後もこの継続力を活かし、必要なスキルを着実に身につけることで、会社に貢献していきたいです。

志望動機

価値観や考え方など、企業と自分で共通しているポイントは志望動機につながります。

例文①

例)
貴社の「挑戦する人が歓迎される」社風に魅力を感じ志望いたしました。

 

私自身、何でもまずはチャレンジしてみたいと考えているので、挑戦することが推奨される環境で働きたいと考えています。私自身の個別目標に向けて努力するのはもちろんですが、おなじように挑戦することに価値を置いている方々と一緒に働くことで、切磋琢磨できるのではないかと考えているためです。

先日参加させていただいたインターンシップでも、社員の方から「失敗しても良いからやってみてごらん」と声をかけていただき、とてもモチベーションにつながりました。

私も挑戦する人が歓迎される環境でより多くのことにチャレンジし、会社に貢献したいと考えています。

例文②

例)
私が御社を志望する理由は、御社の商品を1人でも多くのお客様に提供することで、たくさんの人が楽に治療を受けられる環境をつくりたいと思ったからです。

 

私は高校生の頃、事故に遭い、頭を強く打ったため検査を受けることがありました。その際、点滴を受けたのですが、針がシリコン製になっていることに驚きました。点滴の針を刺したままで、他の薬品を注入できたり、薬品を入れ替えられる仕組みにも感心し、興味を持って調べたところ、それが御社の製品であることを知りました。

その後、御社の他の製品についても調べてみたところ、治療を受ける方々の苦痛を少しでも減らすための工夫が随所に施されていることが分かり、感銘を受けました。御社の製品を導入する病院が増えれば、多くの人がより快適に治療を受けられると確信しました。

私は営業職として働き、御社の製品を普及させることで、多くの方がより楽に治療を受けられる環境づくりに貢献したいと考えています。

ガクチカ

学生時代に頑張ったことをアピールする「ガクチカ」も自己PR同様に、具体的なエピソードに落とし込むことで説得性が高まります。

例文①

例)
食べ歩きが趣味だったので、これまでに行ったレストランの記録をブログにまとめることに力を入れました。

 

最初は自分の備忘録として付けていたのですが、徐々にアクセスデータの分析にも興味が湧くようになりました。数字で読者のニーズがわかるので、需要を洗い出し、次第にそれに沿った内容を中心に書くように心がけるようになりました。

もちろん思うようにいかないこともありましたが、作業自体が好きだったので試行錯誤も苦ではありませんでした。今では月に3万人以上がアクセスするサイトになり、収益化もしています。分析することが好きなので、広告会社である貴社に入社後もどんどん学び続けたいと考えています。

例文②

例)
私が学生時代に力を入れたことは、エアコン修理のコールセンターでのアルバイトです。

 

エアコンの修理依頼は繁忙期に1日1000件以上の電話が寄せられるため、1件の電話を5分以内に対応することが求められていました。しかし、アルバイトを始めたばかりの頃は、パソコンの入力スピードが遅く、後処理にも時間がかかり、1件の対応に10分以上かかることがありました。

そこで、私は課題を解決するために、毎日10分間のタイピング練習を行い、さらに頻繁に使用する用語を単語登録することで、後処理を効率化する工夫をしました。

その結果、1件の電話を5分以内に終わらせられるようになり、最高で1時間に20件の電話を対応することができました。この経験を通じて、効率的に仕事を進めるための努力と工夫の大切さを学びました。

御社に入社した後も、必要なスキルを磨きながら業務の効率化に取り組み、貢献していきたいと考えています。

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就活で自己分析をする際の注意点

就活で自己分析をする際の注意点です。

  1. なるべく網羅的に分析する
  2. 短所も振り返る
  3. 自分なりの言葉でまとめる
  4. 自己分析を目的化しない

それぞれ詳しくみていきましょう。

なるべく網羅的に分析する

自己分析をするときは、なるべく網羅的に分析するよう心がけましょう。1つ特徴を思いつくと、それに囚われてしまい同じことばかりを深掘りしてしまうことがありますが、まずはなるべく視野を広げて考えることが大切です。

また、自分の頭だけで考えようとすると、どうしても主観が入ってしまい分析結果が偏ってしまう場合があります。まずは無料の自己分析診断ツールを使用して、幅広く特徴を洗い出してみることから始めるとよいでしょう。

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短所も振り返る

長所だけでなく「短所」も振り返って深掘りを行うようにしましょう。自分の弱みについて考えるのは決して気持ちの良いことではありませんが、長所と短所は表裏一体なところがあるので、短所と向き合うことでこれまで気がつかなかった長所を見つけられるかもしれません。

また、面接では短所について聞かれるケースも多いです。実際に質問を受けたときに慌ててしまうことのないよう、自己分析のタイミングで対策を取っておきましょう。AnalyzeU+では弱みについてのアドバイスがもらえるので、参考にしてみてください。

自分なりの言葉でまとめる

自己分析を書き出すときは、よくある言葉ではなく自分なりの言葉でまとめるように心がけましょう。よくある言葉や一般的なフレーズは面接で伝わりにくいためです。

面接官は何度も面接を経験しているので、自分の言葉で話すことができないと、「よく聞くフレーズだな」と思われてしまうかもしれません。自己分析のときから自分なりの考えに落とし込むことで、実際の面接でも自分ならではの言葉で伝えられるようになります。

自己分析を目的化しない

自己分析はあくまでも自分が理想とする働き方や、生き方を知ったり、自分自身を深く理解して就活に活かしたりするための方法です。そのため、自己分析を目的化してはいけません。

自己分析を実施しただけで満足せず、自己分析で得た結果から自分の就活の軸を決めます。そして、自己分析の結果をESや面接で活かすにはどうすればいいかを考えます。

自分の持っている強みや長所がどんな業種や職種なら活かせるのかや、自分がやりたい仕事や入りたい企業に自分の性格や特性のどの部分をアピールすれば採用されるのかを考えるようにしましょう。

また、就活を進める中で価値観が変わってくる部分があります。そのため、1度やって終わりではなく、定期的に内容を見直すようにしましょう。

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就活の自己分析に関するよくある質問

最後に、就活の自己分析に関するよくある質問をご紹介します。

  • 自己分析はいつからやればいい?
  • 自己分析はいつまでにやるべき?
  • 自己分析はどこまでやれば完了する?
  • 自己分析の結果は嘘をついてもいい?
  • うつ病の過去は明かさないほうがよい?

それぞれ詳しくみていきましょう。

自己分析はいつからやればいい?

自己分析のタイミングに悩んでいる方もいるかもしれません。

選考受付期間と違い、自己分析には「いつまでに行えばOK」というような期限がありません。しかし、自己分析は就職活動のスタートと言っても過言ではないほど重要です。結論、始めるタイミングは早ければ早いに越したことはないです。

企業選びや面接対策も、自己分析を行った上で行うとスムーズです。遅くとも、選考を受ける3ヶ月前には始めるようにするとよいでしょう。

自己分析はいつまでにやるべき?

自己分析はいつまでにやるべきなのか不安に感じる方も多いでしょう。

自己分析はじっくり時間をかけて丁寧に行いたいと考える気持ちはよくわかります。

しかし、大学3年生の3月頃には本格的に選考が始まる企業が多いです。遅くとも、そのタイミングまでにはある程度完了している状態にして、自己分析をもとに企業の選定や選考対策を行えるようにしましょう。

自己分析はどこまでやれば完了する?

自己分析には「ここまでやればOK」という基準はありません。そのため、やり始めるとどんどん深みにはまってしまい、終わりが見えなくなってしまうことがあります。

あくまで目安にはなりますが、まずは「アピールに頻出の質問項目を埋められる程度まで」分析してみることをおすすめします。分析結果は、必ずノートなどにまとめて後から見返せるように残しておきましょう。適切なタイミングで見直しを行い、磨き続けていきましょう。

自己分析の結果は嘘をついてもいい?

少しでも自分を良く見せようとしたり、企業に合わせようとしたりして自己分析の結果で嘘をついてしまう人も中にはいます。

しかし、嘘の結果を伝えてしまうと、入社後のミスマッチにつながりかねません。結局自分も困ってしまうことになるので、自己分析の結果で嘘をつくのはやめておきましょう。

中には自己分析で思うような結果が出ないケースもあるかとは思いますが、まずは受け入れた上で「どのようなアクションができるのか」「対策方法は何か」を考えましょう。

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自己分析のやり方に迷ったらツールを活用してみよう!

今回は自己分析のやり方9選と、自己分析を活かした就活のアピールの作り方について紹介しました。

自己分析にはさまざまなやり方がありますが、複数の方法を活用することでより深く自分を理解できます。

自己分析は自分を客観視し、評価することが大切ですが、慣れないうちは自分を客観的な視点で評価するのは難しいでしょう。

OfferBoxの自己分析ツール「AnalyzeU+」なら、質問に回答するだけで簡単に自己分析ができます。累計100万人のデータに基づき、28項目の診断結果が出るため、自分自身でも気づいていない社会で活かせるあなたの強みが発掘できます。

360°診断機能を使えば他己分析もできますので、ぜひ活用してみてください。

AnalyzeU

志望企業を見つけ志望動機オリジナルテンプレができるイベント開催!

10月には24卒の内定式も終わり、本格的に25卒の本選考へ向けた動きが加速します。
それに伴って、志望企業を探し、その志望動機を準備する機会も増えていきます。

まだ志望業界などを絞り切らずに広く見ている方が多いこの時期、それぞれの企業で志望動機を準備するのも大変かと思います。

そこで今回は、学生の生活に寄り添ってサポートをしている大学生協とコラボ!
志望企業の見つけ方や、志望動機作成の型となるオリジナルのテンプレート作成のコツを学んだ上で、実際に作成&匿名での添削まで一緒になって行います。

みんなで一緒にオリジナルの志望動機テンプレートを完成させましょう!

LIVE配信 概要

【開催日時】

10月27日 (金) 18:00~20:00
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大20:30まで延長

 【セミナー参加方法】

①開始時間までに、こちらからZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②申込み完了後、登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります
※アーカイブの配信を予定しています。

【登壇者のご紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム  チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※お申込受付は終了しました※

 

OfferBox Career Meeting〜機電系のキャリア〜

私たちOfferBoxは、学生と企業の出会いの可能性を広げ、就職活動をもっとワクワクするものにしたいと考えています。
学生の皆さんが考える理想のキャリアは千差万別。
実は皆さんが想像もしていなかったようなキャリアがあるかもしれません。
たくさんの可能性を皆さんに伝えたい。
そんな想いから、キャリア探索イベント「OfferBox Career Meeting」を開催いたします。

「OfferBox Career Meeting」は、毎回変わるテーマに基づいたキャリアを歩む社会人と学生をつなぐ、オンラインイベントです。

今回は、「機電系のキャリア」をテーマに、企業担当者と共にパネルディスカッションや各企業との座談会をオンラインにて開催し、今後も別のテーマにて開催を予定しています。

ぜひ働いている機電系の先輩のキャリアを知り、皆さんの働き方を考える機会にしてください!

イベント概要

【開催日時】

2023年10月18日(水)18:00~21:00
※5分前に開場します。
※途中参加を希望される場合、18:45までにご参加ください。
(18:45以降からの参加を希望される場合は理由を添えてOfferBox事務局へご連絡ください)
※途中退室を希望される場合、19:00以降にご退出ください。

【配信方法】

Zoomでのライブ配信です。
※カメラはオン、マイクはオフにてご参加ください。

【参加企業】

AGC株式会社
ニデック株式会社
矢崎総業株式会社
株式会社LIXIL
株式会社ロッテ

【参加対象者】

2025年 卒業見込み
※定員 :150名

【参加条件】

OfferBox登録者限定、完全招待制のイベントとなります。
「機電系のキャリア」をテーマにした今回のイベントでは、本テーマと親和性の高い方を中心に招待オファーをお送りします。
※定員の関係上、参加条件を満たしていても招待オファーが届かない場合もあります。ご了承ください。

【参加方法】

①参加応募フォームよりご応募ください。
※フォーム入力締め切り:2023年10月11日(木)18:00
※この時点で申し込み完了とはなりません。


▼OfferBoxに登録されている方
招待オファーをお送りします。オファーを承認いただき申し込み完了までご対応ください。
詳細等はオファーアカウントよりメッセージでご連絡します。

▼OfferBox未登録の方
OfferBoxにご登録をお願いします。
招待オファーをお送りします。オファーを承認いただき申し込み完了までご対応ください。
詳細等はオファーアカウントよりメッセージでご連絡します。

※定員の関係上、参加条件を満たしていても参加いただけない場合があります。ご了承ください。

【その他】

参加費:無料
服装は自由です。
一部のコンテンツのみアーカイブ配信をおこなう予定です。

イベントコンテンツ

第一部 
各社紹介

第二部 
パネルディスカッション・質疑応答

第三部 
座談会
(グループに分かれ、全ての企業の話を聞くことができます)

参加予定企業からのメッセージ

AGC株式会社

素材の会社AGC”ってどんな会社?
「創業から根付く挑戦の企業文化」「独自の素材・ソリューションによる社会貢献」「多様な個を尊重し成長できる環境」についてお伝えします!
時代と共に変化を続けるAGCで、これからのキャリアについて一緒に考えてみませんか?
#多岐にわたる機電系の活躍フィールド
#チームで成し遂げる壮大な達成感
#モノづくりの上流から下流まで”一気通貫
#研究開発・設備開発・プラントエンジニアリング・工場保全

ニデック株式会社

ニデックは 「回るもの、動くもの」に欠かせないモータを作っている会社です!今後モータを軸として幅広く事業を拡大する中、機械・電気・情報などの複数の領域の知見を組み合わせてより良い製品を開発することを目指しています。グローバルに展開するニデックでの働き方もお伝えいたします。皆さんとお話しできることを楽しみにしています!

矢崎総業株式会社

自動車部品メーカーの矢崎総業と申します!
自動車部品メーカーってどんなミッションを掲げ、製品を作っているのかなかなかイメージがしづらいかと思います。
私たちのミッションは、つなぐこと。
クルマをつなぐ、くらしをつなぐ、社会をつなぐ絆となり、豊かな未来を切り拓くこととし、
絶えず前例のないテーマと向き合い、世界を発展させるためのオンリーワンのものづくりに挑み続けています。
今回のイベントを通して、私たちについて少しでも知っていただきながら、“キャリア”について楽しくお話ができれば嬉しいです!

株式会社LIXIL

LIXILの事業は、世界の誰もが願う住まいの夢の実現につながっています。最新のテクノロジーと生活者の視点に立ったデザインを融合した当社の製品は、世界で毎日10億人以上の人びとの暮らしを支えています。
当日は、これからの住まい、暮らしを変えていく、LIXILの最新のものづくりの取り組みについてご紹介させていただきます!

株式会社ロッテ

こんにちは!株式会社ロッテです。キシリトールガム、ガーナミルクチョコレートなど、馴染みのお菓子がどのように作られているかご存じでしょうか。じつはAIやIoT等最新技術を駆使して作られているんです。当日はロッテの技術を支えているエンジニアの仕事について本音でお話しいたします。興味がある方是非ご参加ください!

※お申込受付は終了しました※

すぐできる!早期選考のオファーを受け取る準備!

10/17(火)は、早期内定・早期選考を目指して プロフィール作成セミナーを開催します!

これから企業からのオファー送信も多くなっていく中で、反応を見ながらブラッシュアップしていく機会も増えると思います。
その時にプロフィールの基本が抑えられていれば、時短でより良いプロフィールを作ることができます。

本セミナーでは、企業がオファーを送るまでのステップを分解し、それぞれのステップで何を重視してプロフィールを書くべきかを解説!
 
・オファーが届くプロフィールを作成したい
・秋・冬に早期選考に進めるようなオファーを受け取りたい
・自分を象徴する画像や過去のエピソードなど、OfferBox特有のプロフィールをしっかり埋めたい
こんな想いを持たれている方は、ぜひご参加ください。

後半には質疑応答の時間を設けています。
OfferBoxに関する質問はもちろん、「早期選考のオファーを受け取る秘訣」「面接対策」など、就活に関わる悩みや不安にもお答えします。

LIVE配信 概要

【開催日時】

2023年 10月17日 (火) 18:00~19:30
※Zoomでのライブ配信です。
※質問数に応じて、最大30分延長します。
※セミナー開始5分前より開場します。

【参加対象者】

2025年 卒業見込み学生
※2025年卒向けですが、2024年卒の方もご参加いただけます。

【登壇者の紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

 【セミナー参加方法】

※ZOOMでのライブ配信です。
カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。

①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
③お時間になりましたら参加用URLにアクセスしご参加ください。

※お申込受付は終了しました※

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