人事がホンネで語る!面接のコツ

秋冬インターンや本選考の面接を受ける機会も増えてきたのではないでしょうか?
面接はどんな企業にエントリーしても必ず通る道。だからこそしっかり準備して臨みたいところ。

そこで今回はOfferBoxにて新卒採用を行っている企業の人事を3名お招きし、実際に学生の皆さんの面接を行なう中で感じる本音を赤裸々に語っていただきます。

・面接の対策はどのように進めればいいのか?
・企業が採用したいと思うのはどんな学生なのか?
・人事の方は結局、面接で学生のどこを見ているのか?

学生の皆さんが抱えるこれら疑問に答えます!

後半には質疑応答の時間を設けており、面接だけでなく秋冬インターンや企業・業界の話まで、疑問や不明点に関してNG無しで回答します。
企業の人事に直接話を聞けるこの機会にぜひ就活の疑問を解消しましょう!

LIVE配信 概要

【開催日時】

12月21日 (木) 18:00~20:00
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。

【参加対象者】

2025年 卒業見込み学生

 【セミナー参加方法】

①開始時間までに、こちらからZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②申込み完了後、登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります
※アーカイブの配信を予定しています。

参加企業からのメッセージ

三和建設株式会社 杉井 麻衣氏

弊社は「つくるひとをつくる®️」を理念に掲げ、社員の成長・活躍を企業の目的とし、本気で人「ひと」を向き合う企業です。 書類選考なし、グループワーク、面接、プレゼンテーションがメインで、ひとりひとりじっくり向き合うユニークな選考を行なっています。 働くということについて、楽しく真剣にお話しできればと思います!

株式会社テクノスジャパン 岩本 亘平氏

社会人として大きく羽ばたかれる大事な一歩目をどのような業界・会社で踏み出したいのかを、今まさに皆さんは真剣に考えられていると思います。 ご自身の思い・熱意や、スキル、可能性をどのようにアピールすれば第一希望の会社から内定が取れるのか情報収集にも励まれているかと思います。「彼を知り己を知れば百戦殆からず」 本セミナーでは”選考する立場の本音”をできる限りお話しすることで、皆さんの就活対策に少しでも役立てばと思っております。

東電設計株式会社 植山 和馬氏

就職活動が進めば、多くの人は「面接」に挑むはずです。 「何を聞かれるのか?」「何を見られる?」「どんな回答がいいのか?」・・・、 インターネットで情報を集め、思考を巡らせ、悩み、不安を抱くこともあると思います。 でも、それは当たり前です。 企業によって評価ポイントは異なりますが、面接官が知りたいことは至ってシンプル。 どうすればうまくいくのか、何を準備すればよいのか、みなさまと一緒にソリューションを考えたいと思います。 ありのままのコトバで話します。みなさまも本音で、本気で参加してください。

モデレーター

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム  チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※お申込受付は終了しました※

10月に開催した「見て学ぶ!面接攻略術」。
今回はその見て学ぶシリーズの第2弾として、グループディスカッションの実演イベントを開催します!

グルディス実演でリアルなイメージを!

就活生の皆さんから「どう対策していいかわからない」とよく相談を受ける「グループディスカッション」。
夏にインターンシップを体験された方でも、自信を持ってグループディスカッションの準備ができているという方はまだまだ少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、生配信を見て学ぶ「グループディスカッション」をお届けします。
実際にディスカッションを行い、より具体的なフィードバックを得られるイベントとなっています。
他の方のディスカッションを見られる機会もあまりないので、この機会にリアルなイメージを持って準備を進めましょう!

LIVE配信 概要

【開催日時】

12月20日 (水) 18:00~19:30
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大20:00まで延長

 【セミナー参加方法】

応募方法は簡単3ステップです🎵
①OfferBox公式X(旧Twitter)(@Start_OfferBox)をフォロー
②SNSのイベント告知投稿に「視聴希望」とリプライ
③参加URLをXのDMにてお送りします
④時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

【登壇者のご紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム  チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※お申込受付は終了しました※

”勝負の冬”を応援!プロフィール充実キャンペーン

企業との出会いの可能性を広げるためにも、会員登録後にプロフィールの入力率80%を目指しましょう!
下記ステップでキャンペーンにエントリーすると、合計1000名様にAmazonギフトカード1,000円分をプレゼントします!

いますぐOfferBoxに登録してキャンペーンに参加する

抽選対象の条件

キャンペーン期間中<2023年12月5日(火)~2024年2月29日(木)>に

  1. プロフィール入力率を80%以上にすること
  2. キャンペーンにエントリーすること
    上記2点を満たしている方が抽選対象となります。

※2025年卒、2026卒の登録開始後(日時未定)は2026年卒も対象となります。

※キャンペーン期間中、ログイン後のTOPページにエントリーボタンが表示されますので、そちらよりエントリーをお願いいたします。

※すでにOfferBoxに登録済みの方も応募条件を満たしていれば、抽選の対象になりますので、ぜひログインしプロフィールの確認とエントリーをお願いします!

キャンペーン応募の流れ

キャンペーン期間と抽選・当選発表

キャンペーン期間:2023年12月5日(火)~2024年2月29日(木)

抽選と当選者の発表は3回行います。
当選者の発表は、OfferBoxに登録いただいたメールアドレスにAmazonギフトコードを送付する形で行います。

<1回目>
2023年12月31日までにエントリーし、プロフィール入力率が80%以上になっている方
2024年1月15日ごろ、メールにて当選者の方にギフトコードを送付いたします。

<2回目>
2024年1月31日までにエントリーし、プロフィール入力率が80%以上になっている方
2024年2月15日ごろ、メールにて当選者の方にギフトコードを送付いたします。

<3回目>
2024年2月29日までにエントリーし、プロフィール入力率が80%以上になっている方
2024年3月15日ごろ、メールにて当選者の方にギフトコードを送付いたします。

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注意事項

・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、 当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・賞品の換金および権利の譲渡はできません。
・プレゼント対象者の決定方法や当選確率に関するお問い合わせにはお答えできません。
・本キャンペーンに関するお問い合わせは、当社お問い合わせフォームまでご連絡ください。
・本キャンペーンは、予告なく変更または中止する場合がございます。
・本キャンペーン終了後も、同様のキャンペーンを開催する可能性がございます。

FAQ

Q.キャンペーンの対象外になるケースはどんな場合がありますか?
・本キャンペーン事務局が不正と判断した場合
・会員登録した氏名およびメールアドレスが正しくない場合
・抽選時点でOfferBoxを退会されている場合
・抽選時点でOfferBoxの会員資格が停止されている場合
OfferBox利用規約に違反している場合

Q.個人情報はどのように取り扱われますか?
個人情報は、個人情報保護方針及び、個人情報の取得に係る明示事項に従い、適切に取り扱います。
本キャンペーンでは抽選時にプロフィールの入力内容を確認させていただくほか、当選のご連絡にお名前、メールアドレスからメールを作成し送付させていただく部分にのみ個人情報を利用させていただきます。

Q.毎月抽選があるとは、どういうことですか?
2023年1月31日、2024年1月31日、2月29日に、それまでに対象条件を満たした方全てを対象に抽選を行います。
例えば、2023年12月5日に対象条件を満たした場合は、2023年1月31日、2024年1月31日、2月29日の抽選の対象になります。
尚、1度当選した方は、抽選の対象外になります。

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どんな診断&結果でも、簡単自己PR作成!

就活で悩むNo1.といっても過言ではないのが「自己PR」と「自己分析」。

そんな2つの悩みを一気に、楽して解決しちゃおう!というのが本セミナー!

OfferBoxが提供する診断結果「AnalyzeU+」はもちろん、他の適性診断も応用可能。
AnalyzeU+を受検していない方、ラクして就活準備を進めたい場合はぜひご参加ください。

LIVE配信 概要

【開催日時】

12月15日 (金) 18:00~19:30
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大20:00まで延長

 【セミナー参加方法】

①開始時間までに、以下よりZOOMウェビナーに事前登録してください。
(お名前・メールアドレス等入力)
②ZOOMウェビナー事前登録後、入力したメールアドレスに参加用URLが送付されます。
③当日、お時間になりましたら参加用URLよりご参加ください。

【登壇者のご紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム  チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※お申込受付は終了しました※

エントリー時に提出するエントリーシートには、必ずといっていいほど志望動機の項目があります。選考の第一段階である書類選考を通過して面接に進むためには、採用担当者に響く志望動機を考えなくてはなりません。

そこで今回は、エントリーシートの志望動機を書く際の3ステップと、業界・職種・魅力別の志望動機の書き方例を紹介します。

エントリーシートに書いた志望動機は、面接でも繰り返し話題に上がる重要な内容です。この記事を参考にして熱意が伝わる志望動機を考えましょう。

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エントリーシート(ES)で志望動機を聞かれる理由

エントリーシートで志望動機を聞かれる理由は「就活生の人柄を知るため」「自社に対する興味・共感の強さを知るため」です。

企業は自社で活躍する能力がある優秀な人物を採用したいと考えています。履歴書が個人情報や経歴を伝えるものであるのに対し、エントリーシートは自己アピールをするためのものです。志望動機に書かれた「何に興味を持っているか」「どうして興味を持っているか」から、あなたの人柄を見極め、自社で活躍できそうかを判断しています。

人柄に加え、自社で働くことに熱意を持っているかどうかも重要なポイントです。いくら自社で活躍できる能力をもっていても、熱意がなく、理念や社風に合っていなければ、早期退職につながってしまいます。就職して困難にぶつかったとしても乗り越えられる熱意があるかどうかを、志望動機を通して見極めているのです。

自己アピールと応募先企業への熱意を盛り込んだ志望動機でなければ、採用担当者に響く志望動機にはなりません。

こちらのページでは、面接での志望動機の答え方を紹介します。エントリーシートと面接の志望動機はリンクしている必要がありますから、こちらも参考にしてみてください。
就活面接の志望動機の答え方|例文でポイントを解説

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志望動機を書く流れ

ここからは、志望動機を描く流れを3つのステップに分けて解説します。各ステップのポイントをまとめていますので、参考にしてみてください。

ステップ1:下準備をする

下準備では、志望動機に盛り込む内容を整理していきます。きれいにまとめた文章にならなくてもいいので、5つのポイントに沿って箇条書きなどで思いつくままに書き出していきましょう。

①応募先に興味をもったきっかけ

応募先企業に興味をもったきっかけは、企業への熱意を伝えるために必要な内容です。企業の情報などを参考に、興味をもったきっかけを洗い出しましょう。例えば、以下のような内容が考えられます。

  • 企業研究で応募先企業を知って興味をもった
  • 自分の就活の軸と企業理念がマッチしていた
  • サービスを利用して興味をもった
  • インターンシップに参加してぜひ入社したいと思った

きっかけは簡潔に一文でまとめられるようにしましょう。

②応募先の魅力

興味をもったきっかけと同様に、応募先の魅力も企業への志望度合いを伝えるために必要な内容となります。企業のどの部分に魅力を感じたのかを深掘りし、「社員が笑顔でイキイキと働いていて印象的だった」「業界で急成長している」「商品が業界シェア1位で社会に大きく貢献している」などの具体的なエピソードを考えてみましょう。

具体的なエピソードが見つからない場合は、以下の情報を参考にしてみてください。

  • 企業理念
  • 事業内容
  • 社風
  • 扱っている商品・サービス
  • 社員の人柄や雰囲気

さらに、魅力を感じたエピソードを深掘りし、どのような理由で自分にとって魅力的に映ったのかをセットで書き出せると、よりいい志望動機を作ることができます。

③就活軸や自分の特徴と合致する部分

次に、自分の就活の軸や特徴と、企業の理念・社風などの共通点を見つけていきます。この部分を明確にすることで、企業が求める人物像に当てはまっていることをアピールできます。

まず改めて自分の強み・弱みなどの特徴や、仕事をする上で譲れない価値観などを洗い出しましょう。
自分の就活の軸が定められていない場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
新卒就活の「企業選びの軸」とは?面接でのNG回答例・先輩の例文も紹介
その上で、企業の理念や社風を再確認し、合致している部分をリストアップしていきます。

以下のような内容を考えてみてください。

  • スピード感をもってどんどん行動する強みを活かしたい→考えるより行動する社風がある
  • 語学力を活かして活躍したい→国外にも多くの顧客や拠点を持っている
  • 専門スキルを深めてプロフェッショナル人材になりたい→フルスタッフエンジニアで社員一人ひとりが能力を活かして働いている
  • 将来は家庭と両立しながらキャリアを形成したい→出産・子育てを経てキャリアアップしている社員が多くいる

④根拠となるエピソード

「就活の軸や自分の特徴」の根拠となるエピソードを考えることで、より説得力のある志望動機が作成できます。

例えば「スピード感をもってどんどん行動する強み」を持っているのなら、以下のような根拠となるエピソードが考えられます。

コロナ禍の影響で英語サークルの活動が思うようにできず、対面でのサークル活動が禁止されたため、すぐにオンラインで活動できないかを考えた。新入生とも留学生ともつながることを目的に、SNSを活用してイベントを企画。結果的に例年以上の新入生や留学生が参加してくれ、サークルがさらに盛り上がった。

「将来は家庭と両立しながらキャリアを形成したい」という就活軸がある場合は、以下のようなエピソードで応募先企業への熱意を伝えられます。

育児をしながらキャリア形成したいという願望があり、さまざまな企業を調べた。育休制度や子育て支援をおこなっている企業は多いが、実績がある企業はそれほど少なくない。貴社にOG訪問した際、子育てをしながら役職についている先輩社員から話を伺い、キャリアプランが具体的にイメージできた。

⑤応募先に対する思い

最後に、自分が応募先に対して持っている思いや熱意を書き出します。

同業他社ではなくその企業でなくてはならない理由や、その企業でどのように活躍したいかを踏まえ、応募先に自分の思いや熱意をアピールしましょう。入社してすぐのビジョンだけでなく、中長期的なビジョンも含めた内容にすると、より熱意が感じられる志望動機になります。

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ステップ2:志望動機の構成に沿ってまとめる

ステップ1で下準備した内容をもとに、志望動機の構成に沿って文章を整理していきましょう。志望動機の基本的な構成は、以下のとおりです。

  1. 結論
  2. 志望した理由・きっかけ
  3. エピソード・根拠
  4. 熱意、再度結論

この構成は「PREP法」と呼ばれます。エントリーシートの志望動機はもちろん、さまざまな文章に活用できる基本の構成ですから、これを機にPREP法を意識して文章作成をするスキルを身につけておきましょう。

①結論

まず冒頭で、「私が貴社を志望した理由は〜です」「〜のため、貴社を志望します」という結論を述べましょう。最初に結論をもってくることで、一番伝えたいことを明確に伝えられ、読み手となる企業の担当者にもしっかり印象を残せます。

長文すぎると結論がぼやけてしまいますから、一文で簡潔に述べることがポイントです。

こちらのページでは、志望動機の書き出しの例文を紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
志望動機の書き出しが重要な理由は?パターン別に例文を紹介

②志望理由やきっかけ

次に、志望理由や応募先企業に興味をもったきっかけなどのエピソードをまとめましょう。志望理由やきっかけを書くことで、結論の裏付けとなり、説得力のある志望動機になります。

ただ、志望理由やきっかけを羅列するだけでは、説得力は生まれません。企業に感じている魅力がたくさんある場合でも、エントリーシートでは「その企業にしかない魅力」「最も強い志望理由」などに要点を絞ることが大切です。

③根拠となるエピソード

根拠となる具体的なエピソードを入れることで、志望動機はさらに強い説得力をもちます。志望動機やきっかけをもとに、下準備で考えた具体的なエピソードを盛り込んでいきましょう。

「自分の特徴や就活軸」「企業を志望する理由」がわかりやすく伝わるようにまとめることがポイントです。

④結論(まとめ・熱意をアピール)

最後に志望動機を繰り返し、最後に「〜の理由で貴社を志望します」と再度結論を述べて、文章を締めます。まとめの部分なので、ここまで書いた内容と矛盾が生まれないように意識してください。

「貴社で〜を実現したい」「〜を活かして貢献したい」などのように目標ややりたいことを明示すると、より熱意を伝えられます。

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ステップ3:添削と文字調整

ステップ2で文章をまとめましたが、これで志望動機作成が終わったわけではありません。ステップ3として、添削と文字調整を行い、より熱意が伝わる文章に整えていきます。

添削と文字調整では、これから紹介する3つのポイントを押さえておきましょう。

①声に出して読む

まず、作成した志望動機を声に出して読んでみましょう。声に出すことで、目で追っているだけでは気付かない不自然な文章や言い回し、句読点などに気付きやすくなります。

読みづらい、理解しにくいと感じた部分は、採用担当者も同じように感じるはずです。何度か繰り返し読んで、違和感がないか確かめましょう。

②もっと良い言い換え表現がないか考える

また、何度も同じ表現が出てくる志望動機は、平坦な印象になってしまい、採用担当者の興味を惹くことができません。興味を持ってもらえる志望動機にするために、言い換え表現がないかも考えてみましょう。

例えば、以下のような言い換えができます。

  • おこなう:実施する、実行する、挑戦する、果たす、達成する
  • 分かる:理解する、把握する、知識を得る、共感する

③読みやすい文字数に調整する

伝えたい思いや熱意がたくさんあると、文章が長くなってしまいがちです。しかし、長すぎる文章は読みにくくなり「何を伝えたいのか分からない」と思われてしまいかねません。

志望動機の記入欄は企業によっても異なりますが、文字を小さくして長文を詰め込むのはやめましょう。読みやすい文字の大きさで記入欄に収まるように、長すぎる一文はないか、なくても理解できる言葉はないかをチェックします。また、逆に短すぎる一文がないかもチェックし、文字数を調整しましょう。

累計100万人の診断結果に基づく適性診断!OfferBoxに登録してAnalyzeU+を受ける

【業界別】エントリーシート(ES)の回答例文5選

ここからは業界別にエントリーシートの志望動機の回答例を紹介します。IT・メーカー・金融・アパレル・コンサルティングの5例を紹介しますので、参考にして自分なりの志望動機を考えてみましょう。

IT

私は、ITで在宅介護のサポートをしているシステムに興味をもち、貴社を志望しました。

 

以前、介護が必要な祖母が実家で生活しており、介護する家族の大変さを身をもって実感しました。目を離すことが難しい介護レベルの場合、家族が自分のことをすることもままなりません。貴社の提供している見守りシステムや服薬システムは、高齢化社会で課題となっている在宅介護の負担を大きく軽減してくれるものです。

IT技術を通してよりよい介護ができるようサポートしている貴社の一翼となって、社会に貢献したいと思い、貴社を志望します。

IT業界の志望動機は、応募先企業が手がける事業と関連させた志望動機にするのがおすすめです。実体験を交えることで、より説得力のある志望動機になります。

IT業界の志望動機の例や、職種・仕事内容については、こちらのページで詳しく紹介しています。
IT業界の業界研究|職種・仕事内容や志望動機の例

メーカー

私は、貴社の掲げる『美の力でよりよい世界を』に共感し、貴社を志望いたします。

 

私はメーカー業界に非常に興味があり、中でも、美容メーカーへの就職を希望しています。以前、留学した際に、海外ではどのような状況にある人でも、自由に美を楽しんでいることを実感しました。美容は人を美しくするだけでなく、人に生きる力を与えるものだと感じています。企業研究を進める中で、美容を通して病を抱える方達への支援や、女性の活躍支援などを行っている貴社の理念に、強く共感いたしました。

美を通して、多くの人のよりよい人生に貢献したいと思い、貴社を志望いたします。

メーカーといってもさまざまなメーカーがありますが、そのメーカーの事業や理念に着目し、社会にどのように貢献しているのかを考えてみましょう。

メーカーの志望動機の例や業種一覧は、こちらのページで詳しく紹介しています。
​​メーカーの業界研究|業種一覧とそれぞれ売上ランキングを紹介

金融

地域と密着している貴行で働き、地元に貢献したいと考え、貴行を志望します。

 

現在は東京在住ですが、18歳までこの地域で生活し、貴行にお世話になる機会が非常に多くありました。子どもの頃にお年玉を貯金するための口座を開設した際は、貴行の社員の方に、暖かく接していただいた記憶があります。私もその社員の方のように、金融という仕事を通し、地元の方の生活を豊かにするお手伝いがしたいと考えています。

この地域において、個人とも法人とも強い信頼関係を築かれている貴行で地元に貢献したいと思います。

金融といっても都市銀行・地方銀行・証券会社・保険会社などさまざまですが、どの場合でも「経済発展に貢献したい」「数字に強い」といった志望動機はマイナスに働きやすいです。金融を通して何を成し遂げたいのか、どのように銀行・企業に貢献できるのかを考えましょう。

こちらのページでは、金融業界の志望動機の例や働く魅力を紹介しています。
金融業界の業界研究|今後の動向・課題や働く魅力・志望動機など紹介

アパレル

私は、ファッションを通して社会貢献を行っている貴社に共感し、志望いたします。

 

衣服を製造する裏で、動物や発展途上国の方が犠牲になっている問題に関心をもっています。企業研究を進める中で、貴社が動物愛護やフェアトレードに力を入れていることを知りました。また、素材を厳選し、大量生産では実現できない貴社の商品デザインにも強い魅力を感じ、ブランドを愛用しています。

デザインを学んだ経験を活かし、服を着る人はもちろん、製造に関わる人全ての暮らしが豊かになる服をデザインしたいと考えています。貴社ならその夢が実現すると思い、志望いたします。

アパレル業界を志望する場合、購入者目線ではなく、事業者目線での志望動機を考えましょう。ただ「好き」を押すのではなく、その企業の理念や社会貢献にも目を向けてみるのがおすすめです。

コンサルティング

私が貴社を志望する理由は、企業が抱える問題を解決し、発展に貢献している貴社の事業内容に関心をもったからです。

 

ボランティア部の部長を務めていますが、部員が思うように集まらず、存続が危ぶまれたことがありました。部員が集まらない理由を分析したところ、私たちの活動内容があまり理解されていないことが大きな要因だと気付きました。この課題の解決のために、体験会の開催やSNSでの発信を通して活動内容をアピールし続けた結果、新規入部があり、現在も活動を続けられています。この経験を経て、問題解決のためには原因を探り、改善策を見つけることの重要性を感じました。

多くの企業の問題を解決に導いてきた貴社の一員となり、クライアントの立場に立って、親身なサポートをしたいと考え、貴社を志望いたします。

コンサルティング業界の志望動機は、コンサルティング業務で求められる能力があることをアピールする志望動機を考えましょう。論理的思考力・情報収集力・忍耐力・語学力などもアピールしやすい能力です。

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【職種別】エントリーシート(ES)の回答例文3選

エントリーシートの志望動機は志望する職種をベースに考えるのも一つの方法です。営業職・技術職・事務職の3つの例を紹介します。

営業職

私は、一人ひとりに寄り添った不動産仲介を提供している貴社に感銘を受け、志望いたしました。

 

大学入学と同時に一人暮らしを始めましたが、最初に住んだ部屋はトラブルが多く、引っ越しの際に貴社に不動産仲介をお願いしました。貴社の社員の方は、物件探しの知識がない私に根気強く寄り添い、条件にぴったり合う物件を紹介してくださいました。本当に素敵な物件に出会うことができ、大学生活が豊かなものになりました。

私もお客様に寄り添い、新生活を納得してスタートできる物件探しのお手伝いがしたいと思い、貴社を志望いたします。

BtoCかBtoBかによっても志望動機は異なりますが、大切なのは顧客に貢献したいという気持ちです。身近なエピソードを交え、説得力のある志望動機にしましょう。

技術職

私が貴社の技術職を志望するのは、長い歴史をもちながらも常に新しい技術を取り入れ、発展されている貴社に興味をもったからです。

 

大学で機械工学を学んでおり、メーカーの技術者として、機械開発に携わりたいと考えています。企業研究を進めるなかで、貴社が常に広い視野をもち、先端技術を取り入れる挑戦をされていることを知りました。私の強みはチャレンジ精神で、学生時代はイベント企画やバックパッカーなど、興味のあることにはどんどんチャレンジしてきました。

新しい機械開発に愚直に取り組まれている貴社で、自身のチャレンジ精神を活かして働きたいと考え、貴社を志望いたします。

技術職を志望する場合は、大学で学んだことやこれまで身につけた知識やスキルを、どのように活かしたいかアピールすることがポイントです。事業内容とリンクさせた志望動機にしましょう。

事務職

私が貴社の事務職を志望するのは、サポート力を活かせると考えたからです。

 

野球部のマネージャーをしており、チームの縁の下の力持ちとなることを常に意識しています。練習や試合でチーム全体をサポートするのはもちろん、怪我や不調の選手を気にかけ、選手の性格を考えたサポートを心掛けてきました。選手から『チームがいい結果を残せるのはあなたのおかげだ』といった言葉をかけてもらったこともあり、将来はサポート力を活かせる仕事をしたいと考えるようになりました。

風通しがよく社員同士の距離感が近い貴社で、チームを支える一人として働きたいと思い、志望いたします。

事務職はサポート力・協調性・コミュニケーション力・正確性などを具体的なエピソードを用いてアピールするのがおすすめです。専門的な事務職であれば、資格をアピールしてもいいでしょう。

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【魅力別】エントリーシート(ES)の回答例文3選

応募先企業に感じた魅力別の志望動機も紹介します。企業に感じた魅力をしっかり盛り込んで、あなたの熱意を伝えましょう。

社風に惹かれた

私は、風通しがよく、立場に関係なく意見を交わせる貴社の社風に共感し、志望いたしました。

 

大学時代は居酒屋でアルバイトをしていましたが、当初は意見が言いづらい環境にありました。しかし、少しずつ社員の方と意見を交わす機会を作ったことで、売上も徐々に伸び、社員の方もアルバイトも働きやすい環境になりました。この経験で、働く上でも結果を出す上でも、意見を言い合うことの大切さを実感しています。

インターンシップで活発に意見が交わされている光景を目の当たりにし、貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。

社風は企業の特色を色濃く表す要素の一つで、同業他社との差別化がしやすいです。多くの応募者が社風に魅力を感じたことを志望動機にするため、より具体的なエピソードを盛り込みましょう。

サービスに興味をもった

私は、お客様の思い出作りに携わることができる旅行サービスに関心をもち、貴社を志望いたします。

 

家族で海外旅行に行った際、貴社のオーダーメイドプランを利用しました。要望に沿ったプランニングをしていただき、綿密な計画を立てていただいたおかげで、少ない滞在日数でも家族全員の希望が叶う旅ができました。今でも家族で話題に上がるほど、忘れられない思い出となっています。

規格化されたツアーではなく、一人ひとりの要望に合わせたサービスを提供している貴社で私も思い出づくりのお手伝いがしたいと思い、志望いたします。

商品やサービスに興味をもったことをきっかけに志望動機をアピールする際は、実際に利用したエピソードがあると説得力が生まれます。利用した経験がないのであれば、その商品・サービスがどのような貢献をしているのかを考えてみましょう。

企業理念・ミッションなどに共感した

私が貴社を志望するのは『美しく健康な身体は賢い食生活から』という企業理念に共感したからです。

 

私は大学時代に無理なダイエットをしてしまい、体を壊してしまったことがあります。その時、医師から食事の大切さを教えてもらい、体調を回復することができました。健康でいられるかどうかに食事が大きく影響していることを実感し、それ以降はバランスのいい食事を心掛けています。

食の機能性を重視している貴社の一員として、たくさんの人の健康を支えたいと思い、志望いたしました。

企業理念やミッションへの共感を盛り込むと、企業と自分がマッチすることをアピールできる志望理由になります。他の応募者と似てしまわないよう、差別化できるエピソードを考えてみてください。

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まとめ

今回は、エントリーシートの志望動機の書き方や、業界・職種・魅力別の志望動機の例を紹介しました。志望動機は企業にあなたの人柄や、企業への思い・熱意を伝える重要なものです。今回紹介した内容を参考に、あなたならではのエピソードを盛り込んだ説得力のある志望動機を考えてみてください。

採用担当者に響く志望動機にするためには、自己分析を徹底し、自分のことをしっかり理解しておく必要があります。逆求人サイト・OfferBoxが提供している「AnalyzeU+(アナライズユープラス)」は、質問に答えるだけであなたの強みが分かる無料適性診断ツールです。ぜひ活用して、志望動機作成にお役立てください。

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皆さんは、面接対策をどのように行っていますか?

面接対策を行っている学生さんの中には、ネット上で公開されている「面接でよくある質問と回答例」などを参考にしながら、「いかに悪印象を与えずにやり過ごそうか」という考え方をもって対策している方もいるかもしれません。

しかし、回答例ばかり見ていては、「回答を暗記すること」が目的になってしまい、面接自体の質が下がってしまいます。回答を暗記してきたことが面接官に見破られてしまうと、「本当にそう思っているのか」を確かめるために、更に追加で深堀り質問をされる可能性が高くなるでしょう。

更に、「なんとかこの場だけでもしのいでおこう」というような姿勢で就活をしていると、自分の「就活の軸」が形成されません。
その状態で、仮に運良く入社できたとしても「企業とのミスマッチ」が生じ、能力を発揮することができず、早期離職に繋がってしまう可能性が高まります。

では、面接での答え方の質をあげて、ミスマッチを最小限まで減らすには、どのような対策をするのが良いのでしょうか?
今回は、面接の答え方をレベルアップさせる方法を「面接でよく聞かれる質問」を例に、紹介します

また、「面接の答え方とは、本来どう考えるべきなのか」についてもまとめてみました。
「面接の答え方に自信がない」「どんな質問をされるんだろう」と悩んでいる学生さんは参考にしてみてくださいね。

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そもそも面接の答え方は型にはまっていなくても良い

面接では、受け答えが型にはまっている必要性はありません。
企業としては、学生自身の考えを聞けた方が学生自身の人となりを把握しやすいですし、逆にあまりにも型にはまりすぎた回答を連発することで、自己PRや志望動機との間に矛盾が生じ、一貫性が無くなってしまいます。

むしろ、「あまり脚色しようとせず、等身大の自分で質問に答えた方が、面接の場が和やかな雰囲気になった。」という経験がある学生さんの話もよく耳にします。よくある質問の回答例はあくまでも例であり、正解ではないという認識を持っておく必要があるでしょう。
「悪印象を与えない面接の受け答え」という型にはめ込まず、「面接官と自然に会話すること」を意識すれば良い結果に繋がるのではないでしょうか。

ただし、最低限の敬語や話し方には気を付けよう

「型にはまらない」と言っても、最低限注意すべき点はあります。
それは、「敬語」と「話し方」です。
素の自分を出して、自然な会話をするためとはいえ、社会人の先輩と話す上での最低限のマナーと節度は持っておくようにしましょう。
また、話し方の面では、なるべく「結論ファースト」を意識しましょう。

面接の時間は限られていますので、簡潔に相手に伝えることが必要です。

結論ファーストとは

結論を最初に伝え、その後に理由や例などを述べていく話し方です。
結論ファーストの特徴は、簡潔に伝えられること以外にも、聞き手として話の流れが理解しやすいことなどが挙げられます。
社会人としてもぜひ身につけておきたい話術の一つです。

面接での答え方がワンランクアップする面接対策法

ここからは、面接の答え方がワンランクアップする対策方法について、「面接でよく聞かれる質問」を例に、紹介していきます。
「面接でよく聞かれる質問」は、回答例がネットにも載っているだけあって、掘り下げて聞かれる可能性が高い質問です。
そのような質問に対しアドリブで対応しようとすると、ボロが出やすい部分でもあるので、前もって対策しておいた方が良いでしょう。

よく聞かれる質問1:「志望動機は何ですか?」「自己PRをしてください」

もはや、面接では挨拶代わりとも言える質問です。
エントリーシート作成の時に書いた、志望動機・自己PRに基づいて答えるのが良いでしょう。
無理に話を広げようとして、回答とエントリーシートの記載内容に矛盾が生じてしまうと、話の内容に一貫性がなくなってしまう可能性が高まります。
そのため、この質問に対しては、事前に書いたエントリーシートや履歴書との整合性を重視して回答するようにしましょう。

考えられる対策方法:自己分析と企業研究の精度を上げる

自己分析と企業研究が、いかにしっかりできているかがポイントになります。
以前、就活コラムにて紹介した「論理の三角形」や「複数企業との比較分析法」などを使って、自己分析と企業研究の精度を高めておきましょう。
上記の2つ以外にも、自己分析・企業研究の方法が知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【企業研究】
 企業研究のやり方で志望動機は見違えるほどに変わる!志望動機が全然書けないときの真の解決策とは?

よく聞かれる質問2:あなたの「長所・短所」を教えてください。

これも、面接では定番の質問ですね。
しかし、自己分析がしっかりできていなければ、一番答えにくい質問でもあります。
「私は○○です」と、言い切ってしまうのではなく、それに関するエピソード等があると良いです。
そのためにも、まずは自己分析を通して「自分はどういった人間か」を、可能な限り明確に把握しておく必要があるでしょう。
どうしても長所・短所が見えない場合には、適性診断を活用するのもオススメです。
また、短所に関しても、そのまま伝えるのではなく、「短所という課題をどのように解決してきたか」という部分までをワンセットとして伝えるようにしましょう。

考えられる対策方法:適性診断を活用しつつ、短所を戦略的に選ぶ

この質問でも、やはり自己分析は必須の事前準備です。
更に、長所・短所という部分においては、自己分析結果から言語化するのが難しいこともあります。
まずは、適性診断等を活用して「私の長所(短所)は○○です」と言えるようになっておきましょう。
周りの人に長所と短所を聞いておく事で、次に紹介する質問への対応力を付けることが出来ますので、家族や友達に積極的に自分の長所と短所を聞いておくのが良いと思います。

また、短所に関しては、面接官にただ伝えるだけだと「単純に出来ない部分」として受け取られてしまうので、「改善するために努力しているエピソードがはっきりしているもの」を戦略的にピックアップしておくようにしましょう
「短所の答え方に、どうしても自信がない」という方は、以下の就活コラムを参考にしながら考えてみましょう。

【短所の答え方】

「短所」が好印象に!就活面接で聞かれる「短所」の見つけ方と伝え方。

よく聞かれる質問3:周りの人から「どんな人だ」と言われますか?

先ほどの長所・短所の部分で少し触れましたが、面接では長所・短所に加えて「周りの人からのイメージ」を聞かれる場合があります。
その対策として、周りの人に聞くという方法が思い浮かぶかと思います。
この場合、友人に聞くというのが最も手っ取り早く、オススメの方法ですが、同世代の友人だと、お互いに就活中なこともあり、なかなか聞くタイミングがなく、少し気まずいですよね。

もし、友人に聞くことに少し抵抗があるような場合には、家族に聞いてみるというのもいいでしょう
幼少期からの自分をよく知っているので、自分では覚えていないような、意外なエピソードを聞けるかもしれません

考えられる対策方法:「他己分析」をするときは聞く対象を幅広くすることが大切

他の人から見た自分のイメージは、自分で考えても精度が悪いどころか思い浮かびづらいものです。
そんな時は、周りの人に直接聞くことで、自分では気付かなかった自分の強みや弱みに気付くこともできます。
このように、他者を通して自己分析することを「他己分析」と言います。

「他己分析」は面接前だけでなく、エントリーシートを書く前などに行っておくと自己PRなどが書きやすくなるのでオススメです。
しかし、「友人だけ」「家族だけ」と、対象を絞ってしまうのも、偏りが出てしまうので良くありません。
聞く対象を幅広くし、様々な視点からの意見をもらうのが良いでしょう。

よく聞かれる質問4:リーダーシップを発揮した経験はありますか?

多くの学生さんは、この質問の答え方に一番迷うのではないでしょうか?
突発的にこの質問をされたとき特有の「経験はあるけどそんなに得意じゃないし、無いって答えた方が良いんだろうか…。」「そんな経験が無くても、あるって答えた方がいいのかな…?」と、突然心理戦が始まったような感覚になるのって、何なんでしょうね。

もちろん、リーダーシップを発揮した経験があるなら、その時の苦労などをエピソードを交えて話すことも良いでしょう。
逆に無ければ、これまでの経験の中で「リーダーシップと定義できる経験」を探してみるのがいいでしょう

考えられる対策方法:「リーダーシップ≠リーダー経験」です!
無ければ自分で定義しましょう

そもそもリーダーシップとは、必ずしも「リーダーとして何かをした経験」とは限りません
そのため、自分の経験の中で「自分にとってのリーダーシップはこれ!」というものをしっかり言語化して相手に伝えることが大切です。

企業がこの質問をする意図は、「企業や組織にどのように貢献してくれるのかが知りたいから」だと言われています。
なので、「リーダーシップを発揮した経験はありますか?」という質問に対しては、集団をより良い方向に導くために、自身でどのように行動してきたのかを示すことが大切なのです。

例えば、「友人同士の間で小さいトラブルがあった際に、双方の意見をとりまとめて仲裁しました。」等でも、リーダーシップを発揮して集団を導いたと言えるのです。

よく聞かれる質問5:あなたは5年後どうなっていたいですか?‌‌

これも、しっかりとした事前準備が無いと、回答に困る質問です。
回答例を覚えるだけでなく、「自分の思い描く将来像」と「はっきりとした根拠づくり」が必要でしょう。
そのためには、企業研究もそうですが、就活中の経験が活かせることもあります。

考えられる対策方法:身近な社会人から「目標となる人」を探す

何もない状態で、目標を聞かれても困ってしまいますよね。
そこで、まずは身近な社会人から「目標となる人」を探しましょう
「目標となる人」が決まったら、その人が「どんなビジョンを持って働いているのか」を考えながら、理想像を作っていきましょう。
「身近にそんな人が居ない」という場合でも、就活中は様々な社会人と接する機会があるので、質問する機会があれば、色んな事を聞くようにしましょう。

例えば、OB/OG訪問では「その会社・業界で仕事をしようと思ったきっかけ」や「働いていてやりがいを感じたこと」など、働いているからこそわかる「リアルな生の声」を聞くことができるので、目標も設定しやすくなるでしょう。

以上、5つの質問から、面接の答え方をワンランクアップする対策方法を考察してみました。
その場しのぎの対策では、どうしようもない質問も多くあるので、早めに準備しておくのが何よりの対策になります。

まとめ:その場しのぎは良くない!
「入社後の自分を見据えて」厚みのある面接対策をしよう!

今回は、面接の答え方について、紹介しました。
やはり「回答例の暗記」だけでは、面接対策をしたとは言い切れません。

今回紹介した質問例の他にも、面接でよく使われる質問は数多くあります。
その中でも今回紹介した質問は、面接官に突っ込まれやすい質問です。
自己分析や企業研究、他己分析等を通して、しっかりとした根拠づくりをし、面接官と自分自身の「双方が納得できるような受け答え」が出来るようになっておきましょう。

そのためにも、就活中の対策は「面接だけ」「エントリーシートだけ」と切り分けて考えるのではなく、「入社後も視野に入れながら」行うようにしましょう。事前準備を早めに行って、一度きりの就活をより良いものにしてくださいね。

就活生が知っておいて損はない「就活マナー」や「略語」、面接で突然聞かれたら困る「フェルミ推定」など、就活の準備に役立つクイズをご用意しました!ぜひ挑戦してみてください。

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<初級>就活マナー

就活のマナーで間違っている部分があります。どこが誤っているでしょうか?

下記3つに関しては、就職後、社会人になってからもよく用いる言葉です。今のうちにしっかりと覚えておきましょう!

Q1. 面接中、面接官に対し、「貴社の企業理念に感銘を受けました」と伝えた。

A. 「貴社」の部分が誤り。
「貴社」は文章で用いるため、面接官に口語で話すときは「御社」が適切です。

Q2. 面接中、面接官に対し、「ただいまおっしゃられた質問にお答えします」と伝えた。

A. 「おっしゃられた」の部分が誤り。
「おっしゃった」が適切です。
「おっしゃ+られた」の「おっしゃる」は「話す」の丁寧語、さらに、そこに尊敬語の「られる」を重ねることで、二重敬語になってしまっています。

Q3. メールを返信する際、担当者の名前がメール内に見つからなかったので「株式会社○○様」と記載した。

A. 「様」が誤り。
様は個人名の後に添える宛名なので、正しくは「御中」です。
下記の記事も参考にしてみてください!
参考:【絶対間違えない!】就活メールでの「御中」の正しい使い方 | 様/行との違いも

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<中級>略語

就活でよく耳にする言葉。それぞれ何を表しているでしょうか?

就活の面接やインターンシップでよく使われている言葉です。知らないものがあった場合、しっかりと覚えておきましょう。

Q4. GD

A. 「GD」とはグループディスカッションの略です。
グループディスカッションとは、「与えられたお題に対して、時間内にチームで議論すること」です。その過程を採点されるという選考で、多くの企業で面接より前に実施されています。

詳細な進め方は下記の記事を参考にしてみてください!
参考:【人事コンサル解説】グループディスカッション対策!進め方/役割/練習
   【人事コンサル解説】グループディスカッションの裏側を徹底公開!通過率や評価軸、お題も紹介
   【人事コンサル解説】グループディスカッション対策!評価ポイント・落ちる人の特徴【就活生必見】

Q5. リクメン

A. 「リクルーター面談」もしくは「リクルーター面接」の略です。
企業の社員(リクルーター)が、通常の選考よりもカジュアルな場で学生と面談を行うことです。リクルーターは、人事部から依頼を受けた現場社員などである場合が多いです。 ここで良い評価を受けた場合、特別ルートで選考を受けられることもあるようです。

リクルーター面談についてもっと知りたい!という方は、ぜひ下記を読んでみてください。
参考:リクルーター面談のリアル|日程調整から準備・逆質問・お礼メールまで解説

Q6. MECE

A. ミーシー。Mutually Exclusive and Collectively Exhausive(お互いに、重複せず、全体に、漏れがない)の略です。
「もれなく、だぶりなく」といった意味で使われています。
ものごとを整理する際、重複する部分がないように、且つ、すべての必要な要素を網羅するために活用されます。論理的な問題解決(ロジカルシンキング)の手法で、ビジネスで重要視されています。

Q7. KPI

Key Performance Indicater(重要業績評価指標)の略です。
KPIとは、企業の目標を達成するために重要な定量の指標を意味しています。
重要視している目標が明確になることで、一人ひとりの目標も明確になり、具体的な行動に移すことができます。また、目標に対しての進捗状況の定点観測をすることも可能です。

Q8.フィジビリ

フィジビリティスタディの略です。
フィジビリティ(feasibility)とは、「実現可能性」「実現見込み」を意味し、フィジビリティを調査・検証することを「フィジビリティスタディ」と言います。
つまり、計画が実現可能かどうかを知るために、事前に行われる調査や検証といった意味で使われています。

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<上級>フェルミ推定

論理的思考能力を頼りに、概算してみましょう。

正確な答えを知っていることよりも、「論理的(ロジカル)に考えられるか」を尋ねられている質問です。
そのため、考え方は色々あり、正解というものもありません。ここでは一例をご紹介します。

Q9. 日本に大学生は何人いるか?

<前提>
日本の人口:1.2億人
日本人の平均寿命:84歳

<仮定>
大学進学率:50%

前提:1.2億人 / 84歳 = 148万人 1歳あたりの人口
仮定:148万人 × 50%. =74万人  1学年あたりの大学生数

74万人  × 大学在籍4年 = 296万人

2022年の大学生の人数は、263.2万人とのことなので、ほぼ正解です。

Q10. 日本にある電柱の数は?

<前提>
日本の面積 380,000km2
日本の3分の2は森林。残りの3分の1に人が住んでいる。

<仮定>
①人が住んでいる部分のうち、大都市が10分の1ぐらい。
②大都市の電柱の間隔を30mに1本
③大都市以外は70mに1本ぐらい。

これらの情報をもとに計算してみます。

前提:日本の面積 380,000km2 × 1/3 = 126,667km2
仮定①:大都市の面積 126,667km2 × 1/10 = 12,666km2
仮定②:大都市の電柱1本あたりの面積 30m × 30m = 900m2
仮定③:大都市以外の電柱1本あたりの面積 70m × 70m = 4900m2

大都市の電柱の数
12,666km2×(1000×1000)/900m2= 14,074,074

大都市以外の電柱の数
(380,000km2-12,666km2)× (1000×1000) / 4900 = 23,265,306

電柱の数
14,074,074 + 23,265,306 = 37,339,380

現在の日本の電柱の数は3600万本とのことなので、ほぼ正解です。

フェルミ推定の考え方

フェルミ推定は、<前提>については、基本的な情報で、把握しておく必要があります。
<仮定>については、感覚値のことも多いのですが、普段からたくさんのニュースに触れておくなどすると、導きやすいかもしれません。

こちらも記事もぜひ参考にしてみてください!
参考:慣れれば簡単!フェルミ推定攻略法【例題でパターンを解説】

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就活を社会人生活の準備と捉えよう!

どれぐらい回答できたでしょうか??
学生生活ではなかなか耳にしないことばかりだと思いますので、正解数が少なくても気にすることはありません。
ただ、社会人になった時には、当たり前のように耳にしたり、当たり前のように行動することが求められるかもしれません。

就活はその場だけのものではなく、社会人になった時に役立つものと考えて、今のうちに色々な知識を身につけておくことをお勧めします。

2025年卒向け 応募フォームはこちら

『OfferBoxユーザー会』11月も開催します!
就活本格化に向けて、少しでも不安や疑問を解消した状態でスタートダッシュを切りませんか?

OfferBoxユーザー会って?

2024年卒として就活を終えた先輩就活生や、就活中の2025年卒のみんなと交流できる、OfferBox開催の人気イベント。
内定を獲得した先輩の就活体験談を聞くトークセッションや、疑問を気軽に相談できるグループセッションを通して、就活の不安や悩みを解決できます。

こんな方にオススメ

・周りの就活状況がわからない
・就活について気軽に相談できる相手がいない
・同じ業界を目指す友達が周りにいない
・OfferBoxの使い方で質問がある

過去のイベントの様子

トークセッションでは、先輩就活生がたくさんの質問に答えてくれました。
<実際の質問>
・本エントリー数は?
・面接の攻略法は?
・沢山の学生がいる中で、人事の方に顔を覚えてもらうには?
・OfferBoxの有効な活用方法は?など…

【イベント詳細】

<日時>

東京開催:11月14日(火)18:00~20:00(最長20:30まで)

大阪開催:11月17日(金)18:00~20:00(最長20:30まで)

福岡開催:11月22日(水)18:00~20:00(最長20:30まで)

名古屋開催:12月1日(金)18:00~20:00(最長20:30まで)

 <場所>

・東京会場
plugin lab 東京大学
東京都文京区本郷4-1-7第二近江屋ビル2F イベントスーペース
 大阪会場
大阪府大阪市北区豊崎3-20-9 三栄ビル
 福岡会場
福岡県福岡市中央区舞鶴1-1-4 みんなの貸会議室
 名古屋会場
愛知県名古屋市中区錦2-7-7 スペース七番

<プログラム>

第1部 トークセッション

就活を終えた2024年卒の先輩学生や社会人が2025年卒の質問に答えます。

第2部 グループセッション

少人数のグループに分かれ、先輩就活生や社会人と就活中の2025年卒との交流タイムです。
普段なかなか聞けない就活の悩みや疑問を解消したり、情報交換をすることができます!

<参加条件>

・2025年卒であること
・Offerboxユーザー以外も参加OK!

<その他>

参加無料
服装自由(楽な服装でお越しください)

<参加方法>

①以下応募フォームよりご応募ください。
※フォーム入力締め切り:各開催日の2日前 15:00
※この時点で申し込み完了とはなりません。


▼OfferBoxに登録されている方
招待オファーをお送りします。申し込み完了までご対応ください。

▼OfferBox未登録の方
定員を確認後、ご入力いただいたメールアドレス宛に詳細をご連絡いたします。

<注意事項>

※先着順のため、定員に達し次第キャンセル待ちの受付となります。

たくさんのご参加お待ちしています!

2024年卒の参加も大募集!

就活を終えた先輩学生としての参加者を募集しています!
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2024年卒として就活中にOfferBoxを活用し、就活を終了された方が対象です!
ご協力いただける場合は、以下応募フォームよりご応募ください。※フォーム入力締め切り:各開催日の3日前 15:00

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※就活体験談をお話しいただくため、既に就活を終えた方のお申込に限らせて頂きます。
※定員があるため、お申込をいただいても参加できない場合がございます。

過去のユーザー会開催レポート

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本イベントに関する問い合わせ

イベント内容に関する問い合わせはこちらまでご連絡ください。

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株式会社i-plug 学生メディアチーム  チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

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大学3年 就活 何もしてない

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「大学3年だけど何も就活を始めていない」「今からじゃ手遅れなのかな?」と、焦っている方も多いのではないでしょうか。また、「そろそろ始めなきゃ……」と思いつつも、後回しにしている方、やる気が出ない方もいるでしょう。

そこで今回は、大学3年生で就活を何もしていない人が知っておくべき、これから最低限やるべきことを月別に紹介します。

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大学3年で就活何もしてないと手遅れ?

内閣府が2023年12月に発表した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査調査結果 報告書」によると、最初に説明会に参加した時期は大学3年生の9月以前がピークで、参加のピークは3月です。

また、同調査内で大学3年生2月までに約6割の学生が、大学4年生4月までに約9割の学生が最初の面接を受けたと回答しています。上記の調査からも、だんだんと就活の早期化が進んでいることがわかるでしょう。

ただ、大学3年でまだ何も就活をしていないとしても、手遅れではありません。できることから、着実に就活を前に進めていくことが重要です。

では、具体的にいつからどのような行動をすればいいのでしょうか。次の章から詳しく説明していきます。

時期はあくまでも目安のため、該当する時期にできていないと間に合わないということではありません。それぞれ確認して、やるべきことをひとつずつ着実にこなしていきましょう。

大学3年で就活何もしてない人がやるべきこと【6月・7月・8月】

大学3年 就活 やること 6月 7月 8月

大学3年でまだ何も就活をしていないとしても、これからやるべきことを着実にこなしていけば、納得のいく企業への入社へつながるでしょう。

まずは、6・7・8月にやるべきことを紹介します。

自己分析を行う

就活に動き出すにあたってまずはじめにしたいことは、自己分析を行なって、自分の強み・弱みを理解することです。自己分析の内容をもとに、自己PRを考えていきます。自己分析が曖昧だと、企業に自分を十分アピールできません。

ただ、自己分析といっても何をすればいいか分からないという方も多いでしょう。そんな方は、ぜひOfferBox(オファーボックス)を活用してみてください。

OfferBoxは新卒逆求人サービスですが、登録することで自己分析ツール「AnalyzeU+(アナライズユープラス)」を無料で利用することができます。約100万人のデータをもとにした精度の高い診断が行えるので、自分でも気づかなかった強みや弱みを発見できるでしょう。

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夏インターンシップに参加する

大学3年の6月から夏インターンシップ選考が始まり、8・9月を中心に開催されます。

サマーインターンシップは、企業と早期接触ができ、業界・企業研究にも役立つ機会であるため、とりあえず経験として参加してみることもおすすめです。内定獲得を目指している企業のサマーインターンシップに参加するのはもちろんですが、興味がある業界・企業のサマーインターンシップに参加すれば、インターネットで調べただけでは分からない業界や企業のリアルが分かります。

夏インターンシップは、選考があるものとないものがありますが、気になるものにはどんどんエントリーしてみましょう。

サマーインターンシップの開催時期や、インターンシップの種類の詳細は、こちらのページで紹介しています。

業界・企業研究を行う

気になっている業界・企業がある方も、まだ見つかっていないという方にとっても、業界・企業研究は重要です。この段階では、気になっている業界・企業があっても、幅広い業界を知って、視野を広げることをイメージしましょう。

業界や企業を早い段階で絞ってしまうと、自分に合った業界・企業を見落としてしまう可能性があります。世の中にはどんな業界・企業があって、どのような仕事があるのかを知るために、興味のある企業・業界をどんどん調べてみてください。

業界研究の目的ややり方は、こちらのページで詳しく紹介しています。

また、こちらのページでは、企業研究のやり方を解説していますので、ぜひ活用してみてください。

就活サービスに登録する

就活では多くの人が、さまざまな就活サービスを活用しています。就活サービスに登録して、就活に関する情報を集め始めましょう。就活サービスは、大きく分けて以下のようなものがあります。

・ナビ型就活サイト:マイナビやリクナビなどの就活求人サイト
・就活エージェント:就活エージェントが就活をサポートしてくれるサービス
・逆求人サイト:企業から直接オファーがもらえるサイト

それぞれのサービスに異なる特徴があるため、自分に合ったサービスをいくつか選んで登録することをおすすめします。

先ほどもご紹介した逆求人サービスOfferBox(オファーボックス)」は、プロフィールを登録しておくことで、あなたに興味を持った企業から直接オファーが届くため、効率的に就活を進めることができます。

累計登録企業社数は、19,423社(※1)以上で大手からベンチャーまで幅広い企業からオファーが届くチャンスがあります。

また、プロフィールを80%以上入力した学生の平均オファー受信件数は41件(※2)です。大学3年生でOfferBoxを活用するという場合は、プロフィールをしっかり埋めて企業にあなたの魅力をしっかり伝えるようにしてみましょう。

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就活ガイダンスに参加する

6〜8月頃に、多くの大学のキャリアセンターで就活ガイダンスや相談会が実施されます。就活ガイダンスは、履歴書・エントリーシートの作成方法、大学に届く求人情報、大学で実施される企業説明会などの情報を知ることができる貴重な機会です。

就活に必要な基礎知識を教えてくれるので、まだ何も就活をしていない方こそ参加しましょう。大学のキャリアセンターで開催の有無や日時をチェックしておいてください。

大学3年で就活何もしてない人がやるべきこと【9月・10月・11月】

大学3年 就活 やること 9月 10月 11月

次は、9・10・11月にやるべきことを紹介していきます。

この時期になると既にサマーインターンシップに参加していたり、何らかの就活を始めたりする人が増えてくるため、何もしていない人は焦りを感じるようになるかもしれません。しかし、まだまだ就活は本格化していませんから、上記の自己分析、業界・企業研究などに加えて、やるべきことを確実に抑えていきましょう。

秋インターンシップに参加する

秋にもインターンシップは開催されます。夏インターンシップに参加した人もそうでない人も、秋インターンシップに参加しましょう。

秋インターンシップの選考は、9月頃から始まり、10月に実施されるケースが多いです。

業界・企業研究が大きな目的となる夏インターンシップと異なり、秋・冬インターンシップは、より本選考を意識した内容になります。職業体験を目的としたもの、早期内定を目的としたものなどがありますから、募集要項をしっかりチェックして、自分の目的に合ったインターンシップを選びましょう。

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ES準備やOB・OG訪問を進める

もうすぐ始まる本選考に向けて、この時期にはエントリーシート(ES)の準備や、OB・OG訪問も始めましょう。

エントリーシート(ES)は、企業にエントリー時に企業に提出する書類の一つで、自分をアピールするための書類です。ES作成準備として、自己分析や業界・企業研究の内容を踏まえて、まずは自分がアピールしたいことを洗い出しましょう。その上で、内容を整理し、一貫性があり、熱意が伝わる内容にまとめていきます。

ちなみに、エントリーシート(ES)は基本的に選考を受ける企業ごとに作成しますが、新卒逆求人サービス「OfferBox(オファーボックス)」なら登録しているプロフィールがエントリーシート(ES)の代わりになるため、何枚も作成する必要がありません。

効率的に就活を進めたい大学3年生の方は、ぜひ活用してみてください。

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エントリーシートの質問例や作成する上で知っておきたいポイントは、以下のページでも詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

OB・OG訪問は、気になっている業界や企業で働く先輩を訪問し、仕事の内容や業界の情報、企業の社風や雰囲気などを質問できる機会です。OB・OG訪問は必須ではありませんが、業界や企業の実態を知ることができますし、キャリアを考えるヒントや、就活のアドバイスをもらえます。

こちらのページでは、OB・OG訪問の探し方や流れ、ポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

大学3年で就活何もしてない人がやるべきこと【12月・1月・2月】

大学3年 就活 やること 12月 1月 2月

12〜2月になると、いよいよ本選考スタートが間近に迫ってきます。本選考を見据えて、本格的な準備・対策をしていきましょう。この時期にやるべきことを紹介します。

冬のインターンシップに参加する

夏・秋に続き、この時期には冬インターンシップになります。前述したとおり、冬インターンシップの選考は12月頃、実施は1月頃に行われることが多いです。

先ほどもお話したように、冬のインターンシップは本選考直前ということもあり、本選考を見据えたインターンシップになります。ここでいい印象を残すことができれば、早期内定獲得のチャンスもあるかもしれません。積極的に参加しましょう。

こちらのページでは、冬インターンシップの特徴や参加メリット、注意点などを分かりやすく解説しています。

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企業説明会に参加する

3月に採用情報が解禁される直前は、多くの企業説明会や合同説明会も実施されます。

企業の担当者や先輩社員と接触したり、企業の情報を得られたりする機会です。説明会情報をこまめに調べて、積極的に参加するようにしましょう。

グループディスカッションや面接の対策をする

企業によって本選考の内容は異なりますが、書類選考の後は、グループディスカッションや面接が行われることが多いです。

本選考でしっかり業界・企業への熱意を伝え、自分をアピールするためには、本番を想定した対策が重要になります。グループディスカッションのテーマや面接の質問を想定し、自分なりの意見をまとめておきましょう。

また、友だちなどと協力しあって、実践形式で対策しておくことをおすすめします。

グループディスカッションの対策はこちらの記事もご覧ください。

Webテストの対策をする

本選考では、応募者の適性や能力を見るためにWebテストが実施されます。

Webテストを通過しないことには、面接を受けることはできませんから、しっかり対策しておくことが必要です。最低でも1冊は対策本を購入し、繰り返し解いておきましょう。

Webテストは種類がいくつかあります。志望する企業の実施するWebテストを調べ、そのテストを中心に対策するのがおすすめです。また、問題を解くときは、実際の時間を意識しながら解いて見てください。

Webテストの基礎知識や対策・受験のコツを紹介していますので、参考にして対策を始めましょう。

早期選考を受ける

本選考がスタートするのは3月ですが、企業によってはこの時期に早期選考を実施しています。早期選考を実施する傾向にあるのは、以下のような業界です。

・外資系金融
・外資系メーカー
・外資系コンサル
・外資系IT
・総合商社
・テレビ業界
・日系金融
・ベンチャー企業

もちろんこれ以外の業界でも早期選考を実施する企業はありますから、情報をこまめにチェックし、気になるものがあれば選考を受けましょう。まだ就活の軸がはっきりしていない場合でも、面接を経験することで、自分の軸や志望する業界・職種が見えてくるかもしれません。

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大学3年で就活何もしてない人が準備するもの

就活には必要なアイテムがあります。必要になったときに直前で焦らないように、余裕を持って準備しておくことが大切です。揃えるべき就活グッズは以下のとおりです。

・リクルートスーツ
・ワイシャツ
・革靴・パンプス
・腕時計
・就活バッグ
・証明写真
・スケジュール帳
・就活用ノート
・履歴書
・筆記用具

今からでも間に合う!月別スケジュールを参考に準備を進めよう

大学3年でまだ就活を何も始めていないとしても、必要以上に慌てる必要はありません。大学3年の夏頃に少しずつ準備を始め、採用情報解禁の3月に向け、やるべきことをひとつずつクリアにしていくことが大切です。

採用情報解禁は3月ですが、大学3年の3月に何もしていない場合は、大急ぎで準備を進めましょう。多くの学生は3年生の3月に説明会参加のピーク、3月に面接のピークを迎えています。この直前までを目安に、必要な準備をするイメージで動いていきましょう。

「まだ何もしていない!」という人は、企業から直接インターンシップや本選考のオファーがもらえる逆求人サービスがおすすめです。逆求人就活サービス「OfferBox(オファーボックス)」を活用することで、効率的に就活を進めることができるため、大学3年生で何もしていないという方は、ぜひ活用してみてください。

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「留学経験はガクチカでアピールできるだろうか」
「魅力的な伝え方がよく分からない」

面接の頻出質問であるガクチカを考えるなかで、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

ガクチカのエピソードとして伝えやすい留学経験ですが、それゆえに他の学生と差別化を図るのは簡単ではありません。留学エピソードを話す際のポイントをよく理解し、ありきたりではない自分ならではのガクチカを伝えることが大切です。

この記事では、ガクチカで面接官が評価しているポイントや、留学エピソードを話すメリットについて解説していきます。400字と200字それぞれのガクチカ例文も紹介するので、留学経験をアピールしようと考えている人はぜひ参考にしてください。

新卒逆求人サービス OfferBoxの自己分析ツール「AnalyzeU+」では、約100万人のデータに基づいて、客観的な自分の強みや弱み、社会で活かせる力を診断できます。
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ガクチカで留学経験のアピールは効果的?

留学エピソードをガクチカで話すことはまったく問題ありません。直面した課題や自分なりの工夫を具体的に伝えられれば、魅力的なガクチカと評価してもらえるでしょう。

ただ、留学自体がアピールになるわけではない点に注意が必要です。ガクチカで評価されているのは経験そのものよりも、経験から得た学びや発揮した強みです。

そのため、留学のエピソードだから評価されるのではなく、留学経験から自分らしさ・魅力を伝えるための工夫を考えましょう。

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ガクチカで面接官が評価しているポイント

ガクチカで面接官が評価している主なポイントは以下の3点です。

  • 経験の過程
  • 伝えたい事と経験の関連性
  • 文章力・言葉選び

ガクチカで特に評価されているのは「経験の過程」です。どんな状況にどう対応してきたのかという経験の過程から、学生の人柄や仕事に取り組む姿勢を確認しています。

そのほか、「伝えたい事と経験の関連性」「文章力・言葉選び」など、論理的思考能力やコミュニケーション力を図る要素が評価ポイントになっています。

一方で、「成果の大きさ」「経験の派手さ」などはあまり評価されていません。成果の大きさは運が大きく左右するケースがあるため、本人の仕事や能力には直接関連しないと考える面接官がほとんどです。

ガクチカで評価しているポイントについてより詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
人事の本音ランキング発表!ガクチカや自己PRの「エピソード」で見ているポイント

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ガクチカで留学エピソードを話すメリット

留学エピソードのガクチカにはどんなメリットがあるのでしょうか。他のエピソードにはない、留学エピソードならではのメリットを知り、エピソード選びの参考にしましょう。

目的や困難がイメージしてもらいやすい

留学の目的や、留学先での困難を面接官にイメージしてもらいやすいメリットがあります。留学に行くと決める際には、何かしらのきっかけや目的があるケースがほとんどです。

目的が明確であれば行動の動機が分かり、そこから学生の人柄と価値観を読み取れます。さらに、日本とは環境・文化の異なる海外では困難な状況が多々あるため、直面した課題について面接官がイメージしやすいのも留学エピソードの特徴です。

コミュニケーション力や行動力をアピールしやすい

まったく知らない土地で生活する留学は、誰でも簡単にできる決断ではありません。自分なりの目的をもって留学を決めた勇気は、コミュニケーション力や行動力など、入社後に発揮できる能力のアピールにつながるでしょう。

ただ、コミュニケーション能力と行動力にはさまざまな意味があります。例えばコミュニケーション力には、自分の意見を伝える能力や、人の考えを汲み取る能力などが考えられます。

どんなコミュニケーション力なのか分からなければ、入社後の活躍を面接官がイメージしづらいため、抽象的な能力は具体的な表現に言い換えることが重要です。

【コミュニケーション力の言い換え例】

  • 複数の意見を調整する能力
  • 相手の視点に立って物事を考える能力
  • 自分の意見を論理的に説明する能力

【行動力の言い換え例】

  • 主体的に行動できる能力
  • 周りの状況に合わせて行動できる能力
  • 何事にも積極的に挑戦できる能力

価値観への影響が大きく志望動機や就活の軸と一貫性が出やすい

志望動機就活の軸と一貫性が出やすいのも、留学エピソードのメリットです。異なる価値観に触れたことで形成された自分の価値観を、他の質問項目での回答に紐づけられるでしょう。

例えば、留学を通じて海外で働きたい気持ちが強まったのであれば、「留学時に経験した◯◯から、海外を拠点として働きたい気持ちが強くなりました」と志望動機で語れます。

留学経験をもとに業界・企業を選び、就活を進めることで一貫性が生まれるため、面接での回答にも根拠を持たせられます。

留学エージェントが語る、オススメの留学ガクチカの伝え方

実際の先輩留学生は、留学体験を面接でどのようにアピールしたのでしょうか。また、実際にメリットはあったのでしょうか。
留学エージェント「スマ留」に聞いてみました。

これまでの留学生の声を聞くと、「ただ留学に行った、ということをアピールするのではなく、留学で何を学んだかを伝えることが大切」と言います。
留学に行ったという事実を話すだけでは相手に伝わらないので、留学を通して得た学びを志望理由と合わせて伝えることで、留学経験があることを効果的にアピールでき、自分自身の魅力も伝えることができたそうです。

 

また、特にグローバルな企業の選考を受ける場合は、ワーホリなどで他の国の異なる価値観を持った人たちと働いた経験は、企業に響きやすいそうです。

留学エージェント:スマ留(スマートな留学)

 

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留学経験のガクチカでアピールする強みの例一覧

留学経験からアピールできる強みは語学力だけに限りません。先に紹介したコミュニケーション力や行動力も、留学経験を伝えるガクチカならではのアピールポイントです。

留学自体はアピールにならないため、留学先で得た強みや、伸びた長所を伝えることが重要になります。

【アピールできる強みの例】

  • コミュニケーション力
  • 積極性
  • 環境適応力
  • 課題解決力
  • 自己管理力
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留学経験のガクチカ例文

実際のガクチカを見ないことにはイメージが湧きづらいと思うので、半年〜1年間と3ヶ月の期間別にガクチカ例文を紹介します。面接官が評価しているポイントをふまえ、自分ならではのガクチカを考えていきましょう。

半年〜1年間の留学経験の例文【400字以内】

私は半年間のアメリカ留学で、授業のグループ課題に力を入れました。留学を決意したのは、「実践的な語学力を身に着けたい」「異文化を直接肌で感じたい」という思いがあったからです。

 

先生との距離の近さや食文化など、日常の至るところに日本との違いがありましたが、特に文化の違いを感じたのは大学の授業でグループ課題に取り組んだときです。

私の担当業務について無理のある納期をメンバーに提案され、「I’ll see what I can do.(善処します)」と返答したところ、了承したと誤解された経験がありました。納期に間に合うか曖昧にしたつもりでしたが、相手は肯定的な意味に捉えてしまったようです。改めて可能な納期を明確に伝えたところ、理解してもらえました。

私はこの経験から、曖昧な表現は、時に誤解を招くことを知りました。入社後に交渉が必要な場面があれば、自分の意思をはっきりと伝えます。

【ポイント】
グループ課題に取り組んだメンバーとの出来事から、ぶつかった課題の内容がよく分かる例文です。その当時どんな行動を取ったのかまで言及すると、より状況をイメージしやすいガクチカになるでしょう。

3ヶ月の留学経験の例文【200字以内】

タイへの短期留学で、現地大学生と共同して、日本とタイの文化に関するプレゼン企画に注力しました。

 

準備を進めていると、自然と日本人同士、タイ人同士に分かれることが増えました。私は、チームが分裂しないよう、一緒に行う作業と分担して行う作業を決めることを提案しました。

その結果、それぞれの文化に深く迫ったプレゼンを効率的に準備できました。求める結果を出すためには、分業と協業のバランスが大切だと学びました。

【ポイント】
文字数が限られている200字のガクチカでは、伝えるべき内容に絞る必要があります。書き切れない情報は面接で付け加えるようにし、ES・履歴書では最も重要な情報だけを簡潔にまとめましょう。

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留学経験のガクチカへの面接での深堀り質問例

面接では、ESや履歴書に記入したガクチカの深掘りが想定されます。ガクチカが完成したら、「自分だったらどんな質問をするか」と客観的に分析しながら、深掘り質問への回答を考えてみましょう。

【半年〜1年間の留学経験の例文で想定される深掘り質問】

  • なぜグループ課題に力を入れたのですか?
  • 課題に取り組むにあたってどんな目標を掲げたのですか?
  • メンバーに誤解された後、どんな行動を取りましたか?
  • 同じような誤解を招かないために工夫したことを教えてください
  • 学んだことが仕事でどう活きると思いますか?

深堀り質問への詳しい対策方法を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
ガクチカの深堀りをされたときの答え方や対策方法を解説

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留学経験のガクチカの書き方

同じ留学経験を伝えるガクチカでも、書き方によって相手に与える印象はガラッと変わります。自分の頑張りを面接官に読み取ってもらうためには、以下の順番で作成するのがおすすめです。

①結論:留学中に力を入れたこと

留学のなかでも、何に力を入れたのかを伝えましょう。ガクチカの内容を最初に端的に伝えることで、その後の話をイメージしてもらいやすくなります。

結論を伝えずいきなりエピソードを話し始めるのはNGです。結論ファーストでないガクチカはアピールポイントが分かりづらいうえ、相手の集中力が途切れてしまいます。

【例】

インドネシアへの留学で、異文化でも通用するコミュニケーションスキルの習得に力を入れました。

②動機:力を入れた理由

続いて、①に力を入れようと考えた理由やきっかけを話しましょう。入社後も高いモチベーションを維持して働けることをアピールするために、行動の動機を示す必要があります。

【例】

将来は多くの異文化に触れる仕事をしたいと考え、異文化コミュニケーションの促進を目的に留学を決意しました。そのためには、複数人で議論して結論を出すグループディスカッションが最も重要だと思いました。

③目標:掲げた目標

結論とその理由について伝えたら、目的を達成するためにどんな目標を立てたのかを伝えます。あまりにも大きすぎる目標や、漠然とした目標では計画性に疑問をもたれるため、実現可能かつ具体的な目標を伝えるのがポイントです。

【例】

いきなり自分の意見を積極的に伝えるのは難しかったため、まずは『今回は最低3回発言する』といった小さな目標から始めました。それがクリアできたら、『相手の意見に対して自分なりの見解を述べる』というように、自分の段階に合わせて目標を大きくしていきました。

④困難:直面した課題

ガクチカは「学生時代に頑張ったこと」ですから、何かしらの困難がなければ、面接官に自分の努力を理解してもらえません。掲げた目標を伝えたうえで、その目標の達成までにぶつかった課題を具体的に紹介しましょう。

【例】

グループディスカッションで苦労したのは、「相手の発言を拡大解釈しないこと」です。日本では、相手の発言の行間を読むことが多かったですが、インドネシアでは「そこまで言っていない」と指摘を受けることが多くありました。

⑤取り組み:課題に対しての行動と結果

直面した課題への対策・行動について紹介し、最終的に出た結果を伝えます。行動が成功につながったのか、それとも失敗につながったのかは重要ではありませんが、自分の行動がどんな結果をもたらしたのかは大切です。

【例】

そこで私は、自分が理解した内容で過不足ないか、相手に確認する回数を増やしました。確認することで、相手も話が伝わっていることを理解し、こちらの意見を聞いてくれるようになりました。

⑥学んだこと:今後に活かせる学び

ガクチカの締めくくりとして、一連のエピソードを通して学んだことを伝えましょう。経験からの学びを自分なりに分析できていれば、評価ポイントの1つである「学びを得る力」が備わっていると証明できます。

ガクチカの文字数に余裕があれば、今後にどう活かすかの展望まで触れられるとさらに好印象です。

【例】

私はこの経験から、意思疎通をする際は自分がどこまで理解したかを相手に伝える重要性を学びました。特に異文化間では確認作業をよりこまめにして、海外でも対等にコミュニケーションを取れる人材になりたいです。
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ガクチカで留学エピソードを話す際のポイント

ガクチカとしてアピールしやすい留学エピソードですが、話し方によってはあまり評価してもらえない場合があります。明確な目的をもって努力を続けたことが伝わるように、以下の3つのポイントを心がけてください。

留学自体が目的でないことを伝える

冒頭でも説明したとおり、留学の経験自体はアピールになりません。その事実だけでは自分らしさは伝わらないため、あくまで留学の目的やそこでの行動を伝えましょう。

留学の目的が曖昧だったり、具体的な行動が見えなかったりすると、「面接でのネタを作るために留学したのではないか」「留学の話は嘘かもしれない」などと思われてしまう可能性もあります。

留学はあくまで手段として考え、留学することが目的化している印象を与えないように注意すれば、努力が読み取れるガクチカになります。

語学力ではなく発揮した強みや得た学びをアピールする

ガクチカでは、語学力のようなスキルではなく、自分自身の特徴や人柄、一連の経験から得た学び、性格から発揮できた強みなどをメインにアピールしましょう。

語学力は確かに素晴らしいスキルではありますが、語学力はTOEICやTOEFLの点数でもアピールできます。また、語学力を重視する企業であれば英語に関する試験を別途準備していることも多いです。そのため、ガクチカでわざわざアピールする必要はありません。

”価値観”の話題は具体的にする

「留学によって価値観が変わった」「多様な価値観への理解が進んだ」など、漠然としたアピールだけで終わるのは避けましょう。

面接官が知りたがっているのは、具体的にどんな変化があったのかという点です。「価値観が変わった」とアピールしたいのであれば、留学に行く前と後でどんな違いが生まれたのかを具体的に伝えてください。

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留学経験のガクチカに関するよくある質問

最後に、留学経験のガクチカに関するよくある質問にお答えします。自分の留学経験を最大限にアピールできるよう、疑問点はそのままにせずしっかりと解消してから面接に臨みましょう。

コロナで留学当初の目的を達成できなかった場合は?

新型コロナウイルスの影響を受けて当初の目的を達成できなかった人もいると思いますが、その場合は、新型コロナウイルスの影響での留学の変更・中止に直面したこと自体を困難として伝えてもよいでしょう。

例えば、新型コロナウイルスの影響で海外での活動がどう変わり、どんな行動を取ったのかを伝えれば、過程がよく分かるガクチカになるでしょう。そもそも留学自体が取りやめになったのなら、その代わりに国内でどんな行動を取ったのかもアピール材料になります。

目的を達成できていなければエピソードにできないように思うかもしれませんが、少し視点を変えてみると立派なガクチカとして伝えられます。活動の変更・中止を余儀なくされた場合は、それに伴う困難を具体的に例示しましょう。

留学前後のエピソードでも大丈夫?

留学に行く前や帰ってきた後でも問題ありません。留学経験といえば留学中の出来事をガクチカにする学生がほとんどですが、前後のエピソードもガクチカとして伝えられます。

具体的には、留学に向けて英語力アップに励んだエピソードや、留学を経験して以前より国際交流に力を入れるようになったエピソードなどが代表的です。留学前のエピソードなら本番に向けた準備、留学後のエピソードなら行く前との変化を伝えるとよいでしょう。

1ヶ月などの短期留学でもガクチカでアピールになる?

短期留学でもガクチカでアピールできます。長期留学の経験を伝えるときと同様に、留学中に力を入れたことや直面した課題などを詳しく伝えましょう。

ただし、学生時代に頑張ったことが2週間ほどの話で完結してしまうと、物足りなく感じる面接官もいます。あまりに期間が短すぎると頑張りが伝わりづらいため、留学期間が短い場合は、前述の質問のように留学前後のエピソードも含めて考えるのがおすすめです。

嘘で留学経験を作り上げたらバレる?バレない?

面接官は人間観察に慣れているため、ガクチカでの嘘は留学経験に限らず、どんなエピソードでも必ずといっていいほどバレます。バレれば評価が落ちるのはもちろん、入社後に発覚した場合は解雇事由になるケースもあるため、嘘をつくのは絶対にやめましょう。

面接官の印象に残る特別な経験がなければ、嘘をつきたくなってしまうものですが、ガクチカはエピソードのインパクトを競うものではありません。留学経験がないのであれば、学業や趣味など、ありふれた経験を魅力的なガクチカに変えていきましょう。

ガクチカで嘘をつきたくなってしまったときの対処法は、以下の記事を参考にしてください。
就活でつい「嘘」をつきたくなってしまった時の思考変換法

まとめ

以上、ガクチカで面接官が評価しているポイントや、留学経験を話すメリットについて解説しました。

留学経験には目的・困難をイメージしてもらいやすいメリットや、入社後に発揮できる能力をアピールしやすいメリットがありますが、留学の経験自体はアピールになりません。

留学自体が目的でないと面接官に分かってもらうために、力を入れた理由と経験から得た学びを詳しく伝えることが大切です。

新型コロナウイルスの影響で思うようにいかなかった人も多いと思いますが、留学当初の目的を達成できていなくてもガクチカとしてアピール可能です。留学の中止や活動の変更を経験した人は、それに伴う困難を中心に伝えましょう。

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就活でよくある悩み12選!解決策や先輩からのメッセージも紹介

就活を進めるなかで、メンタルや選考対策の悩みを抱えて、心が折れそうになっている就活生もいるのではないでしょうか?あなたの悩みは多くの先輩が通ってきたものなので、乗り越える方法はあります。

本記事では、就活生によくある悩みや、すぐできる解決策、先輩からのメッセージを紹介します。

なお、自分から企業にアプローチするのに疲れた方には、企業からスカウトが届くオファー型サービス「OfferBox」がおすすめです。あなたのプロフィールを見た企業から「会いたい」とスカウトがくるため、まだ知らない優良企業と出会える可能性があります。

実際に東証プライム上場企業のうち68%(※)が利用しているサービスなので、ぜひ活用してみてください。

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(※)OfferBox 2023年11月時点実績データより

就活の「メンタル・モチベーション」に関する悩み4選

就活中は、多くの学生がメンタルやモチベーションの悩みを抱えがちです。ここでは、よくある心の悩みを4つ紹介します。

  • 周りと比べて焦ってしまう
  • モチベーションが続かない
  • 親からのプレッシャーが辛い
  • 相談相手がおらず孤独を感じる

悩み1:周りと比べて焦ってしまう

友人やほかの就活生が内定したという話を聞く、「自分はまだ1社も内定が出ていないのに…」と焦りやすくなります。他人の物差しで自分を測ってしまうことは、不必要な焦りや劣等感を生む原因です。

SNSの就活アカウントを一時的にミュートするなど、情報を遮断しましょう。そのうえで、希望する働き方や大切にしたいことなど、あなたが設定した就活の軸を再確認してみてください。

もし周りと比べて焦ってしまう就活生の体験談を知りたい場合、こちらの動画をご覧ください。

悩み2:モチベーションが続かない

「内定獲得」という大きい目標だけを見つめ、日々の小さな進歩を見過ごしている場合、モチベーションが続きにくくなります。完璧主義な学生ほど理想と現実のギャップに苦しみ、やる気を失いかねません。

下記のように、数分から1時間で終わるレベルまで目標を分解しましょう。

  • 今日はES(エントリーシート)を1社だけ書く
  • 企業研究のやり方の動画を1本見る

クリアできたらカレンダーにシールを貼るなど、頑張りを可視化するのも大切です。

下記の記事では、ほかにも就活したくないと思う理由を紹介しています。

悩み3:親からのプレッシャーが辛い

両親や親戚から「大企業に就職してほしい」「まだ就職先が決まらないの?」と言われて、頭を悩ませる学生もは多いのではないでしょうか?

親世代と現代では、就活の複雑さや価値観が大きく異なることもあります。このギャップとコミュニケーション不足が、プレッシャーに感じる原因です。当然、親は自分の子どもの就職は気になるものです。

以下のように、就活プロセスの複雑さを説明してみましょう。

  • 現代の就活は、Webテストや複数回の面接が当たり前
  • 1社から内定を得るのに時間がかかる

あわせて「週に一度は進捗を報告するから、それ以外は見守っていてほしい」など、ルールを決めるのがおすすめです。

悩み4:相談相手がおらず孤独を感じる

「周りに弱音を吐きたくない」「相談できる相手がいない」といったことによって、孤独を感じる場合があります。

しかし、客観的なフィードバックを得ると思考が整理され、新たな視点や解決策が見つかるものです。思い切って以下を実施してみてください。

  • 大学のキャリアセンターの職員を壁打ち相手にする
  • 匿名で利用できる就活相談サービスを利用する

頼れる専門家やサービスを積極的に活用して、ゴールを目指しましょう。

>>【OfferBox】オファーを受け取り就活モチベーションを高める

就活の「準備・自己分析」に関する悩み3選

ここでは、就活の準備や自己分析を行う場面での悩み3選と、その解決策を見ていきましょう。

  • 何から始めるべきかわからない
  • やりたいこと・向いている仕事がわからない
  • アピールできる強みがない

悩み5:何から始めるべきかわからない

就活はやるべきことが多岐にわたります。全体像が見えないままでは、どこから手をつけていいかわからずパニックになるでしょう。

そのため、以下の順に着手するのがおすすめです。

  1. 大まかな就活スケジュールを作成する
  2. 自己分析で自分の軸を知る
  3. 就活サイトやアプリに登録する

就活情報サイトなどで就活スケジュールを確認し、エントリー開始や面接のピーク時期を把握して計画を立ててみましょう

以下の記事で新卒採用の基本スケジュールを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

悩み6:やりたいこと・向いている仕事がわからない

学生のうちに「やりたい仕事」を見つけられる人はごく少数です。やりたいことが定まらないまま、就活をしている人のほうが多いので安心してください。

まずは、自分の価値観を言語化するため、これまでの人生を振り返って以下を書き出してみましょう。

  • 得意なこと・できること
  • とくに楽しかった経験
  • 時間を忘れて夢中になったこと

「なぜ、あんなに楽しかったんだろう?」と深掘りするうちに、やりたいことが明確になってきます。

もし自己分析のやり方がわからないのも悩みなら、OfferBoxの適性診断ツール「AnalyzeU+」の利用がおすすめです。質問に答えるだけで、100万人のデータにもとづいて、あなたの強みや向いている職種などをグラフ化してくれます。ES作成やプロフィール作成に活かすことができるので、ぜひ以下から無料でご活用ください。

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悩み7:アピールできる強みがない

サークルの部長経験や留学経験などの強みがないことで、悩んでいる就活生もいるのではないでしょうか?企業が知りたいのは実績の華やかさではなく、その学生が「どのような状況で、何を考え、どう行動するのか」です

そのため、アルバイトやサークルなどでの経験について、下記を深掘りしてみてください。

  • なぜその仕事を選んだのか?
  • 困難だったことは何か?
  • どう乗り越えたのか?

他己分析のやり方は、こちらの記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

就活の「選考対策」に関する悩み5選

ここでは、就活の選考対策に関する5つの悩みと、その乗り越え方を解説します。

  • ESがうまく書けず通過しない
  • Webテストで落ちる
  • 面接で緊張して話せない
  • グループディスカッションで話せない
  • なかなか内定がもらえない

悩み8:ESがうまく書けず通過しない

ESの書き方がわからず、何社提出しても落ちてしまう悩みもあるでしょう。採用担当者は毎日多くのESに目を通すため、結論や具体性のない文章は最後まで読んでもらえない可能性が高いです。

下記のように、「結論→理由→具体例→結論」の順で書くPREP法を取り入れましょう。

項目
結論「私の強みは傾聴力です」
理由「相手の意見の真意を汲みとり、信頼関係を築くことができるからです」
具体例「実際に、サークル活動では対立する意見を調整し…」
結論「この傾聴力を活かし、貴社でも貢献したいです」

最初に結論を提示することで、読み手の興味を惹きつけつつ論理的に話を展開できます

自己PRやガクチカの書き方を詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

悩み9:Webテストで落ちる

Webテストでの失敗は、対策不足と時間配分ミスが原因であることがほとんどです。質より量をこなし、解答のスピードと精度を高めるトレーニングをしましょう。

SPIや玉手箱など主要なWebテストの対策本を1冊購入し、以下を実施してみてください。

  • 1周目:全体像を掴む
  • 2周目:苦手分野を特定する
  • 3周目:時間内に解く練習をする

苦手分野を重点的に対策することで、全体のスコアを効率よく底上げできます

Webテストのひとつである「TG-WEB」を詳しく知りたい場合は、下記の記事をご一読ください。

悩み10:面接で緊張して話せない

面接で頭が真っ白になるのは、自分を良く見せようとする完璧主義や準備不足が原因です。面接官が見ているのは完璧な言動よりも、学生の考え方や人柄、一緒に働きたいかどうかです。

まずは、「自己紹介・ガクチカ・志望動機」という3大質問だけでも、キーワードを覚えてスラスラ話せるように練習しましょう。多少言葉に詰まっても、一生懸命伝えようとする姿勢は必ず面接官に伝わります。

下記の動画では、面接で論理的に話せない就活生の悩みにアドバイスしています。あわせてご覧ください。

悩み11:グループディスカッションで話せない

グループディスカッションでは「何かすごい意見を言わなければ」などの思い込みから、発言できなくなる就活生もいます。

しかし、企業はチーム内での振る舞いや、目標達成に貢献する姿勢も重視しています。話すのが苦手なら、下記の役割を担当して、議論に参加してみましょう。

  • タイムキーパー(時間管理)
  • 書記(意見の記録と整理)
  • サポーター(頷きや質問で議論を活性化)

複数人の意見をまとめて要約しアウトプットしたり、肯定的な相槌を打ったりするだけでも、議論への貢献度は高いです。

グループディスカッションで評価されるポイントについて、下記の記事でより詳しく解説しています。

悩み12:なかなか内定がもらえない

お祈りメールが続くと、自分自身を全否定されたように思いがちです。しかし、あなたに能力がないからではなく、企業との相性や求めるスキルがマッチしなかっただけのケースが大半です。

これまでの選考を振り返り、どの段階で落ちることが多いのかを分析しましょう。そのうえで改善し、今まで見てこなかった業界や企業にも目を向けてみてください。

自分では探せなかった企業と出会うには、オファー型サービス「OfferBox」の活用もおすすめです。プロフィールを充実させておくと企業からスカウトが届くので、優良企業から声がかかるチャンスもあります。ぜひ以下から無料でご利用ください。

>>【無料】「OfferBox」で効率的に内定を目指す

就活生がよくある悩みを乗り越える3つのポイント

就活生が悩みを乗り越えて、状況を好転させる3つのポイントを解説します。視点を変えて、次の一歩を踏み出してみましょう。

  • 他己分析や無料ツールで自己分析をやり直す
  • 不採用の原因を振り返って対策する
  • オファー型サービスでスカウトをもらう

ポイント1:他己分析や無料ツールで自己分析をやり直す

就活で行き詰まりを感じたら、他己分析や自己分析をやり直しましょう。ES作成や面接がうまくいかない悩みは、自分を深く理解できていないことが原因だからです。

まずは、客観的な視点を取り入れる他己分析からはじめましょう。親しい友人・ゼミの仲間・家族・アルバイト先の先輩など、さまざまな関係性の人に聞くと、多角的なあなたが見えてきます

「就活の参考にしたいので、率直な意見を聞かせてほしい」と目的を伝えたうえで、次のように質問してみてください。

  • 「私の長所と短所は、それぞれどんなところだと思う?」
  • 「私はどのようなときに一番いきいきして見える?」
  • 「私の弱みで、見方を変えれば強みになりそうな点はある?」

また、自己分析ツールの活用もおすすめです。一から自己分析をする手間が省け、効率的に自分への理解を深められます。

たとえば、OfferBoxが提供する「AnalyzeU+」が一例です。100万人の診断データにもとづき、あなたの社会人基礎力や活かせる強みを可視化してくれます。

出典:株式会社i-plug「【AnalyzeU+】あなたの強みが丸わかり!!OfferBoxの自己分析ツールの活用法

診断結果で示された強みを、具体的なエピソードと結びつければ、説得力のある自己PRを作成しやすくなります。ぜひ以下からご活用ください。

累計100万人の診断結果に基づく適性診断!OfferBoxに登録してAnalyzeU+を受ける

>>【無料】AnalyzeU+で自分の本当の強みを見つける

ポイント2:不採用の原因を振り返って対策する

選考で落ち続けるときは、不採用の原因を振り返り、具体的な改善アクションにつなげることが重要です。自分の弱点を分析して対策を講じると、選考の通過率も上がっていきます。

具体的には、書類提出や面接が終わったらすぐに、聞かれた質問と自分の回答をメモする習慣をつけましょう。そして不採用通知がきたら、そのメモを見ながら企業ごとに下記を分析します。

  • どの選考段階で落ちたか?(例:書類選考、一次面接)
  • 考えられる原因は?(例:志望動機が浅かった、逆質問ができなかった)

もし「一次面接での受け答え」に課題があるとわかったら、下記のような改善アクションにつなげます。

  • キャリアセンターで模擬面接を申し込む
  • 友人との会話で結論から話す癖をつける

このように、分析と具体的な行動をセットにすることが大切です。失敗経験を成功へのデータに変えて、着実に内定へと近づいていきましょう。

もし面接で落ちることが多いなら、下記の記事をお役立てください。面接官に好印象を与えるコツや話し方の例を紹介しています。

ポイント3:オファー型サービスでスカウトをもらう

自分からアプローチし続ける就活に心が折れそうになったら、オファー型サービスを活用して、見つけてもらう就活に切り替えてみましょう

あなたの自己PRやガクチカを登録しておけば、プロフィールに興味をもった企業から直接スカウトが届きます。自分では見つけられなかった優良企業や、意外な業界との出会いが期待できるのがメリットです。

出典:株式会社i-plug「オファー型就活「OfferBox」とは?

また「企業から評価されている」という感覚は、就活で下がりがちな自己肯定感を高めてくれるでしょう。

もしどのサービスを使うか迷う場合は、就活生の22万人(※1)が利用している「OfferBox」がおすすめです。東証プライム上場企業のうち68%(※2)が登録しているので、大手企業の選考を受けるチャンスがあります。実際に、下図のとおり学歴によるオファー受信の偏りがないことも特徴です。

出典:株式会社i-plug「データで見るオファー型就活

書類選考をクリアした状態で選考が一部免除されることもあり、ESがうまく書けない就活生にもおすすめのサービスです。ぜひ以下から無料でOfferBoxをご利用ください。

>>【無料】「OfferBox」で就活を効率的に

(※1)OfferBox 2026年卒利用実績データより(2025年5月時点)
(※2)OfferBox 2023年11月時点実績データより

就活の悩みを乗り越えた先輩たちからのメッセージ

ここまでさまざまな悩みと解決策を紹介しましたが、今まさに悩んでいるあなたは「本当に乗り越えられるのかな」と不安に感じているのではないでしょうか?

しかし、安心してください。社会で活躍している先輩たちも、皆あなたと同じように悩み、迷いながら就活を乗り越えてきました。ここではOfferBox利用者のなかから、先輩たちのリアルな応援メッセージを紹介します。

Y.Mさん

「就活で内定をもらうことはゴールではなく、その後の自分の人生をより良いものにしていくための過程のひとつです。上手くいかないことがあっても焦らず、美味しいご飯を食べて温かいお風呂に入ってぐっすり眠って、健康に気を付けて自分の機嫌をとりつつ進めていけば絶対に大丈夫です!」

引用:OfferBox「就活ボイス」Y.Mさん

N.Hさん

「就活中は、周りと比べたり自分をよりよく見せようとしてしまいがちですが、ありのままの自分で就活するのがおすすめです!繕った自分で就活してしまうと、ずっとその自分でいなければいけなくなって、辛くなってしまいます。」

引用:OfferBox「就活ボイス」N.Hさん

S.Iさん

「就活は選択肢が無限大にあり、自分の取捨選択によって決まるため責任感を強く持つ必要があります。自分の行動が正解か不正解か分からなく不安になることもあると思いますが、分からなくて当然です。これから正解にしていけばいいのです。」

引用:OfferBox「就活ボイス」S.Iさん

H.Oさん

「就職活動を人生で初めて経験しましたが、内定までにはかなりの時間がかかったように思えました。ですがマイナスな点という点ばかりではなく、改めて振り返ると「自分自身」という存在に初めて気づき、知ることができる、非常に良い時間を味わうことができたように感じました。

ですので、「就職活動」という事柄に対して、ネガティブな気持ちを持つのではなく、自分自身の成長の糧を体現してくれた唯一無二のものだと捉えることが大事です。」

引用:OfferBox「就活ボイス」H.Oさん

Y.Yさん

「もしも就活が長引いたり、いくつも面接に落ちたりしたとしても自分には価値がないんだなどとは絶対に考えなくていいです。むしろあなた自身を本当に見てくれる企業と出会うための準備期間、あるいはそれを邪魔するものが減ったのだと考えてみてください。

そして、「就活をしてる私えらい!」という考えを持って、無理をせずに程々に頑張ってみてください。」

引用:OfferBox「就活ボイス」Y.Yさん

このように、内定を獲得した先輩たちも試行錯誤を繰り返したからこそ、自分にマッチする企業と出会い、納得のいく結果を掴んでいます。諦めずに自分と向き合い、行動を続けているうちに、必ずあなたを見てくれる企業と出会えるでしょう

先輩たちの失敗談も知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

まとめ

本記事では、就活生が抱える12の代表的な悩みについて、原因から解決策までを解説しました。

周りと比べて焦ったり、選考に落ちて自信を失ったりするのは、あなただけではありません。大切なのは、1人で抱え込まずに悩みの原因を理解し、自分のペースで一歩ずつ対策を進めることです。悩んだ経験は、あなたを強くする貴重な糧となります。

もし、自分から応募先を探し続けるのに疲れたら、企業からスカウトが届くオファー型サービス「OfferBox」の利用がおすすめです。知らなかった優良企業との出会いが、現状を打破するきっかけになる可能性もあります。

プロフィールを80%以上入力すると平均41件(※)のオファーが届くので、モチベーションも向上するでしょう。納得できる就活にするためにも、ぜひ以下から無料でご利用ください。

AnalyzeU

(※)OfferBox 2023年卒利用実績データより

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